怪物事変 1巻_R

鈴林です。怪物事変(けものじへん)1巻の感想とネタバレを書いていきます。

面白かった…! ずっと気になっていた漫画だったんだけど、やっと1巻を読めた。面白い作品を読むと目って覚めるんだね…。それを感じた。ちょっと眠いなぁ…くらいから読み始めた漫画だけど…面白かった。

静かな面白さがある。「保健室の死神」も面白かったけど、怪物事変も面白いじゃん~~~! もっと早く読めばよかった!

ジャンプスクウェアって面白い作品が多いんだな。これからは積極的に読んで行こう。

怪物事変 ネタバレ 1巻

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怪物事変 1巻 ネタバレ

1話 鹿の子村(かのこむら)の泥田坊(どろたぼう)

東京から人が来ている、ということで騒ぐ子どもたち。

「泥田坊! お前は来るなよ! 東京の人の鼻がもげたら大変じゃ!」

子どもたちのリーダー格のような男の子が、畑を耕している同世代くらいの男の子に声をかける。

「ああ、気を付ける。」

泥田坊、と呼ばれた男の子は年に似合わず冷静に返した。

 

軽トラで東京から来た「探偵」に村で起きた事件のことについて説明する女将。

前日まで元気に動いていた家畜が、次の日には腐って死んでいる…という事件が起きていた。子どもには言わずに、大人だけで解決したいと話す女将。

派手な格好をした探偵は、その依頼を引き受けた。

 

この村では鹿は特産品。それ故に鹿を敬うこととなっていた。例え道の真ん中で鹿が座り込んでしまっていても、どかすために無理を強いることはできない。

探偵たちの乗っていたトラックは鹿を待つために道の真ん中に止まることになってしまった。

車から降りた探偵が畑の方を見ると、男の子が畑を耕している。あいさつをしても、会釈をするだけで一言も返さなかった。平日の昼間だったが、男の子は学校にも行かずに働いているようだった。

探偵が風呂に入ると、給仕係を頼まれたという弥太郎(やたろう)というよく喋る男の子が探偵についた。

弥太郎に畑仕事をしていた男の子のことを聞くと、彼は「泥田坊(どろたぼう)」なのだという。田んぼに住む妖怪の名前をつけているらしい。

 

「あいつ生まれつきなのか体臭がきつくて人前に出る仕事は任せられないんですよねー」

と話す弥太郎。探偵は弥太郎の言葉に興味を持ったようだった。

風呂から出た後、探偵は給仕係を泥田坊に変えて欲しいと女将に頼んだ。

 

次の日の朝、泥田坊が探偵の部屋に朝食を持って行くと名刺を渡される。

探偵は「隠神 鼓八千(いぬがみ こはち)」という名前らしい。毎日畑にいるという泥田坊に話が聞きたいという。

泥田坊はこれまで村の誰にも細かく話してこなかった、腐って死んだ家畜のことについて探偵に説明した。次に何か起こるのなら新月の夜かもしれない…ということも。

新月は5日後だった。

隠神(いぬがみ)は新月までの間泥田坊の仕事を一緒に手伝うようになっていた。ある日、泥田坊が首から下げている首飾りが気になり見せてもらうと…それは命結石(めいけっせき)というとても貴重な石だった。

泥田坊は「親に捨てられた時につけていた石」と言っているが、この石はとても貴重なので捨てる子につけるものではない、と否定する隠神。

「親に会いたいか?」と聞かれ、泥田坊は「会いたい、かも、しれないです…」としか答えることはできなかった。

 

とうとうやってきた新月の夜。

弥太郎は東京からやってきた隠神と仲良くする泥田坊に嫉妬し、首から下げている命結石を捨てようとして泥田坊から奪い取ってしまう。

泥田坊は首飾りを取り戻そうと、弥太郎を殴ってしまった。殴られた弥太郎が見た泥田坊は…物の怪だった。人ならざる者の姿をしていた。

急いで逃げる弥太郎。命結石の首飾りを拾った泥田坊は…これまでの事件の犯人は自分だったのだと気づいた。

今しがた自分がかじった桃の実が、これまでに死んだ動物のように腐っている。

「犯人は自分だった」と落ち込む泥田坊に、隠神は「おじさんのお尻を見せてあげよう」と言い出す。

 

