鈴林です。発売してだいぶ経つけど、野生のラスボスが現れた!黒翼の覇王2巻の感想とネタバレです。

今更~~! マジで今更感があるけどすみません。もう漫画を積んでしまう癖が抜けない…。ドラマとかは見るんだけどね。漫画読むのもじっくじっくり時間かけるようになって、時間かかるから…後回しになってしまってた…!!

今はどんどん異世界転生ものがコミカライズされて、アニメ化もされてるから野生のラスボスもなりそうな気がするんだよね。

ネトゲ詳しい人ならよりハマりやすいと思うし。今の漫画でよくあるエロネタも少ないから、良いと思うの!!

野生のラスボスが現れた!黒翼の覇王 ネタバレ 2巻

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野生のラスボスが現れた!黒翼の覇王 2巻 ネタバレ

6話 一撃

あれは七英雄の1人ミザールのプレイヤーとチャットをしていたときのことだった。

お供モンスター2人の姿を与えるスキル、擬人化スキルを取ったのでモンスターの人間形態について相談していた。

ミザールのプレイヤーに相談すると、「美少女にしよう」と言われる。「アリエスは男です」と言ったがミザールは「時代は男の娘だぜ」と返してきた。

…こうしてアリエスの擬人形態は、性別詐称と化してしまった。アリエスも落ち着いたので観察眼のスキルでアリエスのステータスを確認する。

レベルはゲームと同じ800。お供モンスターは主よりレベルが高くならない設定はそのままのようだった。

「俺」の記憶よりアリエスの能力が少し上昇しているようだった。確かアリエスのHPは68,000だったはず。

アリエスなりに200年頑張ってきた結果と言うことか。

「簡潔に言おう。余は現在12晴天を手元に戻す旅の最中だ。アリエス、其方が1人目だ。改めて言おう。余についてこい。異論は認めぬ。」

そう言うと、アリエスは泣きながら
「また僕が1人目なんですね! すごく嬉しいです! はいっ! 喜んで!」
と言って、ルファスの胸に飛び込んだ。

「また一緒に頑張りましょうルファス様! それと…そこの見知らぬ人もよろしくお願いします!」

アリエスはディーナの事は全く覚えていないようだった。

ディーナは笑いながらも凄んでアリエスに迫るが「もしかしていつも背景と同化してた影の薄い人!」と言ってさらにディーナを傷つけた。

そもそもディーナに会話ができたことが意外なようだった。

ルファスはそれを見て、自分も同じように「お前誰だっけ」と聞いてしまったことを思い出す。

ディーナの事はさておきアリエスになぜスヴェルを侵略したのか問い掛ける。

私アリエスにとってルファスを裏切った人間たちは許せない存在だった。ルファスが魔神族の恐怖がない世界を目指していた。

しかし人間たちはルファスの理想を踏みにじり、台無しにした。もしルファスがいれば今のようにはならなかった。
その戦犯が英雄として崇められている。アリエスにはそれが耐えられなかった。

ルファスはそれを聞いて、アリエスの動機はルファスへの忠義によるものだと判断した。それと同時に『そこまで慕われていたのか』と驚く。驚きと同時に嬉しくもあった。

しかし、メグレズに言われた「アリエスの裏に糸を引いている者がいる」という言葉も引っかかる。

言いよどむアリエスに、

「余は復讐を望んでおらぬよ。だが仇を討とうとする其方の想いは嬉しく思う。だからこそ、余は其方の想いを利用した輩を放ってはおけぬ」

と伝えた。

 

アリエスの口から出た名前は、「魔神族、七曜のマルス」

数年前にアリエスの元へやってきて、毎日「一緒にスヴェルを落として主の仇を討とう」と囁いていたらしい。ルファスは「七曜」という名前に聞き覚えがなかった。

ディーナが突然空間の穴から現れ説明を始める。

七曜とは、魔神族が抱える7人の将軍格の呼び名。現状、魔神王とその息子を除けば魔神族の最高実力者と言っても過言ではないとのことだ。

スヴェルから北にあるゲイル火山では、たくさんのモンスターを集めた七曜のマルスが高台に立っていた。

「レヴィアは大幅に弱まった。これでようやくスヴェルも落ちる。
お喜びください魔神王様。これでまた貴方様に歯向かう愚かな英雄が1人、消えることとなります。」

魔神族、七曜 火のマルス。
マルスにとって、レヴィあとメグレズはとても厄介だった。メグレズ達を打ち崩す手段を探す中でアリエスをみつけ、渋るアリエスを時間をかけて説得し復讐心を煽った。

