鈴林です。私の少年1巻のネタバレと感想を書いていきます!(゚∀゚)

この「私と少年」という名前からして…おねショタもので表紙の女の人と男の子がなんか恋に落ちそうなそうでもないような話なんだろうな~~なんて漠然と思ってたけど…。

作者さんも「おねショタって思われるんだろうな」ってあとがきに書いてて「やっぱり!!」って思ったwこの漫画は、あたしみたいにタイトルだけで判断する人にとって驚きの漫画だと思う。

いつかドラマ化されたりしそう。でもドラマ化しても、この漫画の良さって全部伝えられないと思う。なんかこう…絵から伝わる独特の感じとか、きれいな感じとか、はっとする感じとか漫画ならではの良さがあると…思う。うまく言えないけど。

 

というか、私の愛が重すぎてすっごい長くなってしまって…本当に…申し訳ない…(´・ω・`)もくじもあるので…あの…飛ばしたりして…どうぞ…!

私の少年 1巻

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私の少年 1巻 ネタバレ

1話 体温計

主人公、多和田聡子(たわだ さとこ)の膝の上には美しい少年が横になっている。聡子はあることがあってから、息をしている間ずっとその子のことばかりを考えてしまっていた。

物語は回想から始まる。

 

多和田聡子の朝は体温計で体温を測るところから始まる。特に記録をつけて日々の体温の変化を見ている訳ではない。ただ健康体であれば構わない。記録もつけず体温を測るなんて意味が無いとはわかっているが、もう続けて8年目になる。

多和田聡子 今年で30歳になる。会社に向かうバスを待ってバス停に立っていると、バス停向かいの公園で小学生くらいの男の子がサッカーの練習をしているのが、最近いつも目に入る。いつも練習しているようだったが、特に上達はしていないようだった。

会社に着き、隣の席の子に挨拶をすると椎川主任が呼んでいたらしいと言われる。話をすればすぐに椎川(しいかわ)がやって来た。椎川は「聡子」と呼び捨てにして、社内のグループチャットで返事をしない聡子に軽口も交えて注意するのだった。

あまりに気軽に「聡子」と呼ぶので隣の席の女の子にもキラキラした目で見られる聡子。「付き合ってない」と念押しするが「お二人はアリだと思いますよ!」と言われてしまう。

アリも何も、聡子と椎川は実際に付き合ったことがある仲だった。きっかけは大学のサークルでの組み合わせ。偶然から付き合ったが、ちょうど1年経ったときに椎川から「別れよう」と言われ、特に執着のなかった聡子は「別にいいよ」と承諾した。

『見ているだけならおいしそうだったが、実際に食べてみるとすっぱくて食べられなかった』という酸っぱいぶどう、の話ではなく、元々そこまで好きじゃなかったと聡子は考えている。未練もない。

自分の就職先に椎川がいるとは知っていた聡子だったが、まさか配属先も一緒になるとは思っていなかった。

仕事を終え帰ろうとする聡子に、椎川から飲みに誘われる。次の日が休みだから、と誘われるも足早に帰宅し、帰りがけにビールを買って、公園で一気飲み。至福の時間を過ごす聡子の足元にサッカーボールが転がってくる。

蹴ったのは今朝バスを待つ間に見た小学生。聡子はビールを飲みつつ、上達しない小学生にサッカーのコツを教え始める。ふと小学生の顔を見ると、とても顔の整った美少女だった。

美少女は夏合宿前にレギュラーテストがあるからと練習をしているらしい。「女子サッカー部とか?」と聞くと、なんとその子は男の子だった。「美しいものには性差なんて無いんだな…」なんて考えて、改めて男の子を見ると確かに腕や足は女の子ではなかった。

「小学生高学年に見えるが、半ズボンなんて履くんだな…」とぼんやり考える聡子。

もう夜も遅いので親御さんが心配しているから早く帰るように促す。男の子は「親は心配なんてしてない」というが、「してます」と強めに伝えると男の子は帰ることにしてくれたようだった。

