鈴林です。王子が私をあきらめない!2巻の感想とネタバレです。

2巻も買ってたのですいすい読めるわ~。アサダニッキさんの漫画って絵柄もかわいいし、物語もなんか笑えるところがあるから好きなんだよねw読んでて「あはは!」って笑えるところがある。

そーいうのがある少女マンガってなんとなく貴重。正統派の少女マンガじゃないかもしれないけど、あたしはこーいう方が好き。

王子が私をあきらめない! ネタバレ 2巻

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王子が私をあきらめない! 2巻 ネタバレ

8話 王子は愛を謳う

全国的に梅雨入りをしたというのに、晴れやかな空。昨夜は流星群も見ることができた…。全ては、初雪さまが恋をしているから…。

 

初雪先輩は小梅をオペラに誘うが、小梅は「期末テストが近いのに!」と断る。初雪先輩とは無縁のことだが、普通の生徒はテスト前に勉強は必要だった。

すると初雪先輩は勉強を手伝ってくれるという。中庭のバラ園にテーブルを用意して、勉強を教えてくれる初雪先輩。本人としては「どうしてこれがわからないのか…」と疑問だったが、初雪先輩は教えるのがとても上手かった。

「初雪先輩って何でもできるけど教えるのも上手いんですね」

と小梅が微笑むと、それを見た初雪先輩は「小梅くん」と名前を呼び、小梅の顎をくい、と持ち上げキスをしようとする…

 

「ちょっと待った~~~! 今キスしようとしましたよね!?」

「小梅くんの笑顔に対して湧きあがった僕の愛しさを行動で示そうとした」

と真顔で答える初雪先輩。小梅には、付き合ってもいないのにそんなことをする初雪先輩が理解できない。

「一体どうすれば君は付き合う気になるんだ」と聞かれ、即答できない小梅。初雪先輩は、生まれや育ちの違いなども乗り越える覚悟だった。

 

「わ、わたしの気持ちとか…」と照れながら答えると…空模様が急に曇り始める。ゴロゴロと雷雲もあるようだった。

「小梅くんの…気持ち…。今まで思い至らなかったが…つまり君は僕に好意を抱いていないと」

と初雪先輩が言ったところで突然どしゃ降りの雨が降りだす。小梅は慌てて訂正する。

小梅は初雪先輩を好きではないわけではないが、出会ってから振り回されていて一度自分の気持ちを整理したい、と伝える。それを聞いて初雪先輩は…30秒だけ待ってくれた。

30秒待った後、「整理はできたか?」とすぐに聞いてくる。

「早いわ!」

とすかさずツッコんでしまう小梅。

 

小梅は何も決められなかった30秒だが、初雪先輩は小梅への気持ちを整理し小梅がどう思っていようと気持ちは変わらない、と自覚できたようだった。

それを聞いて「私なんかの何がいいんですか?」と聞いてみる小梅。

初雪先輩自身も、上手く説明できないようだった。小梅への気持ちは、明確でありながら分析はしづらいものだと言う。

 

「ただ君を君たらしめる全てが僕には好ましくその思いは日に日に強くなる一方だ。出会ってから振り回されているのは、僕も同じだ」

と照れながら伝えてくれる初雪先輩。空にも光がさしてきた。晴れたことで立ち上がると、初雪先輩が小梅の前に跪く。

 

「僕は僕の恋にどんな困難が立ちはだかろうと、例えそれが君自身であっても決してあきらめることはない。吉田小梅、だから君はあきらめてくれ」

そう言って、初雪先輩は小梅の手にキスをした。

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9話 四天王庶民を守る

「君との別離を思うと身を切られるより辛い…。明日など来なければいいのに…」

辛そうに小梅に話す初雪先輩。明日から初雪先輩はモンベール公国に行かなくてはならない。モンベール公国との外交は初雪先輩頼みらしい。

小梅を残して行くことに対してとても心配している初雪先輩。四天王一人一人の名前を呼び「かすり傷一つないように小梅くんを守ってくれ」とお願いする。

四天王、と呼ばれてはいるが初雪先輩にとって彼らは友達として信頼していると伝えた。小梅はそれを傍で聞いていて…嫌な予感がした。

 

