
鈴林です。魔法科高校の劣等生26巻インベージョン編の発売おめでとうございます!!!
ネタバレ込みの感想をつらつら書いていくのでよろしくね!! まだ読んでない人にはネタバレ以外のなにものでもないので先に読むことをオススメするよ!!
気のせいかな、と思ってたけど…エスケープ編とか孤立編くらいから、絵の感じは変えてきてるんだね。劇画タッチというかよりキレイになったというか。
あたしは…初期くらいの…アニメみたいな絵の方が好きだけど…。公式がこれで行くというなら、私はついていくだけですよ!!w
10月にはスピンオフの「司波達也暗殺計画」も発売するしすごく楽しみ!! 公式サイトでも読めるらしいけど私は発売される本で読む派ですわっ。
もくじっ!
魔法科高校の劣等生 26巻 インベージョン編
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まるで主人公のような光宣
あとがきでも言われているけど、この26巻で描かれる光宣はまるで主人公のようだ。
挫折と挑戦、そしてお祖父さんを殺してしまうという苦悩。確かに主人公が歩むような道を歩んでいる。達也さまと相反する立場としては…正しいのかしら。
パラサイト側の主人公が光宣って感じ?? 達也さまにとって、というか魔法師にとって人でないものになった光宣は既に始末すべき存在なんだけど…。
九島烈との戦い
九島烈との戦いをあえて描かなかったのは…人格としての光宣がブラックアウトしていたからなのかしら。光宣の意識はなく「パラサイト化した光宣」によって行われた戦闘だから描かなかったのかな。
読者も光宣と同じように「いつの間にか死んでしまっていた」という気分を味わって欲しかったんだろうか。
九島烈が光宣に対してかける言葉とか、それに反論したい光宣を見ていたら…なんだか泣けてきたわ。九島烈は光宣のことをとてもかわいがっていた。家の者から下に観られたりしていたけど、光宣の才能を誰より買っていた。
光宣の身体が弱いことに責任を感じていたのかもしれないけど、それは光宣にとって邪魔なものではなかった。
光宣がパラサイトになろうと思ったのは、水波のケガ…というか症状によるもの。九島烈は関係ない。
でもあの場で光宣が何か言っても、なら何故戦うのか、とか問答を繰り返して…結局殺してしまっていると思う。
光宣はパラサイトを完全に掌握できていると思っているけど、ここで九島烈を殺してしまったことは…「人としての光宣」の意識外で行われたことだと思うの。つまり、光宣は少しずつパラサイトと同化してきていると思う。
知らない内に少しずつ。パラサイトと通じ合う内に、パラサイトと関わっていくうちに、思考がパラサイトに近づいて「人としての光宣」が弱くなっているように思う。
九島烈を殺してしまったことが、今後の展開に影響を与えそうだな…。
日本にやってきたリーナ
リーナが表紙にいるけど、特に戦うこともなく…平和に巳焼島で暮らしているわ…w
日本で使う用のCADを調整するために、下着を全部脱いでTシャツ1枚になった時の挿絵は…とってもかわいい。下着をつけていない、とわかる「突起物」って乳首のことだよね…w
達也さまの「感情が出ない」という特性が活かされた瞬間だったわ。これがレオや幹比古だったらめちゃくちゃ照れるだろうし、ここに深雪がいたら色々と面倒なことになるのは必然だろうな!w
この場面…エロ同人誌だったら色々とやれそうなシーンだけど、同人作家さんどうですかね?←
表紙のリーナと達也さまかわいいしかっこいい。達也さまがウィンクしているのがまた良いですね!
達也さまからもらったCADを表紙のリーナもつけているから、チョーカーがどんな見た目なのか確認しやすくて助かった。ブレスレットはちょっと見づらいけど…活躍するときも来そうだな。
新しい戦略級魔法
達也さまが巳焼島で開発しているトゥマーン・ボンバの改良版って…誰のものなんだろう? 戦略級魔法師を作って、自分の身代わり? にするつもりだろうけど…w
誰かのために魔法を作るということは、知らない仲ではないということだよね…。始めはレオや幹比古、もしくはエリカかと思ったけど、第一高校の友達をしがらみたっぷりの戦略級魔法師にするなんて達也さまがするとは思えない。
なら…十師族の誰か?? 真由美や、十文字先輩あたりに戦略級魔法師になってもらうつもりなんだろうか。それか…真夜とか…?
