魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画  2巻 感想・ネタバレ

鈴林です。魔法科高校の劣等生のスピンオフ、司波達也暗殺計画2巻の感想とネタバレです。

最近本屋に行っていなかったせいか、新刊が出ていることにずっっっっっと気づかなかったーーーーー…! この巻が出たの2月じゃん…。ずっと気づかなかった。発売も前に調べていたかもしれないけど忘れていた。これからは気を付けよう。

そのおかげと言っては変だけど、これを読んですぐに次の巻も発売されるからすっごい楽しみ! アニメ…2期始まらないかな。映画もできたんだし、いけると思うんだが…。

魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 2巻

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やっぱり達也さまと魔法科高校の劣等生が好き

スピンオフなのは知っていて買っているし、榛有希(はしばみ ゆき)が引き続き出てくるのも知ってはいたけど最後にあった「ある愚か者の消失」で達也さまの出番が来たのがすごく嬉しかった。そこでしみじみと

鈴林
あ~達也さま好き…!

ということを認識したw 深雪みたいになりたいわけでもないけど、それでも好きということはわかる‥‥!

新刊が発売しない間、読み返すことも最近はしていないせいもあってか

鈴林
私は本当に魔法科高校の劣等生を好きなんだろうか…

とか考えてしまうけど、このスピンオフを読み始めてそんな心配は無用だったと感じた。このスピンオフ2巻も面白かった。少しだけど達也さまの出番もあったし、それだけでも嬉しい。達也さまと深雪の会話があるのがまた良かった。

文弥もあたしと同じようなことを思っているかもしれないけど、有希に「達也に対して道ならぬ想いを抱いているのでは」と心配されていて笑ったw しかし気持ちはわかるw

防衛魔法に向かない桜シリーズ 桜崎奈穂

榛有希はもう達也さまの暗殺に失敗したし、文弥の部下になったじゃないですかー! と思ってたけど別の奴が達也さまを暗殺しようとしている…ということか。

もちろん達也さま本人に護衛は必要ないし、もし敵に襲われても自分で倒すことができるけど不用意に四葉家と関わりのある者を調べられたくもないし単純に邪魔ということなのかな。達也さまは四葉家にとっても大切な深雪のガーディアンでもあるし、ゴミは掃除をした方が良いという事かしら。

今回の新キャラは有希の元に家政婦兼暗殺者見習いとしてやってきた桜崎奈穂(おうざき なお)。桜シリーズでありながら防壁を張ることが苦手な調整体もいるものなんだな…。人間ってどこまでも推測がしづらい生き物なのかしら。

奈穂が夕歌のガーディアンの千穂と姉妹だってわからなかった!w というか千穂の存在を忘れていた!!w あとがきを読まなかったらわからなかったわ~。

奈穂と有希は良い感じのコンビになったと思うんだが、これからはスピンオフキャラとして有希のように定着したりしないのかな。有希の家にこれからも住みこみ続けて、たまに黒羽家や本家の命令を遂行するようになれば…良いんじゃないだろうか?

読んでいて意外だったのは、仮に奈穂が「テスト」に不合格だったとしても「廃棄」されないこと。あたしも奈穂と同じように、不合格だったらその時点で「用済み」ということで殺されてしまうのかと思った。もしくは…実験の対象になる…? とか非人道的な結末を迎えるのかと思ってしまった。

でもそうじゃないんだね。四葉は身内には優しい。それは「桜シリーズ」にも適応されることなのか。

亜夜子が奈穂に説明しているのを読んでいて、達也さまと桜井穂波さんのことを思い出してなんか泣けてきた。きっと達也さまや深雪も、暗殺にも防衛にも向かないからという理由で桜シリーズが殺されるのは悲しいだろう。

水波も今は魔法も使えない状態だし。仮に奈穂がテストに不合格したとしても、魔法を伴わない実務について訓練させられるのかな?

中二心をくすぐられる

奈穂の魔法かっこよくない!? あたしはすごくかっこいいと思う!

魔法を発動する前に武将の辞世の句を詠むところがまたかっこいいわぁ~~~。

魔法使います! って感じがしてすごく好き。あたしもやりたい←

意図しない魔法の使用を恐れての措置、とあったけど確かに武将の辞世の句なんて日常で言わないわ。武将について研究している大学の研究室であっても、辞世の句をわざわざ唱えたりしないだろう。

CAD、ではないけど武器が日傘というところもかわいいしかっこいい。傘が無くても辞世の句を唱えれば発動可能だし、フラッシュキャストって便利だなーー。

この魔法について知る限り、奈穂は十分に「使える」魔法師だと思うんだけど四葉内だと少し自信を無くしてしまうんだろうか。周りの水準も高いし、何より防衛魔法は向いていないし。

かといって暗殺に「向いている」かはこれからに関わってくるだろうけど。

奈穂を預かって欲しいと、真夜自らが文弥に話したのが意外だった。奈穂の名前までは口にしていなかったけど、「守りは向いていないから刃として使おうかと」って奈穂の特性や短所を一応は理解している。

真夜はトップだし、桜シリーズの細かいことまでは認識していないのでは…と思ったけど、この認識は「並のトップ」なのかな。桜シリーズを量産し、盾を量産することは必要なこと。

四葉家のこれからに関わることなのに、執事たちに任せきりにすることでもない、ということなのかしら。

奈穂はこれからも出てほしいなぁ~!