次の日。

「そーれわっしょいわっしょい!!」

「吉田様のご登校だーー!!」

「おろして~~~!!」

柿彦と桃太郎たちによって、小梅は神輿に担がれての登校になってしまった。これでも小梅を警護しているらしい。

脇を歩いている椿は神輿に参加せず「大丈夫かー」と笑いながら聞いてくる。桃太郎はいつもの女装姿ではなく、しっかり男としての姿で神輿を担いでいた。

四天王の警護はとても…とても手厚く、花火ちゃんが小梅にノートを返そうと近づくだけで「不審物よ!探知機!!」と騒ぐほどだった。

 

「大袈裟すぎです!」と言うと、柿彦は反論する。

「初雪さまと婚約間近だと言われるお前をどんな悪漢が狙っているのかわからないのだぞ」と小梅に説明する。

「だから、全身全霊をかけてお前を守ってやる」そう言って…毒味だと言って、小梅が持っていたオレンジジュースを全て飲んでしまう柿彦。その後も彼らによる過剰警護は続いた。

 

『早く、初雪先輩が帰ってきたらいいのに…』

そう考えていることに気づき1人で恥ずかしくなっていると…椿がやってきた。柿彦は気を張り過ぎているので椿と交代したらしい。

椿から、柿彦のことを色々と聞くことができた。柿彦の家系は代々、一文字家に仕える家柄らしい。初雪先輩がもっと気の抜いた接し方を望んでも、柿彦にはそれができないらしい。

「根は悪い奴じゃないんだ」と椿は言う。

 

帰宅する前に、柿彦に一言謝ろうと門の近くにいる柿彦に話しかけようとすると…

「危ない!」

ドン! と柿彦に壁ドンをされるような格好になってしまう。生徒がボールで遊んでいたところ、小梅の方に飛んできただけだったが柿彦は必死に守ってくれたようだった。

突然のことで顔が赤くなってしまう小梅。それを見て柿彦は

「なるほど。貴様初雪さまが居ぬ間にオレに色目を使おうというわけか。このあばずれが」 と言いだす。

「はぁ!?なんでメガネ先輩に色目使わないといけないんですか!メガネ腐ってるんじゃないですか!?」

と言い合いを始める2人。

 

「今21世紀なんですよ!それなのに初雪さま初雪さまって!初雪先輩に必要なのは家来じゃなくて友達なんじゃないんですか!?」

と小梅が言うと、柿彦は急に冷静になったように「貴様に何がわかる」と返す。小梅は「トイレです!」と言ってその場を離れた。

 

小梅はこの誰も見張っていないこの隙に裏門から帰ろうと思い、裏門から出ると「吉田小梅さん?」と話しかけられる。つい返事をすると後ろから口をふさがれてしまった。

車で連れ去られそうになったので、口を押えている男の手を噛みなんとか逃げ出す。

「このアマ!!」

男に殴られる、と思った時…柿彦が間に入り小梅の代わりに殴られてしまう。

 

「ケガはないか吉田!!」地面に落ちたメガネを気にせず小梅の心配をする柿彦。

「来い、悪党。剣崎柿彦が相手だ…」と言って、構えたものは…竹刀ではなく吹き矢の筒だった。

 

「吉田を警護している間は矢はしまってある!吹きたくなるからな…!」

『どうしよう…助けられてるのに…腹立つ…』  ←このシーン私大好き!w

 

襲ってきた男が逃げようとしたとき、蓮之助(れんのすけ)が男をひょい、と持ち上げつかまえてしまう。桃太郎も来たようだった。

小梅が涙ぐみながらお礼を言おうとすると「泣くなあばずれ!」と柿彦に怒られてしまう。

「初雪さまにお仕えし、その信頼に応えること。それこそがオレの誇りだ」と柿彦が言う。

 

しかし、帰りも神輿を強要されるのだった…。

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10話 王子は予感する

初雪先輩が帰国するらしい、と女子生徒が話していると、突然バリーン!とバラの花びらで窓が割れる。

バラの花びらが舞う中、小梅を抱きしめる初雪先輩。

「会いたかった小梅くん!」

「バラがすごい!!」

バラの感想を言うだけになってしまった小梅。初雪先輩は小梅と会えた喜びがどうにも抑えられないようだった。四天王の護衛について感謝…を言ったつもりが、柿彦や桃太郎にツッコまれてしまいたじたじの小梅。

