魔法科高校の劣等生 IF 感想・ネタバレ いつもとは違う達也さまがかわいい

鈴林です。今更ながらやっと読むことができました。
魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女
の配布特典の小説!!リーナの小説はもらうことができなかったけど、これはもらうことができました。

よかったー!(゜∀゜)

星を呼ぶ少女 配布特典とパンフレット_R

もらうだけもらって全然読んでなかったけど、読んでよかった。
さすがは「IF」というだけある。いつもの達也様ではない「達也様」を見ることができた。

深雪や真由美もいつもと違う…といえば違うんだけどね。

今回は「IF」の世界、
深雪や真由美がアイドルになる
というもしもの世界。今の魔法科高校の劣等生の展開だと、ありえないけどこれは「もしも」の世界!

ちなみに十文字先輩は出てきませんw

魔法科高校の劣等生 IF

達也様の本音

まさかこの「もしも」の話の中で達也様が「普段考えないようにしている」ことが出てくるとは思わなかった。

というか、そこまで重要なことが出てくるなんて思わなかった。もっと…お遊び的な話なのかと思ってた。

達也様がめちゃ明るいとかそんな「もしも」?かと思ってたwwww

達也様は、無意識に

  • 妹としての深雪 を求めているのか
  • 「深雪」を求めているのか

どちらなのか考えないようにしてたんだ。

達也様が深雪の婚約者になって、「妹」ではなくなった。血縁関係としては「妹」なんだけど、婚約者。

達也様の感情を封じ込めた「連中」。まぁ、深夜と真夜なんだけど。
この2人が言うには「妹」である「深雪」にだけは感情が働くようになっている。

確かにこの論理でいくと、「妹」でない深雪には興味が持てない、ということになりかねない。

達也様がこのことを心配していたとは…。意外だった。
深雪に「達也様」と呼ばれる度に違和感を感じている達也様が新鮮。

ついつい深雪に「もう『お兄様』とは呼ばないのか?」って聞いちゃう素直さ。なんかもうかわいい。
達也様かわいい。

深雪は達也様のことが好きだから、「添い遂げることのできない妹には戻りたくない」とはっきり答える。

達也様も…落ち込んだり、歓喜したりするんだね。当たり前だけど、この辺がすごくかわいいと思った。

「何かが抜け落ちた喪失感」
これは…「妹」がいなくなった、という喪失感かな?今までずっと「深雪」という妹を守ってきたのに、もう居ないわけだしね。

「歓喜」
これは達也様も言っているけど、「深雪から興味を失っていない」という歓喜かな。

達也様は「妹でない深雪」に今までと同じ、今まで以上の感情を向けられるのか不安に思っていた。

でもそれは杞憂だったことがわかって、喜んだんだよな。かわいいいいいい!!!

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達也様のモノローグ

いつもの「魔法科高校の劣等生」よりも、達也様のモノローグがたくさんあったように思う。

いつもの「魔法科高校の劣等生」にもあるんだけど、なんというか…この「IF」では達也様のモノローグばっかりだった。

というかそもそも、この「IF」自体が達也様の「想像」みたいなものだ。正しくは想像じゃなくて「パラレルワールド」…みたいなもの?だろうけど。

時間樹、という枝分かれする時間軸を渡り歩く。今回は、「氏族会議 〈下〉」の時間からの枝分かれ。

真夜が「魔法師はもっと世間に受け入れられるべき。そのために深雪さん、アイドルになりましょう」
ってなことを言い始めたのがスタート。

アイドルユニット_R

この「芸能活動」を始めることについて、達也様が猛反対するのが…なんだか新鮮というか良かったw

深雪のことが本当に大切だと思ってるし、「芸能人になって見世物になるなんて」という達也様の考えが透けて見えるwww

他にも、達也様が「普段考えないようにしている」ことってことでさっきも書いた深雪への考え、もあるし。

あとはこの話、達也様が疲れてるwww
本来の「魔法科高校の劣等生」ではあり得ない話だからか、つじつまの合わせ方に難があるwww

それに達也様も気づいているのが特殊w
「逆既視感」と言っているけど、正にそれ!「こうではなかったはず」って何度か出てくる。

達也様がマネージャーみたいにされるから怒ったり諦めたりと、普段の達也様より感情に起伏があるように思う。

新鮮!!

深雪のために怒りすぎて、感情がクールダウンされたりもするし。貴重。

みんなアイドルデビュー、そして…

深雪、真由美、香澄、泉美、エリカ、ほのか

のみんながアイドルデビューする。雫や美月、摩利はアイドルにならない!w
摩利に至っては出てこないからねwwww

美月はスタイルも良いしデビューしてもいいと思ったけど…性格的に無理かな?

雫はそもそも興味が無さそうw

深雪が爆発的に人気が出るのはわかるけど、ほのかが意外と乗り気になってた。
ノせられやすい…ってことかな?

七草の双子は双子ならではのシンクロダンスでめちゃくちゃ人気が出て、エリカは魔法で分身したりすごいスピードで動きながらのダンス。

ほのかは光の魔法で視覚効果から攻めて、真由美はいつもの妖精な感じ、深雪は超絶美貌と歌で人気になってた。

結局…深雪たちの人気は「魔法で精神操作されている」とか言われて、ファンとアンチの間で暴動になってこのパラレルワールドは「無し」になるんだけどね。

そこまではまぁまぁ楽しいw

ツッコミの達也様

ふっと出てくるのが

真由美「こらこら〜誰だ〜少女じゃないって言ったのは〜?」という会場への声に、達也様が心の中で

「俺です」

って言うのが面白いwwww
達也様もこの「IF」の世界に違和感持ってるから、達也様がめちゃツッコんでる!!www
こんな達也様見たことない!!w

達也様がツッコむとこんなに...新鮮なんだwたまにだからかな?w

魔法師として

ほのかがアイドル活動が楽しい、という理由の中に「危険じゃないから」というのがあった。

ほのかにとっては「魔法は笑顔を生み出すもの」

でも達也様にとっては違う。
もっと悪い感情を生み出すもの。達也様は自分で自分が普通じゃないことをわかっている。

自分の感覚、考えが「一般的な魔法師」ではなく「兵器」のようになっていることをわかっている。

この「IF」の世界であっても、いやだからこそ?達也様は自分をみつめていた。

平和な世界では、達也様に居場所が無いのだろうか?
そんなことは無いはずだよ…!

 

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