自分の帰りも心配してくれる男の子にお礼を言い、家に帰る聡子。

次の日も、やはり体温計から聡子の1日は始まる。休みの日にまで早起きする自分に嫌気がさしつつも溜まっていた家事をすませ、少し休憩…をしたと思ったら眠りこんでしまい外はすっかり陽が暮れてしまっていた。

昼から買い物に行く計画も潰れてしまい、昨日買ったビールでも飲もうと冷蔵庫を開けると、ビールは入っていない…。昨日公園で男の子にサッカーを教えた時に公園に忘れてきたことを思い出す。

もう無いだろう、とは思いつつも公園に行ってみる。昨日の男の子はまだいるのだろうか…と公園を見ると、太った大きなおじさんが男の子の腕 を掴んでいた。

ふと思い出されるのは、最近テレビでも報道されていた少女連れ去り事件。聡子はとっさに「ゆーくん帰るよ~」と大きく声をかける。すると、太ったおじさんは走って逃げて行った。

「ゆーくんって…」と思いつつ男の子の安否を確認する。男の子には「気分が悪い」と言って近づいてきたらしいが、気分が悪い人は走って逃げたりはしない。

あの人も男だし、自分も男だから何もされないと思う…と言うが、「そんなことはあんな奴には関係ない」と改めて注意するように伝える聡子。

「こういう時は近くに人がいなくてもとにかく叫んで。声をあげるの」と目を見て男の子に伝える。もう遅いから帰るように伝えるが、男の子は「でも」と帰らない。

「家でサッカーの練習をすると怒られるし来週の金曜日が本番だから日にちも無い…。」と困る男の子に聡子は根負けした。男の子に名前を尋ねる。

美少年の名前は、早見真修(はやみ ましゅう)、12歳。聡子も自己紹介をする。年齢はぼやかして…w

「明日からここで練習していいのは私がいるときだけです」突然の申し出に驚く真修。毎晩19時、駅前に集合して一緒に練習しようと誘う聡子。コツを教えて、来週末までにリフティングができるようになろう、と誘うと真修はとても喜んでくれた。

聡子はそれから「定時で帰る」鬼となった。駅前で真修と合流し、初日は10分程遅れてしまったが公園までダッシュ。

真修が使っていたボールは空気が抜け気味だったので、聡子は会社からサッカーボールを借りて来ていた。聡子の会社は「ヨネサス」というスポーツメーカーなのでサッカーボールを借りられた。

その次の日も、練習に付き合うため会社の飲み会も全てパス。帰る際もジャージに着替えて帰る徹底ぶりだった。その姿を見て不思議がる同僚たち。その中に椎川もいた。

その日の練習が終わった時、真修のお腹が鳴る。聞けば、真修は晩御飯を食べずに来ているという、「お母さんにも怒られちゃうし余計に早く帰りな」と言うと、「大丈夫です。母さんいないから」と当然のように答える真修。

「いない」

お父さんもまだ仕事が終わっていない、と言う真修。真修の家は父子家庭なのか…。お母さんとは死別なのか離婚…。それとも、自分のように『いないことにしたい』のか…?と考えていると、また椎川に呼び止められる。

聡子はジャージに着替え真修の練習に向かうところだった。椎川は「自分と聡子が飲みたくなる方法は無いか」と飲みに誘う。聡子は「飲みに行っても結局仕事の愚痴を言うだけは不毛」だと帰ろうとするが

椎川は「不毛じゃなければいいの?」と引き留める。「明日、空いてる?」

真修との練習は今日が最終日。次の日はもう練習は無い。

真修との練習最終日、真修はリフティングが525回もできるようになっていた。サッカーのレギュラーのために必死に練習する真修。真剣に練習する真修を見て、「小学生ってこんな顔するものだっけ」と考える聡子。

「今日で特訓はおしまい。今までよく頑張ったね。お、お姉さんも応援してるよ」と、ぎこちなくも自分を「おばさん」と呼べずに真修を応援し、練習会は解散された。

次の日も、体温計の音で目覚める聡子。スマホには、椎川から今日飲みに行くお店の情報が届いていた。

会社に着くと、椎川に「今日はジャージ持ってきてないんだ」と昨日までの違いを指摘される。「練習が無いから」とは言わずに「今日は必要ないので」と答える聡子。椎川は聡子をじっとみつめると「いつもと違うところがあるかと思って」と笑って去っていった。