そんな小梅たちを見て「君たちがずいぶん打ち解けたようで嬉しく思う」と初雪先輩。

 

そんな時、椿に呼び出される小梅。スッ、と小梅にシュシュを渡す。

椿のお母さんから小梅へのプレゼントだと言って、シュシュをくれる椿。あれから椿は母親とも会っているようで、小梅はそれを聞いてとても嬉しくなった。

「吉田に感謝してた。あの子のおかげだってさ」

「私は何も…! 早速シュシュつけようかな。お母さんにもお礼を伝えてくださいね!」

嬉しそうにシュシュを付ける様子を…女子生徒たちが見ていた。

 

「小梅くん」

と呼ばれて振り返ると、布を頭からかぶった初雪先輩が立っていた。どうも、布を取ってしまうとバラの花びらが舞ってしまい止められないらしい。

「犬がしっぽを振るのに似ている。君に会えた嬉しさを我慢できない」と笑顔で小梅に伝える。

「わ、わたしもその…」

 

と小梅が話そうとすると、シュシュについて聞かれた。「椿先輩からもらったんです」と正直に答える小梅。

「正確には椿先輩のお母さんからですけど」とつけたすことも忘れない。初雪先輩はそれを聞いて「よく似合っている」と言ってくれた。

 

さっき椿と小梅のやり取りを見ていた女子生徒たちが、2人についてヒソヒソ話をしていた。

吉田小梅は初雪さまに取り入るばかりか、椿さまにも取り入って許せない。椿さまも小梅が話しかけていい方ではない…という話から椿の出自について話が及ぶ。

下町で姿を見た者がいるらしく、母親と会っている、ということまで知っているようだった。

 

小梅が花瓶の水を変えようとしていると、とげとげしい視線を感じる。

「そのシュシュお似合いね。椿さまからの贈り物だそうね」

「ありがとうございます。椿先輩から、というよりお母さ…」と小梅が笑顔で返すと、女子生徒たちは次々にまくしたて始める。

 

「やっぱり庶民同士、感性が合うのねぇ」

 

廊下の角を、椿と初雪先輩が歩いてくる。椿も、初雪先輩が布を被っていることが気になるようだった。そんな時…女子生徒たちの声が聞こえる。彼女たちから初雪先輩たちは見えていなかった。

「椿さまにはガッカリよ。」「初雪さまの側近でありながら、そんな生まれだなんて」

「あなたが初雪さまに近づけたのも、椿さまの手引きなんでしょ?庶民同士グルになってね」

それをじっと黙って聞いている小梅。

初雪は出て行って、彼女たちを止めようとするが…

 

「キャーーーー!」

小梅は持っていた花瓶を上にあげている。花瓶が重くてプルプルしていた。

「ちょっと何!?暴力振るう気!?」

「いいえ、花瓶の水を変えるだけです…。すみません。卑しい庶民の出なのでこんな立派な花瓶の扱いがわからなくて。うっかり落としちゃうかも…」とやんわり脅しにかかる小梅。

小梅は続ける。

「だから落とす前に椿先輩を侮辱したことを取り消してください。初雪先輩にとって、椿先輩はどんな事情があっても大切な友達なんです!私が気に食わないからってとばっちりで…」

花瓶が重くてフラフラしてしまう小梅。水も少しこぼしてしまう…。

「おろす前に取り消してください!!」

と言うと、「わかったわよ!取り消せばいいんでしょ!?」と女子生徒たちが折れた。

それを聞いて、花瓶を下ろすと…桃太郎がホースを持って現れて女子生徒たちに水をババババ!とかける。

 

「四天王への暴言は、初雪さまへの暴言。次は水道水じゃすまないからね。吉田の悪口は問題ないから、これからも励むように」

そんなことを言いだす桃太郎に「そもそも悪口がダメじゃないですか!」とツッコみを入れる小梅。

そんな小梅たちを実は見守っていた初雪先輩と椿…。

 

