鈴林です。乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の4巻のネタバレ込みの感想を書いていきます!
鈍感ヒトタラシブラックホールのカタリナのお話4巻。3巻ではジオルドといい感じに…というかジオルドとキスを2回もしてしまったり、ソラという新しいキャラともちょっとイチャイチャしたカタリナ。
本のあらすじをどこかで読んだ人とかならわかると思うけど、この巻はキースの番だ!!!キース!やったね!この巻を読んで改めて思ったけど、キース頑張れ!!
この4巻もとっても面白かっ…ったって言いたかったんだけど…あれれ?おかしいな…?
もくじっ!
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ネタバレ 4巻
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あれれ?おっかしいぞぉ?
うん…おかしい…。あたし、このラノベ好きだったのに…面白くってどんどん読んでたら…飽きたの…?何か…感動が無い。ここまで、3巻まではとっても面白く読めた。もっとこの面白さを堪能したいから、まとめてガッと読んでしまいたいから5巻までまとめて買って、今4巻…。
マンネリ化してきたのを感じる…。
カタリナはすごく人気があるけど、病的に鈍感で、だけどみんなそんなカタリナが大好きで手助けをする。前の巻はジオルドとカタリナのターン。この巻はキースとカタリナ…。と思ったのに、キースがさらわれてしまって…。
「キースは私のものよ!!」とか怒ってカタリナが言うかなって思ったらそんなこともなく、よくわからない魔法の道具で闇魔法をコロっと倒して、闇魔法すら自分の使い魔にしちゃうし…。
キースとカタリナは確かに近づいたんだよ。キスもしたし近づいたけど…ジオルドとの方が近づいたようにも思うんだよなぁ…。やはり正ヒロイン…ではなくヒーローと呼んだ方がいいのだろうか。ヒーローはジオルドなんだろうな、とつくづく思い知らされる巻…だった。
キャラ紹介のところでもジオルドの描かれ方は大きいしね。まぁそこだけでもわかるものなんだけれども。でも「もしかしたら」ってのがあるじゃないですか!!
うう~~ん…なんでだろう…。面白かったのに…。なんかこう…事件とか物事の起こった理由とか戦闘シーン?とか…色々と薄っぺらいような気がするんだよなぁ…。
ノーゲーム・ノーライフや魔法科高校の劣等生とは違う…。なんかこう…薄っぺらさを感じる…ような気がする…。
キース頑張れ!応援してるよ!!
キースが好きだ~~!カタリナを好きなキースが好きだわ。次がニコルかなぁ。アランはまだちょっと出番が少なくて判断がつかない。ジオルドはあまり好きではないw
今回はキースがヒロインばりにさらわれて、そんなキースを探す旅に出るっていうから、どれだけ距離が縮むのかと思ったのに…。
カタリナったら普通に旅行楽しんでるじゃん…。え、結構ひどくないか…?そう思うのはあたしだけなんだろうか。キースが書置き残して消えちゃって。でも筆跡はキースのものだけどキースはそんなもの残すはずがない。
じゃあカタリナのお守りが嫌だったんだ…ってなって追いかけるまでは良いとしても、街に出て外国に行って「旅が楽しい!」ってなるのは…ちょっと失礼じゃない?
キースがさらわれたって知らないにしても、家出だったとしても「家出するほど」にキースは悩んでいた訳じゃないか…。そのことをほぼ考えないで旅を楽しんでいるカタリナが「鈍感」というよりも「バカ」に見えてしまった…。
キースを探しに行くっていうのにどこに行くのかも決めてないのは、笑うとかよりも「えぇぇ…」って引いたwたぶんここは「もう~カタリナったら!」ってなるところなんだろうけど、鈍感エピソードにするにしてはちょっとやり過ぎでは…?
でも、でもねキースがさらわれた辺りとかキースが過去のことを思い出す辺りは、すごく好きだった。キースにとって、カタリナは天使みたいなものだもんね。家族、血のつながりのある者たちから虐げられてきたキースだけど、義理の姉のカタリナはとても良くしてくれた。
もう出会って始めくらいの方からカタリナに惹かれていたなんて…かわいい。幼い頃のキースとカタリナの関わりが本当に好き。かわいい。キースはカタリナからもらったものを大事に取っておくくらいに、思い出を大事にしている。
キースがサラやトマスに痛めつけられても、心は負けずにずっと前を向いていられたのもかっこいい。さすがです。それだけキースにとって、カタリナは明るく眩しい強い光だということだよね。
でも…あの黒い靄(もや)がキースにまとわりついていたのは…結局なんだったんだろう。力を吸い取っていたってことであってるんだろうか…?
キースは夢だと思ってカタリナにキスした訳だが、その甲斐もあって告白もできて本当に良かった。もう…本当に良かった!!!やったねキース!!頑張ってくれキース!!ジオルドを、倒せ!!w
鈍感…?なカタリナ
さっきも書いたけど、義理の弟とはいえとても仲良しのはずのキースが居なくなって、探しに街に出ているのに「ここはこんな街なのね~!」とか明るく楽しく旅をしてるのが、あまり受け入れられない。
ずっと暗くいろって訳じゃないけど「ここのお菓子はおいしいわ!みんなに分けてあげなきゃ!」とか…そんなことは今することじゃないんじゃないの?と思ってしまう。キースが心配で来ているはずなのに。家出とはいっても、謝るために旅をしているはずなのに…。
何かおかしい…。何か変だよ…。
キースが闇の魔法に関わってしまった、とか誘拐されてしまったって教えてもらう辺りもイマイチ緊張感が無い。「今すぐその屋敷に行きましょう!」って…もっと考えを巡らせたりしてくれよ…。この辺は魔法科高校の劣等生での達也さまを知っているからこそなのかもしれないけど。
ジオルドにお菓子を口に入れられてモゴモゴしてたら話がまとまって…とかも…。うううう~~ん…。そんな場合だった??キースの命がかかってるかもしれない時に、そんな感じなの???
「キースが危ないかもしれないから屋敷には私だけでも行く」ってところは良かった。そうだよね。主人公ならそうだよね。でもなぁ…その後の戦闘の描写…。作者さんはきっとあまり戦闘の描写が得意じゃない、か好きじゃないけど必要だからちょっと入れたって感じ??
イマイチ緊張感が出ない~~~!!伝わってこない~~~!ただ一緒にいるメンバーが強いって言われても…あぁそう…としか思えない…。
SUGEEEEなカタリナ
カタリナはよくある転生主人公だと思ったわ…。突然のすごい力設定。街でみつけた謎なアイテムは、実は古代から受け継がれていて闇魔法関連の魔法道具でそれを持っていたカタリナは「なんとなくできそう」って感じで闇魔法に物理接触。
黒いのをちぎって飛ばして「子犬だったらかわいいのに!」と願ったら子犬になってしまうという超展開…。
うわあああああ…!!!戦いも地味だし、なんで勝ったのかよくわかんないし、カタリナは良い人というか何も考えてなさすぎるだけに見えてくる…。これは、人によってはきっと面白いんだろうけど…。なんか…。
なんかここまで「ご都合主義展開」だと萎える…。何故かしら…。カタリナの鈍感さもちょっと白々しいくらいに突き抜けてるし…。
でも、キースが居るから読みます!5巻も買ってあるしね!親友あっちゃんの声が聞こえるカタリナだけど、あっちゃんは死んでるんだか生きてるんだかわからんw
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後々その有難さを感じることになる…!w
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