鈴林です!魔法科高校の劣等生25巻、エスケープ編下、の感想とネタバレを書いていきます!
2回読んだし、好き勝手に色々と書くぞ~~!一応発売したばかりなので、まだ読んでないとか、楽しみにとってあるのに!!という人は読むのを避けましょう。一度知ってしまったら、知らない頃には戻れません…!
次に出るのは、夏か…。今が春だから割と早めですね。24巻の次の25巻が1か月後に出てくれただけで嬉しいわ。本当、楽しませてもらってる…!魔法科高校の劣等生は発売してすぐに電子書籍にならないから、発売日に本屋に行くけど平積みされてて嬉しい。
そして平積みされている中で目に見えて売れているのがまた嬉しい。映画化もしたし…アニメ2期始まっても良いと思うんだけどなぁ…。いつかしら。ずっと待ってるんだけどなぁ!!!
もくじっ!
魔法科高校の劣等生 25巻 エスケープ編〈下〉 感想・ネタバレ
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あれ、挿絵…
感想の前にまずこれね。
えっと…挿絵どうされたんですか…!?なんだかシリアスよりな絵になってしまって…み、深雪が全然かわいく見えないんだけど私だけでしょうか。登場人物紹介の深雪と、本編挿絵の深雪が別人すぎてどうしようレベルなんだけど。
劇画タッチというかなんというか。「これじゃねぇ!」感がすごく強いんだけど、どうしよう。表紙めくってすぐの、桜の木の中での達也さまと深雪の絵でいて欲しかった。
達也さまも劇画タッチになっているけど…ま、まぁこれはギリ有りですね。水波も、24巻の十三束との戦闘のシーンも含め有りだね。光宣との会話で照れてる感じとかかわいいと思う。
しかし深雪…ホント深雪の挿絵どうしちゃったの…。高3になって大人の魅力も出てきたってところを描きたいのかもしれないけど、今までの深雪でいいよぉ…!この挿絵の深雪、「誰かしら?」と思えて仕方ないよぉ…!
リーナもかわいい感じを残したままなのに…ど、どうしてなんだ!!!挿絵という部分では次回が本当に気になる。かわいい深雪戻ってこーーい!!
ラスボスはあなたでーす!
光宣は水波が好き
後書きでも言われていたけど、ラスボスはやはり光宣か…。24巻の描かれ方でもしや…と思ったけど本当にそうだったとは。別に光宣をすごく好きだった訳ではないけど、なんだか悲しい。
光宣が水波に固執するのは、やっぱり初恋だからなんだろうか。見目麗しい美少年だから、病弱な美少年だからこそ、接してくる女の子はいなかった。あの周公瑾を捕まえるための京都旅行の時に達也さまと深雪と一緒に出掛けなかったら「同年代の友人」もできなかっただろう。
あの旅行は、光宣の人生の宝物になったと思う。理由はどうであれ、思い出してもあの時の光宣は輝いてた。特別扱いもされず、身体のことでも疎ましいと思われない関係。
そこで出会った水波だから…好きになったんだろうか。水波のような反応は、これまで光宣が出会った女の子全員がすることだと思うんだよね。でも接触頻度とか…同じ「調整体」であるという共通点が、「恋」に発展したんだろうか。
まぁ人が人を好きになる理由なんて、どんだけ言っても結局は「なんとなく」だからね!!理由なんてどうとでも言えるよね!!w
ぼくは人間をやめたぞ!水波ぃぃぃぃぃぃぃ!!