集めた精鋭と、アリエスで再び総攻撃を仕掛ければ確実にスヴェルを落とせると踏んでいた。
そしてその功績があれば、七曜の誰よりも魔神王の信頼を勝ち取れる…とマルスは確信していた。

「アリエスの奴…遅いな。何をしている?」

ドッ
ドドドドドッ

突如として襲われるマルスの軍勢。どこから襲われているのかもわからない。

「人間か…? 馬鹿な…精鋭の魔物たちだぞ!? 何者だ…!?」

「其方が七曜か?」

マルスが見下ろした先には、フードを被ったルファスとルファスに隠れたアリエスがいた。

青い肌と白黒反転した瞳。ルファスは一目で、目の前にいる男の子が魔神族だと判断した。

「その虹色の髪…アリエスか!
これは何の真似だ? なぜ人間と一緒にいる。人間たちへの恨みはどうした? スヴェルを落として主の仇を討つんじゃなかったのか!?」

マルスは髪色で、目の前の少年をアリエスと判断したようだった。マルスの問いにアリエスが答える。

「勘違いしないでほしい。僕は今も人間を許せないし、七英雄は殺したいほど憎い。
だけど僕が復讐を果たしたところで誰が喜ぶ? それはルファス様ではなく、君たち魔神族だ。
ルファス様の目指した理想はそんなのじゃない。そんなのルファス様も望んでない。
僕はもう迷わない。今ここで君を止める!!」

アリエスの決意に、マルスは「あっそう」と粗雑に返した。

マルスはアリエスに迷いがあることなど理解していた。
十二星天アリエスはレヴィアに対しての切り札だったが、今となってはもう用済みだった。

魔神族に対して、魔神王に対して歯向かうアリエスに襲い掛かるマルス。
アリエスはそれを迎え撃とうとするが、ルファスとの闘いの傷がまだ癒えておらず戦える状態ではなかった。

アリエスを心配するルファス。
しかしアリエスは「僕が責任もって倒しますから、どうか後ろに控えててください!」と」言って譲らない。

それを見てマルスはさらに襲い掛かる。

「仲間の心配もいいけどさ、魔神族の七曜であるこの僕に勝てるかな?」
そう言って、手持ちの武器を構え名乗りを始める。

「刮目し、瞠目(どうもく)せよ! 七曜が一人、氷炎の魔神マルスの秘儀!
氷牢炎獄夢幻 瞬神魔神剣!!」

フードを被ったルファスの周りをすごい速さで飛び回りながら、ボスっぽくセリフを続けるマルス。

「この双剣こそは我が象徴。我が手足。我が秘奥。
見よ、我が右手に握られしは煉獄の剣。その刃は如何なる肉も断ちその焔は魂までも焼き尽くす。」

と、つらつらつらつらと…更に長くマルスの口上は続く。

「五月蝿い」
ポコ☆

七曜マルスの「秘儀」を、魔神族の主力マルスを、ルファスは何の変哲もないただのパンチで倒した。

マルスは吹っ飛びながら、自分を倒した人物を見る。

「ルファス・マファール…?」

7話 対面

「これが七曜…この程度で幹部なのか? 見たところレベル300しかないようだが」

あっさりと七曜を倒してしまったことで拍子抜けしていると、ディーナがひょっこり空間の穴から出てきて説明を始める。

「魔神族の質も下がっているということです。確かに人類は魔神王に負けましたが、魔神族だって無傷じゃありません。
向こう側も実力者のほとんどを失っています。でなきゃとっくに世界は滅ぼされてますよ。」

実際、ルファスはマルスを火山の反対側まで吹っ飛ばしてしまっていた。

ディーナの説明で、俺の疑問の一つが解けた。
前に『どうやってこれで均衡を保っているんだ』と思ったが、よく考えてみれば、当時そのままという仮定そのものがおかしかったんだ。

あの大勢いた高レベルプレイヤーたちが全滅するような戦いだったのであれば、それは向こうも大打撃を受けてなきゃおかしい。

『ん…? となるとこの世界…魔神王さんくらいしか、俺と戦えないんじゃないか?』

 

 

