鈴林です。野生のラスボスが現れた!3巻のネタバレ込みの感想です。

表紙に居る女の子…ディーナの別の姿かな?と思ったら新しいキャラだったw作中でも言われているけど、本当にディーナとキャラが被っている。

3巻は、ラスボスでもあるルファスの過去にも触れる話、そしてこの世界、ミズガルズの世界の根幹に関わってくる部分が多い。帯とかあらすじにもあるけど、3巻にして公式のラスボスと戦うことになってしまうからね!

勇者がおいてけぼりのRPGなんてなかなか無いと思う…w

野生のラスボスが現れた! ネタバレ 3巻

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十二星の気持ちになる

あたしは基本的に主人公を好きになるんだが、この「野生のラスボスが現れた!」も過言ではない。主人公のルファスが好き。ありがちな展開とはいえ、ルファスが無双するところを読みたいな、とも思う。

そういう点では、公式のラスボスである魔神王さんとルファスの一騎打ちは読んでいて面白かった。

そして読み進めれば読み進めるほど、ルファスがかわいそうになってくる…。この3巻も初回盤購入封入特典ついてきたし、3巻の書きおろしはルファス達とミザール達の出会いの話。あの話を読むと…余計に「こんなに仲が良いのにどうして殺し合ったの?」と思ってしまう。

書きおろしでは、十二星をまさしく「召喚」してうまい具合に戦っているルファス。きっと十二星も使われること、それだけで喜びを感じていたと思う。だからこそ、身近で英雄たちを見ていたからこそ、主であるルファスを裏切ったのが許せないんだと思う。

ルファスの傍で、ルファスと一緒に旅をしてきたアリオト、メグレズ、ミザール…。今回の書きおろしまでで仲間になったのはこの3人だけど、ルファスに今まで助けられたのに…そのルファスをみんなで寄ってたかって倒すなんて…。

スコルピオスがプルートガングを攻める時に、「人類と世界のためにあれだけ尽くした主が、その人類に討たれるなんて。主が報われない」的なことを言っていたけど…。まさしくそうだよ…。

十二星からしたら、味方だと思っていた奴らが急に手のひらを返して主を討ち始めた。そりゃ…十二星みんな仇を討とうとするよぉ…。異世界からきた「俺」が入っているルファス自身はあの戦いに満足していたとしても、ゲームではない、この「ミズガルズ」ではルファスは口惜しく死んだかもしれない…。まぁそんなことは無さそうな感じするけど。

とにかく十二星には、ルファスは無念の内に死んだと見えるはずだ。今まで尽くしてきた相手から、逆に討たれるなんて悲しすぎる。ルファスが好きすぎるが故に、人間を滅ぼそうとするのはわかる気がする。十二星のそんなところが好き。

ルファスの故郷、ヴァナヘイムに行った時も、「俺」にはないルファスの悲しい記憶が呼び覚まされた。リーブラはきっと気を使って「良いところですね」って言ったんだろうけど、予想外に主からの返事は「良い思い出が無いな」との返事…。

主の心を乱す街は滅ぼしてしまおう、ということでアリエスもアイゴケロスもリーブラも街を壊したんだと思うと…かわいい…!そのせいで天龍が目覚めそうになってしまって危なかったのだがw

そんな暴走ならなんだか許せるw

ラスボスVSラスボス あと勇者

この世界に召喚された勇者、瀬衣(せい)くんは、現実世界の常識を持ちつつミズガルズに行ったのか。しかし旅立って早々にラスボスが出迎えに来てくれるなんてこんなクソゲーも無いよなぁw

そこを察知してルファスは駆けつけた訳だけど、それも含めて想定して魔神王はレーヴァティンにやってきたんだろうか。

なんとなく…この戦いを見て勇者一行は何人か死んだり、ルファスに下ったりしてくれたらな、と思ったけどそんなことよりもレベル差が激しくて、勇者一行は完全に風景になっていたw勇者がいるのにその勇者を差し置いてラスボスに名前を呼ばれるなんて、ルファスはさすがだw

魔神王さんは「オルム」っていうのか。オムツみたいでちょっと覚えづらい。

魔神王さんとの戦闘は…きっとアニメとかで見たらキレイ。漫画で見るときっとすぐにページ数稼いじゃうくらいに早いんだろう。必殺のスキルと回避のスキル、だったり覚えているたくさんのスキルを駆使して戦い続けても勝てそうに無いなんてさすがはラスボス。

それでもまだ「本当の力を出していない」なんてルファス様はさすがです!「俺」が入ったことで真の力が出ないってことだけど、これは「俺」とルファスの息があったらすごく強くなるフラグですかね。