出した尻には…狸のしっぽがついていた。

古来よりこの世に潜み人にみつからぬよう人と関わり合って生きているものを"怪物(けもの)"という。最近になって人と交わり、子どもを作るケースが増えているのだという。

隠神によれば、泥田坊は屍鬼(クーラー)と人との半妖の子だった。そして隠神は化け狸だった。

泥田坊の残した命結石は、怪物特有の「渇き」を癒やす石。衝動的に人間を襲わなくなるようなものだった。

犯人は別に居る。

 

泥田坊たちは事件のことを知らずに出て行った弥太郎を追いかける。

弥太郎は助けを求めながら納屋の戸を叩くと、中からは腐った身体で襲い掛かる犬が出てきた。それらを始末していく隠神と泥田坊。

犬たちには噛み後があり、更に別の敵がいることがわかる。

納屋の中に入ると、大きな鹿が…こちらを向いて立っていた。体は大きいが腹は腐り落ちている。この大きな鹿が元凶のようだった。

大きな鹿を、泥田坊の強烈な力でなんとか倒すことに成功する。

 

本当は隠神は泥田坊を殺すように依頼されていた。弥太郎の母、女将は泥田坊の正体を知っていた。だからこそ殺そうとした。

銃で撃つ直前、隠神が「両親に会いたいか?」と聞くと「いいえ、殺してください」と、泥田坊は、夏羽(かばね)は笑って言った。

 

女将に弥太郎を届け、夏羽の死体を見せる。死体の処理も請け負う、と隠神は良い死体を持ち東京に帰っていった。

夏羽が目を覚ますと、そこは車の中だった。死んだと思ったが、屍鬼(クーラー)殺しても死なない。

泥田坊は死んだが、夏羽は生きている。

車の外は、もう東京だった。

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2話 蟲

夏羽を隠神(いぬがみ)探偵事務所に連れ帰る。夏羽にとりあえずの服を貸し、隠神たちはすぐに「仕事」にでかけた。

 

怪物(けもの)はそれぞれの生態系を守るために、基本的に人に知られないように生きていく。しかしたまにそれを外れるものがいる。そして外れた怪物は駆除されたり人を襲うことになる。

怪物屋(けものや)は人と怪物の間に立ち、なんでも請け負う探偵業だった。

そこで初めて、夏羽を仕事に誘う隠神。

 

そうこうしている内に事件現場に到着してしまう。一時は止められるが、「専門家」だと告げると中に通してもらえた。

家の中には震える兄妹と困惑している警察がいた。

目張りされたふすまの間から、部屋の中を見ると…おびただしい量の蟲が部屋中を這っていた。あまりにも多いのでギチギチという音まで聞こえる。

三尸蟲(さんしちゅう)という蟲で、蟲の好物を部屋から取り除けば蟲はいなくなるという。その蟲は本来寝ている間に皮膚をちょっとかじるくらいの蟲だが量があまりにも多いので入るのははばかられていた。

隠神は全身を鉄に変化させて入ろうとするが、全身の変化は時間がかかりなかなか中に入ることができない。しかし危なくなっていく中の人間たち…。

そんなとき夏羽が「俺で良ければ行きますが」と申し出た。

 

夏羽は屍鬼(クーラー)との半妖。

屍鬼(クーラー)は血液を持たず、そして痛覚を持たない。恐怖感や嫌悪感は鹿の子村にいる時に育ての親が殺してくれた。

警察が驚愕して見守る中、ずんずん中に入った夏羽は蟲たちの「好物」を高く掲げる。

すると蟲は嘘のようにどこかに行ってしまった。

 