「というわけで、アリエスは無事倒した。ついでに七曜のマルスとかいう奴がチョロチョロして鬱陶しかったので殴り倒しておいたぞ。安心するといい」

スヴェルは未だ、兵の手当てなどで手一杯の様子だった。
そんな中、ルファスはフードを被ってメグレズに事の次第を報告する。ルファスの端的な説明を聞いて、

「私たちの数年間の苦労は一体…」と悲しそうな顔をするメグレズ。

メグレズは、ルファス、そしてルファスに隠れる虹色の髪の子…アリエスも自分の屋敷に招く。

メグレズの屋敷に着くと、「服を着たオークが現れた!」とでも言うような、心の醜さが表に出た貴族たちがメグレズを出迎える。

彼らは口々にメグレズを心配するような言葉を並べるが、要は「お前に何かあっては私たちはどうなる」という内容だった。

メグレズはそれを見て、軽蔑するような視線を送り先に進む。

「どうだ、呆れたものだろう。あれが国を守るべき上層部だ。自分の身の安全と上の者に取り入ることしか頭にない。」

メグレズは、それをルファスに見せたかった。自分の過ちの証を、ルファスだからこそ見てもらいたかった。

メグレズの部屋に入り、もう監視の目も無い。ルファスは顔を見せる。

「やはり君だったか、ルファス」

これで、俺の目標の一つは達成できた。しかし後はメグレズが、俺と同じプレイヤーかどうかを確かめる必要があった。
自分と同じ境遇の仲間であることを祈る…。

「旧き友、メグレズよ」

そう言ってメグレズを見ると、メグレズは驚いたような悲しいような顔をしていた。
違う。こいつは違う。

お前はこの世界の住人なんだな。だからそんな眼で俺を見るんだ。
俺と同じプレイヤーなら知っている。七英雄とルファスの戦いは同意の下で行われたものであって、裏切りなどではない。

中身が俺と同じならあんな顔はしない。そんな眼を向けるのは、メグレズがこの世界の住人だからだ。
これは少し…かなり凹む。

しかしそれは表には出さず、ルファスとして会話続ける。

「其方もそんな顔を余に向けるのだな。其方は余の知るメグレズではないのだな」

自分の想いがかなわなかったことも含めそう言うと、

メグレズは
「何故今になってこの世界に蘇ったのだ? 落ちぶれた私たちを嘲笑いにきたか?」
と悲しそうに言った。

メグレズの様子に違和感を感じる。
過去の怨敵が登場したとあれば敵対するのが当たり前だ。なのに…図書館の七英雄を批判する本、先ほどの貴族たち、そしてアリエスの言葉…。

ルファスはある考えに思い至った。

「この国の図書館を見たが、やけに七英雄を批判する本が揃っていたな。あれは其方が揃えさせたものだな?
其方は賞賛よりも暴言を望んでいると見える。
もしや其方、余を倒したことで魔神族の侵攻を許したことに対し、責任を感じているのか?」

ルファスの言葉は的を射ていたのか、メグレズは何も言わない。

ルファスはメグレズを待たず続ける。

「勝ったのならば誇ればいい。しかし其方は勝利を恥じ、恐れ悔いている。
自責の念に潰されそうで、されど立場故に悔いを吐き出すこともできず、尊敬が何より鋭利な刃となるのだろう。
だがな…其方が正しいと思う道を進めばいい。それに余は負けたとはいえあの闘いを恥じても悔いてもおらぬ。

少なくとも、余の知るメグレズという男はそうであった。」

ルファスの言葉を受け、メグレズは助けを乞うように返す。
「君は私たちを恨んでいないのか? あの時君は理想に手が届きそうだったが、それを台無しにしたのは私たちの裏切りだ。
君はそれを憎いと思わないのか?」

俺には憎いだのなんだのという気持ちは無い。
俺にとって、あの闘いはゲームであり実際に体験したことではない。

しかしルファスだったらどう返す…? ここは変に考えずに俺なりの返答をしてみることにする。

「民に反乱を起こされたのなら、それは余が王に相応しくなかっただけのこと。其方らが余に不満を感じ決起したならば、余の器が足らなかったということだ。其方らを恨む理由など一つとしてない。
だから其方も己を責め続けるのは止めよ。痛ましくて見ておれん。其方はこの国の者たちにとっては英雄なのだ。

堂々としておれ。200年前と同じようにな。」

ルファスの言葉で、メグレズは200年前…ルファス・アリオトと一緒に酒場で飲んでいた時のことを思い出す。
当時のメグレズは若く、エルフは引きこもってばかりではなくもっと広い世界を見るべきだという持論だった。

そしてメグレズはエルフが堂々と暮らせるような国を作りたいと、森の奥ではなく都会的な国で証明したいと語っていた。

そしてその夢を聞いて、「ならば私は世界制覇だ!」と応えるルファス。それを聞いて大笑いするアリオト。

3人でテーブルを囲み、酒を飲んだ記憶がメグレズを優しい顔にした。

「忠告痛み入る…ありがとう」

ルファスは、レヴィアを錬成しなおす。今のメグレズでは、減ってしまった最大HPは戻すことはできなかった。
メグレズに「これからどうする気だ?」と聞かれ、十二星天を全て手元に戻すつもりだと答える。