真夜も違うよなぁ…。そしたら四葉に力が集まり過ぎているし…いやでも達也さまにとって四葉はもう利用価値のある活かすべきものだし…。
考えれば考えるほどわからんw とりあえず第一高校の友達では無さそうな気がする。
光宣 VS…
この26巻の目玉は、七草三姉妹 VS 光宣、と十文字先輩 VS 光宣、のこの2つの戦いかな。
正直…正直、七草三姉妹と光宣の戦いは何が起こっているんだかよくわからん…。窒素の嵐のナイトロゲンストーム、とか色々とあるんだけど…「仮装行列(パレード)」の説明が特に難解で気持ち読み飛ばしてしまう…。
真由美が屋上でパレードを打ち破った、とかも…正直どういう仕組みでやったのかイマイチわからない。
でも! それでも面白いからOK!!!w 香澄と泉美の2人のマルチプリケイティブ・キャストを使っても、光宣を止めることはできなかった。真由美の魔法でもダメ…。
というか真由美が香澄と泉美よりも強いってのが何だか意外だった。2対1なのに、真由美の方が強いなんて、さすがは魔弾の射手。真由美は七草家で最強というのもわかる。それだけ双子が未熟ということでもあると思うけど、比べる相手がデカすぎるんだろうか。
真由美と光宣の戦いは…真由美が勝つと思ったんだけどな…。真由美が負けるのなら、情によるものだと思ってた。力比べで真由美が負けることは想像できなかった。
というか…読んでて、真由美が屋上にいたままだったのか、ってのもよくわからなかったんだよねぇ…。ホントこの辺のシーンの想像が辛い…w
光宣にとって、七草三姉妹との戦いは避けたいもの。水波を連れて行きたいという思いはあっても、七草三姉妹をどうこうしたいという気持ちはない。命を取りたくないし、無事に終わって欲しい。
だから手加減もしていたのに…危うく真由美を殺してしまうところだったからね。
そこで現れてくれる十文字先輩ですよ!! 十文字先輩の登場の仕方超かっこいいじゃん。王子様かよ!!w でも十文字先輩のセリフがほぼほぼ無くて…闘ってるのに影薄いみたいになってる。
光宣にとっては、十文字先輩は難しい相手。相性が悪かったんだな。
十文字先輩と達也さまが共闘して光宣を倒す展開とか…あれば良いのにな…。
大揉めのUSNA
達也さまを殺す前提で動いてるのがムカつくわ~~。そりゃそうなんだろうけどさ…でも嫌なもんは嫌ですよ!!
カノープスは善戦したのに…人質を取られてしまっては仕方ない。アルゴルもシャウラも人質に取られてしまったのは仕方のないことだ。そもそも人数の違いが痛い。
でもレグルスをやっつけたのはすごかったな! ミラーシールドを使ったにしても、カノープスの強さを感じさせる。
てっきりカノープスにやられたことで、レグルスはもう戦えなくなるかと思ったけど、レイモンドと一緒に日本に来ちゃうし…。達也さまにボッコボコにやられて欲しいわ。
USNAは半分以上がパラサイトに侵されてしまった。一つの国の軍部が、人でないものに占領されるなんて…怖い。人間でない組織が国を乗っ取ろうとしているようにも感じられるよ。
カノープスがアルゴルやシャウラも一緒にミッドウェー刑務所を希望したのには何か意味があるんだろうな…。そうでなければ希望なんてしない。諦めてもいない気がする。
プリズンブレイクとか、よくある刑務所ものの海外ドラマだと新入りはいじめられるけど…シャウラはともかく、カノープスとアルゴルはいじめられる未来が見えない…。
魔法使わなくても超強そう…。すぐにボスになれそうだわ。
達也を始末しようよ!!!
日本に来たレイモンドとレグルスが光宣に出会ってしまった。光宣の占術すごくない!? あたしのも占って欲しいわ!!w
方角となんとなくのヒントだけで関空に行って、そこにレイモンドたちが来てしまうとか…偶然にしてはできすぎている。
レイモンドにとって、達也は天敵だからね。ディオーネー計画に賛同してくれない達也さま。魔法師全体の夢、USNAの夢に賛同してくれない達也さまに対して敵意をむき出しにしている。
USNAの軍人にとっても、達也さまは脅威だから「始末する」方向で話が進んでいるけど光宣にとって達也さまは障害であっても、始末するべき存在ではなかった。
しかし…作中でも描かれているけど…人も同じことを何度も言われたら…その方向に行きやすくなってしまうものだからね…。
レイモンドだけはずっと子どもっぽいままで変な感じだった。レイモンドと光宣、挿絵の描き方はなんとなく似ていても、精神的には光宣が勝っている感じ。
なんとなく…レイモンドは光宣の捨て駒みたいになりそうだな…。あっけなく死にそう。
友達と一緒に
ラスト付近の、幹比古・レオ・達也さまの3人での戦い…なんだかウルっときたわ…。友達いいね…! 九校戦でのあの3人組でまた戦える日が来るなんて…しかも役回りもほぼほぼ同じだし。
達也さまの封玉の訓練にも幹比古が付き合ってくれて…! 幹比古の達也さまへの信頼感が絶大だわ。もう…もうなんか嬉しい。ディオーネー計画の時もみんな達也さまを見捨てなかったけどこーいう時でも、友達の大事さを感じるわぁ…。
レオが守ってくれることを信じての幹比古の行動とか、達也さまへの信頼とか。もう楽しい。アークトゥルスも思ってたより早く倒すことができたし、封玉は…まだ実用化してないのかな? 途中??
封玉が完成するの楽しみだわぁ…。
八雲の修行は厳しめ
風間中佐と気まずくなっちゃったから、八雲とも気まずくなるのかな…と思いきやそんなことはないんだよね。風間中佐と達也さまは兄弟子・弟弟子の関係だけど…だからといって八雲とも気まずくなったりはしない。
八雲の飄々とした感じに達也さまも救われているところがありそう。何も言わないにしても一応修行をつける…ようなことはしてくれるし。
「もちろん、教えない」
という言葉に笑ったわw そしてそれを受け入れる達也さまもさすがだw 八雲にとって、達也さまは「怒らせてはいけない」存在だけど、達也さまが怒るのは深雪関連のことだからね。それ以外なら怒ったりはしないし、お互いのことを理解しあっている。
風の精霊との戦い、読んでてヒヤヒヤしたわ。ラストの戦いもヒヤヒヤしたんだけど、風の精霊との戦いも怖い。本気で来すぎだろう。
まぁ…そんなところが八雲なんだけどもw
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