鈴林です。私の少年の2巻の感想とネタバレを書いていきます!やっぱり…透明感のある絵というか、現実だけど現実じゃない感じ…がすごく良い。秋の夜長に読むのに良いというか…まとめてうわーーーーっと読んでしまいたくなる作品。

まとめて読んだ後に、もう一度読み直したくなるマンガかしら。昔ほど子どもと関わらなくなったけど、だからこその子どもと触れあうことの危うさ…みたいなものもあると思う。この漫画、舞台が昭和だったらそもそも成り立たないよねw

ショタ好きなら必ず読んだ方が良い漫画だというのは確かだ。ショタ好きじゃなくても、この漫画を読んでたらいつの間にかショタになりそうw

あとがきも面白い漫画なので、オススメw

私の少年 2巻

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私の少年 2巻 ネタバレ

5話 ストラップ

聡子はもう、起きる時に体温計を必要としなくなっていた。ベッドから眠い目で目覚まし時計を見て起きる。スマホで天気予報のニュースを流しながら身支度をして、出勤。スマホには、真修からもらった妙にリアルなマグロのストラップがついていた。

会社に着き、上司である椎川(しいかわ)に挨拶、そのまま仕事の話を進める聡子。スポーツ選手とのコラボシューズの企画で使った画像のために、スマホを操作する。

椎川は、聡子のスマホについているマグロのストラップに気づいた。

「マグロ」

「あぁはい マグロです」なんてことの無い会話。貰い物で、と答えても「へー」としか答えない椎川。

「あれ、でもストラップとかはつけない派じゃなかったっけ」過去に付き合っていた時のことを仕事中に持ち出されてムッとしてしまう。コラボシューズの話に戻し、椎川と聡子の仕事の話は終了した。

席に戻ると、隣の席の女の子に「また絡まれてましたね」と言われてしまう。絡まれたのは椎川が気分屋だから気にしない方がいいと励まされつつも…。聡子は真修からマグロのストラップをもらった時のことを思い返していた。

一緒に回転寿司に行って、その時のガチャガチャの景品で手に入れたストラップ。回転寿司に行くことそのものがお礼だったし、当たった時に真修はとても嬉しそうだったのに、くれるなんて…と思いつつガチャガチャを開ける。

自分の名前が「聡子(さとこ)」だと覚えていることにも、少し驚いた。ガチャガチャの中は、マグロだった。

幸せな気持ちで真修のことを考えていた聡子だったが、隣の後輩の女の子を置いてきぼりにしてしまっていた。椎川に絡まれたことを気にしていると思われたようだ。

全然気にしてない!と伝え、仕事に戻る。そして昼食。聡子はお弁当を作ってくる派。自分のスマホだが、チラチラと何度も見てしまう。後輩の子に「連絡待ちですか?」と聞かれてしまうが‥聡子はストラップに慣れなすぎて妙に気にしてしまっていた。

学生の頃、ストラップをじゃらじゃら付けるのが流行っていた時にも自分は付けなかった。ずっとストラップを付けない派だったので、余計に気になってしまう、と後輩の子に話しつつ…聡子はまた過去を思い出した。

椎川と付き合っている時、彼にストラップをもらったことがあったのだ。だから先ほど椎川は自分がマグロのストラップを付けていることに反応したのか…と気づく。

「あ」と言ってしまい、後輩の子にも心配されてしまう。忘れていたのに、突然思い出してしまった。ストラップ、椎川…ヒントが少しあっただけなのに、どうして当時の細かい会話まで鮮明に思い出してしまうのか…。

呪いのように感じて、聡子はスマホを見えないようにした。

帰り道、ストラップのこともあり聡子は仕事にあまり集中できなかったことを後悔。大きなため息をついて、通行人にちらっと見られてしまう。

ため息くらい自由な大きさで吐かせてくれよ…と毒づきながら帰宅すると、自分を呼ぶ声がする。

「聡子さん」

周りを見ても誰も居ない。「聡子さん、上です」と言われて上を見ると、自分の部屋の前に真修が居てこちらを見下ろしていた。走って行って「どうしたの!?」と聞いてしまう。

真修は少し考えてから「サ、サッカー教えてくれるって言ってたから、いつなのか聞きにきました」と言う。

聡子は少し考えてから、「今からやる?」と真修を誘う。ボールが無い、という真修だが、家には会社から借りているサッカーボールがまだあるので問題ない。時間が一番心配だが、真修は「お父さんは遅くなるし、弟は塾に行っている」と、大丈夫なことを熱心に伝える。

真修にも了承されたので、聡子は真修を一旦家にあげ、着替えるのを待っててもらうことに。

着替える、と言われて驚く真修。引き戸を締めて部屋に入る聡子だったが、更に後ろを向いて、目もつむって待つ真修。

聡子は着替えながら、真修に「サッカーの試合がまたあるの?」だったり、「リフティング以外もやれるだけやろうか」と話しかけていた。

聡子はジャージに着替え、真修と一緒に公園に出発した。公園では、真修にドリブルを教え始める。ドリブルは緩急をつけろ、というが、真修はまだ「緩急」がわからないので、聡子は実際に少し見せてやる。

