鈴林です。添加物まみれの母性の感想とネタバレです。

たまーに広告で見るやつ。あたしはツイッターの広告で見かけることが多い。なんとなく話が気になる…けど買うほどでもないんだよなぁ…。

と思ってたけど、無料で読める方法があったのでそれで読みましたw レディコミもこうなると身近になるね。

添加物まみれの母性 ネタバレ

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添加物まみれの母性 ネタバレ 河東ますみ

ドス ドス ドス

布団をかぶって震えている亜衣。亜衣に向かって近づいてくる足音が聞こえる。

 

『足音が近づいてくる。全てを壊そうとしている終わりの音が…』

 

「亮、お帰り! はい夕食!!」

そう言って旦那の亮に塩味のポテトチップスを渡す亜衣。

「またこれ? 小遣いも0なのに…」と嫌そうな亮。しかし亜衣は「安くてたくさん入ってるんだもん」と見当違いな答えを返す。

 

「お米買ってオカズの材料も買ったらお金かかるんだよ? これだったら100円ちょっとで済むんだから!

翼が小さいうちに早くお家欲しいんだもん。ずっとアパートなんてかわいそうじゃん。

亜衣は節約してるんだから、ガマンしてよね、亮パパ!」

 

テンション高くそう返す亜衣。亮は黙ってポテトチップスを食べるしかなかった。

 

亜衣の母は、亜衣が幼いころに出て行った。その後は父親に育てられていた。そのせいかずっと家庭というものに憧れを持っていた亜衣。

大学も就職もめんどくさかった。一軒家とかわいい赤ちゃんが欲しかった。

亜衣の父が雇った家庭教師の亮は、亜衣より3つ年上。

亜衣は亮を誘惑し、高3で妊娠。亮は大学を中退、亜衣と亮は結婚した。

 

「女の子が良かったけど、また作ればいいよね。」

 

亮の昼ご飯は毎日カップラーメンだった。先輩に「若いのにもたないぞ」と心配されてしまう。

マイホームが欲しくて節約していることを伝えるが…とても『夜はポテチです』なんて言えなかった。

見るに見かねた先輩が、亮に「たまには定食でも食え」と1000円を渡す。

 

 

亜衣は父親と一緒にファミレスに来ていた。

「ごちそうさま、パパ♡」

父親に孫の翼を見せる名目で、父親の驕りでお腹いっぱいご飯を食べた亜衣。

亜衣の父は「亮くんは一緒じゃなくていいのか」と気遣うが、亮は仕事で帰りが遅くなるため来られない、と亜衣は答える。

 

「私一人で育てたから、亜衣がちゃんと家庭を作れるのか不安でね」

「ひどーい。見ててよ、すてきなお家にするんだから! 天使みたいにかわいらしい翼とかわいい家に住むの」

 

ファミレスからの帰り道、遅くなってしまったので急いでいると…定食屋の職権売り場の前にいる亮をみつける。

「何してるの?」

「亜衣…なんでここに…」

 

先輩からもらった1000円を亜衣に取られてしまった亮。1000円は職場の先輩からもらったもので、メシでも食えともらったことを伝える。

すると亜衣は…

 

「それってボーナスみたいなものよね? あたしが預かっとくよ」

「な…返せよ!」

 

「マイホームの足しにしなきゃ! 早くお家欲しいでしょ? 翼のために節約してよ!

亮って自分のことしか考えないんだサイテー!!」

 

外なのも関係なしに大声で亮を非難する亜衣。周りの人も自分たちの方を見ている。

亮は黙るしかなかった。

 

晩御飯のポテチを、亮は残した。亜衣にそれを咎められても

「いらない。味しないし。砂を噛んでるみたいなんだ」とだけ言って出て行ってしまう。

 

亜衣はその残りのポテチを、「もったいないじゃない」と言ってお椀に入れ、お湯をつぎ…

「離乳食だよ、翼」

と言って翼に食べさせた。

 

休日、寝ている亮を叩き起こす亜衣。

休みだから寝ていたい、と言う亮だが「休日はモデルハウス見に行く約束よ! 早く起きて!!」と急かされ仕方なく向かうことに。

 

モデルハウスについても、楽しそうに見ているのは亜衣だけで亮は翼を抱えて静かに立っているだけだった。

亜衣に感想を聞かれても「好きにしていいよ…」と答える。

 

「何言ってるわけ!? 家族が住む家がどうでもいいの? 安アパート住みたくないでしょ?