妙な揺さぶりをかけてくる椎川にイライラして、隣の女の子に「今日の私いつもと変わらないよね!?」と強い口調で確認する。女の子は「た、たぶん…!」とびっくりしながらも答えてくれた。

いつもと違うことは何もない。化粧も、ヘアゴムも、ヒールの高さも、特別なことは何もなく普段通り。「不毛じゃなければいいの?」という椎川の言葉を思い出し、「あれがいつものアイツの手なんだ」と自分を戒めるのだった。

15時。会社では昼過ぎ、真修の学校ではテストの時間。聡子はふと椎川を見てしまう。椎川は普段通り仕事に励んでいた。

 

仕事終わりに、聡子は待ち合わせ場所の居酒屋に入る。店員に「椎川で予約している」と告げ中に入る。店員に連れられ、部屋の中に入るとテーブルには椎川とその隣にかわいい雰囲気の女性が座っていた。

「すいません、遅れてー」と言いつつも、聡子は全てを察した。隣同士に座る椎川と女の子。2人の左手の薬指には揃いの指輪。仲睦まじい雰囲気の2人。

「もっかい乾杯しよーか」と言われ、グラスを持ちあげ、笑顔を作る。自分でも笑顔が下手なのが鏡を見ずともわかる。

悪酔いしたのか頭痛を抱え家路につく聡子。

この虚しさは何だろうか。まさか、まさか椎川と何か発展すると期待をしていたのだろうか?いやそれは無い。と自問自答しながら改札を抜けようとすると『ピンポーン』という音と共に行く手を阻まれる。

「オートチャージ仕事しろよ!」と思って手元を見ると、持っていたのはさっきの居酒屋のレシートだった。

全く違うものを持って改札を通ろうと思っていたことに気づく。自分がショックを受けていることを自覚し始める。

みんな幸せそうに見えても触れられたくないものを心にしまっていて、それがうっかり外に出ないように生活している。そんなことわかっているけど、今だけは、そんなの嘘なんじゃないかと思ってしまう。

「病む」とか「辛い」とか言っていてもみんな本当はけっこう幸せなんじゃないの?と考えてしまう。

 

もう早く寝たい。そう思って早足で帰る。化粧を落としてすぐに寝たい。化粧がマスクだったらよかったのに…なんて考えていると昨日まで真修と練習をしていた公園についていた、

家が遠いな、と思っていたらクセで公園にまで来てしまっていた聡子。

帰ろうと踵を返すと、公園には、真修が居た。

一人で公園に来てはいけないと言ったのに、真修が居る。聡子は真修に駆け寄った。

「レギュラーダメでした」真修は今日のテストの結果を話してくれた。リフティングは2位だったが、紅白戦でミスをしてしまったらしい。

しかし今レギュラーがダメでも、小学6年生だ。これからどんどん練習して中学生になればどうとでもなる。そう聡子が励ますと、真修は下を向きながら話じ始める。

「辞めなきゃいけないんです。

小学生の内にレギュラーになれないならこの先花開くとも言えないし、元々向いていなかったと諦めた方がいい。意味の無いことを続けても虚しいだけ。だから、辞めます。

 

下を向きながら自分に言い聞かすような真修の言葉を聞いて、聡子は改めて気づいた。本当はもっと前から気づいていた。

男の子なのに伸びた髪、年の割に幼い服装、空気の抜けたサッカーボール、そして言い聞かせるような大人めいた言葉…。

この言葉は、真修の言葉ではなく親の言葉だ。

聡子は、真修が昨日と同じ服を着ていることにも気づく。「お風呂入ってないでしょう」と言うと真修は顔を赤くして恥ずかしそうにうつむく。

聡子は真修のランドセルを手に取り「行こう」と立ち上がった。

バス停前の公園でサッカーの練習をしていた真修が、聡子の部屋にあるお風呂に、入っている。真修の着替えも用意し、お風呂場前に用意する聡子。

つい真修を家に連れて来てしまった。他人の子どもを勝手に家にあがらせるのはどうなんだろうか…とも考えたが、子どもを風呂に入れない、という事実もどうなんだと考える。それと比べればマシ、と眠い頭で考える。

