鈴林です。公爵令嬢の嗜み6巻の感想とネタバレを書いていきます!

割と最近発売されたばかりの本なので、まだ読んでない、という人は要注意です。容赦なくネタバレ込みの感想を書いてしまうのでネタバレ厳禁な人はやめましょう!!

公爵令嬢の嗜み6巻は、アイリスちゃんじゃなくてアイリスちゃんの母親であるメルリスのお話。5巻では一時主役のような活躍で読んでいてとてもドキドキした思い出。そのメルリスのお話。公爵令嬢の嗜みのスピンオフ!というかまたしてもとりとめの無い内容になってしまった…。わかりづらくて申し訳ないw

もちろんアイリスちゃんも出てくる…けどこれまでと比べると極端に出番が少ないwしかし、「主人公」ということもあるのでちょこちょこっとは出てくるw

 

星をつけるなら…やっぱり5!

 

いやぁ…面白かった。読んでてワクワクするし、早く続きが読みたくなるラノベ。

公爵令嬢の嗜み ネタバレ 6巻

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ただ自分の目的のために

すっごく面白かった。本当にその一言に尽きる。公爵令嬢の嗜みで、アイリスちゃんは転生前の知識と元々持っていた発想や手腕をもって領主として成功を収めた。辛いこともあったけれども、周りの人たちに支えられながら戦っていた。

メルリスは…1人だった。もちろん家族はいる。ガゼル・アンダーソンという父、タスメリア国の英雄にパークスという兄。しかし家族が居ても、メルリスちゃんは「家族を頼る」とか「誰かを使う」ということはほぼしていなかった。この辺がアイリスちゃんとの違い…かしら。

メルリスのお母さん、メリルダが野盗に襲われて死んでしまったというのは、これまでの公爵令嬢の嗜みを読んでいて知っていた。この6巻は、そのメリルダのお葬式から始まる。冒頭でメリルダは既に亡くなっているから、読者のあたしからすると特にメリルダについて思い入れはない。

悲しんでいるメルリスやガゼルを見て一緒に悲しいなと思うくらい。

それでも…読んでいて泣けてくるんだよね。読み進めれば読み進めるほど、メルリスが自分を責めているのがわかるし、自分の母を殺した者たちを絶対に許さないという想いも伝わってくる。今までの話を読んでいて、大筋を知ってはいても泣けてきてしまった。

メリルダが1人で領地に帰ってくることになったのは、メルリスがねだったせい。だからメルリスは「自分があんなことを頼まなければ」って自分を責めていた。大筋を知っているからこそ、より詳細を知ることで泣けた。

メルリスの覚悟とか決意がすごい。語彙が無くて申し訳ないけど、まさしく「仇を討つために生きている」という言葉がふさわしいと思う。どんなに辛い訓練でも、自分の母を殺した相手を地獄に落とすまでは負けられないという決意。

もちろんメルリスの才能というものもあるんだけど、辛い訓練に耐え、男に混じって戦うなんて大抵の人はできない。それだけ復讐という目的が大きいということでもあるし、それだけメルリスが覚悟をしているということでもある。

武の才

アイリスちゃんは異世界転生ものによくあるようなチート能力は無い。剣も使えないし、魔法も使えない。でもメルリスは元々の才能もあった。ガゼルの娘ということもあって、だと思うけど…武の才に富んでいる。

しかし才能があるからといってそれで怠けたりはしない。訓練も行い、模擬試合も行い、更に自分にキツイ訓練も課していく。メルリスは才能がある戦士なのかもしれないけど、才能もそうだけど努力をしている描写が多いから「結局才能かよ」とか思うことが無かった。

ガゼルに日々言われていたことを意識しているから「戦いにもう一度は無い」ということも理解しているし、実践している。自分以外が戦っている時でも「参考になる」と思いながら見取り稽古をしているし、鍛錬を欠かさない。