翼のために家欲しいでしょ?」

「俺は…あたたかいご飯が食べたい」

 

亮の心からの欲求だったが、亜衣は続ける。

 

「何それ!? 翼に家を買ってあげたくないの!? 亮の給料が安いのが悪いんじゃない!

せっかくいい大学入ったんだから卒業してもっと給料の良い会社に入ればよかったのにバカみたい!」

「無理だよ、ウチは裕福じゃないし学費を自分で稼いできたから…子供できたらしょうがない。」

 

「しょうがないって何よサイテー! 自分が作ったんでしょ!?」

 

モデルハウスの中で怒り出す亜衣。亮はもう、疲れてしまった。

「だからいいよ。もういいよ…」

 

結局、申し込みをした亜衣。

ローンも通ったので家が建つのを待つだけだったが、晩御飯はまだポテチのままだった。

 

「ローン高いんだよ! 亮が頑張って返済しないと翼に迷惑がかかるじゃない。完済してから文句言ってよ!」

と、亮に怒る亜衣。昼はカップ麺、夜はポテチの生活は終わる気配が無かった。

 

ある日会社帰り、道に落ちている100円をみつけ…拾おうとして、亮は車に轢かれ死んだ。即死だった。

 

その報せを電話で聞いた亜衣。

「帰宅途中や通勤途中の交通事故って…労災おりるんだっけ…?」

 

亮は死んでしまって、翼と2人残された亜衣。小さい翼は「ぼくが守るから…」と亜衣に声をかける。

 

亮が死に残りのローンはタダになった。生命保険に労災も入ることが決まり、亜衣が働かずともずっと翼と暮らしていけるようになった。

 

公演で翼に絵本「3匹のこぶた」を読み聞かせる亜衣。亜衣が知っているものと結末が変わり、兄のぶた達がオオカミに食べられないまま終わった。

 

「私が小さいころに聞いた話とは違うなぁ…父さんが昔読んでくれたっけ。

ま、いっか。帰ろう翼」

 

男の子のはずが、頭にリボンをつけてヒラヒラのスカートの服を着せられている翼。

公園のフェンスから見える野球をする男の子を見て

「ママ…僕も野球クラブ入りたい…」と希望を伝える。

 

しかし…

「何言ってるの!? ケガなんてしたら大変じゃない!

あとねぇ、こういうクラブは高いの! 節約しないと翼が成人するまでお金が残らないでしょ!?

ママに働けって言うの!? そうしたら翼と一緒にいられないんだよ!?」

 

外なことも気にせず大声で怒鳴り散らす亜衣。泣きじゃくる翼を引きずって帰る。

 

家で晩御飯のポテチを食べつつ、保険のCMを見る亜衣。

亜衣は亮の生命保険をもっと高いものに入れば良かった、と後悔していた。

 

『節約のために一番安いのにしたけど、節約して公開することもあるのね。初めて知った…』

 

そんな時、翼から「おじーちゃんとレストラン行きたい」と言われる。

翼に言われて、父に連絡すると…父が危篤だと告げられた。

 

急いで病院に向かう。

 

「言うのが遅くなってすまなかった。私は胃ガンなんだ。」

 

胃ガンには症状が無いため、痛みや苦しみを感じた頃には既に末期症状となってしまう…と亜衣の父は話す。

 

「亮も死んじゃってパパまでいなくなったら嫌よ!」

と泣く亜衣に、静かに話し始める父。

父は、亜衣に謝らなければならないことがあった。

 

亜衣の母親が早くに亡くなり、亜衣を甘やかし好物のお菓子や店屋ものばかりあげていたことを謝りたいと思っていた。

一度父も料理を作ったが、幼い亜衣に「いらない」と言われてしまったことで作らなくなった。

亜衣には、どうしてそんなことで父親が謝るのかわからなかった。

 

「3匹のこぶたの話を覚えているか?」

 

3匹のこぶたは自立するために各々自分の家を建てることになった。

長男はワラ、次男はシダの枝、3男はレンガ、それぞれを人間のおじいさんからもらい家の材料にした。

 

「大人のパパは不思議に思ったんだよ。ワラや木の枝ならいざ知らず、家が建つほどの大量のレンガをタダでくれるのか? と。」

 