 

真修がお風呂に入っている間にリビングで寝入ってしまった聡子。目を覚ますと、お風呂上がりで髪がまだ少し濡れている真修が自分をのぞき込んでいた。慌てて飛び起きる聡子。寝ぼけているせいか、いつもの朝のように体温計を探してしまう。

真修は体温計を探す理由がわからず、具合が悪いのかと聞き返す。聡子は、自分にも言い聞かすように、起きたら体温計で体温を測るクセがあること、記録もしていないこと、あの体温を測り終わった音がしないと起きた気がしないこと…

「何にも意味が無い」のにもう何年も続けていること、を真修に話した。

「なんで、続けてるんですか」と、当然のように真修に聞かれる。

「なんでだろうね」聡子は、自分でも続ける理由が無いことをわかっていた。続ける理由はわからなくても、はじまりはずっと覚えていた。椎川(しいかわ)と2人、付き合っていた頃を思い出す。

椎川とのことを思い出すと、自分でも何故かわからないが泣きだしてしまう。椎川のことはそんなに好きじゃなかったし未練も無い。それも間違い無い。

でも、あの1年目に別れを切り出されてからずっと、椎川も自分と同じものを抱えて生きているのだとばかり思っていた。そう思うと涙が止まらなかった。

真修は、そんな聡子を抱きしめる。「お母さんはいない」と言っていた真修だが「お母さんが悲しい時人間の音を聴くといい」と教えてくれる。

真修に抱きしめられたことで落ち着いたのか、聡子は改めてサッカーのことに触れる。

「はじまりは色んなことがきっかけだった。でも、ここまで続けてきたのはあなたよ。終わらせるのもあなたでいいの」

とサッカーを続けるかどうかの選択は真修が決めて良い、と伝える。

聡子に面と向かって応援された真修は、泣き出してしまう。そして漏らすように「やめたくない」とつぶやくのだった。今度は聡子が、真修を抱きしめる。

リビングで布団をかぶって寝てしまったのか、起きたら隣に真修は居なかった。もう行ってしまったのか、と急いで部屋のドアを開けると、真修は既に起きて身支度をすませていた。聡子が起きたら出ていくつもりだったようだ。

朝ごはんも振る舞うつもりだった聡子だったが、断られてしまう。

真修は、少し意を決したように下を向いてから「またサッカー教えてください」と声に出した。聡子はそれを「いいよ」と快諾。

廊下を歩く小さな足音が聞こえてくる、とても静かな朝だった。

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2話 Over Drive

多和田聡子が、ヒールを履いて、元気よく出社するところから始まる。ガッガッという足音を立てて「おはようございます」と言いながら椎川の前を通り過ぎる。後輩の子に、「メーカーに発注のことで連絡しといたよ」と事務連絡も忘れない。

席に向かう間、椎川は何度も「聡子~」と以前のように呼び掛けて来ていた。4度目に差し掛かるか、というところで「聡子じゃなくて、多和田、です」と注意する。

椎川は、以前の婚約者を交えた飲み会でだいぶ飲んでいたみたいだから無事に帰れたかどうか心配だったらしい。しかし今、聡子は出社してきているので「大丈夫だったっぽいね」と椎川。

心配かけたことを謝りつつ、聡子の先制攻撃が始まる。

椎川の婚約者の名前が思い出せず、椎川から「夏海(なつみ)」さんだと、引き出してから

「わざわざ紹介してくださってありがとうございます。爽やかでとってもきれいな方で、すごいですね主任。改めてご結婚おめでとうございます。これからは仕事もほどほどにして、ちゃんと家に帰ってくださいね。

職場のみんなで応援しますから」

と上着を脱ぎつつ、爽やかな笑顔で継げる。

少し、あっけにとられる椎川だったが、「また飲み誘わせてよ」という誘いも忘れない。聡子はそれに「ええ、是非3人で」と笑顔で返すのだった。

 