真修もチャレンジするが、慣れないからなのかすぐに転んでしまう。「だ、大丈夫かー」と心配するが「男の子には手を貸さない方がいいこともある…」と知っているので声をかけるだけ。

真修は聡子が上手いので、どのくらい練習したのか、と聞いてくる。聡子は大学でフットサルを3年と少ししかやっていないので、あまりうまくない…と言うが真修は真剣に「上手ですよ!」と言ってくれる。素直な男の子だ。

素直ゆえに精一杯の賛辞にお礼を言い、マグロのストラップのお礼を言おうと思い立った。スマホを探すためにカバンの中を探すが…みつからない…。スマホがみつからない…。

スマホがみつからないことで、忘れたのか、最後に見たのはどこか…と考えていると仕事用のPHSの着信音が鳴る。電話に出ると「椎川主任に感謝しよう」と椎川が出た。

デスクの下に落ちていたスマホを椎川がみつけてくれたようだった。たどたどしくお礼を言う聡子。会社の吉川という同僚と同じ駅だった、ということを覚えていた椎川。

「今、俺 改札前にいるから」と告げる。ゾッとしてしまい、ついつい「うそでしょ…」と小声で言ってしまう。椎川にも聞こえたのか「違うからな!」と否定される。

聡子の駅がある沿線の先に、コラボシューズの工場があるのでサンプル品の現物を見て色などを確認してきたとの事だった。そう言われては、取りに行かない訳にはいかない。

真修との練習中だが仕方ない。ため息をついてから、真修に「会社の人が近くまで来ているから挨拶してくるね。すぐ戻ってくるからここで待っててくれる?」と待ってもらえるようにお願いし、聡子は駅まで走り出した。

駅に着くと椎川が改札前で待っていた。スマホを渡してもらう聡子。「ありがとうございます。」と仕事の関係を崩さずにお礼を言うと「手元ゆるいのは昔から変わらないよな」と昔付き合っていた時を引き合いに出される。

聡子は言いづらさを押し通して「椎川さん、あの、昔はどうだったとか言うの…おじいちゃんみたいじゃないですか!」と言った。

椎川と付き合っていた時の思い出は消えない。無かったことにはできなくても、気にしないように、呪いを解いていくことはできる。
昨日とは少しでも違う言葉を、ちょっとでも違う朝を、少しでも前に。椎川が知る私よりも、少しでも違うわたしになれ!と思い、聡子は告げる。

「人がわざわざ届けてやってるのに…」と呆れられてしまうが、今言っておかないと、と思いつい言ってしまった聡子。
「さっきからいるその子、知り合い?」と指をさされ後ろを見ると、真修がサッカーボールを持って立っていた。

聡子の戻りが遅かったので、心配してきてくれたようだった。真修のことを「近所の子で最近サッカー教え始めて仲良くなった」と伝える。聡子は女の子かと見間違えたが、椎川にはすぐに「あれ?男の子?」とわかったらしい。

真修が駅にいるということは、公園には誰もいないということ。カバンを置きっぱなしにしていることに気付き、聡子は公園に走り出す。

「サッカーを教え始めて」という説明から、椎川は最近聡子がジャージで帰宅していた意味がわかったようだった。
聡子を待つ間、椎川は真修とサッカー好きなの?」と雑談をかわす。椎川も聡子と同じくフットサルをしていたと真修に伝える。
「お兄さんも今度サッカー教えてあげようか」と聞くと真修は「いいです」と即答した。
「いらないです」とはっきりと追い打ちをかける真修。あまりにはっきり断られたのであっけにとられてしまう椎川。「聡子さんが教えてくれるって言ってるし、コーチもいるし大丈夫です!ありがとうございます!」と元気よく断りを入れる真修。

椎川がしっかりしている真修に感心していると聡子が戻ってきた。それをきっかけにして帰ると告げる椎川。
「それ(ストラップ)ついてたから、すぐにわかったよ。つけててよかったね」と聡子に伝えて椎川は電車に乗る。

電車で椅子に座り眠る椎川は聡子と付き合っていたころの夢を見ていた。聡子にストラップをあげたが、どうしてつけないのか、という話の続きを夢で見ている。

ストラップが気に入らないわけじゃない。
「携帯になんかつけてたら、重くなるじゃん」と、付き合っていた当時聡子に言われたことを思い出す。
「重いのは確かに嫌だよな」椎川は一人、気持ちを吐き出す。

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6話 すきなもの

真修に好きな色を聞かれる。
そういえば成人式の振袖は、小さいころから世話になっている美容師さんに着付けをしてもらった。菖蒲(あやめ)色。お母さんが私に似合うと言ってくれた紫のような桃色。
私の嫌いな色だ。好きなものを聞かれても、嫌いなものが先に出てくるようになってしまった。

聡子はいつもの公園で、真修に好きな色を聞かれていた。聡子は「ターコイズっぽい色」が好きだと答える。真修にはターコイズとはどんな色か伝わらず、スマホで画像検索して「こんな色」と見せる。

真修は次々に聡子に好きなものを聞いてくる。好きな動物。好きな色、好きな植物、と来て一体次は何が来るのか…と思っていると
「好きな教科は?」と聞かれて動揺する聡子。好きな教科、こんな質問は何年ぶり…いや何十年ぶりかも知れない…!

