鈴林です。17歳の塔1巻の感想とネタバレを書いていきます!
正式名称は「17歳の塔 プチキス」のようなんだけど・・・プチキスって何!?というのが正直な気持ちwさっぱりわからない。

広告によく出てくるので気になって読んでみました!全部で10巻くらいあるけど、オムニバス形式なのでどこから読んでも大丈夫。しかし続けて読んだ方がキャラの背景とかもわかってより面白いよ!ってところかな。

1巻はこの表紙の女の子が主人公。なんというか・・・きっつい!wハッピーな気持ちにはならない漫画。でも読んじゃう!w女の人なら、この登場人物たちの気持ちとかわかると思う。

男の人は、新鮮な気持ちかもしれない・・・w

17歳の塔 プチキス ネタバレ 1巻

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第1話 高瀬理亜(たかせ りあ)

『私はこの女よりは上。でもこの女よりは下。それは、学校生活において死ぬほどどうでもよくて、でも死ぬほど重要なこと。
この教室という社会で1年間平穏に暮らすためには・・・。』

『春、あたし高瀬理亜(たかせ りあ)は2年3組になった。教室に入ると新しいクラスメイト達がぎこちなく笑いながら手を取り合っている。
もうクラス内序列の駆け引きは始まっているみたい。
まぁ、あたしには関係ないけど。』

そう考えて理亜はほくそ笑む。理亜は髪も染めてロングヘアー。ネイルもばっちりで化粧もしているかわいい女の子。
クラスの子が「え!?理亜も3組!?やったー!」と喜んでいるのが見える。

理亜が廊下を歩くだけで、他のクラスの女子にも噂される。
「やっぱり美人だよね~」「オーラがあるっていうか」「髪キレー!うらやまし~!」

理亜は自分を羨む声を聴きながら廊下を歩く。
『なに?みんなそんなにあたしのこと好きなの?あたしも、あたしのことだーーーい好き!だってどう見たってこの学校であたしが一番かわいいもーー
ん!』

理亜と一緒に歩く子が「そういえば、雑誌の専属モデルオーディションどうなったの?」と質問する。
理亜はさらっと「二次審査まで受かって、この間三次審査行ったよ。感触良かったしたぶん受かると思う」と友達に答える。

その自信満々の答えに「すごいじゃーーーん!」と盛り上がる友人たち。
「モデルになってもあたしらと友達でいてね!?」「つか今のうちにサインちょうだい!?」

『中高一貫の女子高に入って5年目。女だけの社会は意外と快適だった。男がいないから美人でも嫉妬はされないし、むしろみんなか憧れの対象として慕われる。
スクールカーストの一番上にいるあたしは、思いのままに生きることを許されているの』

ある朝、教室で理亜がクラスメイトに「マニキュア変えたんだー!」「似合ってるよー!」といつも通りちやほやされていると、教室の外から「高瀬さーーーん!」と理亜を呼ぶ声と走る音がする。

走ってきた女の子は理亜の机の少し手前で盛大に転んでしまい、理亜やその取り巻きの女の子もびっくりした。
「あたた・・・」
「ちょっと、小田嶋大丈夫?」

小田嶋(おだじま)と呼ばれた女の子は、黒髪で前髪を上げていて化粧は全くしていない。眉毛も手入れしていないようで、転んだためか顔が少し汚れていた。

「えへへ、転んじゃった。でも安心して、これは無事だから・・・買ってきたよ!高瀬さんの好きなフルーツサンド!!」
小田嶋は笑顔でそう言って、カバンからフルーツサンドを取り出し高瀬に渡す。

理亜は「ありがとー!もー大好き!」と言って小田嶋に抱き着いた。

理亜が小田嶋と初めて話したのは、2年3組になったその日だった。
「た、高瀬さん!あ、あの、初めまして!!私、今年から高瀬さんと同じクラスになった小田嶋美優といいます!ずっと高瀬さんに憧れてて・・・同じクラスになれてすごく嬉しいです!1年間どうぞよろしくお願いします!」

小田嶋は顔を真っ赤にして理亜にそう言った。小田嶋の後ろには「小田嶋さんがんばれー」と応援する子まで一緒にいて、まるで告白をしに来たようだった。

理亜は得意そうな顔で「そうなんだ。こちらこそよろしくね。それと同級生だし、敬語使わなくていいよ」と軽く返答した。

『それ以来、小田嶋は犬みたいにあたしの後をついてきて、なにかとあたしの世話を焼いてくれる。』

理亜はフルーツサンドを開けながら「ごめんねー。パシリみたいなことさせちゃって」と小田嶋に謝る。
小田嶋は少し照れたように「ううん。私、高瀬さんの近くにいられるだけで嬉しいから。私にできることがあるならなんでもしたいの」と答えた。