女子トイレに駆け込み、今の自分の言葉に自分で賛辞を贈る。

「十分イヤミっぽいこと言えた!!」礼儀の範囲内で、ちょっとマウントを取って話せたことに興奮する。「わたしを揺さぶった罰だーーー!!」

この気持ちを誰かにわーーーっと話したくなる、が…そんな人などいない。とにかく誰かに「頑張ったね。偉いぞ」って誉めてもらいたい。「イイネ」ってされたい、と思う。

だからみんなフェイスブックとかやるのかな…と思いつつ自分で自分を撫でるも、自分ではあまり気持ちよく感じなかった。

 

バスに乗っていつも通り家に帰ると、家の前にはランドセルを抱えた真修が待っていた。

まさか真修がいるとは思わず、うろたえる聡子だったが真修は何かを出そうとランドセルをガサゴソしている。床にランドセルを置いては汚いので、家に入るよう促す聡子。

そして、またしてもナチュラルに家にあげてしまったことを後悔する…。

真修は、「お父さんにクラブを続けて良い」と言われた、ということを報告に来たのだった。クラブの夏合宿のサインももらえた!と喜ぶ真修。

聡子は「どうやって説得したの?」と聞く。テストの点数なのか、それとも家の手伝いなのか…真修は

「何もしないならって。送り迎えとか、ユニフォームの洗濯とか何もしなくていいなら、続けて良いって!」

とニコニコと笑顔で答えるのだった。

親が何もしないのが条件って…どういうこと…?と思いつつも真修との会話を続ける。真修に見せてもらった紙には、次の試合場所が書いてあったがそれはこの辺りからはだいぶ遠いところだった。

電車とバスを乗り継いでいくの?と聞くと、「自転車!」とあっけらかんと答える真修。

自転車で行くには遠いし危なすぎる長距離に驚いてしまう聡子。他の子の車に乗せてもらうことを提案すると、「お願いすれば、できると思う…けどお父さんが嫌がるからダメなんです。お礼とかしないといけないから…」と無表情で真修は話す。

何とかしてあげたい、と思うが聡子は車を持っていない。レンタカーなら、会社と提携しているレンタカー会社があるからどうにかなるか…とも考えるが、聡子は改めて「この子の何」とも思う。

そこまでの立場でもない…と自問自答していると、真修は「帰ります」と踵を返し始めた。

「今日は続けても良いって言ってもらえたって言いに来ただけだから。いつもよりうまく話せたのはお姉さんのおかげ!」と笑顔で帰ろうとする真修を、聡子は呼び止めた。

 

試合当日、聡子はまたしても首を突っ込んでしまった。真修は礼儀正しく「よろしくお願いします」と頭を下げてくれる。レンタカーに乗り込む聡子と真修。

運転中に聞こうと、iPhoneに入って良く音楽を車で流そうとする。真修に曲を選んでもらう…が…聡子のiPhoneには子供が好きそうな曲は入っていなかった…。

とりあえず適当に流し出発。小学生と何の話をしたらいいのか、さっぱりわからない。天気はイマイチ、政治はダメ、仕事もダメ、家族もダメそう…。

「音楽とか普段聞かない?」聡子は、今後の参考も含めて音楽の話題を選択した。

真修は給食の時間に流れてくるものを聞く、自分から進んで聞かないタイプ。聡子も逆に聞かれ、聡子は小5、6の時はジュディマリを聞いていた、と答えると「聞いたことないです」と答える真修。

聞いたらわかるかも、とiPhoneの中からジュディマリを再生する。

ふと、聡子の過去の記憶がよみがえった。

ジュディマリが好きだった小学生の頃、お母さんがなかなか帰ってこなくてお母さんに電話をした。全然帰ってこないしメモも無い。お母さんから電話がきてその不満をぶつけると「もう少ししたら帰ろうかなって電話したのー」と返事。