今はもう教科など無いので、学生の頃の記憶で「好きだったのは日本史、小学校でいう社会が好きだったかな」と真修に伝える。真修は何かを思い出したのか、聡子に学校でのことを話そうとする…がうまくまとまらない。

少し間が開いた後、まとまったのか「こないだ!」と話しだした。
同じ班の子が社会の宿題を忘れたことで、「連帯責任」として真修の班だけ月曜日までに宿題をもらったらしい。社会は嫌いではないが、もちろん好きではないらしい。

真修は恐る恐るといったように「聡子さん、社会…得意なんですよね」と地面を見ながら話しかける。「得意といっていいかはわからないけど」と答える聡子。

もしかして勉強を見て欲しいのかな…とも思うが、社会は答えが全て教科書に載っているので教えるも何もないし…と考えていると、真修は練習のお礼を言って帰ろうとしてしまう。

「週末、勉強見てあげようか?」とりあえず言うだけ言ってみた聡子。
この言葉だけで、真修は顔を輝かせてくれた。「嬉しい」ってパッと空気が開く感じ。この顔が見られたらもうどうでもいいかな、とも思わせる何かがあるな、と感じた。

懐かれるっていいものだな…と考えながら帰路についた。

真修が家に来る週末、聡子は自分の部屋を掃除しながら改めて自分の部屋にモノが少なすぎることを感じていた。家に来た友達には「モデルハウスの方がまだモノがある」と言われた覚えもある。殺風景なので絵か写真でも飾った方が…と思っているとピンポンが鳴る。

黒いTシャツにハーフパンツを履いて、斜め掛けカバンを背負った真修がドアの前に立っていた。招き入れ、スリッパを勧めるが真修に大きいスリッパは歩きにくそうだった。
真修には適当に座ってもらい、真修に出す飲み物を冷蔵庫から探す…がビールとお茶しかない冷蔵庫。

「お茶でいいー?」と聞くと真修はそれどころではなく、「あ!ルンバ!!!」と部屋にあるルンバに夢中だった。
聡子にとっては日常風景だが、真修はとても感動していた。「動くんですか?」と言われてスイッチを入れ動かすと、動いたことにとても感動してくれている。

それを見て「今日暑いから扇風機持ってこようか」と提案。
ダイソンの羽の無い扇風機を持ってきた聡子。ルンバにとても驚いていたので聡子はあえてこの扇風機を持ってきたのだった。

見た目は扇風機じゃないのに、風が出てくることでとても驚いてくれる真修を面白がる聡子。
少し落ち着いたところで、テーブルの前につき雑談を始める。真修のお父さんは土日ずっと仕事で、弟の遼一くんは友達の家に遊びに行っているらしい。

「じゃあ遼一くんが帰ってくる頃までには終わらせようか」と言うが…見守ることしかできない。真修が使っている教科書をまじまじと見る。
「あ、やっぱりそうなんだ」と言うと、真修が不思議そうだったので教えてあげる。

鎌倉幕府を作ったとされる年号が1185年、と年表に書かれている。今は「いい箱作ろう鎌倉幕府」と教わっているらしい。
聡子は、自分が小学生の時は「いい国作ろう鎌倉幕府」として教わっていた」と言うと「変わっちゃったんですか」と驚く真修。

変わっちゃった、というよりも学者さんの研究が進み「もしかしたらこうだったのでは?」となり修正されたんだと思う、と伝える聡子。テレビで見て、教科書の内容が変わっているとは知っていたが、実際に自分で見て感動してしまった。

「いい国、だったのが箱になったんですねー」と話していると、「邪魔してるじゃん!」と気づいてしまう。

教科書だけではなくて、自分が小学生だった時よりも何もかも変わっているんだろうな…。自分がしていた遊びも、今の子は知っているんだろうか…なんて考えていると、真修はすらすらと宿題を解いていく。

ふと真修の宿題を見ると、真修は聡子に聞かずともスラスラと問題を解いていく。社会が得意なの?と聞くと「得意じゃないです」とさらっと答えられる。ざっと見たところ間違いは無いようだったが、本人としては得意ではないらしい。

「鉛筆の持ち方が独特だな…あれで書けるなんてある意味器用だな…」と考えながら真修の横顔を見る。とてもきれいで…聡子は

ぷにっ

と真修の頬を指でつついてしまう。突然のことに「え」と驚く真修。聡子もついしてしまったことなので取り繕うことに必死になって「小学生ってこーいうのやらない!?振り返ったらほっぺたぷにってなるやつ。」と言うも、「やんないと思います…」と伝わらず。

