どうも鈴林です。8巻も続けて読むとより面白い。8巻ではとうとう世界に目をつけられた仁先生。日本であっても外国であっても、時代の違う技術はそれだけで注目されるよね…。かと言って正直に「未来の世界から来ました」なんて言って信じてもらえるわけでも無い。
緒方洪庵さんみたいに、自分から気づいてくれなければ言えることでもない。今回初めて…でもないけど外国の人の前で改めて技術を見せたことによって、外国からも注目されることになる…らしいけど…命すら狙われてしまうのかしら。
こう見ると今の日本の研修医システムというか、医者を育てるシステムってよくできているのかもしれない。実際のお医者さんみんなが仁先生みたいにやれるわけではないと思うけど、江戸時代に行ったらこれだけ活躍できる人を、今の医療システムは生んでいる訳だしね。すごいや!
モンスター患者に負けないで欲しいわ。
もくじっ!
JIN -仁- 8巻(文庫版)
お初ちゃんと南方仁
やっぱりお初ちゃん、大井宿のあの女の子は仁先生の先祖に関わる人だった。もしあのままお初ちゃんが育っていたら、南方家に嫁いでいた。そしてその未来では、仁先生は生まれなかった。あのままお初ちゃんが生き延びていたら、代わりに仁先生が消えていたんだろう。
そして仁先生に関わる記憶も無くなっていたかもしれない。今回は仁先生のあげた紙ヒコーキが原因だったけど、そうでなかったとしてもきっと…何かしらの事情で亡くなっていたのかも。
運命と言ったら悲しいけど。変えられないものは…あるんかなぁ(´・ω・`)
咲ちゃんが輸血までしたのに助けられなくて、咲ちゃんがすごく落ち込んでいるのがかわいそうだった。消えそうになったところを見たせいもあって、指輪を外しているのも悲しい。
パラレルワールドではきっと生きている、ってなことを咲ちゃんに言われてから仁先生も言った咲ちゃんも元気出したのが良かった。
シーボルト…聞いたことが…w
シーボルトって聞いたことがあります!w歴史の教科書で出てきたから…聞いたことがあるんやけど…wでも具体的に誰なのかはよく知らない(*’ω’*)
そのシーボルトの娘さんがまさか出てくるとは。つか娘がいたことも知らなかった。いねさんという方。この時代ではハーフというだけで珍しいだろうに。シーボルトも医者だったらしく、その弟子なんかに囲まれて暮らしていたらしい。
お志津さんの出産に立ち会ってくれたけど、その時に自分の師匠に手籠めにされたことを話してて…かわいそうだった(´・ω・`)年齢が倍以上も離れた人に襲われるとは…悲しい…。それまでそんな目で見てなかったけど、相手はそう見ていたってことだし…悲しみしかない。
咲ちゃんは違うよねってこともいねさんにはわかったのか、後押ししてくれたのが良かった!おかげで咲ちゃんも仁先生と歩いていく勇気がまた戻ってきてくれたようだった。
生きながら腹を裂かれる…
こう書くと拷問みたいだけど拷問じゃない!
子どもを出産するために…まさか…麻酔無しでお腹を割くなんて…生きながらメス入れるとか辛すぎる…。想像するだけで辛い…。死なない…ものなんだね…。でもそうまでしても子供って欲しいものなんだ。よくわからない。
女は男よりも痛みに耐えられるっていねさんが言ってた。わかるけど…生きながらお腹を切られるのは辛い…!!!そりゃ仁先生もやるのを渋るよ…(´・ω・`)
長崎でペニシリンを広める
仁先生のやってきた偉業は公方さまも知るところ!和宮様を助けたこともあって、公方さま、徳川の将軍さまも仁先生のやろうとしていることに興味を持っている。それを松本良順さんも応援してくれている。
松本良順さん・公方さまの後押しもあって仁先生は長崎に行くことになった!長崎は、唯一外国の人も歩き回れるところ…だったはず。出島もあるし。そこで外国人医師、ボードウィンに会う。
この人は…会って早々に仁先生のことを疑ってかかるwまぁ…そうだよね。外国で医術を学んだわけでも無く、なのに英語も話せる日本人医師が外国の誰も知らない技術を持っている…。
ここまで聞けば、漫画やラノベをたくさん読んでる人なら「もしかして未来から!?」って思えるけど、当時の人には時間を越えて人がやってくるって考えがそもそも無いだろう。
ペニシリンについて授業をしても、始めはみんな敵意むきだし!
しかしこれまた、手術をするとみんな目が覚めたように仁先生に好意的になってくれる。アルコールで消毒することも笑っていた人たちが、20世紀の医術の腕を見て感嘆する。
時代を越えた技術って…すごいなぁ。
グラバーは龍馬伝で覚えました!
グラバー邸とかは龍馬伝観てたので覚えました!!w龍馬伝で観たところがたくさん出てくるので、幕末らへんの大河ドラマ観てる人ならこの辺りは面白いと思う!
グラバーさんがまさかの患者さんだからなぁ…仁先生がいることで歴史は確実に動いている。薩長同盟の辺りの話も、歴史の教科書だけだとよく重大さがわからなかったけど、これ読んでると薩摩と長州って相当仲悪かったし同盟なんて組む訳ないじゃんくらいの仲だったんだなぁ…。
薩摩と長州のことをここまでやるなら、会津のこともやるかな?八重の桜で描かれた辺りの、会津の話は悲しかった…。仁先生が会津に救援に行ったりしないかしら。
孤独はそれほど深い
龍馬が気を利かせて、仁先生を慰めてあげて、とお元さんという女の子をよこしてくれる…。ええええって思ったけど、そこは仁先生。「咲さん」と名前を連呼しまくって、何もなかったw
夢の中では咲ちゃんに現代、未来の日本を見せてあげていた。未来では皆子供は勉強することができるし、移動手段もたくさんある。若者が多く集まる街もある。江戸時代に比べると色々と緩くなっていることが多い。
でも夢の中で咲ちゃんはどこかへ消えてしまう…。
自分の本当に恋しい女だけを思い続けないといけないほどに…孤独は深くて辛いものか…ってなことを龍馬が言うけど、確かにそうかもしれない。この幕末の時代に一人で来て、咲ちゃんが居なければ仁先生は狂ってしまったかもしれないしそもそも生きて居られなかったかもしれない。
咲ちゃんも始めは仁先生が未来から来たって信じられない、妄想の世界に生きているのではって言ってたくらいだし、相当この時代からしたら変なこと言ってたんだろう…。
はよ結婚しろ!!!してくれ!!
仁友堂が火事になりそうですってヒキで終わって、不穏なヒキだわ。次が気になる!!
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後々その有難さを感じることになる…!w
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