野生のラスボスが現れた! ネタバレ 4巻

鈴林です。野生のラスボスが現れた!4巻のネタバレしつつの感想を書いていきます。

野生のラスボス、ルファスがラスボスすぎて…4巻は…なんとなくだけどルファスのセリフそのものが少ないような…?気のせいかな?ルファスは既に強いしレベルもカンストしているから、今更修行ってこともしないし…。

そもそもルファスのライバル的な存在が少ない状態だからなぁ。そんな状態で修行をしてもどうしようも無いよね。

4巻は異世界召喚された正規の勇者とも交流がある!

野生のラスボスが現れた! ネタバレ 4巻

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コピーの自分と本当の自分

3巻では「生きているのか?」というヒキだったけど、ミザールは生きてはいない…けど、自分で自分のコピーを作って「生きていた」。リーブラはメグレズやアリオトなどなど、七英雄は基本的に嫌いだけど、自分の生みの親であるミザールのことは嫌いじゃないのが良い。

かわいい。リーブラも、ゴーレムであってもやはり生みの親は好きなんだなと思える。ミザールの人柄もあるのかもしれないけど。

コピーであっても、ミザールと話しているルファスは楽しそうだった。もちろん「俺」の人格もあってのことだけど。ルファスとミザールは、「色々作りたい」とかそーいう欲の部分では合致したんだろうな。

そしてミザールもおかしくなっていく自分を理解していたのか…。人は誰でも、自分より優れた人に対して少しは後ろ暗い気持ちを持つものだとは思う。それは「羨望」だったり「賞賛」もあるかもしれない。

その中に「蹴落としてやりたい」という気持ちが無いわけではないと思うけど…。ミザールも、もちろん羨望とかはあっても「蹴落としてやりたい」はほぼ無かった…んだと思う。しかし「女神」の力で悪意を植え付けられた…のか。

創造神というだけあってさすがというところか…。女神の力とはいえ、友達をよってたかって殺してしまって、魔人王に挑んでも負けてしまうし腕も取られるし…。正気に返ってみれば取り返しのつかないことになっていた…か。

コピーのミザールが、そんなオリジナルを見て辛くなるのもわかる。というかコピーに「辛い」と思わせるくらいの科学力がミザールにあるのがすごいんだけども。

いけ!リーブラ!!

ルファスとミザールの共同製作で作られたリーブラの強そうな装備!

それがアストライア!!wなんていうか…すごく…ガンダムです…!!!wルファスの中にいる「俺」はガンダムとかその辺が好きだったのかな?

サジタリウスとの戦いの中で、アストライアを使おうとしてたけど結局使えなかったし…これを次に使うなら、魔人王との戦闘だろうか?それともベネトナシュとの戦いの中?

ルファスも作中で言っているけど、リーブラはゴーレムであるからこそ、一番信用できる相手だよね。裏切らないし、洗脳もされない。でも自分の意志があるからまたそこがいい。リーブラだけ、大きいモンスターに変身できないけど、それ相応の力は持っているのが良い。

リーブラが、リーブラ自身でディーナのことを疑っていたのは意外だった。ルファスに言われるがまま、ディーナのことを不問にしているかと思ったのに、そんなことは無いなんて…。ロボットのようだけど、でも自立していて自分で考え決断することができる。

なんという知能…!もうAIとかじゃなくて本当に命が宿っていると考えていいと思うんだよ…!なんとなく、作者の炎頭さんもリーブラは好きそうだなw

人間形態のカルキノスを盾として何の遠慮もなく使うところは面白かったw挿絵を書いているYahaKoさんもそのシーンを最後に描いてるしwなかなか無い絵面だよねw人間形態でもその堅さが維持されるってことなんだろうけど…。

知らない人から見たらすごい絵面だわ。

アリエスと十二星

アリエスが十二星に入って悩んでいたとは。アリエスに言われて初めて知ったところも多いけど、確かにみんな何かしらトップにいたモンスターたちだもんね。アイゴケロスもそうだし、スコルピオスもそうだし、リーブラは…まぁルファス達に作られているけれども。

アリエスは自分のことを「最初に会っただけ」って言うけど…ルファスはきっとそう思ってないと思うんだよね…。もちろん最初はそうだったかもしれないけど、ルファスはアリエスが好きだから育てたってのもあると思うんだよな。

ルファスはアリエスのことを高く評価してる。色々アイテムを使ってチートみたいにステータスを上げたけども、それは強くしてみたかったからだし。メサルティムという割合ダメージを与えることができるアリエスをルファスは評価している。

使いどころはちゃんとある。レオンにとっては、アリエスは雑魚モンスターかもしれないけど、アリエスが十二星であることを気にしているってルファスが知ったら、きっとルファスは悲しむ…。