蟲の好物は、意外にも靴だった。

隠神が言うには、正確には三尸蟲(さんしちゅう)の好物は"罪悪感"なのだと言う。震えていた兄の方が飛んできて、夏羽たちに頭を下げる。

蟲の原因を伝えると…母子家庭で生活が辛く、弟が悪気無く万引きしてしまった商品だと言う。

兄の話を聞き、「家族」というモノに興味を持つ夏羽。

 

夏羽は改めて、隠神に「隠神さんのところで働けば両親に会えますか?」と質問した。

隠神は3回目の「両親に会いたいか?」という質問をする。夏羽ははっきりと「会いたいです」と答えた。

 

夏羽は隠神と一緒に事務所で生活をすることになった。

 

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3話 怪物屋(けものや)

村にいる時のくせで早起きをした夏羽は、ちらかっていた台所をかたづけた。

ちょうどその時、「ピザ頼んでいい!? ピザ!」と言ってチラシを持って入ってくる男の子と髪の長い子…。

 

「誰?」

 

お互いに誰なのかわからなかった。

 

「夏羽と申します。死ぬ以外ならなんでもします。よろしくお願いします。」と自己紹介する夏羽。

夏羽は屍鬼(クーラー)との半妖だと説明する隠神。

夏羽は13歳。そしてピザのチラシを持って入ってきて、夏羽に服を貸している織(しき)は14歳だという。

「ひとつ年上、そこんとこわきまえろよな」と言って、織は出て行ってしまった。

 

髪の長い子の名前はアキラ。かわいい女の子かと思いそう言うと、「男の子だからぁ!」と言って泣きながら出て行ってしまった。

隠神は寝直してしまい、アキラは戻ってこない。しかしピザは届いてしまった。

夏羽と2人でピザを食べる織。夏羽とは仲良くしない、と宣言するも夏羽にペースを狂わされてしまい結局「ピザを食べたことが無い」という夏羽にピザを食べさせ、楽しく過ごしてしまった。

 

夏羽にイライラする織は、アキラをけしかけようとするがアキラは乗らなかった。

夏羽は隠神に言われ風呂にパパっと入ろうと風呂に向かうと、何かにつまづく。糸が廊下に渡してあり、それにひっかかってしまったようだった。

「なんでここに来た」と聞かれ「両親を探しに来た」と答える夏羽。

 

織は「そんなのもう死んでるに決まってんだろ」と笑い捨てた。無理に動こうとする夏羽に「肉がちぎれるぞ」と止めようとするが、夏羽は肉がちぎれるのも厭わずに立ち上がった。

そして気にせずに風呂場に入っていく。

 

更にイライラした織は、更に夏羽に嫌がらせをする。

夏羽が風呂に入っていると糸がシュルシュルと湯に入ってきて、身動きが取れなくなってしまった。織が出せる糸は1つや2つではないらしく、熱湯で溶けてぬるま湯で固まる糸、というものも作りだせるらしい。

「ウチでやってくならこれくらいどうにかしてみろや!」

と捨て台詞を行って、織は行ってしまった。

 

部屋にいる織は妙に上機嫌だった。アキラが理由を聞いても教えてくれない。

そんなとき夏羽が風呂から上がったと知らせに来てくれる。喜んで風呂に入りに行くアキラ。織は「どうやって抜け出したんだよ!?」と夏羽を問い詰める。

「それを教えてくれたら、織のことも教えてくれる?」

夏羽の出した条件だった。

 

夏羽は自分の右腕を毟り取り、かまどにくべ、お湯の温度をあげて糸を溶かしたと言った。屍鬼(クーラー)だからこそ傷は再生する。

「助けを呼べばカンベンしてやるつもりだったのに…!」と焦る織。しかし夏羽は「その手があったか…」とその手を思いつかなかったようだった。

 

織は約束通り織のことを教えてくれた。

蜘蛛(アラクネ)との半妖で汗やツバが糸のようになるのだという。母親が蜘蛛だったらしい。今は生きているかわからない。

「死んでるんじゃん?」という織に、夏羽は「死んでないかもしれないから生きてる」と言い切る。

 