ディーナが次の目的地を教えてくれる。
次は、黒翼の王墓。十二星天「天秤」のリーブラが守護している。

「名前からして余の墓っぽいな…」
というルファスに「っぽいのではなく、実際ルファス様のお墓です」と教えてくれる。

今から190年前、ルファスを慕っていた者たちが作り上げた世界最大規模の建造物で全108階層あるらしい。リーブラは最上階でルファスの生前の武器・財産をずっと守護しているらしい。

メグレズもリーブラの噂は聞いているようだった。最上階に近づく者を問答無用で排除しているらしい。ルファスの墓に保管してある武器は全て伝説級。人類が逆転できる可能性を十分に秘めていた。

メグレズは「恥知らずな頼みだが…」と前置きをしてから、使わないと思った武器を置いて行ってほしいとルファスにお願いする。それだけ人間側の状況は切迫しているのだ。

メグレズのお詫びも込みで、ルファスは新しい変装セットを手に入れた。
伊達メガネに迷彩アイテムの包帯。巻いた部位は見えなくなるので、そのおかげでルファスはセルフ拘束プレイから抜け出すことができた。

メグレズは生真面目だ。これからも悩むだろう。しかし勝者に悩まれては、負けた側の俺の立場もない。

メグレズに柔らかな笑顔で見送られ、メグレズの屋敷を後にした。

スヴェルを出る際、ガンツにも挨拶をしてから出ていく。

俺の目的は、十二星天を回収し、七英雄が俺と同じプレイヤーかどうかを確かめること。今回アリエスの回収には成功したが、メグレズはプレイヤーではなかった。

生き残りの七英雄はあと2人。まだ可能性は残っている。そして次の目的地は、黒翼の王墓。

俺の旅は、まだ始まったばかりだ。

 

火山の反対側までふっ飛ばされたマルスは、まだかろうじて生きていた。魔神王が恐れていたルファスが帰って来たことをなんとか伝えようと震えながらも這いつくばって進んでいる。

 

「あら、まだ生きてたんですか? 役目を終えた役者はきれいに退場しないと。それが、ゲームのルールです。

さようなら、マルス。哀れなお人形」

 

そう言って、ディーナに似た後ろ姿の人物が…マルスを消し去った。

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8話 探索

「カウント開始 10...9....8....」

「待ってくれ十二星天! 我々は戦いに来たのではない!!」

 

番人に対し、ボロボロの様子の人間はなんとか説得しようとしている。「人類は魔神族に追い詰められている。人類が勝つためには、黒翼の遺産が必要だ」と言っているが、番人の心には響いていないようだった。

「排除条件に抵触。プログラムセレクション  ブラキウム」

 

光と共に、説得していた人間たちは消えた。

 

ルファス一行は、移動のためにルファスが作ったキャンピングカーのようなゴーレム:田中 に乗って旅を続けていた。ディーナの転移魔法でひょいひょい移動できそうだが、生き物を運ぶには色々と制約があり、とても面倒のようだった。

ゴーレム田中のレベルは200。喋ることもできる。

 

次の目的地は、黒翼の王墓。そこにいる十二星天「天秤」のリーブラの回収が目的だった。

黒翼の王墓の見た目は、どう見てもピラミッド。ミズガルズにおける最難関ダンジョンとされ、全108階層ある。

ルファスの墓の周りに村があり、それについてディーナに尋ねると…「有名な偉人のお墓なんて、後世においては観光地になるものなんですよ」と言われる。俺にも思い当たることがあった。

アリエスはそれを聞いて、「ルファス様、任せてください! 僕があの者たちを蹴散らしてみせます! ルファス様のお墓を荒らすために集まるなんてとんでもない!」と正に文字通り怒りに燃えている。

大きな羊になって暴れる前に、アリエスを止めるルファス。

『危ない…。こいつ、俺がらみだと結構アレだな…。十二星天ってもしかしてこんな連中ばっかりなんだろうか?』

 

さっそく王墓の入り口に行ってみると、たくさんの人でにぎわっていた。しかしどうも様子がおかしい。

聞いてみると、2カ月前に国から派遣された調査隊から毎日あるはずの定時連絡がまだ来ていないらしい。調査隊に何かあったのではないかとざわざわとしている。

定時連絡が来るはずの時間から5時間も経っているようだった。昨日は最上階付近に到達した、と連絡があったらしいが…未だに何もない。

つい先ほども、4人の冒険者が王墓に入っていったようだ。「無茶しやがって…」と皆口々に言っている。

 

恐らくリーブラにやられてしまった。

ルファスとアリエスの見立ては同じだった。最上階に到達すると同時にブラキウムを発射されたのではないか…と俺もアリエスも考える。

 