メルリスは別に異世界から転生したわけでもないのに、才能と努力で戦っている。この6巻に限って言えば、王道ファンタジーともとらえられるような気もするなぁ。

芽生えていく恋

メルリスはルイと結婚する…と知ってはいるものの、2人の出会いってなんだか読んでいてこそばゆかったwアイリスちゃん目線になってしまうw

そして読んでいてしみじみ、「あ、ルイがアルメリア公爵の息子か」と再認識した。アルメリアといえばアイリスちゃんというイメージがもう出来上がっているので、なんだか違和感があったわw

ルイとメルリスの出会い、というか馴れ初めは公爵令嬢の嗜み3巻で出てくる。アイリスちゃんが悩んだ時にメルリスと一緒に見晴らしのいい塔に登るところ。当たり前だけど6巻でもその塔が出てきてちょっとテンション上がったw

この時代、女の子であれば髪を伸ばすのが普通だっただろうに…「邪魔だから」と髪を切っていたメルリスは相当異端だったんだろうな。でもそんなアイリスと一緒に話していくルイが良い奴だった。

ルイとメルリスの出会いは、偶然。だけどたまに会うだけでもこれだけ心を通わせられるなんて、運命的だわ。ルイの頭がとても良いってのもあるとは思う。ルイは基本、メルリスに助言したり導いたり、考えをまとめる手伝いをしてくれていた。

メルリスが迷ったとき、落ち込んだ時、悲しい時、問題を明確にしてくれて、メルリスがどう進みたいのかを毎回教えてくれる。メルリスも素直で、始めの一言二言にはムッとするものの、意味が分かってきたらルイの言葉を真剣に考えたりする。

メルリスが人生の目標にしてしまっていた復讐が父親のガゼルの手によってなされた時、メルリスは心にぽっかりと穴が開いてしまった。目標としていたものが、自分が関わらずして達成されてしまった。これから先何を目標に生きていけばいいかわからない…って落ち込んでいる時のあの塔での手紙。泣いた。

あの塔どれだけ使われてないんだよ!とも思うけど…あの短い言葉で意思疎通ができる2人が微笑ましい、と同時にルイの優しさに泣いた。メルリスちゃんを理解して応援してくれる家族以外の存在。

ルイとメルリスで街にデートに行くのもいいね…!!かわいい!!!ルイの挿絵を見る度に「知らない奴だ…」って思ってしまうんだけどねwアイリスちゃんが主人公の時の「公爵令嬢の嗜み」だともっとゴツイ感じの印象だから…w慣れなくてw

ルイは「メル」がメルリス・レゼ・アンダーソンだとわかっていそうな気がするんだけどなぁ…。そうじゃなかったら「野盗が捕まった」ことでメルリスが落ち込む、とわからないと思うし。ルイは父親のロメルに鍛えられているからこそ、「メル」は影武者ではなくメルリス本人だ、と気づいていそう…だなぁ。なんとなくだけど。

2人とも約束しないで塔で会うのが楽しみっての、なんか良いよね。名前もフルネーム知らない間柄だけど、塔で会った時はお互いに色々な話をする…。この2人がこれからどんな風にくっつくのかマジで楽しみ。

アルメリア領前領主ロメル・ジナ・アルメリア

アイリスちゃんが「前領主のおじい様はすごい」って言ってたのでなんとな~~く知ってた。「おじいさま」って言うくらいだし、髭の長いハリーポッターのダンブルドアみたいなおじいさんを想像してたんだけど、今回の挿絵を見る限り…その予想は違うようだw

アイリスちゃんが「おじいさまは先を見越している」的なことを言っていたけど、本当にすごかったのか。与えられた情報、隠れた情報から事実を導き出す。望む結果を手に入れるために他者の行動を予測して先回りする…とか、策略家だわ。

ガゼルとの仲が良かったのは意外だった。なんとなく、だけどアルメリア領の領主と友達って想像がつかなかった。仕事とガゼルの復讐を兼ねて既に知り合っていたし、親友でもあったのか。