もしかしたら、レンガをもらったブタは実はおじさんのところでアルバイトをしたかもしれない。

仮にタダでくれたとしても、家一軒作るためには何往復しなければならないのか…。相当な労力と時間が必要になる。

でもそのおかげで、冬も暖かくてオオカミも入れない頑丈な家を手に入れることができた。

 

「亜衣…世の中には決して節約してはならないものがあるんだ。

金だけじゃない。手間や労力も色々含めてだが…私は上手く作れないことや仕事で忙しいという理由から簡単なものばかりを亜衣に与えてしまった。

家庭の味を教えることができなかった。」

 

悔やむ父の苦悩を亜衣はわからず「たかが食べ物じゃない」と励ます。

 

「人間を家に例えればそれを造るのは食べ物だ。」

 

亜衣の父は病床に臥せってから健康について色々と調べた。

スナック菓子ばかり食べて育った子供はキレやすくなるという説がある。食べ物が人格にまで影響を及ぼすという説もあった。

インスタント食品ばかりでは集中力も気力も失せて精気が奪われるとも言う。

簡単なもので済ませればその時は楽だが、必ずツケはくる。

 

「亜衣は時々ヒステリーを起こす時がある。もしかしたら私のせいじゃないかと…」

「違うよパパ! 大切なのは愛情よ! だから私はずっと翼の側にいるの!! 夢だったかわいい一軒家で一緒に…」

 

泣きながら父に訴える亜衣。父は「すまなかった…」と言いながら、娘と孫に看取られて亡くなった。

 

 

 

10年後……

 

ドスドス

 

亜衣は布団をかぶって震えている。近づいてくる足音。

『どうしてこんなことになったの?』

布団を握る亜衣の手は傷だらけだった。

 

「終わりだ。処刑の時間だよ」

 

バキッ!

 

力任せにバットを亜衣に振り下ろす男。

 

「ひいっ! どうして翼!? 10年前パパが死んだときママを守るって言ってくれたじゃない!

中学に入ってから不登校になって急にキレ出すし…」

 

「リセットしたいんだよ。そのためにあんたは殺す。この家ごと燃やすんだ」

そう言いながら成長した翼は、母である亜衣に灯油をかける。

 

バキッ バキッ バキッ

バットで亜衣を叩き続ける翼。

 

「女の子が欲しかったってスカートはかせてリボン付けて、あんたのままごとに付き合わされるのはもうたくさんなんだよ!!

…オレは。本当に野球がやりたかったんだ」

 

『私は、何の家を造ったの?

 

終わりには、何が遺るんだろう…』

添加物まみれの母性 感想

今まで終わりが何かしらいい方向に落ち着くものしか読んでなかったけど、こーいう…バッドエンドなレディコミもあるんだね…。

てっきり亜衣が考えを改めたりする展開になるかと思ったけど、旦那の亮死んじゃうのかよぉ…。

しかも亜衣のお父さんも死んじゃうのかよぉ…。救いが無くてつらい。

亜衣が翼に殺されちゃうのは、あまりかわいそうだとは思わないけど、亮が「あたたかい食べ物が食べたい」って言うのは読んでいてかわいそう。

結局、亮は救われないまま死んじゃうし。妙にリアル。亜衣のお父さんはもっと娘の過程に興味持ってもよかったんじゃねって思うけど…仕事とかで行けなかったのかな。

嫁に行ってるのに、その家に行くのも確かに変だし…。

 

ポテチを晩御飯にするのは…あたしもやったことあるけど、やっぱりお腹膨れないんだよね! 結局お腹空く! 足りなくなる!

赤ちゃんの離乳食もポテチにしてるし、おかしいやろ。味濃すぎじゃん。

亮が1000円もらうのも、もっと恥だと思おうよ。憐れまれてるじゃん。あんなに節約しないと住めないマイホームなら住まなくていいよ。

亮が死んだときも「労災降りるっけ?」が一番先に来てるし。色々謝れ!w

 

亜衣は胸糞だけど、ラストで亜衣も死んじゃうっぽいし…。まぁ自業自得案件。

なんだけど、お父さんの突然の食生活の謝罪とか翼がグレるのとか…急展開すぎる。しかしだからこそのレディコミなのか。

この急展開も含めて面白い。

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家族という名の檻 ネタバレ 河東ますみ

ガァン!