「今どこなの?」と聞くと、誰かと一緒にいる声。「誰かと一緒なの?」と聞くと「ちがう違う。テレビの音」と答えるが、ちがう。

「ジュディマリでてるよー」と言われるが、聡子も同じ番組を見ていた。その番組に、その低い声の人物は、出ていなかった。

 

ジュディマリの曲を聞いても「わかんないや」と真修に言われ、聡子はすぐにジュディマリの「Over Drive」を止めた。「ラジオにしよっか!その方が知ってる曲あるかも!」と少し強引に話を変える。

たまたま流れてきた歌がコーラのCMに使われているもので、曲に関する会話はそれでおしまいになった。

 

試合会場に着いて、聡子は真修のポジションを確認する。もし試合に出られたらMF(ミッドフィルダー)だが、多分出ない、と真修。

レギュラーじゃないからか…と聞いてしまったことを後悔し始める聡子だが真修は、同じチームの翔(しょう)というサッカーの上手い子のことを話しだす。

「僕も、応援がんばるんだ…!」

応援を頑張る、というレギュラーではない真修に「頑張って」と声をかけてもいいのか悩んでいると真修は「車に乗っててもいいですよ。俺試合無いし、応援してるだけだから…」と言って時間を気にしているのか足早に向かってしまう。

聡子は、「応援しているところを観て欲しいなんて思わないか…」と気を使わせてしまったことを少し後悔する。レギュラーになれていたら、「見に来てね」と言えたものの、真修はレギュラーではない。

12歳の男の子にも「男の矜持(きょうじ)」はあるんだな…と一人考える。

「応援がんばるんだ」と言われ、聡子は「頑張ってね」と言えなかった。年下の翔という子にレギュラーを盗られて、その子の応援を頑張る、と言う子に簡単に「頑張って」なんて言ってもいいのか…。

悩みつつ、暇になってしまった聡子はサッカーグラウンドに向かう。小さい体で精一杯ボールを追いかけている様はとてもかわいく見えた。遠くからなら、真修にもみつからないだろう、と草の影から試合を見る。

ママ友の群れ…とてもあの中には入っていけない、と感じる聡子。下手をしたら「真修くんのお母さん?」と言われかねない。(お姉さん、であって欲しいけど)。私は、真修の何でもない。でもここにいる…。

試合を見ていると、ベンチにいる真修をみつけた。髪を後ろで結び、前髪もちょんまげのように結んでいた。

ふらつくくらいに、声が裏返るくらいに大きな声で翔、という子を応援する真修。ほんとに応援している。自分は椎川に「応援しますから」と言ったが、それはイヤミもこもっている応援だった。

「ダメな使い方ばっかりだな」と反省しつつも、聡子は真修を心の中で応援する。すると、真修と目が合ってしまった。つい隠れてしまうが、真修はまだこっちを見ていた。真修に笑いかけられて、つられて笑ってしまう。

 

試合が終わり、クラブのコーチ(だと思われる)ぁら夏合宿についてのプリントが配られる。順に名前を呼ばれるが、真修は早く聡子の元に行きたくてそわそわしていた。

菜緒(なお)ちゃん、という女の子が真修にもプリントを渡そうと「早見くん」と呼ぶが、その時にはもう真修はそこに居なかった。

聡子は車を出しやすいように移動していたが、真修はもう帰ってしまったのかと思ったらしい。真修は試合の感動を楽しそうに聡子に伝える。翔という子がどれだけサッカーが上手いのか、笑顔で話してくれる。

「真修~~~!応援よ~~~く頑張ったね~~~!!!」

と笑顔で言いながら頭をわしゃわしゃ撫でる。「頑張れって言っていいのか」なんて悩んでいたが、私自身が真修に頑張ったねって言ってあげたいから、言ってもいいんだ。

「でも僕応援だけだけど…」と困惑する真修だったが、「真修の応援で!ベンチの士気が上がってチームを盛り立てるんだよ!」と言いつつ、帰りにうどんを食べて帰ろう!と車を出す。

菜緒ちゃんは結局、プリントを渡すことができなかった。

帰りのラジオで流れた「TOMORROW」、聡子が小学生の頃の曲だが、今では学校の教科書に載っているという。2人でTOMORROWを歌って、楽しく帰路につくのだった。