「自分のことじゃないのにいつも一生懸命でさ。変な奴だよな、吉田は」

赤くなりながら、嬉しそうに話す椿の顔を見て何か違うものを感じる初雪先輩だった…。

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11話 王子は嫉妬する

生徒会室で、なぜか昼ドラをみんなで鑑賞している…ことに疑問を感じ聞いてみる小梅。柿彦が言うには庶民の現状を理解するためらしい。

最終回まで全巻そろえており、ノリノリだった。ドラマを観ていて、初雪先輩には登場人物たちの気持ちがわからなかった。

「なぜ感情的になるまえに話し合わないのか。己の感情に振り回されるのは幼い子供のすることだ。無用な争いを避けるためにまず落ち着いて話し合う努力をすべきだろう」

とキラキラな背景を背負って答える初雪さま。それを聞いて涙を流して感動する柿彦。

椿はドラマなど見ないで居眠りしていた。「誰もがそんな風になれないですよ…」と言う小梅に「口答えすんじゃないわよ!!」と噛みつく桃太郎。

小梅はとっさにソファに隠れる。すると…自然と椿と顔が近くなってしまい、照れる2人。

「す、すみません」

「いや…」

2人をみつめる初雪先輩。

 

ドラマは途中だが、柿彦は席を外す。このところバタバタしているが、それは聖誕祭のためだった。

聖誕祭…。もちろん一文字初雪の聖誕祭。7月14日は王冠学園最大の高貴なる祭典。国内外から来賓が訪れ、舞踏会まである。

「家ではやらないんですか?」という小梅の疑問に、初雪先輩が「家では三日三晩の宴になる」と答える。

 

椿がPCに聖誕祭の出席者リストをまとめている横で、幼い頃の誕生日の様子を話す小梅。そこから…少人数でのお誕生会はどうか、と思いつく。

四天王と小梅だけでの小さな誕生会。飾り付けもテープや風船など簡易的なものにして…まるで小学生のお誕生会のようにしようと言いだす小梅。

椿も「いいんじゃないか誕生会」と賛成してくれる。

 

さっそく柿彦に話すと、柿彦は手伝いはしないがもちろん参加するという。サプライズのパーティーにしたいので、初雪先輩に話さないよう口止めも忘れない。

 

椿と誕生会のことについて話しているところを、初雪先輩に見られてしまう。バレるわけにはいかないので、話を止めてその場から去る2人…。

「この頃椿と何やら親密なようだが…気のせいか2人とも僕に会話を聞かれたくないような…」と初雪先輩は察しもよかった。

なんとか隠す小梅。

「僕の目を見て答えてくれ。椿と何を…」と顔を近づけて迫るが、小梅は目も合わせない。初雪先輩は、それ以上追求しなかった。

 

花火ちゃんは舞踏会が楽しみなようで、聖誕祭のドレスをどうしようかとワクワクしていた。小梅は舞踏会のことなどすっかり忘れていて、ドレスも、そしてダンスのことも頭になかった。

そんな時、誕生会用のバルーンが準備できたとスマホに連絡が入る。

 

椿と2人、バルーンも含め買い出しに行く小梅。椿は、前に小梅が自分を庇ってくれたことを思い出していた。

王冠学園の制服を着ていることで、他の学校から少し噂されるが…セレブがこんなところを歩いているわけがないと思われている。

噂している子たちがアイスを食べていたので、小梅のおごりで2人も食べることに。

椿はふと、普通の学生のような放課後を送っている…と嬉しい気持ちになった。

 

「7歳で父親に引き取られて以来、こんな風に町をぶらつくことも母親に会うことだってできると思わなかった。

けど、吉田といるとこんなにやすやすと戻れてしまう。できないって思いこんで、扉を閉ざしていただけだったのかもしれないな…」

アイスが解けることも気にせず、椿が話す。

「なぁ吉田…」小梅の方を振り向くと、小梅はやわらかい笑みを浮かべて椿を見ていた。

「戻れますよ。先輩の好きなときにいつだって」

「吉田、オレ…」

 

小梅の肩を掴む椿。その拍子にアイスを落としてしまう。しかし、それをきっかけに我に返った。

学園に戻ると、小梅を待っている初雪先輩がいた。お茶の約束をしていたのに、小梅はそれを忘れて買い出しに行ってしまったのだった。

「椿と一緒だったのか」と振り向く初雪先輩。

「すまん初雪、オレが連れ出したんだ」という椿に「そんなっ違います私が!」と訂正する小梅。

初雪先輩はいつもと変わらないように「僕のほうこそ、小梅くんの予定も確かめずすまなかった」と言う。そして「椿も気にしないでくれ」と肩を叩いた。

椿はすぐに柿彦に呼ばれ、その場を後にする。

 