 

『どうしよう…私、人殺しになっちゃった…

誰かに見つかったら捕まっちゃう…そんなのイヤ! だって明日は私の…
どうしてこんなことになったんだろう…さっきまで楽しく食事していたのに…』

 

 

千香と母で作った料理を家族3人で楽しく食べようとしていた。

明日は千香の結婚式。家族3人で食事をする機会も今までとは減ってしまうだろう、と一緒に食事をすることにしたのだった。

千香は25歳。裕樹(ゆうき)という、両親にも好かれている男性と結婚を控えている。

千香の父は寂しいのか「この家で一緒に暮らしたらどうだ?」と勧めていた。

しかし千香は「新居も決まってるしいつまでも甘えていられないわ」と言ってそれをいつも断っていた。

父がまた「この家で住まないか?」と勧めていると、2階から物音がする。

 

新居への引っ越しで荷造りをしていたので、何か物が倒れたのかもしれない…と千香は自分の部屋を見に行くことにした。

 

 

自分の部屋に入ると…突然後ろから口を塞がれる。

 

 

「久しぶりだな、千香」

「雅之(まさゆき)! どうしてここに!?」

「どうせ入れてくれないだろうから、窓から入ったのさ」

 

雅之は千香の元カレだった。今は福岡の支店に異動になったはずの雅之が目の前にいることに驚く雅之。

 

雅之は社長である千香の父親が全て仕組んだことだと話し出す。

 

雅之と別れたきっかけは雅之の浮気だった。しかし知らない女が急に寄ってきた、と雅之は言う。全ては千香と雅之が付き合うことに反対する父親の仕業だと…。

 

しかし千香には信じられない。父は一人娘の千香を大事にしてくれているし、

「会社の後継ぎに関係なく好きな相手と結婚しなさい」と言ってくれていた。

 

雅之は千香が結婚する裕樹でさえも、父親に仕組まれたものだと言う。裕樹は社長のお気に入りらしい。

千香は雅之のことを父親に話してはいなかった。それなのに父親のことを悪く言われるのは嫌だった。

 

「雅之が他の女と怪しかったからじゃない! 他にも車で事故起こしたりでイライラして私に当たったりして…。

別れようと考えた頃に私の部署に裕樹さんが来て、仲良くなったのよ」

 

そう言っても雅之は「箱入り娘だな。何もわかっちゃいない」と言って千香の話を聞かない。

そればかりかナイフを取り出して

 

「明日の結婚式めちゃくちゃにしてやる! 俺がこんなことになったのは全部社長のせいだ。

ぶっ殺してやる!」

 

と言って1階に降りようとした。

 

千香はとっさに傍にあった置物を手に取り

「やめてーーーー!」

と言って、置物で雅之を殴ってしまう…。

 

ガァン!

 

『どうしよう…』

 

ピンポーン

 

家のチャイムが鳴る。婚約者の裕樹が家に来たようだった。

母親から「裕樹さんよーーー」と呼ばれるが、千香はそれどころではない。

雅之の死体をどこかに隠さなければならない、と必死だった。

 

明日は結婚式。みつかるわけにはいかない。千香はとっさにベッドの下に死体を押し込める。

 

その後下に降りて裕樹を出迎えると…裕樹に非通知で怪しい電話があった、と言う。

 

「許さん…許さんぞ…。

藤が丘のパールマンション…405号室…爆破してやる…」

 

という謎の電話が裕樹にかかってきたと言う。

音声は変えてあり男だということしかわからなかったが、千香が心配になり様子を見に来たという裕樹。

 

雅之の仕業だ…と思っていると、また裕樹に電話が入る。

今度はイタズラ電話ではなく不動産屋からの電話のようだった。

 

「契約してた部屋が爆発した!? 本当ですか!?」

 

急遽裕樹と2人、部屋まで行くことに。

既に家具も買って運び込んでいた状態だったので、何かの間違いであってほしいと願っていたが…

 

部屋の中で何かが爆発してしまったのか、ボロボロだった。

裕樹は「くそっ! 鍵がかかってるのに誰が…!」と憤るが、千香は雅之の仕業だとわかっていた。

 

千香が部屋を見て泣いていると、「住む前でよかったじゃないか。君が無事ならいいさ」と励ましてくれる裕樹。千香は改めて裕樹の人の良さを感じた。

 

