鈴林です。アラフォー賢者の異世界生活日記1巻の感想込みのネタバレを書いていきます。
積み本している間に今では5巻まで発売していて...人気あったのかな?ブックライブとかのレビューを読んだ印象では「つまらない」感じだったけど、読んでみた感想は真逆のものだった。
やっぱり自分で読んでみないことにはわからないね。1巻買って良かった!積み本無視して続きを読みたいわw
星で表すなら4.5!だいぶ満足!
アラフォー賢者の異世界生活日記 ネタバレ 1巻
レビューよりも読んでみるのが大切
今までラノベのレビューとかあまり気にした事は無かったけど、まとめ買いとかするんだったらやっぱり気になるよね。
あたしが感想書いてるのはほぼ自分のためだから、あまり気にしたことが無かったけど誰かの感想があるって買う上で指針になるから良いんだなぁ。
「アラフォー賢者の異世界生活日記」という、これまたよくある感じの転生ものだとわかるタイトル。もちろんその想像に反することなく、転生ものであっている。
あらすじを読んでもわかるように、ゲームしてたらゲームの中の世界に転生してしまう、というよくありがちな展開。
レビューサイトを全部読んだ訳でもないけど、あたしが見たのは「つまらない。文もわかりづらい」というものだった。
確かに、誤字はあったよ?「それぞれ」としなければいけないところを「それそれ」となってたりしたw
濁点つけるの忘れちゃったのかな?というところもチラホラある。
あとは変換してそのまま使ったのだろうか?というくらいに難しい漢字。
「襤褸が出る」
こんなの読めなくない!?w
学生みたいに「衣編だから...」って漢字の読みから調べたわw
「襤褸」で、『らんる』とも読むし『ぼろ』とも読める。たぶんスマホの文字変換で「ぼろ」で出ると思う。
「ボロが出る」ってカタカナで書いてもいいじゃん...って思うけど...変換してそのままだったのかな?難しい語句とかも意外と出てくる。
「後の先(ごのせん)」とかもちょっと読み方難しい、というか慣れないよね。読めるんだけど馴染みは無いw
読み方が難しい漢字なんかは出てくるにしろ、文章の書き方としては違和感無く読めた。特に拙さも感じない。
これで拙いというなら、もっとダメなのあるし。
面白さで言ったら、この前読んだ「自重しない元勇者の強くて楽しいニューゲーム」よりは面白かったかな!w
厚みもあって読み応えあるし、あたしは好き!
チート無双はやっぱり楽しい
「アラフォー賢者の異世界生活日記」を読んでしみじみ思うけど、やっぱりチートものは読んでいてとてもスッキリするから楽しい。正にノンストレス。
主人公は大迫聡(おおさこ さとし)40歳。
プログラマーとして会社で働いていたこともあったが、リストラに遭い職を失う。その後は田舎で野菜を作ったりしながらネトゲをプレイ。
そんな生活を10年くらい続けて、ラスボスを倒したところで事故に遭う。ラスボスの最後の力が現実世界にまで影響を及ぼしそのまま死んでしまって...女神の力で異世界に転生。
転生した時はゲーム内のステータスを引き継いでいた、というのがすごい雑なあらすじw
本名は大迫聡(おおさこ さとし)だけど、ゲーム内では「ゼロス・マーリン」と名乗っていたので異世界では「ゼロス」で暮らしている。
始めから強かった主人公のゼロスだけど、ちゃんと修行してきた...というか努力があっての強さ、ということが描かれているので「転生して始めから強かった!」という訳でもない。
作中で何度も出てくるけど、「強い力があって何でもできるのに権力や利権に全く興味が無い」というのも読んでいて楽しいことの一つ。
どうせ色々巻き込まれることにはなると思うけど、それをどんなチートでクリアしていくのかと思うと楽しい。
魔法について詳しく勉強、というか発見してきたゼロスなのでそれを使って家庭教師になっているのも楽しい。
「イデア」とか出てきて「魔法科高校の劣等生のパクリか!?」とも思ったけど、そこまででも無さそうで安心w
魔法式とか魔法文字とかも出てきて、魔法に関する設定も割と細かく作ってある。
魔法を教える
この世界はみんな魔法が使える前提の世界。
だからこそ魔法で優劣がつくことが多く、ゼロスが教えることになるセレスティーナは魔法が使えないことにより良い待遇を受けてこなかった。
セレスティーナは王家に連なる大きな家系の女の子。表紙だと金髪のロングヘアーの子ですね。
この子に魔法を教え始めることでゼロスの物語は始まる。
ゼロスがやっていたネトゲは「ソードアンドソーサリス」という体感型RPG。ヘルメット的なものを付けて、ゲームに没入するタイプだと思う。
この「ソードアンドソーサリス」では魔法を自分で作成することもできて、ゼロスはゲームで魔法作成やなんかをほぼ全てカンストしている廃プレイヤーw
自分の好奇心からとはいえ、魔法にハマりまくっていたので魔法に関する知識はバッチリ。しかもその異世界は魔法についての知識が遅れているというので、知識の上でも戦闘力でもゼロスに勝るものは無しw
レベルも1000を超えてるし色々おかしいwでもそんなゼロスの一番の望みは、土地と家をもらって静かに暮らしてできれば嫁も欲しい。という慎ましいもの...w
5巻まで続いてるってことは、何か事件とかにも巻き込まれているだろうし、とても楽しみ!!