「衝動を抑えられなかった…!」
と心の中で強く後悔する聡子。「だって!子供の頬と赤子の尻は触りたくなるじゃない!」と心の中で説明する。

時計を見ると15時。挽回のためにおやつのお菓子を探し出す。が…家には酒のつまみになるような珍味類しか無く、仕方なく真修にそれらを出す。
「なぜ子供が好きそうなお菓子を準備しておかなかったのか…!車の時から何も成長していない…。」と心の中で後悔する。

「今から買ってこようかな」と言うと、真修はキラキラした目で「これチョコレートですか?」とキューブ状のツナを取る。

「おいしい」

「聡子さん魚好きなんですね」と真修に言われ「うん、魚好きだよ。お肉より魚派かも」と話も弾む。
「私ばっかりじゃなくて、真修はどうなの?好きな食べ物とか色とかないの?」と聞くと、「すきな…もの…。すき…」と止まってしまう。

止まってしまった真修に気づき助け船を出す聡子。「ほら、サッカー、サッカー好きじゃん。それにほら、回転寿司も!思い出してみたらたくさんあるじゃん!」

「聡子さんみたいにすぐ答えられなかった」と真修は言うが、好きなものを聞かれてすぐに答えられるのは、「好きなもの」が増えなくなったから。むしろ、好きだったけど聞けなくなった歌、とか観られなくなった映画の方が増えている。

好きなものと嫌いなものが同じタイミングで浮かぶようにもなった。

好きなものがたくさん出てくる真修は「コレも好きです!」と言って、ツナも差し出す。真修にはなるべく好きなものであふれて欲しい。

宿題も終わり、帰宅する真修。真修が座っていた場所をみつめ、真修が好きだと言っていたツナの包み紙を見る。「真修といる時間、けっこう好きかもしれない」しみじみと真修との時間を振り返る聡子だった。

寝てしまったのか、ドアを叩く音で起きる。びっくりしているとドアの外から「聡子さん」と真修の声。急いでドアを開けると走って来たのか息が上がった真修が「弟が、帰ってこない」と言って立っていた。

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7話 境界

「弟が帰ってこない」

真修は走ってきたことと混乱していることで話が要領を得ない。「真修、口閉じて、唾のみ込んで。そう落ち着いて。ゆっくり話してみて」と言って促す。

真修によると、弟の遼一くんは友達の家に遊びに行くと行って出て行った。ご飯までには帰ると言っていたのに帰ってこないので心配して友達の家に電話すると「もう帰った」と言われてしまう。

遼一くんは家の鍵をたぶん持っている、とのことだったので、一度家に戻ることを提案する。もしかしたら遼一君が帰ってきているかもしれない。でも真修はずっと不安そうなままだ。

聡子はつい「私も家までついていってあげるから」と提案する。

真修の庭もある一軒家だった。庭はあるが、花は咲いていない。真修の家に入って、玄関を見…ついてきてしまってから考えるが、本当に自分は来ても良かったのか…?と不安になる聡子。

不法侵入になるのでは、と不安になるがそんな場合ではないと考え直す。転んだ音がして真修の方に行くと「服で滑った」と言う真修。6月なのに冬物のセーターが出ている。セーターで滑ったらしい…。部屋を見ると、服やゴミなどが散乱していた。

真修はそんな聡子には気づかず、書置きもなくまだ戻らない遼一くんを心配していた。

聡子は真修に「遼一くんの部屋は?」と確認する。真修は「僕と遼一の部屋はこっち!」と2階に向かう。2階に行こうとして思いとどまる聡子。

「家にまで上がりこんだのは…遼一君に何かあったらいけないし、真修が心配だから。でも、この家に足の裏が一つ着く度に、私は間違っているんじゃないか」そんな気持ちになる。

一度家から出ようと真修に声をかけようとすると、さっきは開いていなかったように思う戸があった。もしかしたら遼一くんが…?と思って戸を開けて、電気をつける。

そこには仏壇があって、女の人の写真が飾ってあった。

真修が走って階段を下りてきた。その音にびっくりして急いで電気を消し、戸を閉める。上の部屋にも、お父さんの部屋にも書置きはなかったらしい。

今自分のしていることが間違っていても、してあげられることをしてあげなきゃ。

そう思い、真修と遼一くんのことについて一日を整理する。

真修が出かける前に、遼一くんはちゃんと家に居た。遼一くんは、悠斗くんの家に行くと言ってゲームを持って出て行ったらしい。ご飯の時間なのに帰って来なかった。真修は帰ってきたらわかるように居間でずっと本を読んでいたらしい。