歩いていく初雪先輩を追って「初雪先輩!本当にごめんなさい!」と謝る小梅。

初雪先輩は振り向き

「己の感情に振り回されるのは幼い子どものすることだ。頭では理解しているが…君と椿がいるのを見ると心がざわつく。なぜなのか教えてくれ」

と、壁ドンして小梅に問いかけた。

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12話 王子の聖誕祭

一文字初雪さまの聖誕祭当日、たくさんの美しい花が届き来賓も続々と訪れていた。

「君が椿といるのを見ると心がざわつく」と言われてから、小梅は初雪先輩と話していなかった。サプライズのためとはいえ、こそこそ隠し事をしていることに少し罪悪感を感じていた。

正装した椿が、バラの匂いがするドリンクを持ってきてくれる。不安げな顔をしている小梅のことを気遣う椿。

小梅は、誕生会を開いて初雪先輩が喜んでくれるのか不安だった。

「喜ぶよ。他の誰でもない吉田が自分のために開いてくれるんだから」と笑顔で励ます椿。そんな時、初雪先輩が自分を見ていることに気づく。目が合うが、その後すぐにそらされてしまい、初雪先輩はどこかに歩いていった。

 

ダンスの時間になり、「イケメンと踊るぞー!」と言っていた花火ちゃんをみつめる小梅。そんな小梅に「踊らないのか?」と椿が声をかける。

小梅は花火ちゃんとダンスの基本は練習したが、踊る予定はなかった。そんな小梅を見て「つかまって、ステップの練習くらいならできる」と手を差し伸べる椿。

 

その時、「小梅くん」と言って初雪先輩が小梅の前に跪く。

「僕と、踊ってくれないか」と言って手を差し出す。椿は、小梅をそっと押し出した。

初雪先輩と踊る小梅。初雪先輩のリードが上手いので、小梅自身もちゃんと踊れていたことに驚く。

 

「あれからずっと、なぜ君が椿と話していると平静でいられないのか考えていた。思考を重ね仮定をし結論に至った。

これは「やきもち」というもののようだ。」

「や、やきもちですか…」

と小梅が答えると、初雪先輩は今までにない位にどんどんと話し出す。まるで、沈黙が怖いかのように。

小梅は、こんなに軽やかに踊っているのにバラの花びらが一つも舞っていないことに気が付いた。

 

踊っている最中にふと見える、初雪先輩の嫉妬を隠すような表情。そんな顔を見てドキっとする小梅。

『こんな普通の高校生みたいな、いっぱいいっぱいの顔するんだ…』

 

そしてお誕生会。そこには、「初雪さま」ではなく「初雪くんお誕生日おめでとう」と書かれていた。「くん」付けに怒る柿彦と桃太郎。

しかし初雪先輩はとても嬉しそうだった。

「肩肘はらないお誕生会をやりたくて…椿先輩にも手伝ってもらってたんです」という小梅の言葉を聞いて、自分の嫉妬を恥じる初雪先輩。

 

初雪先輩は、椿に改めて謝罪する。それに対して椿は「謝るなよ初雪。オレには、下心があったんだ」と平然と答える。

「初雪は昔から真っすぐで良い奴だ。だから、お前に隠し事はしたくない。オレも吉田小梅が好きだ」

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13話 側近は葛藤する

「椿が小梅くんを好き…」

そう聞いて初雪先輩が取った行動は…持っていて手袋を投げようとすることだった。手袋を投げようとする初雪先輩を止める椿。

「今、21世紀だからな!」

 

椿は、初雪先輩に2人の邪魔をするつもりはないことや「初雪と吉田を応援している」ということを伝えた。

「それでいいのか」と聞かれるが、椿は「いいんだ」と即答する。

 

そのやり取りを…柿彦が聞いていた。

四天王の内3人での緊急会議が行われる。椿も大事な仲間だが、四天王として初雪さまの身には代えられない…!として、「椿♡小梅ラブラブ大作戦」がスタートした。

 