ジョジョ風に言うならこれですかね!このネタは4コマで是非やって欲しい…!←
光宣はやっぱり24巻ではパラサイトになっていなかったのか。あの時点では、まだ人間を捨てることに迷っていた。しかし「水波を助けるために自分が実験台になる」という自己犠牲のもと、人間を捨てた。
光宣にとって、魔法も使えてそれでいて普通の生活をする、というのが理想。しかし達也さまは「魔法が使えなくても構わない」という根底がそもそも異なるものが理想。
光宣はずっと魔法が使えなくて悔しい思いをしていたから、「魔法を捨てる」なんて考えがそもそも無いんだよね。
しかし水波は、四葉で体術の訓練も受けているし、メイドとしても優秀。魔法が使えなくなれば「ガーディアン」としては働けなくなるけど、魔法を使う以外にも活躍の場は残されている。水波は元々身体が弱いわけでも無いし。
この差を埋めて、光宣に理解してもらうのは…大変そう。というか無理そう。どんな言い方をしても「光宣を、パラサイトを否定している」という風に受けとられてしまいそう。
人間をやめるということ
そもそも人間をやめて、パラサイトと同化して新しい生き物として生きていく…これは悪いことなんだろうか。
パラサイトと融合・同化したことで確かに人間ではなくなるけれども、それが本当に悪なのかあたしにはわからない。パラサイトになれば、達也さまの言う通り、独善的になって思い通りに行かないと力でなんとかしようとしてしまう…ものかもしれない。
しかし、そこさえクリアできたら…良いんじゃないの?って思うんだけど…。ダメなのかな。
というか、そもそも光宣は本当に「自分」を持っているんだろうか?そう誤認させられているだけで、本当はもう「九島光宣」がいなくなっている可能性もあるんじゃ…。
USNAの奴らはもう同化させられてしまって、スターズの兵士だった奴とパラサイトの融合体になってしまっている。光宣が「光宣」でいられるのは、時間制限があるかも…しれないのかな。だからダメなのかしら??
人間をやめることで、諦めなければならないものも出てくるだろうし、逆に手に入れられるものもあるだろう。それを全て確認して選び取ることなんてできない。
水波が光宣を好きだったとして、まだ会ってからそこまで日も経っていないのに決断なんてできないよなぁ…。
どうなんだろう。わからない。2回読んだけど、あたしは達也さまみたいに即断できない。「人間をやめることも良いのでは…?」と考えてしまう。
しかし、達也さまの言うように、パラサイトごとにも個体差がある。光宣は今回たまたま自我を捨てずに済んだけど、水波がそうなる確証はどこにもない。
「きっと大丈夫!」という甘い考えで試して、もし「桜井水波」という女の子が消えてしまったら意味が無い。パラサイトと融合した水波だったもの、の誕生じゃ意味が無い。
水波がはっきり光宣を否定したら…光宣はどうなってしまうんだろうか。光宣はその時、パラサイトに乗っ取られてしまうのかしら…。
深雪を通して大事に思う
達也さまは深雪に関してのことじゃないと、感情が欠落している。大笑いすることもないし、とても悲しむこともない。
それは達也さまが生み出される時に調整されたことで、もうどうすることもできない。そういうものだと思うしかない。
水波が達也さまに「どうして私のことを…」って聞きたくなるのは当然の疑問だけど…あの場に深雪が居なくて本当に良かったよね…wもし居たら「お兄さまになんて無礼なことを」と良い気持ちがしなかったかもしれない。
少しのシーンだったけど、読んでいてとても…気持ちが良かった。達也さまが深雪以外の人のことを大事に思うのはとても嬉しい。
例え「深雪を通して」の感情だったとしてもかまわない。結果が大事。そもそも水波を他人だと思っていないのが嬉しい。深雪が、水波を妹の様に思っているから。達也さまも水波を大切にする。
間に「深雪」が入っている関係ではあるけれども、大事に思ってもらえるのは嬉しいもんね。
家族を人間以外にする、という企みだから、達也さまは光宣の考えを否定したのかな。パラサイトにならなければ水波は死ぬ、という危機的状況でも無い。水波の魔法を外部から封印してしまえば、水波は人間としてこれからも生きていける。
誰か大切な人と結婚して子どもを作る、という人並みな幸せを歩んでいくこともできる。その未来を、「魔法」のために捨てることはない…だから達也さまは光宣を否定したんだろうか。
魔法師を兵器として捉え、道具として利用される現状を変えるためのESCAPES計画。「魔法」に縛られない生き方が、達也さまの理想なのかしら。
バイバイ、レイモンド。ハロー、パラサイト
レイモンドのせいでUSNAが大変なことにーーーーー!!w
こいつマジで余計なことしかしないな!!w物語としては本当にありがたいトラブルメーカーなんだけど、達也さま好きとしてはマジで迷惑な奴だよ!!w
なんでマイクロブラックホール実験を進めていこうとするのか疑問だったけど、レイモンドの情報操作のせいだったのか。フリズスキャヴルとか使ったのかな?