お父さんには既に3回電話していて全て留守電だったらしい。お父さんは携帯をロッカーに入れているので気づいてないと思う、とのことだった。

親に連絡がいっているなら、あと連絡すべきは担任…。そう思って連絡網を探す。

連絡網には「保護者様向け連絡網」とあった。保護者。

「私が電話してどうするの?もし私のことを聞かれたらなんて答える?たまたまお兄ちゃんの真修くんにサッカー教えることになって、今日は勉強もみて…

私は他人だ。間違いなくこの家の人間じゃない。

そう思い連絡網を使うことをやめる。真修に遼一君が帰る前に寄り添うな場所を聞く。真修によると、友達とよく遊ぶ公園があるようだ。そこに走り出そうとする真修を止める聡子。

その公園に聡子が行き、真修は家で遼一君が帰ってくるのを待つ。念のため、もう一度お父さんには電話してもらい、それでも出なかったら真修から担任の先生に電話してもらうように真修に伝える。

念のため、聡子の携帯の番号を真修に渡す。「ふたりだけの内緒の番号」ということにしてもらう。聡子は遼一くんの顔がわからないので、顔のわかるものとして学級通信を借りる。

公園に着いたが、誰も居ない。自分にはしてやれることが少なすぎる。でも、他人である自分が踏み込んで良い部分とそうでない部分がはっきりわかってしまった。念のため近くのコンビニに入ると子どもがいた。

「りょういちくん?」と話しかけようとすると、少し離れたところでお母さんに呼ばれている。危なく不審者になるところだった。スマホで写真を撮って来た遼一くんの画像を見る。

真修とはあまり似ていないが、あの仏壇の写真の女性とはよく似ていた。

そんなことを考えていたら、電話が鳴り、真修から「遼一が帰ってきた」と連絡があった。遼一君は、また別の友達の家にゲームをしに行っていたらしい。「内緒の電話番号」といったせいなのか、真修はヒソヒソ声で話していた。

「あ、ありがとうございました。」ヒソヒソ声で言われ、聡子もついヒソヒソ声で返す。何も持っていなかったので、スマホに入っている電子マネーでビールを買い、公園で飲む。

お礼を言われても、自分はおろおろして何もできなかった。ただ外に飛び出していっただけ。「ただの「サッカーの人」じゃこれが限界なんだ。」真修の家の晩御飯は、冷凍食品のから揚げと、チンすると食べられる白米。

服も脱ぎ散らかしたままで、冬物が6月にも転がっている。土日も仕事で帰れない親、子ども二人だけでいる家…。

よくあるかもしれないけど、だめでしょ。

「私は他人だから真修に踏み込むことはできない。でも傍にいることはできる」

そう公園で考え、ついビールを一缶あけてしまう聡子だった。

8話 水と光

今夜も夜のサッカー教室。公園の掲示板を見ると「区民プール開放」のチラシが目に入った。もう真修は夏休みに入っている。

聡子は、真修をプールに誘った。

更衣室は男女分かれているので、着替えたら集合することにして一時解散。真修は学校の海パンを履き、髪は一つに結んでいた。聡子はつばの広い女優帽にサングラス。パーカーを羽織っている。

「聡子さんは泳がないんですか?」「うん、私は真修が泳ぐのを見ていようと思って」

聡子は真修をプールに誘った後、後悔していた。

小学生最後の夏休みなのに、サッカーの練習と宿題だけじゃつまらないだろうと思って軽率に誘ったけど…自分の水着のことは全く考えていなかった…!!

会社の水着と大学時代に来ていたビキニしか持っていない!普段着ですら何を着たらいいのかわからないのに水着となると更にわからない!用途が限られている分選択肢は少ないはず…だが…。

と、迷いに迷ってしまい「一緒に泳ぐために来たわけじゃないし」と言い訳を携えてプールに来た聡子。一緒に泳げないことで少し悲しそうな真修だったが、「泳いできます」と言ってプールに向かっていった。

真修はがっかりしていたが、もし自分と真修が一緒に遊んでいたら、どう見ても親子の触れ合い…。知り合いが来ている可能性もあるし、自分は運転手兼監視員、という立ち位置を再確認する聡子。真修がこちらをじっと見ているので手を振り返す。

見ていることに安心してぱっと笑顔を見せてくれる真修。真修は泳いでいて、女の子にぶつかってしまう。ぶつかった子は、菜緒ちゃんとりおんちゃんなど学校の友達だった。

真修はりおん達のグループと一緒に遊ばないかと誘われる。真修は聡子と来ているので、一度プールから上がり歩いて聡子の元へ向かう(プールサイドは走ってはいけない)

「一緒にバレーしようって誘われたんですけど、遊んでもいいですか?」と聞いてくれる真修。聡子も断る理由がない上に「もちろん良いに決まってるじゃない!」と送り出す。

その光景を見ている菜緒ちゃんは聡子に見覚えがあるようだった。そんな菜緒ちゃんに、りおんはかずき君と同じチームになれるように協力して、と持ち掛ける。理音は今日の水着に気合を入れてきたらしい。