「あの、なんですかここ」

「見ての通り吊り橋だ!」

小梅と柿彦たちは、つり橋に来ていた。柿彦がちょうど橋の真ん中に財布を落としてしまい、それを小梅に拾って欲しくて呼び出したのだという。

反対側には椿を呼び出してあり…同じく拾いに行くよう頼まれていた。

吊り橋効果を利用して2人の恋を始めようとする柿彦たち。

 

「そんなことでわざわざ私に…? あ、高いところ怖いんですか?」

から始まった小梅との会話で火がついた柿彦は…なんと自分で吊り橋を渡って真ん中まで進んでしまう。しかも、財布を落としてしまった。

「初雪先輩の写真が入っていたのに…」と悲しんでいると、小さな犬と、出会った…!

小梅はよくわからないまま、帰宅したw

 

四天王がおかしいのはいつもだが、初雪先輩と椿の様子もおかしいと小梅は感じていた。「初雪先輩の誕生日からだったな…」と呟くと、「僕の誕生日がどうしたんだ」と初雪先輩が現れる。

とっさに「夏生まれなのになんで先輩って名前が冬っぽいのかなぁと思って」と質問する小梅。

初雪先輩のお母さんが初雪先輩を身ごもったことが分かった日、その年最初の雪が降ったかららしい。「椿にも昔誉められたことがある嬉しかった」と話す初雪先輩。

しかしその顔は、どこかせつなげだった。

 

突然…桃太郎とガールズトークをすることになってしまった小梅。

「ずっと小梅っぴとマカロンつまみながらガールズトークしたかったんだよね~~~!」

女子同士の気さくな会話で何とか誘導しようとする桃太郎。

「価値観の近い彼氏っていいよね?話してて疲れないし、一緒にいて楽っていうか!」という桃太郎の言葉を聞いて、これまでの違和感に気づく小梅。

『初雪先輩と椿先輩が一緒にいるところを見ないんだ。どこかお互い距離を置いてるような…』

と考えていると、「ガールズトークやる気あんの!!」と桃太郎に頬をつねられる。

 

「やめろ桃太郎」そんな時、椿が現れる。

「椿先輩!」

「椿っぴ?」計画とは違ったが、2人が揃ってくれたことで好都合…と桃太郎はその場を去った。

 

小梅は椿に「初雪先輩と何かありました?ここのところなんだかよそよそしいというか距離があるというか…。なんだか心配で…」と問いかける。

「どっちを心配してる?」と椿。

小梅は意味がわからず「え?」としか言えない。椿はそのまま「気のせいだよ、じゃあな」と立ち去ろうとする。

「ホントにケンカしたなら仲直り手伝いますよ!椿先輩にはいつも助けてもらってるので、できることならなんでもします」と言うと、小梅は椿の背中にぶつかる。

振り向いた椿に手首を掴まれ「なんでもするなんて言うな」と言われる小梅。

小梅には、椿の変化がよくわからなかった。「椿先輩…?」と言うと、椿は笑顔で「なんてな」と返して、去っていった。

 

椿は1人、初雪先輩に向けて独り言を言う。

「悪い初雪。まだ、応援までは無理だ」

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14話 庶民は観念する

柿彦たちのラブラブ大作戦は、行き詰っていた。柿彦の提案する案がことごとく、前回失敗した吊り橋効果作戦の変形で、桃太郎がそのことを指摘する。

小梅が椿に対して好意的に考えていることはわかっている。

「しょせんは思春期の男女…。ロマンチックなシチュエーションになれば!あとは勝手にいくらでも盛り上がるというものよ!!」

と言い切る桃太郎に驚く柿彦。学園一のロマンチックスポットは、南校舎屋上の第2プール。星空の下、そこで告白した2人は永遠に結ばれるという。

「何とか2人を夜、そこにおびき出すのよ!」

ラブラブ大作戦が決まり、バタバタと動き出す柿彦たち。柿彦たちと入れ違いに…「おい柿彦、犬彦を学校に連れてくるなって言っただろ…」と吊り橋で柿彦が出会った犬を連れて、椿が部屋に入って来た。

椿は、ホワイトボードに書かれたラブラブ大作戦を見てしまう…。

 

