超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5巻 感想・ネタバレ 自分に経験があるかどうかの違い

鈴林です。超人高校生のラノベも5巻まで読破だー! 自分でも結構読んできたな、という実感がある。

超人高校生とは呼ばれているけど、段々と彼らも普通の人間でしかないと思えるようになってきた。

もちろんすごい技術や知識を持っているんだけど、その人の内面はやっぱりただの「人」なんだなと思える。

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5巻

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お前、番外編だったのか

クランベリーの話って番外編だったのか。確かにちょっと珍しい感じで始まったなぁ、とは思ったけども!w

クランベリーの高飛車お嬢様なキャラはこれまでにいなかったし新鮮だね。もしかして毎巻、こんな感じで番外編入ってくるのかな?

4巻にもリルルやジャンヌの恋心の話があったように、毎回入っていくのかしら。

 

パンジャンドラムという兵器について初めて聞いたわ。そんな兵器あるんだ…。大きな車輪に爆弾をつけて転がす…という兵器。

パンジャンドラムで検索したらニコニコ動画とかたくさん出てきたw

言われていることはこのラノベとほぼ変わらないけれど、欠陥はあるけどどこか愛着があるという人が多いのかもしれない。

 

林檎とクランベリーは年齢はちがうし境遇も違うけど、幼くして天才だったというところは同じだったんだ。

大きな成果を出さないといけない。周りの期待に応えなければいけない。失敗した時の周りからの圧力…。

でもそれを乗り越えるのは「新しいものを作り出すこと」ってのは…素晴らしい。過去ではなく未来に目を向けている感じ。

失敗を乗り越えてそれを糧にして新しいものを作っていく。

周りの批判や目を気にすることなく、自分にできることをし続けていくってことは良いよね。結局それしかできない。

言葉で説明してもいいこと無いし、新しい何かが生まれるわけでもない。

 

パンジャンドラムにウインチをつけて指向性を出すってのは実際にやるとどうなるんだろう?

それがちょっと気になるw

自分に経験があるかどうかの違い

ヤマト皇国の姫が突然現れたことで揺れるエルム共和国。

フレアガルド帝国からの支配が無くなって、毎日を楽しく生きられるのは天使たち七光聖教のおかげなんだけどそうは思えない人もいっぱいいるんだな~という印象だった。

助けてもらったのだから全部言うことを聞くべきだ、とは言わないけど…助けてくれた人に対して「あなたたちは私たちの気持ちがわかってない」というユーリ達の意見はすごく嫌。

フィンドルフ領とギュスターヴ領の人たちが、原則派。万民平等の理念のもとヤマト皇国を助けようとするのは、自分たちも助けられたからだよね。

フィンドルフ領は処女を領主に捧げないといけなかったし税も重かった。

ギュスターヴ領は旅人を食べなくてはならないほどに困窮させられ、畑仕事をすることすらできなかった。

でもブッフバルト領とアークライド領の人たちは領主がまともな人であったおかげで、そんなことにはならなかった。

だから「フレアガルド帝国と戦うなんてごめんだ。何故他国の心配もしなきゃいけないのか」と言うことができるんだと思う。

 

司たちにとってこの世界は異なる世界。冷たい言い方をすればどうなっても構わない世界。

エルム村さえ助かればいいという理念の元動いても良かった。降りかかる火の粉を払いのけて、フィンドルフ領やギュスターヴ領、そしてアークライド達の領だってめちゃくちゃに滅ぼしても別に良かった。

悪政を強いていた領に住んでいた人たちが「自分たちと同じような人を救おう」とするのは正しい動きだと思うし、そう思うのもわかる。

わかりやすく目には見えないだけで、苦しんでいる人がいるかもしれないし。

 

でもユーリ達の意見ももちろんわかる。平和が大事だし、戦いに行きたくはないだろう。

なるべく今を維持して平和のままで暮らしていきたいと思うはず。自分たちの生活だけで精いっぱいだ! というところかしら。

でもさぁ…好きになれない。

恩人への礼が足りない。「自分たちの思い通りに進まないから、あなたたちは信用できない」と言っているようにも聞こえる。

ラストで政治屋が発生してたし、エルム国内も清廉潔白とまではいかないだろうけど。それでもムカつく。

 

助かってからは一人前の顔して恩人の顔を踏みつけようだなんて、なんて恩知らずなんだ。

万民平等という理念の下で自分たちは救われたのだと認識してないのが、何とも腹が立つ。

ヤマト皇国の実情

カグヤ姫とシュラは捕まったままでご飯もマヨも振舞ってもらえてよかったじゃないか!

囚われているのに破格の待遇。

カグヤ達から「邪悪な竜」について聞けてよかったよね。エルフという種族がいることもわかったし、リルルの親とかリルル経由で話しかけてきた人の正体とかわかりそう。

フレアガルド帝国がなぜヤマト皇国を支配したのか。その理由はこれから明らかになるのかしら。

絶対「七光聖教」とか「邪悪な竜」が関わってそうな気がする。他に疑いようもないくらいに関わってる気がするw

ジェイドといいマヨイといいすごいパリピだったけど、本性が別にあるのかな?

ジェイドがリルルと林檎ちゃんの想いに気づいて何かしてくれそうだけど、そこはあんまり期待してない。

あたしは林檎ちゃん推し!!!

勝人離脱

勝人はもうここで離れるのか。

それだけ「元の世界に帰れる」能力を持つネウロに期待しているってことだよね。

「邪悪な竜」を倒してこの世界に平和をもたらせば、司たちを呼んだ人が元の世界に戻してくれそうな気もするけど確実じゃないし…。

勝人が言うことは間違ってないとは思う。ヤマト皇国をなんとしてでもフレアガルド帝国に引き渡せ、とも言ってないあたりが優しいよね。

暁が「7人一緒にいるのが当然と思ってた」というのはわかる。だってタイトルに「超人高校生たち」って言ってるし。

誰かが遠くのところにいるのなんて想像つかないよね。

暁にキスしようとしたのはホモの始まりかと思ったけど、違ったか。残念。

 

でも勝人の去り際、勝人が冷たい目をしてたってのは気になる。ラカン経由でエルム共和国に何かふっかけたりする…のか??

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後々その有難さを感じることになる…!w

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