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3話 うさぎ

真修にプリントを渡しそびれた菜緒ちゃんの視点から始まる。

今月の学年目標が「置き勉を無くす」に決まり、ドリルやノートなどを全て持って帰って、次の日にはまた持ってこなくては行けなくなった。6年生のみんなは「重い」と言いながら毎日登校している。

菜緒ちゃんは咳をして、少し顔を赤くしていた。

男の子が先生に「どうしてランドセルに教科書を入れてこないの!」と注意されている。ランドセルが潰れてて入らないもん!と文句を言うが、それは男の子たちがランドセルを椅子代わりにして潰しているから、と先生は答える。

「ウチのクラスの男子も、ランドセルを椅子にしてた」と考えていると、前を走る黒いランドセルを背負った子が通る。その子のランドセルは潰れていなかった。ランドセルが潰れていない子は、プリントを渡せなかった早見真修くんだと気づいた菜緒ちゃん。

渡せなかったプリントを今渡してしまおうと、手提げから探しているとその隙に真修は居なくなってしまう。色々探していると、うさぎ小屋で真修をみつけた。

「あ、小方(おがた)さん」と話しかけられる。真修はちょうどうさぎにエサをあげていたところだった。「うさぎに用?」と聞かれるが、菜緒ちゃんは笑いながら「ちがうよ」と答え、クラブのプリントを渡す。

「車がどこにあるか探してて…」と少しバツの悪そうな真修。菜緒ちゃんは真修と一緒にいた女の人を思い出した。

「昨日、早見くんと一緒にいた人って、誰?」

菜緒ちゃんは当たり前のことを聞く。真修は少し、時間が止まったように見えたが少しずつ答えてくれた。

「お母さんじゃないけど、リフティングを教えてくれて、一緒に練習してくれて、試合に連れてってくれて…やさしい人なんだ」

少し照れながら、でも嬉しそうに話す真修に菜緒ちゃんは「そっか」と笑顔で返す。お姉さんかと思った、というと真修は「弟しかいないよ」と返事。「わたしと一緒!」と返すも、真修はうさぎ小屋の掃除に戻ってしまい、会話は続かなかった。

教室に帰ろうとすると、菜緒ちゃんはうさぎ小屋の掃除は男女一組だったことを思い出す。真修にそれを伝えると「笠原さんは忙しいからって」と答える真修。

「美羽(みう)が忙しい…?」と疑問だったが、「自分で編みこみするって言ってたから、それで忙しいんだ!」と自分で答えに行きつく。ちゃんとやってよって言っておくね、と笑顔で真修に伝えるが、「大丈夫」と真修に断られてしまう。

「忙しいって言ってたのは髪のことだけじゃなくて他にもあるかもしれないし、当番好きだから大丈夫」と笑顔で答える真修。菜緒ちゃんはあまり納得できないのか、真修を手伝おうとすると、真修に「あっまくらが」と止められる。

「まくら」とは、うさぎの名前。真修はうさぎ小屋のうさぎ達に名前をつけて、そして見分けもつくようになっていた。まくらはいつも寝ていてめったに動かない。菜緒ちゃんは、危なくまくらを踏んでしまうところだったので、真修が止めたのだった。

うさぎの見分けがつくことに驚く菜緒ちゃん。「普通はわかんないよ!」と驚き、真修を異常だ、と言ってしまったことに自分で気づく。

菜緒ちゃんは、「一緒に掃除する間、うさぎの名前を教えて!」とお願いする。真修は一度申し出を断るが、「2人でやった方が早いから!」と菜緒ちゃんが押し切った。

「小方さんやさしいね」と真修が言うと、菜緒ちゃんは笑顔で「人に親切にするのは普通だよー!」と笑顔で答えるのだった。それを聞いて、遠くを見るような、悲しいような顔をする真修。

