鈴林です。17歳の塔プチキス8巻の感想とネタバレです。

この8巻と、次の9巻で17歳の塔は完結。10巻は読み切りの話になってる。でも前にも書いたけど、読み切りの話を読んでると、桃ちゃんの背景がもうちょっとよくわかるから…読んでて損はないと思う!

この8話は、まさかの「ほのちゃん」の話。

4話で出てきた茜の友達…だけど、まさかほのちゃんの話があるとは。あったとしてもツモさんかと思ったのに…!

小田嶋がクラスでどうなったのか、理亜がどうなったのか気になる…。

17歳の塔 プチキス ネタバレ 8巻

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17歳の塔 プチキス 8巻 ネタバレ

第8話 浅井穂乃(あさい ほの)

浅井穂乃は、昔から不器用な子供だった。

小学生の頃、給食の時間。食べ終わるのが遅くて、クラスメイトに「早く食べてよー」と言われてしまう。

食べ終わらないと、クラスのスペースがその分狭くなってしまうので、食べ終わった子どもからすれば、食べていない子はただ邪魔なだけだった。

 

周りでは既に遊び始めている子が多い中、前の席に座る小田嶋美優も浅井穂乃と同じように給食を食べている最中のようだった。

「…一緒に食べない?」

「うん…!」

 

小田嶋と穂乃は家が近く、小学校の頃からよく一緒に遊んでいた。学校にはいじわるな人間もいる。

穂乃は人づきあいが苦手なこともあり、辛いこともあったが小田嶋という友人がいることで学校も楽しく感じていた。

その後2人は同じ中高一貫の女子高に進学。しばらく別のクラスだったが、高校2年になり同じクラスになることができた。

 

小田嶋に声をかけようとしたとき、「おはよう!高瀬さん!!」

小田嶋は後ろにいた穂乃には全く気付かずに、理亜に声をかけに行った。声の大きさもあったかもしれない…。しかし穂乃には十分ショックだった。

小田嶋は変わった。積極的で自信に満ち溢れていた。化粧もして、香水もつけているようだった。

 

その後小田嶋は生徒会長にまでなったが、徐々に余裕を無くしてしまい、そして…理亜を襲い…てっぺんから落ちて行った。

 

「ごめんね、穂乃ちゃん。いつも学校のプリント届けにきてくれて…」

「そんな…家近いので…!」

穂乃は家が近いということで、いつも小田嶋の家にプリントを届けに行っていた。それを受け取る小田嶋のお母さん(当たり前だがすごく似てる)。

小田嶋の母が言うには、小田嶋は「まだ学校には行きたくない」と言っているらしい。

先生も無理に教室に来なくても良い、と言っていたと伝える穂乃。しかし進路の相談をしたいので、近いうちに放課後にでも学校に来て欲しいと言っていた、と穂乃は伝える。

小田嶋の母は穂乃に「これからも美優と仲良くしてあげてね。」と声をかける。

 

『おばさんは知らないんだ。彼女には、私より大事な友達がいるってこと』

 

学校の女子トイレで、小田嶋のことを話す子たちがいる。

彼女たちによれば、小田嶋は生徒会長を解任されるかもしれないらしい。学校を休み仕事もしていないので、それも当然かもしれない。

小田嶋に天山寺大学の彼氏がいる、というウソもバレてしまっているようだった。知り合い経由で本人に確かめ、ウソがバレたらしい。

「ま、普通に考えてあんなイモいのに彼氏なんかできるはずないよねー!」「あははは!」

穂乃は、手を洗いながら…ずっと小田嶋の悪口を聞いていた。

 

ガチャ

 

そんな時、理亜がトイレに入ってくる。自然と会話は止まった。

「お…おはよう!高瀬さん」「…おはよ」

 

文化祭で理亜が主役を務めたラプンツェルは大成功を収めた。それをきっかけに、理亜に対する反応も変わっていき、今ではクラスメイトともたまに話すようになっていた。

茜は少し、寂しそうだった。

 

「ちょっとーこの部屋寒くない~?」

冬になっても、教材準備室に理亜はいる。夏と変わらずに来るようになっていた。

理亜が「みんな勉強ばっかでつまんなーい」と言うので、穂乃は「クラスの子と遊ばないの?最近仲…いいし」と聞いてみる。

しかし理亜からは「別に、そういうんじゃないから」と返って来た。

 

「大丈夫っすかね…。小田嶋さん…」

クラスのみんなも始めは心配していたが、今では話題にもしなくなっていた。彼氏の話がウソだとわかり、小田嶋をフォローしていた子も何も言えなくなってしまった。

茜は何度か小田嶋にメールしたらしいが、何の返事も無いらしい。

ツモさんは小田嶋と穂乃が仲が良かったことを覚えていて「何か聞いてないの?」と穂乃に話を振るが、

穂乃は「今は別に…。同じクラスになってからは一言も話してないし…」と本当のことしか返せなかった。

 