織は「親に捨てられた」と思った方が、変に希望を持つこともなく幸せだと思っていた。

自分が今生きているということは「親に捨てられた」ということ。捨てられたのであれば、親が死んでいる方がまだ気持ちが楽だった。

しかし夏羽は「生きてるし捨ててない」と言い切った。

夏羽も昨日まではずっと親に捨てられてきたと信じて疑わなかった。しかし昨日、隠神と出会い彼が火を灯してくれた。

「だから絶対に消さない」

両親が残してくれた命結石を握りしめ、織の目を見て伝える夏羽。

 

アキラが風呂に入り、織が残した糸にひっかかってしまい泣き声をあげる。その声で織のいたずらが隠神にも知られることになってしまった。

隠神は織に「お仕置き」として、明日夏羽を連れて「おイナリさん」のところに行くよう命じる。

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怪物事変 1巻 感想

夏羽がかわいい

は~~~! 読んでてずっと

かわいい…!

って言う回数が増えていく自分に気づいたーーーー。かわいい。夏羽かわいい。ちなみに、夏の羽とかいて「かばね」と読むんだよ。夏羽かわいいなぁ~~~~!

無口な男の子って主人公に向かないイメージだったけど、周りのキャラでどうとでもできるものなんだな! むしろ主人公の夏羽がおとなしくて無口だからこそ周りも引き立つって感じ??

泥田坊(どろたぼう)っていじめられている時、というか虐げられていることを辛いとも、苦しいとも思わずただただ「受け止め続ける」優しい夏羽。

1話の大半は「夏羽」ではなく「泥田坊」と呼ばれることも印象的。最後らへんにやっと名前が出てくるのも、なんだかかっこよく思えてしまうわーー!

屍鬼と書いて「クーラー」って読むんだ。屍鬼(クーラー)の息子として預けられたけど、おばさんからはずっと疎まれて生活してきたなんて悲しい。

しかしおばさんの気持ちもわからないではない。人間ではない子と一緒に自分の子を育てるのは嫌だろう。だからこそ「泥田坊」と呼び、「お前は臭いから人と話すな」と言って遠ざけて虐げてきたんだろうな。

夏羽を助けて、そして親が生きているかもしれないという希望をくれた隠神(いぬがみ)さんのことが好き、という最後のおまけもまた…かわいい…!w

ひな鳥のすり込み効果、と似たものを感じるけど、それだけ隠神さんのしてくれたことが嬉しかったし魅力を感じたってことなんだよなーー! 夏羽と隠神さんかわいい…! とてもかわいい!

紙も良いし、電子も良い。

この漫画の装丁というか…表紙の紙質がちょっと違うのもまた良いんですよ…! この漫画は「これからは電子版買って行こう」と決意する前に買ったやつだから紙の本なんだけど、こういう良い紙のマンガがあるとそれだけで揺れてしまう。

やっぱり漫画の単行本っていいよなぁ~~~!

出てくるキャラみんなが愛しい

1話に出てくる屍鬼(クーラー)は実は村で祀り上げられていた鹿だったわけだけど、あのデザインって「もののけ姫」のオッコトヌシ様だっけ? あれに似ている気がする。神様っぽくもある見た目だけど、あれに食われると腐るし死ぬ…という怪物(けもの)。

夏羽の倒し方がパワーあるし思い切りも良くて本当に好き。

パッと見爆豪くんにも見える蜘蛛(アラクネ)との半妖の織(しき)。そして女の子みたいにかわいいアキラ。あの隠神(いぬがみ)さんの探偵事務所はいったいどういう組織なのかイマイチまだよくわからないけど…とにかく面白かった。

警察に事件現場に呼ばれることから考えても、ちゃんとした組織との繋がりもある感じ。

隠神さんの「お尻を見せてあげよう」は不審者の言葉って感じがしたけど、タヌキっぽさを見せるならやはりしっぽ…なのかなw 葉っぱを乗せて化ける時代でも無さそうだし。しかし他に見せるものは無かったのだろうか…w

あのタヌキのしっぽが、ちょっとだけ…チ〇コに見えないこともなくて…あのコマだけで色々と考えてしまう。

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