理亜が「今日も一緒にお弁当食べようねー」と小田嶋を見送ると、「嬉しい!楽しみにしてるー!」と小田嶋はまた走って戻っていった。

理亜の取り巻きの女の子たちが「このままあの子をうちらのグループにいれるつもり?」「あの子イモいしあたしらとは話が合わなくない?」と、小田嶋との付き合いをやめたい、というようなことを進言する。

理亜が2人をにらみながら「なに、嫌なの?」と言うと、二人は「いや・・・そういうわけじゃ・・・」とすまなそうな顔で意見をひっこめた。

『確かにあいつブスだけど、でもあたしが気に入ってるんだからいいじゃん』と心の中で反論しつつ、買ってきてもらったフルーツサンドを食べる理亜。
するとまた小田嶋が走ってきた。

「高瀬さーーん!言い忘れたけどフルーツサンドって2種類あってね、イチゴのやつとバナナのやつ、明日はどっちに・・・」

と言いながら近づいてきて、また理亜の席の近くで盛大に転ぶ。
そしてまた、先ほどのような会話が繰り返されるのであった。

6月、体育の時間。他の生徒はグラウンドでサッカーをする中、理亜は「日焼けしたくないもん」と見学していた。
「モデルは美白が命だもんねー」と納得する友人たち。

そんな時、理亜のスマホにメールが届く。メールを確認すると「新人モデルオーディション不合格」の連絡だった。
誰にも言えず画面を見ていると、グラウンドで小田嶋がクラスの子とサッカーをしている姿が目に入る。

ふと、一緒に見学していた子に「小田嶋ってあんなにクラスに馴染んでたっけ?」と聞くと「だってずっと理亜ちゃんと一緒にいるから今じゃけっこう有名人だもん。最近なんか垢ぬけたしね」と返ってくる。

『なによ、あいつ。てっきりあたしにしか興味ないんだと思ってた』

「授業をサボってジュースを買いに行こうよ」サボっていた友人に誘われた時、ちょうど小田嶋にも「高瀬さーーん!一緒にパス練習しようよ~」とも誘われる理亜。

『なんだ。やっぱり一番はあたしなんじゃない』
と少し嬉しそうに、そして得意げに小田嶋とパス練習をする理亜。

パス練習をしながら

「今日の放課後買い物付き合ってよ。今度のオーディション私服審査があるからまた小田嶋に見立ててもらいたいの。一応これってのは決めてるんだけど、一般人の意見も参考にしたいっていうか・・・」

と上から目線でお願いする理亜。理亜は以前にも小田嶋に見立ててもらったことがあり、その時は「すごーい!それ似合うよー!」など小田嶋から絶賛されていた。

しかし、「ごめんね高瀬さん。しばらく放課後は生徒会の方に顔出さなきゃいけないんだ」と小田嶋はすまなそうに断る。

すねたように「生徒会役員じゃないじゃん」と言うと、
「生徒会役員の桃原さんと仲良くなって、生徒会の仕事手伝わない?って誘ってくれたの。こういうの初めてだから頑張ってみたくて・・・」
と小田嶋は生徒会の仕事について楽しそうに話し続ける。

そんな生き生きした小田嶋を見て、理亜は
『なにそれ。小田嶋のくせにせっかくあたしが誘ってあげてるのに、なんでそんなどうでもいい奴らとの約束を優先するの?』と考えイライラしていた。

「じゃあ、いつなら大丈夫なの?なんなら昼休みに写真見てくれるだけでもいいんだけど」と譲歩する。

しかし、
「あーごめん、そっちの方が難しいかも。昼休みはバレー部の吉見さんたちとサーブの練習するんだ。私がサーブ下手だから教えてくれるって・・・」とまた楽しそうに話す小田嶋。

理亜は歯を食いしばり、サッカーボールを小田嶋にぶつけた。
さっき「ジュースを買いに行こうよ」と言った友達のところに「やっぱりあたしもジュース買いに行く~」と一方的にパス練習をやめた。

「小田嶋と一緒にいてもつまんないわ~」と言って笑いながら歩き去っていく理亜。小田嶋は一人取り残されてしまう。

「ねえ理亜、いいの?小田嶋1人でお弁当食べてるよ?最近はうちらと食べてたのに・・・」
お昼の時間、1人机でお弁当を食べる小田嶋を心配して理亜の取り巻きの1人が心配そうに聞く。