柿彦は、椿にたくさんの事務仕事をお願いする。そこには来年度の行事関連のものもあったが「何としても今日中に」と言って「終わるまで帰るなよ!」と念押しする柿彦。

それを聞いて、初雪先輩も手伝いに来てくれた。3人がかりとはいえ、これだけあれば…と考えていたが、初雪先輩の驚異的な事務処理能力の前には一瞬にして片付いてしまった。

帰ろうとする椿を、さらなる書類でなんとか引き留める柿彦。初雪先輩には、PCでの別の仕事をやってもらうことに。雑談も挟み、ゆっくり進めようとするが…それでも初雪先輩の驚異的な処理能力の前には一瞬だった。

 

小梅と桃太郎は、一緒に昼ドラの録画を見ていた。

「初雪さまのこと、どう思ってるわけ?」突然始まるガールズトークに紅茶を吹き出してしまう小梅。小梅は正直に「困ってます!」と答えた。

「どうしてあきらめてくださらないのかしらね。望めば全てを手にできる初雪さまが、よりによってこんなしょぼい小娘に!」と言って小梅に肘うちする。

「こんなご執着は初めてで四天王もとまどうばかりよ。でもきっと、一番とまどっているのは初雪さまかもしれないわね。恋って怖いわ…」

と言って桃太郎がふと小梅を見ると、小梅は真っ赤になっていた。それを見て「なんかムカつくわ!」と攻撃を加える桃太郎。

 

時間も経ち、小梅も昼ドラの続きが気になって来た頃…突然帰るように言われる小梅。「あと1話だけ!」とお願いすると、続きのDVDを貸してくれるという。

なんと、「DVDをうっかり南校舎の屋上プールのベンチに置いてきてしまったので取りに行って欲しい」と言いだす桃太郎。

どう考えても怪しい。小梅は疑うが桃太郎に「いいから行きなさい!!」と怒られ、仕方なく向かった。

 

柿彦も何とか時間を引き延ばすことに成功していた。初雪先輩は、アメリカ国防総省の全てのパスワード解析が終了したところだった。生徒会の業務に関係があるかは謎だ。

先に初雪先輩を返し、椿に「大変だ椿!吉田小梅が南校舎の屋上プールで溺れていると連絡があった!すぐ助けに向かってくれ!」と要請する柿彦。

椿はそれを聞いてため息をつく。

「お前らがここ数日コソコソ立ち回ってるのはバレてるんだよ」と言うが、柿彦は折れない。

「柿彦、怒るぞ」と言って、柿彦に壁ドンする椿。柿彦は、観念した…。

 

屋上のプールでは、すでに小梅が到着していた。やはりDVDなんて無い。

突然扉が開き、初雪先輩が入ってくる。「君がここで溺れていると聞いて…」と言うと、小梅は「いやいやどうして私がこんな時間にこんなとこで溺れてるんですかありえないでしょ」と冷静にツッコミをいれる。

「僕もそう考えたが、万が一にも可能性を考えていたら、身体が勝手に走りだしていた」と恥ずかしそうに言う初雪先輩。

小梅は、自分を心配して必死になってきてくれたことに嬉しくなった。

ハンカチを渡して、汗を拭いてもらおうとすると風で飛ばされプールの真ん中に落ちてしまう。

「あ…風で…」と見ていると、初雪先輩はザブン!とプールに入り、ハンカチを取りに行ってしまった。

「も、もうっ!」と小梅も続けて入る。

 

ハンカチを渡す初雪先輩に「何考えてるんです!!プールと言っても夜ですよ!暗くて見えないのに飛び込んだりしたら危ないじゃないですか!」と注意する小梅。

身体が勝手に飛び込んでしまった、という初雪先輩。

「そういう君まで飛び込むとは」と言われてしまう小梅。

「先輩が飛び込むのを見たら、私だって体が勝手に動いちゃったんです!」と言うと、初雪先輩からバラが出てくる。

「今バラ出してる状況じゃないでしょ!?」と更にツッコむ小梅。

 

そんな小梅を見て、初雪先輩は笑いだしてしまった。

「君は出会ったときからよく怒るな。それに僕たちはよくずぶぬれになっているような気がする。怒られるのも、こんな風にいちいち取り乱して後先考えず行動してしまうのも、全部、君が初めてだ。君だけだ」