十二星天「天秤」のリーブラ。エクスゲートオンラインでも最強に匹敵するゴーレム。その素材ベースは、ゲーム中に二つと存在しない「選定の天秤」

これを元に、ルファスと七英雄の1人で鍛冶王とも呼ばれるミザールとの共同製作で作られた、スーパーゴーレム。そして攻撃面を語るなら恐らく十二星天最強だった。

選定の天秤を入手する時に戦う「女神の天秤」というボスキャラの凶悪固有スキルを引き継いでいるためだった。

固有スキル
ブラキウム
防御スキル貫通の絶対命中99,999 固定全体ダメージ

『この墓の難度はわからないが、最上階まで行った調査隊は優秀だったのだろう。しかし、最上階にリーブラがいる限り、勝ち目は絶対にない。

たどり着いた優秀な冒険者を、リーブラは殲滅し犠牲者を増やす。ただでさえヤバい人類の戦力が更に減ってしまう…。俺が…俺がリーブラを止めるしかない』

 

「よし、行くぞ2人とも」

「はい!」

「リーブラは無理ですけど、雑魚くらいなら僕にお任せください!」

 

ディーナとアリエスを連れて、王墓に入ろうとすると、入口近くにいた人に止められる。

「調査隊は国が認めた50人の凄腕で構成されていた! そいつらですら無理だったんだぞ!」

親切なその男の言葉を受け流し、ルファス達は王墓の中へと入っていった。

 

アリエスが小さく灯したメサルティムを松明(たいまつ)のように使い道を照らす。進んで行くと、ゴーレムがルファス達を出迎えた。

ルファスが七英雄との決戦の時に大量に量産したものだと、ディーナが教えてくれる。あの決戦の後に残った大量のゴーレムが王墓の中に眠っているらしい。

ルファスのゴーレムだけあって、攻撃する意思が感じられなかった。

200年経った今でも、ルファスを主だと認識してくれていることに喜びを感じつつ、楽に最上階まで行けそうだと思っていると、

 

ゴッ!

 

とディーナに攻撃をしだすゴーレム。ディーナはゴーレムにも覚えられていないようだった。

仕方がないのでディーナを助けようとすると…

 

「おっとぉ! そうはさせねぇぜ!!」

「大丈夫ですか?」

「ここは俺たち、『鷹の瞳』に任せな!」

「ゴーレムは俺たちが倒す! 行くぞ!」

と入口で聞いた、例の冒険者4人が現れた。

 

ルファスの観察眼で彼らを確認すると…

ジャン
レベル:38
種族:人間
クラスレベル:ウォーリア 38
ニック
レベル:35
種族:人間
クラスレベル:ライト・ウォーリア 35
リヒャルト
レベル:35
種族:人間
クラスレベル:ヘビィ・ウォーリア 35
シュウ
レベル:36
種族:人間
クラスレベル:アーチャー 36
量産型ゴーレム
レベル:150
種族:人造生命体
HP:9100

ステータスの差を見て、ルファスは「無理だな」と悟った。

「アリエス」

名前を呼んだだけで、アリエスは自分に求められていることを感じ取った。走り出たかと思うとメサルティムをまとった右腕で瞬く間にゴーレムを倒す。

 

「すっげげえええ! お嬢ちゃん今のどうやったんだ!?」

 

アリエスの活躍を見て、ジャンがアリエスの両手を掴んで、ずいっと近づいてくる。ルファスはアリエスを庇いつつ、アリエスが男であることをジャンに告げた。

その後4人の自己紹介があったが、見事に前衛ばかりのパーティだった。ルファス達も自己紹介をする。

流れで3人とも「自由商人のレンジャー」ということになってしまい、前衛だらけのバランスの悪いパーティリーダーに「すげぇバランスの悪いパーティだな」と言われてしまった。

 

「全員レベルは高い」と伝えると「見た目は華やかなのにすごい脳筋パーティだな」と言われてしまう。俺は、ジャンの頭に特大のブーメランを突きさしたい衝動に駆られた。

なんとジャンは「戦力不足だろう。俺たちも一緒に行ってやるぜ!」と言い出した。

ルファスは断ろうとするが、ディーナは「使えるものは使いましょう」と言って、ジャン達と一緒に行くことを『利用』するようだった。

進む途中、幾度となくジャン達をピンチが襲うが、全てルファス・ディーナ・アリエスがそれとなくそのピンチを救っていた。

 