レイモンドの夢は、全人類の夢でそれに向かって進むのが普通だと思っていたのに、達也さまの「どうしてそれに俺が協力しなければいけないんだ?」という一言がレイモンドを変えてしまった。
いや…達也さまの言っていることはもっともなんだよね。崇高な理想も、考えも、行動ももっともだよ。良いことかもしれない。
しかしそれに、賛成しなきゃいけない理由もないし参加しないといけない理由は、達也さまには無い。ディオーネー計画には達也さまが絶対必要、かもしれないけど…達也さまがそれに絶対賛同しないといけない理由無いよね。
達也さまが嫌なら、そりゃ参加しないよ。そもそも他人を頼るような計画を立てるなよって感じだし。
レイモンドはこれまで否定されたことが少なかったのかな。ヒーローになりたかったけど、なれなかった。それがまず否定された経験。それ以上の否定を受け付けたくなかったのかもしれない。
しかし…自分からパラサイト呼び出してるくせに「自分が憑りつかれるかも」とか思わないのかな。考え足りなさすぎじゃないですか!!変なとこが歳相応なんだよなぁ~~。
レイモンドの「司波達也を屈服させたい」という曲がった欲望のせいで、達也さまの命が狙われてるし。いや…マジで勘弁してくれよ。
達也さまにこれ以上無いほどめちゃくちゃにやられて欲しい。パラサイトと、光宣だったら、光宣に苦戦するだろうね。パラサイトは、エリカとかレオにやられそう。
達也さまが出る幕がそもそも無さそうだわ。エリカの切陰で斬られて欲しい。
リーナ、再び日本へ
映画で見たラルフ・アルゴルとラルフ・ハーディ・ミルファクが本編にも出てきたーーーー!!うわーーーー!!!
というかアルゴルって、てっきり死んだと思ってたんだけど…生きてたんだね。さすが軍人さん!
ベンジャミン・カノープス隊長。リーナが一番頼っている人。一応リーナの部下
ラルフ・アルゴル。リーナの部下で、すごい「悪い奴面」した奴。車に乗って来たデネブと戦ってくれた人。
ラルフ・ハーディ・ミルファク。リーナが日本に逃げる手伝いをしてくれた人。
http://mahouka.jp/about/#character
それぞれの見た目はこんな感じ。映画に出ていたキャラがこうして原作に出てくるなんて…!!とっても嬉しい!!観てよかった!読んでよかった!!w
USNA、スターズの部隊の面々がパラサイトに侵食されて、デネブやベガまで反乱に加わるなんて…。あいつら本当に使えない…。元々リーナに良い感情を持っていなかったから、「司波達也に篭絡された」という情報をあまり確かめずに受け入れてしまった、というところかなぁ…。
達也さまの暗殺依頼も受けていたようだし。しかしそれにしたって…。
それだけパラサイトが脅威、という事もあるけど…カノープスやアルゴル、そしてパラサイトからの浸食を助けてくれたシャウラまで刑務所に入れることないじゃん…!それだけUSNAはパラサイトだらけということなんだろうか。
達也さまの力で…USNAをなんとかできるんだろうか。マテリアル・バーストを放ってUSNAを滅ぼしたりとか…?展開としては面白いけど、マジで達也さまが魔王になっちゃうしなぁ…。
リーナが日本に来て、物語が動き出す感はあるけど先がどうなるのか謎だ…。今のところ、パラサイトにとってリーナと達也さまは滅ぼすべき相手になってしまっている。
リーナはどうしてパラサイトの侵入を拒めたんだろうか。ちょっと気になる。
でも…「司波達也を殺す」この欲望を持っている限り、深雪に殺される理由となる。また、深雪が戦う姿を見られる日も近い…!!
ベゾブラゾフは諦めない
一度失敗して、それ以降はもうチャレンジしないかと思ったけど…もう一度やってきた~~~!!しかしあっけなくやられた~~~!!!