次の巻で、アリエスの悩みが解消するといいなぁ。

ウィルゴを守るという使命を最優先に考えて、ドラウプニルがどうなろうと全く興味を示さないのが…ブレなくて好きw十二星のこーいうところ本当に好きだわ~~w

七英雄でさえも、十二星にとっては興味の無い者たち。そもそも、七英雄がルファスを討ってしまったことが主を失ってしまった原因。憎んで当然。嫌って当然だと思う。というかエリクサーをルファスがたくさん持っているのも笑ったw

エリクサーって…使う機会が無いんだよね…!手に入れてもずーーーーっと持っているだけで使えず、他のアイテムでまかなえてしまえるから…そのまま最後まで持っている。何ならラスボスでも使わないからね!w

エリクサーがあれば、メグレズもメラクも治すことができるのを、ルファスは知らないのか…w知っていたら、エリクサーがたくさん入ったツボごとあげそうだなw

がんばれウィルゴ

この巻の一番?の盛り上がりはウィルゴの狩猟祭参加のくだり。レベル300あるけど、狭い世界しか知らなかったから自分に自信を持ってもらうためにウィルゴを出場させたルファス。

ウィルゴは…きっと…ファンを増やすために登場させた…のでは?あと瀬衣くんとくっつけさせるために!w勇者の瀬衣くんは、かわいい見た目のウィルゴのことを気にしているみたいだし。まぁレベルはウィルゴの方がすっごい高いんだけど。

ウィルゴもチートだよな~~~。マナを消すことが出来る魔法を使えるし空も飛べるし回復もできるし。もしRPGでいたら結構使い勝手のいいキャラだったんではないかしら。

ウィルゴがなかなか自信を持たなくて、ちょっと読んでいてイライラしてしまうところもあったけど、基本ウィルゴは強いから安心して読めた。勇者のパーティの誰よりも強いし。七曜よりも強いw

魔人族からしたら脅威である「ヴィンデミ・アトリックス」を使えるけど、ルファスからしたら「微妙な魔法」扱いなのも笑ったw勇者パーティのエルフは「これが使えるなんて!?」というくらいのすごい魔法だけど…。ルファスからしたら微妙なのか…w

なんとなく…ウィルゴは自分に自信が無くて、そして十二星にいることも気が引けてて…いつか抜けちゃいそうで読んでいて不安なのよね。まぁ…十二星の良心と言えばそうなんだけども。

アリエスと仲が良くなって欲しい…!w

メルクリウスの死亡フラグ

七曜も誰かを好きになったりするんだな、という話。魔人族は女神の魔法だった…ということがわかったこの4巻だけど、仮に人形であっても誰かを好きになったり…するんだね。魔人王も自分たちが人形だということを知っている。

ディーナ、魔人族の仲間としてはウェヌスが言うように、NPCのような存在が魔人族なんだろう。意志はあるけどそれは二の次。女神から与えられた役目である「人間を襲う」という行動をとらないと死んでしまう。

死んだ後も死体は残らずにマナとなって消えてしまう…。アイゴケロスは魔法について、というかマナに精通しているから正体がわかったのかな。

人形であることを強いられて、襲いたくもない人間を襲わないといけないって嫌だなぁ…。しかもルファスがいるから、まず人間に勝てそうに無いし。ルファスが居なくても、人間を全滅させちゃったら魔人族も滅びるだけだし。

なんて厄介な生まれ。でも、その魔人族でも恋愛ってあるんだな~…。ルーナがテラを好きなのは憧れかもしれないけど、メルクリウスがルーナを好きなのは、きっと憧れとかではないんだろう。

テラだけ爆発して欲しい、とか願ってて面白かったwメルクリウスもね…。ルファス一行が居たのがまず誤算だった…w

後書きでも「無駄死にしたメルクリウスさん」って言われてたしw炎頭さんのあとがきホント好きw

勇者と和解した!

4巻の山場?の一つとも言えるのが勇者瀬衣くんとの和解だよね。あたしはその前のシーンの、アイゴケロスやスコルピオスたちが次々に巨大化していくところが面白いw

ドラウプニルの国民からしたら、十二星のモンスターが現れて、アイゴケロスは侵略宣言みたいなのをしちゃって「この世の終わり」感が強いw絶望の瞬間wしかし十二星たちからしたら「ノリで巨大化を…」って話だもんなw

リーブラでさえ、「頭を下げた方が良い絵になるから」とかそんな理由で頭を下げてるしw勇者一行のレベルからしたら、十二星1人でさえも勝てないのに、それが揃っているとなると…辛いだろうな…w

瀬衣くんとルファスの会話は…ルファスの中身を知っていれば特に…ドキドキもしないw瀬衣くんからしたら「覇王との対話」だけど、読者からすれば「お、やっとか~」って感じだしね。

でもルファスが言うように、勇者のステータス成長が超早いなら…確かに仲間になっていて損は無い。共闘することにすれば、また討たれることも無いわけだし。

次に向かうベネトナシュのところに行くにはレベルが低すぎるから別行動だけど、十二星を2人もつけてくれる辺りが「信用している感」を出していると思う。

次の巻では、ベネトナシュと戦うっぽいし、楽しみ!

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