千香の実家に戻り、両親に事情を話す。

警察曰く、鍵はこじ開けられておらず前の住人が合い鍵などを作っていたことで忍び込んだ可能性がある…とのことだった。

それを聞いて『雅之がやったんじゃないのかな…?』と思い始める千香。

 

裕樹は新居に住む予定だったので住んでいるアパートの解約手続きもしてしまっている。

「早く次の新居を探しましょうね…」

と話していると

 

 

「そんなの必要ないわ。この家で一緒に暮らせばいいじゃない」

 

と両親からの提案があった。

 

裕樹も千香も「あまり甘えるわけには…」「2人で頑張ってみたいのよ」と辞退するが

「千香はいつまでも私たちの娘だ。裕樹君だってもう家族も同然だよ」と言って両親も引かない。

 

父のその言葉であっさりと折れてしまう裕樹。

千香は「裕樹さん!!」と言って止めるが、「仕方ないじゃないか。今から新しいところを探すのも大変だよ?」と両親の誘いに乗り気だった。

 

しかし2階には雅之の死体がある。今日裕樹が家に泊まる…という流れになり、千香は「一階がいいわよ!」と強く勧めた。

 

裕樹と両親が「ご飯は食べた?」と話をしている間に2階に行き死体を何とかしようとする千香。

裕樹が今日から一緒に生活するなんて予想外だった。このままでは死体はすぐにみつかってしまう。

 

『どこかに隠さないと…』

 

とベッドの下を見ると、死体は無い。

 

その代わりにベッドの裏についている盗聴器をみつけた。

 

カタン、という物音がして両親が部屋に入ってくる。

 

「みつけてしまったのね」と穏やかな笑顔で話す母。

 

「どうして、どうしてみつけたとわかったの?」

 

雅之を殴ってしまった置物には隠しカメラが仕込んであったらしく、雅之を殴り殺す場面もそれで見ていたようだった。

 

「私たち千香を本当に愛してるの」

 

変わらない穏やかな笑顔で話す母親。

 

「雅之との会話も聞いて…殺してしまったことも見ていたのね…?」

 

父は雅之を殺したことに「よくやった」と褒めた。

母は「あの男はあまり好きじゃなかったわ」と言い出す。

 

「あの男を試すために車に細工して事故を起こさせた。

すると千香に八つ当たりしたりしていただろう。千香を大事にしてやれない男はダメだ!」

 

と憤る父親。母親も

「女を雇って色目を使わせたらまんざらでもなさそうだったわ…汚らわしい…」と雅之のことを話す。

 

雅之の言う通り、福岡の支店に左遷になったのは父のせいだった。しかし家にまで忍び込んでくるのは予想外だったらしい。

 

雅之の死体は、千香と裕樹がマンションへ向かっている間にスーツケースに詰めて車のトランクに入れたらしい。

夕食に睡眠薬を混ぜたので裕樹はしばらく起きない。

 

家族3人で山に死体を捨てに行くことになった。

 

山の池にスーツケースを沈める。もしみつかったとしても、証拠は残されていないらしい。

それをただ見ているしかできない千香。

 

「大丈夫だよ千香、ずっとお前を守ってあげるからね

さぁ、早く帰ってゆっくり眠ろう。明日は千香の結婚式だもの」

 

泣き出す千香にそう言って励ます両親…。

 

結婚式当日、千香はホテルの従業員に手紙を預け両親に内緒で裕樹を控室に呼び出していた。

 

「千香、どうしたんだい急に? びっくりするじゃないか」

「裕樹さん、お願い! 私と一緒に逃げて!

パパとママは異常よ! 私を家にずっと閉じ込めて思い通りにするつもりなんだわ!」

 

千香は裕樹に訴える。

裕樹は「それは千香がかわいいからだよ」となだめるが

「違う!!

私だってそうだと信じてきた。でもそうじゃないの。裏で手を回して…自分たちの都合のいいようにしてきたのよ。

新居が爆発したのも雅之と別れさせたのも全部両親がやったことよ!