ルイとメルリスは歳も近いわけだけども、ルイがロメルの仕事を手伝いまくっているせいで全くそんな感じがしない。というか、イケメンなルイの挿絵を見る度に「はっ!こいつか!!」と思ってしまう。

ロメルは端的に言うなら「曲者」。相手に自分のことを悟らせずに、相手を倒すって感じ。ロメルのスピンオフとかもあったら…それはそれで面白そうだ。

メルリスの兄パークス

メルリスのお兄さんって地味だよね。とりあえず、アイリスちゃんが主人公だった公爵令嬢の嗜みでは、地味だった。4巻の時の、アイリスちゃんと協力して国を見限ろうとしている辺りで出番が増えた印象。

でも…この6巻を読んで印象変わったわ。パークスも良い奴だ。メルリスは復讐に燃えて己を鍛えた。でもパークスは自分と、周りも大切にしようとした。パークスの「お前は、生きているんだ」とか泣けた…。メルリスの必死さも、パークスの考えも読んでて伝わるわ…。

なんとなくパークスって剣はやらないかと思ってたけど、やっぱり強いのか。メルリスという天才を見てしまったから、剣を鍛え続けるのはやめる、だなんて大人な子どもだわ。その代わりに軍略に進むというパークス。

物語にも出てくるけど、将軍の父に戦士であり将にもなれるメルリス、そして軍略家のパークス。すごい家族だよ…w

パークスの妻であるマルルとの馴れ初めも…かっこよかった。能ある鷹は爪を隠す、のような話。ラノベの主人公にもなれそうなエピソードだったと思う。そしてパークスの妻の初恋が、メルというのも何の因果なのかw

メルリスを見た第一声が「何故ドレスを着ているのですか!?」だからねwそりゃビックリするだろうけど、それをすぐに出してしまうマルル素直w

戦いに燃えるメル

今更だけど、メルリスは訓練に参加している時は「メル」という名前でやってる。メルリスの影武者だということにして、メルで訓練に参加したりしている。アイリスちゃんが主人公の時には無かったけど、メルリスが主人公の今回は戦いのシーンが結構ある!!

そして面白い!!剣さばきがどうとかって、正直説明されてもわからないのだけどメルが常に冷静に、そして楽しんで勝っていくのはわかる。メルリスが王都に行く途中狙われてしまった時も、癖になっているというのもあってすぐに野盗を殺してしまうメル。

普通の令嬢はやらないようなことをさらっとやってのける。騎士団の人達との戦いもそうだし、野盗との戦いもそうだし、ラスト付近の令嬢が誘拐される現場での戦闘もそう。そういった意味では、これまでの公爵令嬢の嗜みとちょっと違うかも。

政治がどうとか駆け引きがどうとかってのがほぼ無いからね!wそーいうのが苦手な人でも読みやすいはずw

申し訳程度の主人公と次巻の展開

アイリスちゃんが主人公だからというのがあるせいか、この巻の最初の方と、ラストと、あとがきにはアイリスちゃんが出てきている。あとがきにも出てくるのが意外w今までは作者さんが喋っていたのに、この巻ではアイリスちゃんとメルリスが会話している。

アイリスちゃんとディーンの娘、ルーチェが剣を習いたがっているというところから始まるメルリスの昔話。マルルとメルリスの会話だと、次の巻ではメルが戦争に参加するっぽいんだよね!!読みながら、今どの辺を読んだのか?という%表示を見つつ「あれ?もっと大きな戦い無いの?」と思っていたあたしは正しかった…。

まさか、続くとは…!!!早く続き読みたいなぁ。メリルダを殺すよう仕向け、そしてパークスやメルリスの命を狙っていたのは…実はガゼルの弟だった、とバレた6巻。次はその辺もどう決着つけるのか気になる。

早く出ないかな!!!

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