りおんは柄のついたかわいいビキニ。菜緒ちゃんはスクール水着。自分の水着に少し悲しくなる菜緒ちゃん。真修が戻ってきてバレーが始まる。まるでカメラのCMの様にとてもきれいな風景だった。自分が紛れ込めない世界だから、きらめいて見えるのだろうかと考えながら真修をみつめる。

見ていたのだが…近くで遊ぶ子供の水鉄砲がモロにヒットしてびしょぬれになる聡子。「着替え持ってきてよかった…」

菜緒ちゃんは「ちょっと水飲んでくる」と言ってプールから出て更衣室へ。水を飲んで帰ろうとすると、真修と一緒にいた聡子の姿が見えたので勇気を出して話しかける。

「こんにち わあ」

聡子は着替えていた、そしてスーパー銭湯に居た気分になって自分の身体を特に隠していなかった。大人の女性の裸にびっくりしてしまった菜緒ちゃん。お互いにおろおろしつつも自己紹介を始める二人。

「こないだ早見くんと一緒に来てましたよね?」と菜緒ちゃんに言われてギクっとしてしまう聡子。そんな必要はない、と言い聞かせ「うん、そうそう」と認める。

「早見くんと同じクラス」の菜緒ちゃん。聡子は自分を「早見くんのご近所さん」と自己紹介する。嘘ではない…。りおんに呼ばれ、戻る菜緒ちゃん。

りおん達は解散の流れだが、かずきがお腹が空いたというのでりおんの家に呼びたいんだそうだ。そうなったら菜緒ちゃんも来てくれるのか、という話らしい。「早見くんは?」と聞くとわからないらしい。「誘ってみれば?」とりおん。

菜緒ちゃんは真修を誘うが、真修は聡子を見たまま「ごめん 俺、戻らなきゃ」と聡子の元に向かう。

聡子は、試合の時に見られていたことを後悔していた。後悔しながら歩いていると、またしても水鉄砲で遊ぶ子どもたちが、今度は避ける!…がそのままプールに落ちてしまう聡子。

そこに真修がやってきててを差し伸べてくれる。「それは無理だよ。体重差が…」というが「大丈夫です。て」そう言って、髪から濡れた水滴が落ちる。手を伸ばそうとしたとき、

「そこ!着衣のままプール入らない!」と監視員に怒られてしまう聡子。

プールから上がり体を拭く聡子。水着の真修をまじまじと横目で見てしまう。色が白い印象があったけど割と日に焼けている。あばらも少し出ていて男の子っぽい。

顔が美少女だから、顔と体の違和感に少しぎょっとしちゃうな。真修の顔を見るととても楽しそうだ。

「今日楽しかったね。今度来るときは遊び道具持ってこようか」というと「今度もまたプール一緒に…」と驚く真修。「いつ行きますか?」とワクワクした表情を隠さない真修。

「私が休みの時なら」とかそんな答えじゃない。「いつでも!」と笑顔で返す聡子。

小学生最後の夏休みだしもっと遊び倒そう!と提案する聡子。花火大会のことを話題に出すと「花火!行きたいです!」と乗り気そうだ。「オッケー じゃあ花火約束ね」

その風景を見守る菜緒ちゃん。

真修は家に帰ると遼一がいるのか呼びかける。家には、お父さんが待っていた。

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9話 嘘

今日も真修と夜の公園でサッカー練習。しかし真修はどこか上の空の様子。具合が悪いのかと話しかけても「いや、元気です」と返事。

乗り気じゃないか、疲れてしまったか…どちらであっても練習で無理して怪我でもしたら大変なので早めに切り上げると提案する聡子。
「もうすぐ夏合宿でしょ」というと少し沈黙してから「はい…じゃあまた来週金曜日」と言って分かれる2人。

ある日、聡子は日中仕事で外に出ていると真修が通っているサッカークラブのバスが目に入る。バスから菜緒ちゃんが出てきて聡子に話しかける。

「早見くんのご近所の…。何かご用ですか?」
「ちょうど歩いていたら見覚えのあるマークがあるなぁと思って…」と話すと、どうやら今日から夏合宿だったらしい。

「じゃあ真修もバスに乗ってるのかな」と聞くと「早見くんから聞いてませんか…?」と菜緒ちゃん。

公園で真修と練習の日。真修は一生懸命ボールを蹴っている。聡子はベンチに座り考えごとをしていた。ボールが聡子の側まで転がったことをきっかけに話し始める。

「真修、クラブやめたんだね」
「黙ってて…ごめんなさい…」

真剣に聞いてしまったので怒られていると感じたらしい。「謝らなくていい」と断ったうえで話を続ける。お父さんに言われたのかと聞くと「自分で決めました。俺が…やめ、やめた方がいいと思ったから…」と真修。

どういうことか聞くと「遼一がいなくなった日のことを父さんに言わなかったから…」と続く。

あの日は結局、遼一君が戻ってきて何も大きなことにはならなかった。それはそうだよ…と聡子がいうと、お父さんに「この間の土曜日『父さんに電話したけど何でもない』って言ったよな。お前嘘ついたのか?あの日、遼一を放っておいて一体外で何してたんだ」と言われたと言う。