来て! 裕樹さん!!」

 

そう言って千香はウェディングドレス姿のまま、控室から中庭に出ようとするがその先には両親が立っていた。

 

「どうもありがとう、裕樹さん」

「裕樹さん…母親に知らせたの…?」

 

「ささいなことでも君に変わったことがあれば知らせてほしいといわれていたんだよ」

 

怯える子供に言うように優しく話す裕樹。

夕食を食べて寝てしまった裕樹は、両親に優しく起こされた後「千香の様子が変に思ったら知らせてね。結婚前で神経質になっているみたい」と聞かされていたらしい。

 

「ご両親は千香のことをとても大切に思っているんだよ」

裕樹は心の底からそう思っているという笑顔で言った。

 

呆然とする千香を置いて、結婚式に戻ろうと話す両親たち。

 

『両親が裕樹さんを気に入っている理由がわかった…

裕樹さんが両親にとって都合がいい人だからだ…。この箱からは、出られそうにない…』

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家族という名の檻 感想

お、おぉ…特に主人公の千香は悪いことをしていないけど縛られちゃう系のやつか。

ふーーーん、かなぁ…。確かに千香はかわいそうではあるけど、25歳になるまで親の呪縛があったことに全く気がついてないって相当な箱入り娘でしょ。

これまで千香の知らないところで辛かった人とか、悔しかった人ってたくさんいると思うんだよね。

それが今回人を殺したことで露呈しただけだし。というか自分の家に、あんなにわかりやすく盗聴器とかついてたのにずっと気づかなかったの!?

自分の部屋なんだから自分で掃除しろよ!w あの変な像も、あんな物置くような趣味だったの!?w

 

何もかも親が仕組んだって知っているくせに、それでも裕樹と逃げようとするし。そんなところも世間知らずっぷりを感じる。

仮に親の呪縛から逃げられたとしても、誰も守ってくれない世の中では千香はあまり生きていけなさそう…。

みんな誰かを妬んでる ネタバレ 河東ますみ

「ハワイ申し込んじゃった!!」

「直美ちゃん、新婚旅行はハワイなの?」

 

直美と洋介はやっと一緒に休みが取れた。本当は結婚式の後すぐに行きたかったが、ズレてしまったので直美の喜びもそれだけ大きかった。

直美の旦那、洋介は仕事が忙しいこともあり旅行の申し込みなどを全て直美に任せていた。直美は会社のビル1階に入っている旅行会社で全て手続きをすまし、職場で喜んでいた。

すると、隣の席の先輩、黒田さんにも話しかけられる。

 

「ステキな旅行になるといいわね」

 

先輩の黒田さんは10歳年上の38歳。仕事以外のことも話しやすくていい人、という印象だった。

未だに独身、というのも直美の中で意外だった。

 

「黒田さんってすごく良い奥さんになりそうですよね!」

「…そんなことないわよ」

 

黒田さんは10年ぐらい前に婚約までしたけど破談になったと噂を聞いたことがあった…。

直美のいる課は、破局が多いようだった。

 

仕事終わりに洋介と駅の改札前で待ち合わせ。

洋介と直美は大学時代から付き合い始めていて、途中別れたこともあるし色々あったが、洋介といると落ち着いた。

今はすごく幸せだった。

 

ご飯を食べて家に帰ると、隣の部屋から

「金持って来いよ、オラーー!」

という声と共に女性が廊下に蹴りだされた。

 

救急車を呼ぼうとすると「呼ばないで!警察に通報されて彼が連れていかれる!」と泣いて頼む女性。

隣がうるさい、とは思っていたがまさかDVまでされているとは考えもしなかった。

 

暴力を振るわれていた女性は大木和子(おおき かずこ)。

彼女が言うには「酒さえ飲まなければ本当は優しい彼」らしい。

大木さんが家計を支えているらしく、彼の仕事が決まったら籍を入れようと言っているらしい。

 

『なんだかそのうち事件に発展しそうで怖いわ…』

と直美は思った。

 

 

また別の日、暴力をふるう声と悲鳴が聞こえた後大木さんが直美たちの部屋のドアを叩く。

「助けて!若林さん!!」

 

大木さんは歌舞伎町の風俗で働いているらしいが、傷だらけの身体では出勤もできずお金を借りようにも借り入れが多すぎて借りられないらしかった。

もう警察に行くしかない…と直美は勧めるが、大木さんは「元の優しい彼にきっと戻ります」と言って譲らない。

 

そんな時、床に落ちていたハワイ旅行のパンフレットをみつめる大木さん。

「いいな…いつか、きっと彼と結婚して若林さんたちみたいな仲のいい夫婦になりたい…」

 

 

隣に住む大木さんたちのことを、先輩の黒田さんに相談すると

 