魔神王の言う、「女神のシナリオ」ってのはとても興味深い。ゲームをしていたら、それはゲームマスターである製作スタッフの意志ってことになるんだけどそれとも違った様相…。

そもそも魔神族というものの存在がおかしい、なんてネトゲの根幹を揺るがす。しかしこれはゲームの中であって違う世界だし…良いのかしら。

ゲームの時には「そーいうシステムだし(鼻ほじ)」で済むけど実際に暮らしてみるとよくわからないものね。魔神王の息子であるテラとルーナにアイゴケロスが「死んだらマナに還るなんておかしくはないか?」って言っているけど…そのことからも考えて、やはりこのミズガルズの世界の人は女神アロヴィナスによって意識操作されている…と考えられる。

でもどうして魔神族の王である魔神王は「女神のシナリオ」に気づいたんだろうか。ルファスが魔神族と知れば必ず殺すことを知っていても尚、会いにくるなんて…やはり何か策があってのことだったのかな。

レーヴァテイン出たところで命運が決するのも変だし、あの場での戦いは小手調べ以外の何物でも無かったのかな。

魔神王さんの思惑が気になる。しかし瀬衣くんは辛いなぁw

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乙女パルテノスの孫

3巻の表紙に居るピンクの髪の子の名前はウィルゴ。十二星の乙女、パルテノスの孫にあたる子。他の十二星に比べて弱いけど、レベルは300なので七曜くらいの強さは持っている。この世界だと英雄の次くらいに強いのではないかしら。

ウィルゴはディーナとキャラ被りもしているし、一緒にいる十二星の方が強いしで今のところ影が薄い…。でもかわいいといえばかわいいんだよね。

キャラ被りは見た目だけではなく、使える魔法だったり諸々も被っているのがウィルゴの辛いところ。ウィルゴが使える魔法はディーナも使えるし、レベルも1000でカンストしているディーナの方が高い。

使える魔法の幅もディーナの方が広い。自分で自分のことを「ディーナさんの下位互換」って言っているのが悲しい。

ディーナの活躍は次巻以降かな!

勇者一行の旅

レーヴァティンに召喚された瀬衣くんの旅は悲しいスタートになってしまったけど、結局旅立つことになって…良かった…かな?wでもレーヴァティンの王が英雄の1人…確かアリオト、ならばルファスと会うのは難しいんだろうか?周りが止めるかな?

作者さんもお気に入りの、虎の剣聖がかわいいw剣であまり戦わない自由なネコ科の剣聖w

勇者たちは「簡単にレベルアップする方法」を求めてメグレズのところに行ったのか…。なんともずうずうしい奴らだよな…。簡単に強くなる方法を英雄に聞きに行くなんて。

メグレズの対応は、ルファスと会ってから変わったのかな。ルファスと会って、過去の自分の行動やルファスのことをもう一度考えた時、「200年前の自分たちの行動はおかしかった」という結果になったんだろうか。

ルファス自身があの戦いを気にしていなくても、メグレズにはそれができない。でもそんなところがメグレズの良いところなんだと思う。書きおろしや他のシーンでもあったけど、ルファスとメグレズ、そしてアリオト…英雄と呼ばれたみんなはルファスと仲が良かった。

それぞれ考えは違っても認め合っていたのに、急に負の感情が増幅されるなんておかしい。魔神王を倒してから、ルファスを討伐しても全く問題なかったはずなのに。

そうさせたのは女神アロヴィナスだった…んだろうな。異世界から来たばかりの瀬衣くんがその真実に迫るのが良いね。異世界の人だからこそ何の色眼鏡も無くルファスと魔神王を見ることが出来た。

あの会話を聞いていれば、ルファスが人間を滅ぼすつもりがないのもわかるし、魔神王も「役割を演じているのでは」とも考えることができる。瀬衣くんのお父さんのこともあるけど、勇者が瀬衣くんでよかったのかもね。

ルファスは瀬衣くんにサインをねだるんだろうかw

まとめ

3巻も面白かった~!どの作品にも山はあるけど、「野生のラスボスが現れた!」は山がいくつかあって、そのどれもがRPGでの山場だったりラノベの山場だったりして読んでいて楽しい。

死んだと思われていたミザールが生きている?ってところで終わったし、すぐに次を読まなければ!

作者の炎頭さんの後書きも面白いから好きw

「タウロス」と「タウルス」…1巻と3巻でルビを間違えました…なのでルファスも間違えちゃうことにします!

というキャラ付けwこーいう活かし方好き!好感持てるわぁ~。

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