襲われる危険があるなら、学校なんて行くなよ…と思ったけど、いつ襲われるかわからないからこそ普段通りに生活したのかな。達也さまも、まさか日中襲ってくるとは思わなかったって言ってたし。
しかし…達也さまが防げたからいいけど、ダメだったら第一高校は大変な被害だよ…。第一高校の設備で魔法による攻撃を受けたことがわかったにしても、第一高校の生徒なら「狙われたのは司波達也では」って推測もできそうだし。
だったら…「学校に来るな!」とかデモとか起きそうだけど、大丈夫かな?私はそれが心配。
ベゾブラゾフのトゥマーン・ボンバに対して当然のように勝利する達也さま…さすがです!!正直仕組みはよくわからなかったけど、チェイン・キャストによって作られるコピー一つ一つを消すのではなく、複製を作ろうとする大元を消した…ということなのかな?
その認識で合っているかしら??
そして、トゥマーン・ボンバの魔法式を組み立てている元をエレメンタル・サイトで割り出し、CADごと消し去る…。
なんというか…ゲームで戦ってたけど、ゲーム機本体を消す、ということだよね??そんなんアリかよ…。もう、ベゾブラゾフは魔法師としてダメかもしれないな…。
ベゾブラゾフがダメになってしまったら、新ソビエトには戦略級魔法師がいなくなってしまうことになって…軍事バランスも崩れるのでは…?
だからこそ、大亜連合のリウ・リーレイも出てくることに…なる…とか???難しいなぁ!!でも、達也さまが勝って欲しいね!!w
風間中佐と達也さまの関係
風間中佐と達也さまの関係がどんどん、どんどん悪くなっていく…。もし、軍が襲われることを教えてくれていたら、水波は倒れなかっただろう。
今更言っても仕方のないことだけど、思ってしまうよね。水波は達也さまにとって、もう家族なのだから。風間中佐も、軍務だから言えなかったにしても、ああやって詰められるのは辛かっただろうに…。
もし、佐伯少将が上に言われるままに「ディオーネー計画に参加しろ」と説得されていたら…達也さまはすごく冷酷な目を向けただろうな。説得を試みるだけで敵だと判断されそう。戦略級魔法師だし、達也さまの力を知っているからそんなことはしないけれども。
独立魔装大隊で一緒に戦っていた仲なのに、微妙な関係になったのは悲しい。
ESCAPES計画と世論
十三束のお願い、ムカついたわ~~~~!!wこいつをどんどん嫌いになる自分がいるよw
十三束の気持ちはわかるんだけどさ…でもそれで「生贄になって」ってお願いするのは違うよね。達也さまが好きだからってのもあるかもしれないけど、達也さまが間違ったことを言っているとは思えない。
十三束は、他人に言われるままに外部からの情報を受け入れすぎている。
周りの人が言わなかった、テレビで言わなかった…だから何だというのか。自分で考えることも放棄して、年下の水波と白兵戦を演じ、そして達也さまに「世界のために、僕の母親のために生贄になれ」とお願いする。
ひどいのはどっちだよ!!!
でも、ト書きでも言っている通り、十三束だけが悪いのではない。受け入れられる情報にも限度がある。十三束はもう…今後出てくるときは敵となっているんだろうなぁ…。
深雪とかエリカにコテンパンにやられて欲しい。達也さまに直接、ではなく「お前、間違ってるよ」と達也さま以外からはっきり言われて負けて欲しい。
ベゾブラゾフに襲われたことを利用する世論操作はさすがだ。東道青葉の持つ力のデカさを感じる。大物に好かれるということは、それだけ行動しやすいということなんだなぁ…。
コレを読むなら eBookJapan が楽
他の漫画やラノベも多く読めて、かつ機能がわかりやすいeBookJapan(イーブックジャパン)が良いと思う。
他のと違って、月額いくら~とかレンタル期限が~とか無料期間とか無いし、
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同じ買うだったら得して買える方が絶対に良い!
後々その有難さを感じることになる…!w
ラノベも漫画もエロいのも大体なんでも揃ってるので、欲しいものはほぼここで買えるはず。
ラノベは特に本で揃えると重いし場所取るから電子書籍で買うのが良い!