理亜は小田嶋を見ることもせず「いいんじゃない?あいつ元々イモいしウザいしあたしらのグループには合わなかったじゃん」と答えた。
話を合わせるように「まぁ、そうだよね!」「あ、あたしも良いと思う。最近調子乗っててウザかったし・・・」と続く友人たち。

『あんたが悪いんだよ。あんたはあたしのおかげで脚光を浴びたの。あたしがいなかったらアンタみたいなクラスの底辺には誰も声かけないんだから。
しばらくそうやって、自分の「低さ」を思い知ればいいのよ』

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1週間後朝のHRが始まるが、小田嶋は今日も休みだった。
休み時間、メールをチェックするとまた「モデルオーディション不合格」の連絡が来ている。ギリッと歯をかみしめ悔しさを表す理亜。

ふと小田嶋の席を見て『今頃、あたしが言ったこと気にしてるのかな。』と小田嶋のことを思い出す。
服を見立ててもらったとき、小田嶋が「かわいいから何でも似合うね!」と絶賛してくれたことは、理亜の中で良い記憶として残っていた。

『そろそろ許してやるか。あたしもちょっと言い過ぎたとこあったし。
そうだ、今度アイツと買い物行ったときアイツの服を見立ててあげようかな。おしゃれとか全然わかってないからあたしが教えてあげないと・・・』

と考えていると窓にみんな集まってきゃあきゃあ騒いでいる。

クラスの友人もいるので「どうしたの?」と聞くと、
「校門の前に会社が停まって、中からすっごいイケメンが出てきたの~!」とテンション高く教えてくれる。

外車からイケメンが下りてくると、「芸能人の○○に似てる!」「××だよ~!」など言い始め騒ぐみんな。

うちの1人が「え、ちょっと待って・・・あれ、小田嶋さんじゃない!?」と小田嶋の姿をみつける。

「えー!?うそ!!」「間違いないよ!絶対、小田嶋さんだよ!!」
と小田嶋をみつけたことで、より盛り上がる。

小田嶋とイケメンを見ると、とても親しげに話している様子が学校からでも見てわかった。

「え!?うそ彼氏!?」「まさか、小田嶋さんだよ!?」「でもいい雰囲気だよね~」とみんなが騒ぐ中に、理亜も居た。

『どういうこと・・・!?』

小田嶋が教室にやってくると、あっという間に生徒たちに囲まれて質問攻めにされた。
「小田嶋さん、あの人誰!?」
「どういう関係!?」

小田嶋は恥ずかしいのか、少しずつ答える。
「えっと・・・あの人は筧さんって言って、天王寺大学の執行部の部長さんで、生徒会の手伝いで知り合って・・・」

「2人は付き合ってるの!?」と聞かれると
小田嶋はより恥ずかしそうに「えっと・・・・うん・・・」と答え、クラス中で「きゃーーーー!」と盛り上がる。

理亜はその光景を少し遠くで、腕組みしながら見ていた。
「小田嶋、ちょっと2人で話さない?」と理亜は小田嶋を誘い、屋上に向かう階段に連れて行く。

小田嶋は笑顔で「こうやって高瀬さんと2人で話すの久しぶりだね。私ね、あれから生徒会が忙しくて・・・」と楽しそうに話し出すが、理亜はそれを止める。

階段の上から、踊り場にいる小田嶋に向けて「ねぇ、ホントにあの人と付き合ってるの?」と問いかける。
「うん、付き合ってるよ」と同じ答えを返す小田嶋。

理亜は悔しさを表に出さないよう努め、右手をぐっと握りしめる。
「やめなよ。まだ早いよ・・・。彼氏とかさ・・・」となんとか否定する言葉をひねりだす。

踊り場から理亜を見上げ、きょとんした顔で「早い?そんなことないよ。私たちもう高2だよ?共学の子はもうみんな付き合ってるよ?」と小田嶋は答える。

「そうかもしれないけど、でも・・・!小田嶋にはまだ早いって言ってるの!大学生と付き合ったり学校遅刻してきたり・・・。
あいつなんかチャラそうだし、もてあそばれてるだけなんじゃないのぉ?あんまり身の丈に合わないことしない方がいいって!
あんたは前みたいにあたしの後ろにいればいいの!
小田嶋のために言ってるんだよ?あたしたち友達でしょ?」
と、階段を下り、小田嶋の手を取る理亜。