赤石ジュールを殺すまでの流れも面白かった。ロリコン趣味を発動する赤石に対しての演技は完璧だと思うし、酔った振りもさすがだ。「酒精」が当然のごとく入れられた飲み物…というくだりが面白かったw

ドレスもまた良い感じにエロくて挿絵も好き。

姿を見せれば消す

有希の達也さまへの恐怖感が半端ないんだが。

小西の邪眼(イビル・アイ)によって洗脳されてしまった有希が達也さまを殺すために家に向かうけど、まさか正面から行くなんて…w もっと隠れたりしてくれよ。

水波がカーテンを閉める時に殺意に気づいて、口頭で報告したときの「分かっている」がじわじわ来るw わかってるけど部屋にいてじっとしてたのかよーーー!w

どうでも良いと思いすぎでしょ! 確かに達也さまはそうであって欲しいし、だからこそって感じもするけど余裕すぎて笑ったw

達也さま・深雪・水波の3人で出てきたのは話し合いの結果かなw 達也さまが1人で行く、と言ったけど殺し屋の前に1人で達也さまを行かせるなんて深雪は嫌がるだろう。実力として必ず勝つのは知っているけど、それでも嫌がるだろう。

水波としても保護対象が敵の前に出ていくというのに、家の前で魔法を使えるよう待ってます、なんて言えないし絶対に思わないだろう。いざという時は盾になるくらいの気持ちでいつもいるだろうし。

だから3人なのかなw

有希の前に立った時の達也さまが超冷淡で最高。次に姿を見せれば消すと言ったはずだ、という容赦のない最終通告。洗脳されているはずの有希が「ナイフを出したら殺される」と思うくらいの強烈な恐怖。

深雪の言う「文弥くんの部下です。」という仲裁も、全く安心できない言葉だったろうな。殺さないまでも…拷問はされるかもしれないし、とにかく安心できないだろう。深雪を見て「凍り付く」という感想を抱くのも正解だと思う。

達也さまに会ったことで、深雪を見たことで洗脳が解けたのがさすがすぎる。有希の中での達也さまへの恐怖がまた大きくなってしまった。

てっきり文弥は有希が達也さまを殺そうとしたことを知っているかと思ったけど……知らないのかな…? ペナルティも亜夜子と奈穂を殺そうとしたから…ということになっているし。

達也さまと深雪が話さなくても、水波は報告しそうなものなんだけどな…。しかしどちらにせよ、有希は自らの意志で裏切らないという「信頼」が深まったわけだし、良いのかな?

洗脳教団の事件

今回のスピンオフ、事件としては…事件としての面白さは

鈴林
ふーん。面白かったかな!

ってくらいかな。めちゃくちゃ面白かったぜーってくらいにはならない。

星をつけるとしても3.5って感じ?

べた褒めとはいかない。あたしは達也さまが好きだし、達也さまの出番が少ない時点で面白さが減ってしまうからそれもあるかもしれないけど。

ラストのハナのくだりは悲しげな気持ちにさせるね。ハナは日本人になれるはずだったのにどうしてならなかったんだろう。母親の死をきっかけにして得る「日本人」という称号なんていらなかったということかしら。

ハナの友達のアンナは、日本人にはなれたけど軍の実験台になってしまった。外国人ではなく、日本の軍人「杏奈」だからこそ実験台にしたのかな? 本人の意志なのか言いなりなのかわからないけど…幸せとは思えないな。

ハナが日本人になる道を自ら捨てたとしても、そうでなかったとしても平和な大学生としての時間があったハナの方が杏奈よりも幸せだったんじゃないかなーとは思う。でもそれは本人ではない、外部から見たあたしの意見。ハナは違うかもしれない。

有希はハナに同情もしてないけど、憎いとも思っていないだろうな。少しの時間とはいえ触れ合った年の近い優しくしてくれた女の子を殺すことはためらわれた…ということかしら。

番外編のあれこれ

さっきも書いたけど番外編で達也さまが出てきてくれて嬉しかったーーー!

宇佐美という女の子はレオが好きみたいで、三角は「レオの彼女」みたいに言っていて笑ったw レオの彼女……なんだw そういうことになっているのかw

エリカが聞いたらずっとそのネタでいじってきそうなくらいのインパクトを感じたw レオはきっと宇佐美のことを好きとかそんな目では見ていないとは思うけど…。これから宇佐美はレオとエリカの会話を聞いたりして、「ダメか」と悟るのかしらw

 

三角たちが達也さまと深雪が暮らす家を爆破しようとしている、と聞いて文弥が「なんてことを…」って呆れているところに達也さまへの信頼を感じる。あのまま三角に痛みを与えて言うことを聞かせることもできただろうに、あえて達也さま達を攻撃するよう仕向けたのは…

始末を達也さま自身につけさせてあげることが目的、なのかな? 達也さまの家を、深雪がいる家を爆破しようと計画した時点で「深雪への殺意」がある。「深雪への殺意」を持ったままの三角を生かすことを達也さまは良しとしないだろう。

だからこそ三角に電話をかけさせて自分自身で己への引き金を引かせたのかしら。

この無情さも好き。そんな面も見られてよかった。

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後々その有難さを感じることになる…!w

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