そうこうしている内に黒翼の王墓106階までたどり着いた。

そこには連絡が途絶えた調査隊…だと思われる者たちの死体と、ゴーレムとが一緒になって倒れていた。

「相討ちか…」とジャン達は言うが、俺にはそう思えなかった。

そこに倒れているのは、俺が作れる最高レベルのゴーレム、レベル600のゲートキーパー。倒れている者たちが囮となり、他の仲間を進ませたんだろうと想像がついた。

では何故、レベル600のゴーレムが敗れたか…。ゴーレムには自動回復手段がない。

200年分のダメージ…人類だけでなく魔神族の攻撃などが蓄積され、壊れてしまったのだろう…。

 

先に進もうとするジャン達に、「其方らはここに残れ」と告げるルファス。

「余以外はリーブラの初撃に耐えられん。あやつのブラキウムは、其方らを30回は消し飛ばしてお釣りがくる」と続ける。

ジャンは、ルファス達の並外れた強さに気づいていたようだった。隠れてルファス達が助けてくれていたことも気づいている。

ルファスは、正体を突き止めようとするジャンの言葉に「答える義理は無い」と吐き、先に進む。

 

一人階段を登り、最後の部屋に着く。

そこには、薄茶色の髪にカチューシャをつけ…ところどころ敗れたメイド服に、剥き出しになった関節部のリーブラがいた。

「侵入者を確認。10秒以内にこの場を去ることをお勧めします。従わぬ場合、この覇道十二星天「天秤」のリーブラ、武力を以て排除いたします」

9話 回収

リーブラはブラキウム発射に向けてカウントダウンを始めたが、ルファスは動じずに変装用のメガネを外した。

ルファスの素顔を見て、リーブラのカウントダウンが止まる。

 

「久しいなリーブラ。余の顔を見忘れたか?」不敵に笑ってリーブラに話しかけるルファス。

「ルファ、ス、様? 照合…生体データ一致…状況推察…あの戦いでの生存確率……」

 

リーブラは死人がいきなり出てくるという未知の事態に遭遇し、混乱を起こしていた。190年の間ずっとルファスの墓を守り続けてきたリーブラを見て、道中居たゲートキーパーを思い出す。

リーブラはまだ間に合う。そう思った。

 

「其方には休息が必要だ」

 

そう言って一歩踏み出すと、それだけでリーブラは反応する。

「警告! そこから一歩でも近づいた場合、排除条件に接触します!」

「構わん!」

 

ルファスはリーブラの警告に強く答え、更に一歩踏み出した。もう一歩、更にもう一歩進む…リーブラは動かない。ただ足音だけが響く。

決心を決めたように「プログラム セレクション」と言った。

ブラキウム発射のためだけの隔離空間。防御スキル貫通の絶対命中99,999固定全体ダメージ。俺にとっては、この世界に来てからの初の大ダメージ。

 

ブラキウムが発動する。

 

リーブラを中心にして大きな光、爆発が起き俺を痛みと熱が襲う。自分のHPがすごい勢いで減っているのを感じた。しかし、

『俺(ルファス)にとっては耐えられないほどじゃない』

 

ブラキウムを体に受けながらも、一歩、更に一歩と足を進める。ルファスは笑みすら浮かべながら、ブラキウムに耐えきった。335,300あったHPも、235,301に減っていた。

リーブラの目の前まで来たルファス。リーブラは未だ止まらず、左手から剣を出しルファスに襲い掛かった。ルファスはそれを避け…、スキル:オールリペアをリーブラに向けて使用する。

スキル:オールリペア
ゴーレムのHPを完全回復させる単体用ゴーレム限定回復スキル。
(直すには術者の所有物でなくてはならない)

リーブラの傷、破れたメイド服まで完全に修復された。リーブラは、ようやく目の前にいる人物を本物のルファスだと信じた。

「状況判断。ルファス様本人である確率 100%…ルファス様本人であると確定。王墓防衛の任務を解除します」

そう言ってリーブラは倒れ込んでしまう。リーブラを抱きとめるルファス。

 

リーブラを大人しくすることはできたが、部屋を出たところで待っているジャン達に何と説明すればよいのか悩む…。おそるおそる戻ると、前と変わらない様子でアリエスとディーナが待っていた。

どう言い訳したものか悩んでいると…ジャン達4人が空をみつめ、操られているようにボーっとしている。

ディーナに聞くと「言及されて面倒だったので、少し暗示をかけたんですよ」と軽く答えた。ディーナができることの幅広さに驚くルファス。

記憶を操作して、始めからルファス達とは出会わず王墓もジャン達が攻略したことにしたらしい。

リーブラについては、到着した時点で既に大破していて、調査隊によって刺し違えられていた…というのがディーナが刷り込んだストーリーだった。

 

「其方もしや…最初からそのつもりで同行させたのか?」

「足手まといをわざわざ連れて行く理由がどこに?」

 