小田嶋は「友達・・・」とつぶやき、微笑むと「なに言ってんの?」と笑顔で返す。

「へ・・・」と理亜は小田嶋の言う言葉の意味がわからないようだった。

小田嶋は「都合のいい時だけ友達ヅラしないでよ。私といてもつまらないんでしょ?だったらもう私に構うのやめればいいじゃない。」と淡々と伝え
る。

「私、今すっごく充実してるんだ。生徒会の仕事を通して色んな人に会って、どんどん自分の世界が広がっていく感じ!
それで気づいたの!高瀬さんは、こんな田舎の女子高の中で一番ってだけで、学校の外にはもっと素敵な女の子たちがいっぱいいるんだって。
私が憧れるべきなのは、そういう女の子たちだって」

と話し続けるが、
理亜は「はっ!くだらない。小田嶋は色んなものを一度に見過ぎてまぶしく感じてるだけでしょ?実際はその素敵な子たちも、あたしらとそんなに変わらないよ。つかぶっちゃけあたしから見ると生徒会の仕事もダサい子たちの自己満足にしか見えないし」
と反論する。

 

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「高瀬さんって本当につまんないね。だからモデルのオーディションも落ちるんだよ」
小田嶋はかわいそうなものを見るように言い放った。

本当のことを言い当てられてしまった理亜は「は?え・・・なにそれウケる・・・あたし別に落ちたなんて言ってないし・・・」と虚勢を張るが、
小田嶋は笑いながら
「だって全然結果教えてくれないじゃん!前は審査通るたびにいちいち騒いでたのにさぁ。クラスのみんなも気を使って聞かないだけで気づいてると思うよ」と答えた。

オーディションに落ちていたのは本当のことだが、理亜は「違うの!あれはあたしが断ったっていうか・・・!」となんとかごまかそうとする。

そんな理亜に、小田嶋は更に追い打ちをかける。

「それとね、私の彼氏がサークル活動の一環でこの辺の地域のフリーペーパーの編集やってるの。「FLIP」ってやつ。高瀬さんも知ってるでしょ?
私も最近その編集部に出入りしててね。偶然見つけちゃった。高瀬さん、こんな所にもモデルの応募書類送ってたんだね」
と笑顔で言いながら、ガラケーを操作して画像を理亜に見せつける。

ガラケーの画面には、モデルっぽいポーズを取って笑顔の理亜が映っていた。

「大手の雑誌じゃ受からないから地元のフリーペーパーで妥協してたんでしょ。クラスのみんなに早くモデルとしての姿を見せないと示しがつかないもんね」と小田嶋はあわれむような目をして言う。

図星だったのか理亜はかぁっとなり、「別にそんなんじゃない・・・!前から読んでたフリーペーパーだったしあたしも参加できたらって・・・!」と強く反論する。

小田嶋はそんなことを気にしていないかのように、またガラケーをいじりながら続ける。

「へぇ。だったら残念だね。他の高校のもっとかわいい子が選ばれたみたいだったよ。
ていうかこの応募写真すごいよね~。みんなプリクラとかスナップなのに、これわざわざ自分でスタジオ借りて撮ったの?衣装も小物も自分で揃えたの?気合入ってるねー」
クスクス笑いながら、小田嶋はガラケーに入っている他の画像を次々見ていく。

「ちょっと・・・やめてよ」という理亜の言葉は聞かない。

「一生懸命モデルっぽいポーズとっちゃってさぁ」と言って、ハットを被りバッグを持ってポーズを決めている写真を見て笑う小田嶋。

「やめてってば!!」

そんな理亜にとどめを刺すように、小田嶋は
「彼氏が『こういう女ってプライド高いくせに実際はたいしたことなくて一番ダサいんだよな』って言ってたよ。
もう諦めなよ。イタイんだよ、高瀬さん」
と言い放った。

廊下がバタバタと騒がしい。
「え?これ何の騒ぎ?」「ケンカだよケンカ!理亜ちゃんが小田嶋さんに殴りかかったんだって!」

ケンカはすぐに先生にみつかり、理亜は取り押さえられたが小田嶋は頭から血が出ていたので念のため病院に運ばれた、とのことだった。

「あの2人って仲良かったんじゃないの!?」「だよね!?怖いよねー!何があったんだろう」

3日後、小田嶋は頭に包帯を巻いて登校してきた。
以前は理亜の取り巻きだった子たちが「おっはよー!」と明るく小田嶋に挨拶をする。小田嶋の周りには人が集まり、理亜の周りには誰も居なかった。