セレスティーナと、そして表紙の左側にいる赤毛のツヴェイトにも魔法を教えることになるゼロス。
ゼロスの教える魔法や戦闘知識が、この世界の常識から外れている。でも実践してみるとそれが正しいことがわかるので、教えられているツヴェイトやセレスティーナが楽しそうなのがかわいい。
その辺も見ていて楽しい。主人公に対して嫌な気持ちにならないし、魔法を教えている最中も実は「こんな偉そうなこと言っちゃってる...」って自分で気にしているのも小心者感が出てて好感が持てるw
人間模様も楽しい
ゼロスは何をやっても伝説級になるので、目立ちたくないゼロスは何をするにも困る、ってのも面白いw
生産職もカンストしてるから、何か作ったら伝説級のものができちゃって異世界に生きる職人の仕事を奪っちゃうことになる。
かと言って戦いで稼ごうとしたら、権力争いに巻き込まれる可能性が大きい。ゼロスが遊びで作った魔法が、国を滅ぼすくらいの威力を持っているのもすごいw
セレスティーナとそのおじいさん、クレストンや周りのキャラも楽しいから読んでいるのがあっという間だった。
孫娘大好きすぎるヤバいじじいのクレストンは、良いキャラをしていると思うw暴走させれば面白いし、王家に連なる人なので権力も持っている。
真面目な話もできるし、変な行動も起こさせることのできるキャラ。セレスティーナは、ゼロスに対してちょっと好感...を持ち始めているのが良いね。今後が楽しみ。
セレスティーナとゼロスがくっついたら、クレストンが大変なことになりそうだけど...それも含めて楽しみw
表紙の左から二番目のルーセリスも、ちょっとゼロスのことを好きになりかけているのも楽しみ。
始めの方にキャラ一覧、のようなものがカラーで載っているのでこのページをちょくちょく見ていた。やっぱり絵があった方が想像しやすいからね!
名前も書いてくれているのが助かる。
ゼロスが権力に興味が無く、そしてほぼ無償で孤児院を助けようとしていて、そんなところにルーセリスも惹かれているのでゼロスがモテていても「ちっ」とか思わないw
むしろルーセリスのデカイおっぱいに対して「良いですねぇ」とはっきり言うあたり面白いw率直な感想を伝えすぎw
全体的にまとめ
あたしは割と何でも「面白い!」と思う派かもしれないけど、これは面白かった。
スイスイ読めてしまって、ページ数が多いのに物足りなく感じてしまったw
よくあるチート転生もので、主人公の年齢が40歳、くらいしか他と差別化はされていない...かもしれないけど主人公の年齢が違うだけでもやはり面白い。
17歳とか20代だったら「いけいけどんどーん!」になりがちだし「ハーレムできちゃった!」系になりそうだけど、主人公が40歳だからそんな風にもなりにくい...w
この世界は若返りの薬とかも作れるらしいけど、若返ったらタイトル台無しだし、それも無いんじゃないだろうか?
40歳で色々経験してきたからこそ、言う事にも重みを感じるし戦いについての考え方とかも「なるほど」と思える。
最後のページにあるアンケートから感想だったりを送ると「こぼれ話」やショートストーリーも読めるらしいのでやってみようかな!たぶん電子書籍版にもあるだろうし、次回から電子書籍版でやってみよう。
コレを読むなら eBookJapan が楽
他の漫画やラノベも多く読めて、かつ機能がわかりやすいeBookJapan(イーブックジャパン)が良いと思う。
他のと違って、月額いくら~とかレンタル期限が~とか無料期間とか無いし、
会員登録にお金かからない!機能自体もシンプル。
初めて買う人はキャンペーンにエントリーすると買った本の50%分のポイントが還元してもらえる。
同じ買うだったら得して買える方が絶対に良い!
後々その有難さを感じることになる…!w
ラノベも漫画もエロいのも大体なんでも揃ってるので、欲しいものはほぼここで買えるはず。
ラノベは特に本で揃えると重いし場所取るから電子書籍で買うのが良い!