舌を出して黒く笑うディーナ。ジャン達4人をその場に残し、ルファス達は最上階へと足を踏み入れる。

そこにはこれまでルファスが集めたであろう物が、ガラクタも含めたくさん納められていた。リーブラ、そして遺産を回収し外に出る一行。

 

眠ったままのリーブラに「リーブラよ、起きろ」と命じるとリーブラは目を開ける。

「おはようございます。マイマスタールファス様」

そう言って、メイド服が似合うおじぎをする。

十二星天リーブラ
レベル:910
種族:人造生命体
属性:金

俺の記憶の中のステータスと全く変化が無かった。

リーブラも、アリエスと同じくディーナのことは少しも記憶していなかった。ディーナについて該当メモリは存在せず…。200年の経年劣化により一部破損データがあり、恐らくそこにディーナのメモリが格納されていたのでは…と推察するリーブラ。

修復には時間がかかるので、それまではディーナを「暫定」参謀と記憶することにするリーブラ。

 

リーブラはゴーレム。リーブラの忠誠を今更疑うようなことはしない…。

 

「アリエスにも言ったが、余は現在十二星天を手元に戻す旅の途中で、其方は2人目だ。

余についてこい。そしてその力を存分に役立てて欲しい。それが其方の新しい任務だ」

そう言って手を差し伸べるルファス。

 

「ルファス様。天秤のリーブラ、変わらぬ忠誠をルファス様に誓います。このリーブラもルファス様の旅にお供します。不束者ですがよろしくお願いします。」

 

覇道十二星天「天秤」のリーブラが仲間になった!

10話 記憶

回収した十二星天は、「牡羊」のアリエスと「天秤」のリーブラ、2人になった。残る十二星天全てを回収となると先はまだ長い。

次なる目的地は、現在地から2000km西にある山。そこには「乙女」のパルテノスが小さな集落を作って住んでいるという。

 

「そこに元々住んでいた天翼族をパルテノス様が無理矢理追い出して無人の聖域に変えて占拠しています」

ディーナの言葉を聞いて、またしても力が抜けるルファス…。追い出された天翼族は、七英雄の1人メラクが立ち上げた国ギャラルホルンに暮らしている。

距離的にはギャラルホルンの方が近い。メラクが俺と同じプレイヤーの可能性もある。ルファス一行は、先にギャラルホルンに向かうこととなった。

 

ギャラルホルンに着いた頃は、もう真っ暗になっていた。建物という建物が全て崖に面して建てられている。そして山の両側に白と黒の町が並んでいて奇妙な景色だった。

ディーナに聞くと…「どうもこの国は、蓋地の派閥に別れて軽い内戦状態に陥っているようです」と話す。

純白の翼こそを天翼族の誇りとしてそれ以外を認めない「白翼至上主義」そしてそれに反発する「混翼推進派」の二つがあるらしい。

 

内乱が起きている、と聞いて「メラクは何をしている?」と問いかけるルファス。メラクは中立に立ち、両者の争いを止めようとしているらしいが民を制することができていないようだった。

それを聞いて「無能ですね」とバッサリ言い切るリーブラ。

 

天翼族は翼の白さにこだわる種族だが、ルファスがいなくなってから更に変色した翼を持つものを迫害する傾向が強くなったらしい。

ルファスが支配していた頃は、翼の色を理由にした差別や迫害を禁止していた。しかしルファスがいなくなったことで、白翼派の特権の回復を主張し始める…など話が動き出したらしい。

 

メラクはゲームでは空気を読んで発言をする気配りのできる奴だった。そのメラクが抑えられないほどなのだから、相当な争いなのだろうとルファスは考える。

ルファスは、まず黒の街、混翼派の街に行くことに決める。しかし、天翼族の寿命は1500年、ルファスの顔をまだ鮮明に覚えている者も多い。注意が必要だった。

 

しかしギャラルホルンは空を飛べるもの前提の作りになっている。階段はあるにはあるが、ものすごい長さになっていた。

「ご安心ください。私が皆さまをお運びします。プログラム・セレクション スキル『スカイジェット』展開」

 

ドドドドドドドドド‥‥

リーブラのスキルで空は飛べたが‥‥真夜中にロケットが飛ぶ時のような轟音が響く。

ズドォン!