「怖いわね。妙なことに巻き込まれないといいけど…。

今後家にはあげないほうがいいわよ。心を鬼にして」

 

と助言をもらう。

その後、大木さんがドアを叩いても直美と陽介はドアを開けなかった。

「若林さん! どうして開けてくれないんですか! ひどい!」

という声が部屋の中にまで聞こえてくる。

 

 

その後隣は静かになった。

表札にもポストにも名前がなくなったので、どうやら引っ越したようだった。

これで穏やかに暮らせる…と思いきや窓から何か投げ込まれた。

 

2階なので誰かが外から石を投げたのかもしれない…そう思って窓に近づこうとすると

お風呂に行っている洋介の携帯にメールが届く。

 

そこには

洋介さんへ
電話待ってたのに…。近くに奥さんがいるの?
明石透のチケット手に入ったのに、どうして連絡くれないの?

と書かれているのを見てしまう直美。

 

お風呂から戻ると、洋介は「なんで窓割れてるの!?」と動揺するが直美は別の話題を振る。

 

「明石透って誰?」

洋介に聞くと、明石透はギター奏者らしい。人気もあり、チケットはなかなか手に入らないと言う。

 

直美はメールをつきつけ

「新婚早々浮気してるの!? 何よこのメール!」と問いただす。

 

「知らないよ、イタズラだろ?」

「じゃあなんで洋介の名前知ってるのよ! この石だって…浮気相手の嫌がらせじゃないの!?」

 

そう責めると、洋介はタバコを買いに行く、と言って部屋を出ようとする。

直美は「浮気相手に電話でもしてくるのね!?」と責めるが…

 

「あれ!? 開かない! ドアが開かない! ノブが回らないんだよ!

鍵屋呼んで!!」

 

洋介に言われ鍵屋を呼ぶと…鍵穴に接着剤が入れられていたようだった。

固まる前だったのでなんとかなったようだった。

 

「ストーカーじゃないですかね…?」

 

直美たちの部屋の扉には、「死ね」「バーカ」と落書きまでされていた。

 

 

それ以来洋介とはギクシャクしてしまっていると黒田さんに相談する直美。

明後日から旅行なのに、不倫疑惑のある夫と旅行なんて…という憂鬱な気持ちのままランチに出かける。

 

 

「ハワイ旅行を申し込んでいる若林です。実は…」

 

旅行当日、家を出る直前電話が入る。

「おはようございます、GTBトラベルです。

旅行のキャンセル料の確認を…」

 

「キャンセルなんかしてません!」

 

「えっ…奥様が先日お見えになって、ご主人の身内が亡くなられたのでキャンセルされると確かに…」

 

今まさに出かけようとしていた旅行がキャンセルになったと聞かされ驚く直美。

これも浮気相手の仕業なのか…。

 

洋介は電話の内容も知らず、ドアの外で待っていた。

するとそこに借金取りと思われるヤクザのような連中がやってくる。

 

「奥さんがたっぷり借金してるんだよ。ダンナが保証人になってる」

しかし直美は借金なんてした覚えもない。

 

洋介も「直美が借金なんて何かの間違いでしょう」と言ってくれる。

 

「直美? 奥さんの名前、和子になってるぜ」

 

すぐに区役所に行き、確認すると…

若林洋介の妻は、和子になっていた。

ここ1か月の間に直美と離婚し、大木和子と再婚したことになっているようだった。

 

「してません! おかしいじゃないですか! 私たちは何もしてないのに離婚だなんて!!」

と泣きながら訴える。

 

「書類に不備が無ければ受理してしまうんです。私たちでは本人確認までできませんから…。

借り入れが多く借金できない人が、名義を変えるために他人と籍を入れ新たに借金をする事例もあります。

警察に…行かれてはどうでしょうか」

 

区役所を出るが、気持ちは止められない。

「どうして大木和子にこんなひどい目に遭わされなきゃいけないの…? 許せない…!