そう聞かれて、真修は「サッカーの練習」と答えたらしい。

あの日、真修は聡子の家で宿題を見てもらっていた。聡子にとって好きだった時間が、私が、真修に嘘をつかせてしまった。

 

会社の休憩室でサッカー教室のチラシを見ていると椎川(しいかわ)に見られてしまう。つい「うわ」という顔をしてしまう聡子。聡子がサッカー教室に通うかに思われたが、「私が通うわけじゃ…」と少し話してしまう。

すぐに「あの子(真修)のためか!」と気づく椎川。言ってしまった手前言わないわけにもいかず理由を話す、「親が厳しいのか何なのか。クラブ辞めさせられたみたいで…」と話し始める。

でも練習は続けたがっているから、うちの会社が管理しているクラブチームだったり、金銭的に負担が無さそうなところに入れてあげられたら、と思っている。もし親が反対したら、最悪自分がお金を出して通わせてあげたい…と伝えると

「はあ?あの子って多和田の親戚か何か?違うよね…。あの紹介の仕方だと。なんでお前がお金出すとかそこまでいってるの。親に頼まれてるの?」

「いや…私が…勝手にしてることです…」と答えると椎川には更に引かれてしまう。

「自分が親だったらどうよ。自分の子どもが近所に住んでる大人にやたら懐いて、あげく金まで与えられてるとか。ぞっとするわ。」

お金を与えるなんて、そんなつもりは無かった。椎川の言うことに反論するが、言葉が上手く出てこない。

「あの子…事情が何か複雑そう…だから…。少しでも力になれたらと思って…」

そもそも自分が真修の勉強を見てあげようとしなかったら…遼一くんが居なくなったときにもっと正しい対応ができたら…。聡子は後悔しながら、「もう行きます」と言って椎川から逃げようとする。

「お前さぁ。自分が関わることで事態が好転するとか思ってないだろ。なのに首突っ込もうとしてる。もしかして…誰かに優しくすることで自分の存在価値上がるとか思ってない?」

「椎川さんってこれまで何人に殴られてきました?」聡子は脈絡もなく問いかける。

椎川はあまり気にせず「ま…要はさ、お前オカシイよ」と告げる。

それを聞いて聡子は、殴るのではなくキックをお見舞いし休憩室を去った。

「違う」と心の中で連呼しながら、ドラッグストアで生活用品をカゴに投げ入れる。お祭りの準備が進んでいる道を歩く聡子。

自分は真修が歩いている進路を変えることはできない、けどその道が少しでも明るければいいなと願っている。それだけ…。真修に、幸せになって欲しい。自分に懐いてくれる、笑顔を見せてくれる真修に幸せになって欲しいだけ。

 

朝、目覚まし時計が鳴る。今ままでのクセで体温計を探してしまう。しかし、もう体温計は無い。会社に行き、仕事も終わり帰宅。マンションまで帰ってくると、真修が後ろから階段から追いかけて来ていた。

「明日も雨だから、練習中止って言いに来ました。間違えて来て風邪引いたら大変だし」走ってきたのか、息が上がっている真修。今日も雨が降っていたのに傘もささずに濡れている真修。

「それじゃ真修が風邪ひいちゃうよ」と言って真修を家にあげる聡子。携帯の番号を渡しているのだからかけてくればよかったのに、真修はそれに気づかなかったらしい。

傘をささないのも「走ったら大丈夫かと思って」という理由。タオルを持ってきて髪を拭いてやる聡子。

真修に聡子が調べたサッカークラブチームのチラシを見せる。兄弟で入ると安くなるクラブもある…など説明するが真修はクラブの曜日が気になった。

「毎週金曜日の夜練習って…俺、金曜日は聡子さんと練習」

「うん。ほら私ももっとちゃんと教えられたら良かったんだけど…」

と自分の言葉じゃない言葉が次から次にスラスラと出ていく。自分の言葉じゃなくても嘘でも間違っていても、真修にとって間違いではない。そう、真修のそばにいるのは私だけじゃない。

私しか頼っちゃいけないって真修に思わせちゃいけない。そう思いながら、聡子は「自分じゃ真修をちゃんと教えられない。私じゃなくお父さんや先生を頼ろう」という趣旨のことを伝える。

真修は言外なことまで通じたのか「わかりました…」と言って帰り支度をする。持ってきたサッカークラブのチラシを渡そうとすると、傘も持たずに帰ろうとする真修。

「真修、傘、これあげるから…」と止めると、震える真修の肩。

「真修、大丈夫だよ。お父さんにそれを見せたらサッカー続けられるかも。」と励ます聡子。

「でも俺、ずっと練習続けてたの。会いたかったからです。聡子さんに」

振りむいた真修は泣いていた。

それを見て、聡子は真修を強く抱きしめてしまう。

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私の少年 2巻 感想

ハッとしてしまう

最初にも言ったけど、この話の舞台が昭和だったらきっとこんな風にはなってない。昔なら、よくも悪くも誰かの子どもを世話するって普通…というか許されていた風潮があったように思う。