茜が理亜に話を振ると、理亜は「別にー。アイツのこととか興味無いし」と言って、暇を理由に帰っていった。

 

茜たちも帰ることにして部屋を出る。その途中職員室の中を見ると…小田嶋がいた。進路相談のことだろう。

小田嶋がいることに気づいたが、恐らく学校に来ていることを知られたくないであろうと察する穂乃。

茜たちに小田嶋のことを知られないよう、早く帰ろうと促す。

しかしそんな時、理亜が「スマホ忘れちゃってさー」と言って戻って来た。

 

ガラッ

 

職員室から出てきた小田嶋と理亜が出会う。

「え…小田嶋…? あ…えっと…」

「ごめんなさい!!」

何か話そうとする理亜に、大きな謝罪を被せる小田嶋。

 

「あの、私…高瀬さんにひどいことたくさんして…偉そうなことも色々…。でもあの…私これからしばらく学校来ないので…。

さっき先生に相談して、今後は自宅学習に切り替えてもらいました。

だからもう学校で高瀬さんに会うことも無いと思います。今まで不快な思いをさせて本当にすみませんでした。

で、では…失礼しました!」

 

言い逃げするように走り去る小田嶋。

「なにそれ。………じま、小田嶋!!!」

 

ものすごい形相で理亜が小田嶋を走って追いかける。

「ちょっと小田嶋!学校来ないってどういう意味!?」

「意味って…そのままですけど…」

 

「ちょっと…待ちなさいって!」

理亜は小田嶋の服を掴む。その拍子に転んでしまい、小田嶋を巻き込んで倒れる理亜。

転んだ拍子に足をつったのか、理亜がもたついている隙に逃げようとする小田嶋だが、理亜は小田嶋の足を掴む。

 

「待てって、言ってんだろーが…!なにアンタ…

今まで散々デカい顔してたくせに…ちょっとボロが出ただけで全部取り下げて逃げるの? ダサいんだよ…大体アンタねぇ!」

 

怒る理亜をなんとかなだめようとする茜。

「小田嶋さんも反省して謝ってるんでしょうし…もう、いいじゃないですか!」

それでも理亜は納得いかないのか、収まらない。

 

「よくないわよ…!だってコイツ周りに流されて謝ってるだけじゃない!

みんな…流れであたしのこと持ち上げて、流れで小田嶋のこと悪口言って…なんか…ムカつくんだよそういうの…!

学校休んでどうすんの!?卒業まで来ないつもり!? みんなと今後気まずくなって腫れものあつかいされて…

それでもいいの!?」

 

ずっと下を向いていた小田嶋だが、やっと話し始める。

「いいよもう、どうでも。元々大した人間じゃなかったし。いてもいなくても誰も気にしない。見下されてるのも慣れてるから…」

 

それを聞いて、理亜は小田嶋の襟をグッと掴み上げる。

「どうでもいい…?

アンタはそういう状況が嫌で何か変えたいって思ったから…だからあたしにケンカ売って来たんじゃないの!?

散々人のことボロカス言っておいて何を勝手に…」

「うるさいなぁ!!私はもう無理なの! たまたまハッタリが上手くいっただけで、本性がバレた今はもう何の魅力もない…

チビで、ブスで、卑屈で、自分勝手で、見栄っ張りで、嫉妬深くて、そんな底辺の人間なんて…」

 

パン

 

理亜が小田嶋の頬をぶつ。

それを見て恐怖する茜たち3人。

 

小田嶋も「なっ…!」と思って理亜の顔を見返すと…

理亜は目に涙をためて、悔しそうな顔をしていた

 

「やめてよ…そんなこと言ったらあたしはどうなんのよ…。

あたしはあんたに負けたくなくて、負けたって思われたくなくて、それだけで今まで頑張ってきたんだ…。

アンタがみんなに褒められるたびに、悔しくて悔しくて。でも必死でそういうの気にしてない振りしてやってきたのにさぁ…!

なのに…あんたが1人で勝手に負けちゃってたらなんかあたし…めちゃくちゃバカみたいじゃんか…!

1回やらかしたぐらい何よ…。ちょっと立場悪くなったぐらいで逃げてんじゃねーよ…!

たたかえよ…!小田嶋…!!」

 

理亜は涙を流し続けながら、小田嶋に訴えた。

言い終わると、理亜は小田嶋を置いて「帰る!!」と言ってズンズン歩いていく。

茜は「でも小田嶋さんは…」と言うが、理亜は「ほっときゃいいのよあんな奴!!」と言って帰っていく。

ツモさんと穂乃も、2人についていった。廊下に1人残される小田嶋…。

 

 

「大丈夫…?無理しなくていいからね…?」

心配そうに見守る小田嶋の母。小田嶋は、学校に行く決意を固めていた。

「いってきます」そう言って家を出るが、遠くから聞こえる生徒たちの笑い声につい隠れてしまう。

学校に行った時のみんなの反応を想像すると…胸がドキドキして怖くなってきてしまう。

 

そんな時、小田嶋の前に穂乃が立った。

「お、おはよう美優(みい)ちゃん。あのね…学校、一緒に行こうと思って…。

急にごめん。最近話してないのに、こんなこと言われてもびっくりするよね…!