「まだちゃんと謝ってないんでしょ?」「小田嶋ちゃんかわいそー!」「ホントひどいよね、一方的に殴るなんて・・・」
と理亜を非難するみんなに

「私も悪かったんだ。高瀬さんに彼氏の事悪く言われてちょっと怒っちゃったから・・・」と答える小田嶋。
自分も悪かった、ということでより「優しい」「いい人」ということを演出している。

案の定、クラスメイトは「小田嶋ちゃんは悪くないよ!あいつが勝手に嫉妬しただけだよ!」「いっつも自分が一番じゃなきゃ気が済まないんだよね~」と口々に理亜の悪口を言い出す。

「ぶっちゃけ、あいつの自己中なとこ大っ嫌いだったんだ~」と1人が言うと「あたしも」「私も」とみんな続きだした。

教室で1人座っている理亜にも、その会話は丸聞こえだった。理亜は突然立ち上がり、教室を出ていく。
「なに、あいつ早退すんの?」「別にどうでもいいけどね」と言ってクスクス笑って見送るクラスメイトたち。

『なによ。この状況なんなのよ。
怖い!!
やだ。そんな目で見ないでよ。あたしのこと嫌いにならないでよ。めまいが止まらない。どんどん、際限なく落ちていく感覚。
いっそこのまま消えてなくなってしまいたい。
もう、学校やめちゃおうかな』

そう考えながら、校門まで来ると

「帰るの?」

2階の窓から、小田嶋が声をかけていた。

理亜を見下し、笑いながら
「ばいばーい」
と言う小田嶋。

小田嶋を見て、理亜は教室に戻った。「早退したんじゃなかったの?」とひそひそ言われているが、理亜は無視した。

『今逃げてしまえば、小田嶋の言ったことを認めることになる。それに、たとえどんなに遠くに逃げたって学校をやめて別の高校に行ったって
きっとあたしが消えることはない。
みんなの意識の中にある、スクールカースト、この塔からは消えることはない。
大丈夫。こんなの全然平気。あたしなら絶対乗り越えられる』

心の中でそう自分に言い聞かせるが、理亜は泣いていた。
足を組み、腕を組んで強がって座ってはいるが泣いていた。

泣いている理亜を見て、クラスメイトがまた笑っている。

私はこの女よりは上。でもこの女よりは下。
自己愛と劣等感で積み上げられた高い高い塔が、この教室にはそびえたっているのだ。

17歳の塔 プチキス 感想

第一印象、暗い!!w
スカっとする話なのかなと思ったけど、スカッとしなかった!w

理亜も小田嶋もどっちも性格悪かった!!w
しかし、この漫画であるように序列があるのは確かだよね。スクールカースト、強さの順番は確かにある。

それは入っている部活だったり、見た目のきれいさだったり、家柄だったり、色々異なるけど序列はある。理亜はかわいい方だけど、ただそれだけだったのかなぁ。
モデルになりたくて頑張ってる、だけならよかったのにそれでみんなを下に見ていたのが良くなかったのかな。

小田嶋は、はじめは本当に理亜のことを好きだったんだと思うんだよね。理亜と一緒にいたおかげで、交友関係が広がって、そして生徒会の仕事にも触れることができた。
そこは本当に理亜のおかげでもあるとは思う。

理亜が「一緒に服を見に行こう」って言った時に断られて「一緒にいてもつまんない」とか言わなかったら、こうはならなかったのに・・・。あそこで素直に「もうあたしとは遊んでくれないの?」って言ったら良かったのになぁ。

大学生と付き合う小田嶋も・・・正直怪しい。こいつも、元々性格悪いよね。
理亜も性格は悪かったけど、小田嶋も悪い。モデルになりたくて頑張ってる理亜に対して「イタイよ」って言うのはひどい。

「彼氏が言ってたけど」って言って彼氏と一緒に理亜のことバカにしてるし。そんなことしてたら、小田嶋もいつか捨てられてしまうんじゃないかと思うんだけど・・・。
大学生で外車を運転してるってのがまず怪しいんだよな。

家が金持ちだったにしても、そんな人がどうして小田嶋と付き合っているのか謎。何か裏がありそう。
人を呪わば穴二つ、じゃないけど理亜にひどく当たったことが、今後の巻で小田嶋にも返ってくるんじゃないだろうか・・・。

理亜はもう、浮上はしないのかな。
高校での序列は、学校で生きていくには必要だけど・・・それは学校の中だけでのことなんだよね。世界を広く見て生きればなんてことないはずなんだけどさぁ・・・。

17歳の塔ってのはうまいこと言うよな。「プチキス」は、わかんないけどw

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