そう笑う初雪先輩。

「そんな笑顔ずるいです」

小梅に近づいて…おでこにキスする初雪先輩。

『唇にするかと思ったのに…』

 

初雪先輩と目が合う。

月明りの中、初雪先輩とキスをする小梅。

『抵抗とかためらいとか、もう全部あきらめようと思った。

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王子が私をあきらめない! 2巻 感想

椿っぴと小梅っぴの恋を成就させ隊

確かこんな名前だった気がするけど…柿彦たちの計画はずさん、というか雑にしても椿と小梅の感じいいわぁ~~~好き!こーいうの好きなんだよ。

あたしはどの漫画でもそうだけど、公式の2人よりも脇役との恋愛の方が好きなんだよね。「あ~こいつも幸せになって欲しい~~!」ってなる。

小梅ちゃんと椿が正にそれだわ。一緒にアイス食べたりして、初雪さまの誕生日会の準備のために2人で色々やる時間が…とっても楽しかったんだろうな。

椿が小梅ちゃんを好きな理由と、初雪さまが小梅ちゃんを好きな理由はなんとなく…同じなような気がする。2人とも、庶民でもある小梅ちゃんの素直さとか裏が無い感じを好きになっている…ような…気がするなぁ。

椿が小梅ちゃんを好きになる瞬間、というか好きだと認識した時の感じが好き。あーいうの見せられたら応援したくなるわぁ。椿のお母さんどんどん小梅ちゃんに物をあげて!!お母さん経由で接して行こう!!

初めてのヤキモチ

きました初めてのヤキモチ!いいねいいね。盛り上がって参りましたわ!!

初雪さまほどの人でも…やっぱりヤキモチ焼くものなんだね。それだけ小梅ちゃんのことを好きだってことだし、独占欲があるということなんだよな。

でも椿も小梅ちゃんを好きだから…!椿には下心があっての、2人だけの準備だからね。椿は気持ちを隠すとは言うけど、これからは隠していけなくなるようなことが増えていくんだろうな。

もう…小梅ちゃんは2人の共通の女とかじゃダメかな。エロ漫画展開になってしまうけど…それだとダメだろうか。誰も幸せになりませんかね。

ヤキモチを焼いてしまったことで、椿ともギクシャクしたりする初雪さまが普通の男の子で…。普通の男の子感出すとかわいく思えてしまう初雪さまさすがや。

小梅さまのお通りだぁ!

初雪さまが不在のときに柿彦たちが守ってくれる話面白かったw これはギャグ回でしょw

「どうしよう…助けられてるのに腹立つ…」

とか笑ったwww

ドキ…! という少女マンガでよくある演出のやり方なのに中身は真逆というこのギャップw

ヒロインを神輿で担いで学校に送り届けるというまさかの守り方とかも笑ったw 柿彦が悪い奴じゃないのはわかるんだけど…どうにも腹が立つんだよなぁ…w

小梅ちゃんと同じく全く好きになれないわw 壁ドンされるシーンも、あたしなら赤くなれる気がしない。柿彦に怒りすら感じてしまいそうだぜ!w

でもこの護衛?をきっかけに四天王ともちょっとだけ仲良くなって、桃太郎からも…作戦込みだけど誘われるようになって小梅ちゃんの学園生活がより楽しそうになってるわw

護衛さまさまなのかな?w

ひゅーーー!

ラスト、キスしとるやんけ~~~! これは初雪先輩とくっつくのか!?その道なのかぁ!?

初雪先輩と、椿なら…今のところ初雪先輩のが優勢なのかな。というかあたしの呼び名がごっちゃになってるけど、まだどっちも落ち着かない。いっそ「初雪」って呼び捨てにした方がいいんだろうか。でもそれも落ち着かない…w

初雪先輩は普段は落ち着いて優雅なのに、小梅ちゃんが関わると年齢相応になるし判断力も落ちちゃうってのが…きっと良いところだよね。余裕が無くなるイケメン。

小梅ちゃんのために必死。

 

抵抗とかためらいをあきらめました、という演出?もなんか小梅ちゃんにピッタリで好き。でも…次の巻の予告だと小梅ちゃん転校の予感が…w

なんか花のち晴れと展開が似てきているような気もしなくはない←

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