でも、美優ちゃんが学校に来ないの、私…寂しいから。私、ちょっとだけ前歩くから…後ろ、ついてくるといいよ。

ほら、私体大きいから!周りから見えにくくなるかも…なんて…! あはは…!」

 

穂乃の優しさに、小田嶋は泣いてしまう。

「ありがとう、穂乃ちゃん…!」

 

『美優ちゃん、私ね、あなたが自分を変えたいって頑張ってた気持ちわかるよ。

だけど、ウソついたり無理に周りと合わせたりしなくても、そのままのあなたが好きだって

そう思ってる人が近くにいること、どうか忘れないで』

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17歳の塔 プチキス 8巻 感想

8話面白かった!

もぉぉぉぉ!!いい話かよ!面白かった…!すごく良かった。

1話のあの流れからこんな風になるなんて思わなかった。相手を落として、勝ち上がって終わりじゃないんだね…。

私はてっきりその流れかと思ったよ。浅かったわ。すまない理亜。すまない小田嶋。

ほのちゃんも…ちょっと…!ここまで出張ってくるとは思わなかった。4話のときなんて、「ほのちゃん影薄すぎじゃんw」とか言ってたのに…。

この8話があるからなんだろうか…。いやぁ良かった。

はがれるメッキ

小田嶋がついていた「天山寺大学の人が彼氏」というウソもバレちゃったし、7話での理亜を襲おうとしたこともあって…小田嶋は一気に下まで落ちてしまった。

明智光秀じゃないけど、短い天下だったね。上辺だけでみんなの心配をしていたのがダメだったのかな。

てっぺんに行きたいと思うのは良いことだけど、人を下に見ていいという考えはダメだよ。

でも学校を休んでいるとは思わなかった。理亜がずっと学校に行ってたから、小田嶋も行くものかと思ってたけど…。

まぁね…。気まずくなってしまった学校に無理していく必要も無いよね。逃げることも大事だし。別にいじめられたわけではないんだけど、「流れで」追い詰められてるみたいにはなったし…。

戦いなさいよ!

理亜…!もう本当に理亜の成長というか男気というかもう…何なの!?

きれいでかっこいいとかマジかよ。1話の段階ではイラつく奴だけど、自業自得だよね~と思ってたけど…ここまで好印象のキャラになるとは思わなかった。

理亜が主役のラプンツェルはやっぱり成功したんだね。だよねーー!きれいだし。

ラプンツェルの理亜は1コマしかなかったけど、すごくきれい。金髪のウィッグもすごく似合うと思う。

 

理亜にとって、小田嶋は自分を負かした敵。だけどその小田嶋が今みたいに「周りを気にして」へこへこしているのは気に食わないんだね。

理亜が言うように、自分も戦ったからあんたも戦えってのは無茶…と言えば無茶。自分がしたことを相手に押し付けるのは良くない。

でも今回のは…良いんじゃ?と思ってしまう。小田嶋にかけた言葉は、クラスの誰がかける言葉よりも小田嶋に刺さると思った。

理亜が言うからこそ刺さる。他の人じゃダメ。桃ちゃん…でも刺さりそうだけど、桃ちゃんは小田嶋を応援したりはしないw

 

小田嶋に負けたくなくて理亜は頑張ってきたのに、その小田嶋は「ちょっとの失敗」ですぐに負けを認めるなんて…なんだか悔しいもんね。

「小田嶋も自分みたいにもっと苦しんでもいい!」という感情も出るだろうし、「もっと頑張りなさいよ!」とも思うだろう。

理亜の成長が…眩しい…!

変わらないほのちゃん

ほのちゃんにとって、小田嶋美優はずっと家が近い仲良しの友達だったんだね。

給食を早く食べられなくて怒られるの気持ちわかる~~~。あれ嫌だった。ご飯くらい好きなスピードで食べさせてほしいものだわ。

高2になって、小田嶋と話せると思ったら小田嶋は「上を目指して」いるところだった。化粧もして香水もつけて、ほのちゃんとは別の世界に行ったようになってしまう。

でも小田嶋が「転落」してしまって…周りの反応の変わりようが、ほのちゃんには激しく見えたんだろうな。

学校に人知れず来ていた小田嶋を、みんなにバレないようにしてあげようというのも優しさだし。

一緒に登校しよう、ってのも優しさだよね。一緒に歩くのではなく、少し後ろを歩きなよ、というやさしさ。

隣を歩く、だと急に距離を詰めてるし不自然…かもだしね。小田嶋はみんなの視線にさらされちゃうし。

理亜は小田嶋と仲良くするわけじゃないだろうけど、2人の関係は変わりそう。

次が最終回か…

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