でも今は平成。聡子がしていることは、椎川の言う通り「他人の子どもを育てている振り」みたいなもの。真修が小学6年生になるまで育てたのは、真修の両親、もしくは父親だ。途中から現れて親の顔をされても「良いとこどりしやがって」みたいになるだろう。

でも…どうしても聡子がしていることを「悪いこと」だと思えない。でも聡子が真修の家に行って、「家で一歩踏み出す度、悪いことをしてるんじゃないか」って考えるのもわかる。

真修を騙して遊んでいるわけじゃないし、何か悪いことをしようとして家に入ったわけじゃない。でも他人からそう見られても仕方ない…ような状況。2人のことをよく知らない人なら、聡子のことを「ショタコン」という人もいるだろう。

いや…この漫画がショタコン好きにオススメなのは変わらないよ?メタ的な話だとそうだけど、これは物語上の話ね!!w

この危うさ…というか「真修と聡子のキレイだけど他の人からみたら汚くもなる関係」みたいなところが、読んでいてドキドキする。

椎川に「ぞっとするわ」って言われた時、「ぐぐぐ…ですよね…」とも思った。しかしイラつくから蹴ってくれてよかったw

真修はかわいい。懐いてくれてかわいい。そしてキレイ。真修も聡子に対して、ひな鳥のように懐いてくれる。このままの関係が続くんだろうか…。真修に嘘をつかせたことを後悔している…というか「自分のせい」と思う聡子はとても良い人なんだと思う。

真修にとって、聡子はどーいう存在なんだろうか。

忙しいから

真修のお父さんは仕事をしすぎだよね。もちろん母親がいなくなり、父親1人で育てるのは限界があると思う。うちもそうだったからわかるけど、特に子どもが小さい時は子ども自身にも頑張ってもらわないといけないこともあるだろう。

でもなぁ…いくらなんでも部屋が汚なすぎないだろうか。服がその辺転がっててゴミもその辺ん転がってて、晩ご飯はチンして食べる「サトウのご飯」みたいなやつに、冷凍食品のから揚げ…。せめてスーパーの総菜くらい買おうよ…。

スーパー行って、もっと簡単な料理とかを真修に覚えて欲しい…。

真修のお父さんは、真修が遼一くんを置いて遊びに行ったことを怒るけど、どうして真修は遊びに行ってはいけないの?お兄ちゃんだからってそこまでしないといけないの??遼一くんが帰ってこないのは、確かに怖いけど、それで真修が怒られるのも変だと思う。

そもそも、父親であるお前が、なんとかしないといけないところなのに、なんで子どもに責任転嫁してるんだよ。おかしいだろ。父親は何も悪くないかもしれないけど、真修だって悪くない。

「遼一を置いてどこに行っていたんだ」って、お前は仕事行ってたんだろうけど真修だって遊びたいんだよ。何故そこを理解してないのかわからない。母親がいなくなって混乱して、思考が止まっているんだろうけど、もっと大人になって欲しい。大人になったつもりの父親な感じがする…。嫌い。

会いたいから

真修にとって、サッカーが好きとかよりも、「聡子と一緒に居られるから」金曜日の練習が好きだったんだろうな。菜緒ちゃんに言われた「親切にするのが普通」という言葉。真修にとっての普通は、他の人からは「親切」になる。

真修は聡子からも「他の人にもするような普通」をされているのかと思ったけど、聡子にとって真修は特別だった。真修にとっても聡子は特別だった。それが嬉しいから、会いたかった…のかな。

だからマグロのストラップくれたのかな。他にあげるものが無かったってのもそうだけど、真修は可能ならすごいプレゼントをあげたかっただろうに。

真修が聡子のことを好き、もしくは気に入ってる…?のは、ひな鳥への刷り込みみたいなことかもしれない。初めて?久しく?大人に、他人に優しくされたから懐いているだけかもしれない。

でもそれの何がいけないんだろう。真修のことを見えていないように接するりおんや小学校のクラスのみんな。真修に子どもの世話や責任を押し付ける父親。

そんな生活の中で、真修は「サッカー」という楽しさに触れて練習を始めて、不審者にさらわれそうになる…。あそこで聡子が助けなかったら…想像だけど、真修がいないことに気づくのは遅れたと思う。

あの父親が、真修を心配して探すのが想像つかないし、探したとしても気づくのが遅れたと思う。真修も「親は心配してない」って断言してるし。

そんな中で育った子が、とても素直でタバコも吸って無くて。出会った聡子に懐くことに何も悪いことを感じない。聡子と出会って、真修の世界が輝いているのが読んでいて嬉しい。

聡子が言う「私以外にも頼れる大人はたくさんいる」ってのは…わかる。大人だし言ってることわかる。でも、そんな理屈より、真修と聡子は一緒に居て欲しい…。

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