JIN-仁-11巻(文庫版)感想・ネタバレ 坂本龍馬の暗殺を止めることは可能なのか

鈴林です!もうこの漫画にも慣れたと思っていたけど、この時代はやっぱりお医者さんはとても珍しいものだったんだな…ってしみじみ感じる。龍馬を助けるために西へ西へと旅をしているけど、その道中でたくさんの人を治療する。

近くに医者なんていないのが普通だから、漢方なんかを使って日々注意することでなんとか病気を治そうとする。

それが普通。一般的。

外科の手術は確かに世界的に見て珍しいものだけど、それは日本の一般市民には受け入れられてないし身近ではないものね。

これが江戸時代と21世紀の大きな違いなんじゃないかしら。

JIN -仁- 11巻(文庫版)

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とうとう坂本龍馬の暗殺へ

この巻ではとうとう龍馬暗殺を食い止めるために本格的に動き出す。この巻の終盤くらいにやっと暗殺関連の話になるけど、気になるんで先にそっちから!!w

坂本龍馬本人に「あなたは暗殺されます。そこから逃げて下さい」なんて言える人は誰も居ない。坂本龍馬は今でもファンが多いくらいだから、本人に伝えて、それで逃げてくれたら!って思う人はたくさんいると思うw

それくらいに今も昔も人気だった。しかし、この時代は人気…というか「殺したい奴ナンバーワン」だった。

1位

東修介くんに…まさか狙われるとは。っつか沖田総司への恨みがすごい。命を見逃してくれてありがとう、よりも目の前で先輩を殺しやがって…許せない!の方が先に出るのか。

そしてまさかの沖田総司参戦。沖田総司は、仁先生が斬られた時にも手を貸してくれて…なんやかんやと縁が深くなった人だ。ネコの車いすも作ってくれるし。しかもパワーアップしてるし!!

仁先生に「うーん…作った人は名人ですね」って言われてニコニコしてるのがかわいい…!沖田総司はこの漫画でもかわいい!!w乙女ゲームの沖田総司を知っている人やあっちの印象が強い人はそうじゃないかもしれないけど…!w

刺客に襲われる仁先生

京都に向かう道中、仁先生はまたしても命を狙われる。これもあの三隅とかいう医者の差し金だ!

馬子にも衣装って言葉もあるし、馬子は知っていたけど雲助(くもすけ)は知らなかった。

雲助

雲助は、荷物運搬・川渡しなどに従事した人のことを言うらしい。名前はかわいい。しかし仕事はガチの体力勝負だ。

雪の中またしても刺客に襲われて、山田純庵さんを助ける為に背中を斬られるとは…。生きていられてよかったし、内臓も傷ついてないからよかったけど…

麻酔なしでの手術は辛いよ!!!!!!

手術道具

身体のどこを切られてもこれは痛い!辛い!!どこをどんなふうにされても居たい!!だってケガしてるところを触られるだけでも痛いのにそこを斬っちゃうからね…。

仁先生がこれでこの時代の人と同じになれた気がする…っていうけど、それもなんとなくわかる。同じ痛み、似たような痛みを分かち合うからこそ同じ土俵に立てた気がする。。。

しかしあたしは立ちたくない(´;ω;`)

刺客は新選組の拷問を受けて…「医師に頼まれた」という噂を吐いた。新選組の拷問ってすごかったって…薄桜鬼で観たよ!!!w

咲ちゃんの進歩

大阪に向かう道中、「ええじゃないか」の騒ぎの中で江戸から奥医師も務めた高名な医師がやってくるという噂を聞いてたくさんの宿場町に立ち寄ることになった一行。

ええじゃないか

それだけこの世界には医者はいないし、幕府に勤めた医師というのは箔がついててすごいってことだよね。今でも「皇室御用達」って書いてるお菓子はすごいイメージあるし、実際にすごい!

福田玄考さんの本草学の知識がここぞとばかりに発揮されるこの旅!w

ここで一人、お初ちゃんに似た男の子、松五(しょうご)くんを手術することになる。

ここで咲ちゃんはお初ちゃんを殺してしまったことのトラウマから、上手く手が動かせなくなってしまう。いつもの鉗子を渡す時でさえも手が震えて落としてしまう。

それほどに咲ちゃんの中であのお初ちゃんのことは大きい事件…というか忘れられないこととして残っていた。でもきっとこれは、医者を志す人なら誰でも陥ること。人が人を救うことができなくて落ち込むのって考えれば考えるほどに傲慢なことでもあるんだよね。

もっとああしていれば、こうしていれば、とかもあるだろうし、咲ちゃんみたいに「行動するのが怖い」ってのもあるだろう。仁先生も新人の時に似たような経験をした。

そこで先輩に言われたのが 鬼手仏心(きしゅぶっしん)

心は仏のように慈悲深く、治療を施す手は鬼人のごとくせよ、という意味らしい。

この言葉は初めて聞いたけど、すごく良い言葉。この言葉で、咲ちゃんは江戸に帰るかこの宿場に残るって言っていたけど考え直してくれた。手を動かす仕事なんかはみんなそうかもしれない。心は慈悲深く、手は素早くやるべきことをやる。

手はしたことを覚えている。心に乱されるがままで良いわけないものね。

大政奉還もあっさり行われ、そして…

この巻では大政奉還はあっっっっさり終わる。何と人づてに聞くw江戸に居ないだけでこんなにあっさり聞けるものなのか…。

大政奉還

沖田総司さんも引き連れて坂本龍馬の暗殺を止めにいくとは思わなかった。この時代は祝い事は軍鶏鍋なんだねwかわいいw

沖田総司・坂本龍馬・橘恭太郎さんにどうして暗殺されると思ったのか…と聞かれて、とうとう「未来から来て知っていたから」って言うかと思ったのに…。そこは夢というんだね。勝海舟には「未来から来た」って言ったのに。言ってもいいと思うんだけどな…ダメなんだろうか。

近江屋での暗殺は免れたけど、結局東修介さんに斬られてしまう龍馬さん。

えええええ!?せっかく仁先生が歴史を変えようとしたのに! やっぱり日本の歴史としては龍馬は死んでないといけないの!?

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後々その有難さを感じることになる…!w

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