放っておけなくて傷の手当をしただけなのに、逆恨みするなんて…!」

 

洋介の止める声を無視して、直美は走りだした。

 

歌舞伎町のソープ前で、大木和子をみつけた。

 

「ありがとうございましたぁ~

! 若林さん!! ごめんなさい」

 

「捜したわ。やっぱりあんたなのね!? 借金なんかのために…! 私と洋介を離婚させるなんて…!!」

 

「言うとおりにすればお金が借りられるって言われたんです! お金がないと彼に捨てられるって…」

大木和子に詳しく聞くが、知らない女に言われたらしい。

旅行のキャンセルや、ドアの接着剤、石を投げ込んだことも知らないようだった。

 

『誰なの…浮気相手!?』

 

 

携帯に洋介から電話がかかってくる。洋介も直美を心配してくれていた。

 

「旅行会社にキャンセルした奴について問い合わせてみたんだよ。

旅行の予約書持ってきて、お前の社員証つけてたらしいぞ」

 

直美は会社のビルの屋上に来ていた。

 

「犯人がみつかった? 誰? 浮気相手?」

 

「犯人は大木和子をそそのかして、旅行をキャンセルしたんです。

浮気を装って洋介にメールを送ったりしたのも、黒田さんですか?

旅行の予約所はデスクの引き出しに入れてたし、社員証も黒田さんなら持ち出せますよね。」

 

問い詰めると、黒田は笑いながら話し出した。

直美は社内メールで洋介とやり取りしたり、メールソフトを開いたまま休憩に行っていたらしくそこからアドレスを手に入れたらしい。

アドレスから洋介の趣味を調べ、有名なギタリストに至ったようだった。

 

旅行のキャンセルは直美がランチに行っている間に済まし、窓に石を投げ入れたり鍵穴に接着剤を入れたことも自白する。

 

「ひどい…どうして!?」

 

「ムカつくのよ! あんたたちみたいなバカな女たちが!! 仕事も大してできやしないのに結婚しまーす♡って浮かれて。

男なんてみんな浮気するのよ!

他に女ができたって、婚約者に捨てられたのに…バカな女たちが幸せになってゆく…

いつもノロケ話ばっかり聞かされて! くやしぃぃぃ…!」

 

その後、黒田は会社を辞めた。

直美以外にも似たようなことをしていたことがわかり、会社に居づらくなったようだった。

 

洋介は大木和子の籍を抜き、再び直美と入籍した。

 

「黒田さんになんでも話して、私も黒田さんを苦しめていたのね…。でも本当に優しくて話しやすくて…なんでも話せる人だったのよ…」

「いくら自分がつらい思いをしたからって、他の人を不幸に陥れるようなことをして、幸せになれるわけがないよ。

黒田さんは自分の幸せも壊しているような気がするよ…」

 

洋介に慰められる。

『私は…この幸せが壊れないように大切にしていきたい…』

 

 

 

「こちら新しく入った黒田さんだ。」

「池田です、よろしくお願いします」

 

「池田さんは、9月いっぱいで寿退社してしまうんだけどね」

「短い間ですがよろしく」

そう言ってはにかむ池田さん。

 

「…よろしく」

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みんな誰かを妬んでる 感想

最後のこの話はバッドエンドじゃなく、主人公の直美たちは幸せになる感じで終わって良かった。

最後だけでもいい感じで話が終わってくれないと読んでてスッキリしないんだよねw

 

直美がソープ前で若林さんを待ってる時の姿勢がかっこいいと思うんだよ。

「捜したわ」のポーズ!w 女刑事みたいで笑うw

 

最後の方の黒田さんを追い詰める? 時も無駄に探偵漫画みたいになっててどうしたのって思ってしまったw

屋上に呼び出すのは、黒田さんのためでもあるってのはわかるけどこのシチュエーションに笑うw サスペンスドラマみたいだ!w

直美と洋介の救いは、2人ともちゃんと会話するしちゃんと愛し合ってるってことだよね。浮気もしてないし。

だからこそ立ち直ることができたように思う。

 

隣に住む若林さんはマジゴミでしょw 勝手に追い出されて、直美たちの家に入れてもらえなくて「ひどい!」ってなんだよww こっちのセリフだわw

毎回うるさいじゃん。「優しい彼に戻るの」とか言うけど戻ってから来てくれよ。

 

実際に行動に起こすかは別にして、黒田さんみたいな人は本当にいそう。というか黒田さんのことは警察に届けても良かったのでは…。

文書偽造の罪とかになるんじゃないの? 家に石も投げ入れているし、離婚届や婚姻届けも勝手に出しているから若林さんともども、公文書偽造で逮捕できると思うんだが。

黒田さんは新しい職場でまた新しいカモを…みたいになってるけど、お縄になって欲しかったな。

 

直美が男らしくかっこいい漫画。

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