という大きな音を立てて着陸したが、大きな音でギャラルホルンの者たちがザワザワと集まってきた。

ディーナが必死に「夜分遅くに申し訳ありません。私たちは自由商人なんですが、ちょっと手違いで皆さまを起こしてしまいました」と頭を下げる。

黒寄りの翼のおじさんが「これはまた斬新な街への入り方ですな!」と必死に誉めてくれる。
おじさんは宿を営んでいるらしく、宿まで案内してくれた。

アリエスも眠そうなので、ひとまずその宿で休むことになった。

 

ルファスが寝ていると…声が聞こえる。

「お前また近所の子どもたちにケガをさせたそうだな!言わなかったか!?相手にケガをさせるなと!」

「でも父さん、先に手を出したのはあいつらで…それに数人で石を投げてきたんだ」

黒い翼の生えた小さな女の子が父親に事情を説明するが、父親は「俺はお前をそんな風に育てた覚えはない!」と言って、女の子をぶった。

 

それはそうだろう。だって父親に育てられた覚えはない。父親からは暴力と罵声しか与えられなかった。

どうして翼の色が違うというだけでこんな目に遭うのか。神を呪わずにはいられない。何が偉大な創世神。何が慈愛の神。どうして世界はこんなにも不公平なのか。

どうして自分はこんなに不幸なのか。手を差し伸べてくれる者はいない。誰も助けてくれない。だから私は願った。

強くなりたいと。

今はまだ弱くて未熟だがきっと強くなってみせる。そして母を連れてこんな惨めな生活から抜け出してみせる。

世の中の不平等や理不尽、総てをなぎ払えるくらいに私は強くなってやる!

 

 

「何だ、今の夢は…」

「ルファス様? 先ほどから心拍数が上がっているようですが」

いつの間にかリーブラが扉の前に控えていた。この夢はきっと…ルファスの過去なんだろう。

俺には全く覚えのない出来事。差別の禁止を行ったなど、そんな設定をゲームで作ったことはない。だが、このルファスがこの世界に生きていたなら両親もいるだろうし、翼の色のことで迫害を受けていたことも想像できる。

この世界に来てから度々ある、ルファスの身体の記憶。

ルファスの身体に入っているのは「俺」だ。ここにいるのも「俺」。

なら…本物のルファスの魂は、どこにいったんだ?

 

 

ところ変わって、魔王城では七曜たちの会議が行われていた。

マルスがいなくなったことに対して、特に気にとめていない七曜。

 

「ふっ…彼は七曜の中でも最弱十二星如きに殺られるとは魔神族の面汚しです」

そう言って、七曜最後の1人と思われる女が現れた。その女は、マルスを倒した人物を報告する。

「綺麗な黒い翼を生やしていて、見惚れるほどに美しい女性だった」

 

この言葉で、ルファス・マファールがマルスを殺したのではないかと七曜に動揺が走る。女は、その者はギャラルホルンに向かったと伝えた。

七曜のトップと思われる男がユピテルに動向を探るよう命令する。

 

「何かわかり次第、すぐに私に報告を、ウェヌス」

ウェヌスと呼ばれた女は、ディーナにとても似ていた。

野生のラスボスが現れた!黒翼の覇王 2巻 感想

漫画で見るとよりわかりやすい

1巻の時にも書いた気がするけど、ラノベで読んでいるからこれから先どうなるのかわかってるんだよね。しかしそれでも楽しいのがコミカライズですよ!!w

マルスを倒す時のあっけなさは、やっぱり漫画の方が表現しやすいよね。マルスが攻撃するまでにずーーっと御託を並べているんだけどそんなことは一切気にせずに、名前のついていないパンチで吹っ飛ばすの本当に爽快!

ここはワンパンマンに通じるものがあると思うw
ルファスにとってはマルスは雑魚だけど、その雑魚にずっとメグレズ達は悩まされていたんだから…ルファスのチートさがうかがえるというものだわ。

あとはリーブラとの闘いとか距離感? も漫画の方がわかりやすいかな。リーブラの見た目については、メイド服の知識とかいる…よね。リーブラの見た目を思い出すためにしょっちゅう挿絵のとこまで戻ってたわw

カットされて残念

8話のゲートキーパーの話…あたしこれすっごく好きだったのにカットされて超悲しい。
何ならこのゲートキーパーの話でうっかり泣けてしまったから、野生のラスボスを読み始めた、まであるのに…!! どうして!! どうしてカットに!!

まぁ仕方ないんだけどさ…それでも悲しい。

ネーム原稿をちらっと巻末に載せてくれてるけど、もうそれだけで泣けるもんね。
200年の間ずっとルファスの帰りを待って、リーブラと一緒に待ってくれたゲートキーパー。

自動回復機能が無いから、ボロボロになって朽ちていくだけ。
でも主であるルファスのことは認識できるから、もちろん戦ったりしない。
「オカエリ」って言ってくれるし…! 超いい子じゃん…!!!

って話を見たかったんだけどなぁ…カットで残念。これは原作だけのお楽しみ…というか良さになるのかな。

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