下駄箱まで行っても、うさぎの名前を復習している菜緒ちゃん。よく寝るうさぎが、まくら。まくらより体が大きいのが、ふとん。黒いうさぎを思い出そうとしているところで、髪をツインテールにして、新しいワンピースを着てきたという、りおんが菜緒ちゃんを驚かす。

「おとーさんに買ってもらったの~!」と言いつつ服を見せてくるりおんだったが…「前後ろ逆?」とりおんに伝える菜緒ちゃん。「なんでお母さん教えてくれなかったの~」と言いつつ、あとで保健室で着替える!というりおん。

教室に入る菜緒ちゃんとりおん。真修の左隣はボーイッシュな女の子。りおんや菜緒ちゃんとも仲が良いらしい。

りおんは、その子に話しかけつつ当然のように真修の机の上に、ランドセルを乱暴に置いた。そのことに誰も触れない。真修も、りおんも、ボーイッシュな女の子も。菜緒ちゃんだけが、この異様さに気づいた。

「ね、ねぇりおん。後ろ…」とランドセルのことを言おうとするも、2人は全く気にしていないのか「和樹が見てるって教えてあげてんだよ」とボーイッシュな女の子に茶化される。

否定できなくて「…うん」ととりあえず合わせる菜緒ちゃん。

呼び止められたり、おしゃべりしたり、ふざけあったり、あだ名で呼んだり、授業中に先生に隠れて手紙のやりとりをしたりするのが、私の目に見える普通。

私の生きる普通…。

授業中に色々考えていたら、頭が痛くなってきた。

 

保健の先生に無理を言って、保健室で着替えさせてもらうりおん。保健の先生は「普通はこんなことで保健室を使わせないんだからね!」と言いつつ、カーテンでしきられるベッドを貸してくれた。

付き添いの菜緒ちゃんが具合が悪そうなのを見て「顔色悪いわね」と声をかける。生理中ではない、ということを確認されたところでりおんの「先生後ろのファスナーあげてー」で会話はとぎれてしまった。

りおんと一緒に給食を食べる教室に戻る。りおんは「服に誰か気づくだろうな~」と言いながら席に着く。

菜緒ちゃんは、誰かが気づく普通・誰かがみつめる普通、目に映らないのは何も無いのと同じ…など考えていた。給食を食べる周りでは、少し変化のあったりおんの服について、男子とりおんが話し合っていた。

りおんが男子に「ぶつよ!」と言ったところで、菜緒ちゃんは給食を吐いてしまう。

給食を机の上に吐いたことでざわつく教室。「えーーーうそ」「うわ汚い」口々に言いあう。「お前拭けよ」「無理だよ。洋服汚れちゃう」みんな遠巻きに菜緒ちゃんを見て、後片付けを押し付け合うだけ。

そんな時、真修だけが走ってハンカチを持ってきてくれた。真修が一番にまっすぐに菜緒ちゃんのところに来てくれた。

「これ使って」と言ってハンカチを渡す、真修はすぐに持ってきた雑巾で床を片付け始める。あっけに取られていたクラスメイトも、何人かは「先生呼ぼう」「雑巾まだあったよな?」と言って真修を手伝い始める。

保健委員に連れられて教室を出る菜緒ちゃん。これが、真修くんの普通。

保健室のベッドで横になる奈緒ちゃん。保健の先生に「板とか余ってませんか。うさぎの名前を書いて小屋にかざろうと思って」と話すと元気になってからね!と一蹴されてしまう。

菜緒ちゃんは、真修から渡されたハンカチを抱いて、泣きながら「まくらもふとんもかわいい名前だからみんなに気づいてもらわなきゃ」と誓った。

 

仕事が終わり、帰ろうとする聡子。「上司より先に帰るのかー」と椎川に軽く止められる。最近聡子が妙にソワソワしているので「彼氏でもできた?」と聞かれる。

彼氏…と言われて思い浮かぶのは、真修の笑顔だった。「ああ!」とだけ返事をして、軽く笑って帰宅を伝える聡子、

「してやったり」という顔をして、エレベーターに乗る。椎川のは勘違いだが、彼氏がいるか聞かれて小学生男子が思い当たる自分に少しへこむ聡子…。酒を買って帰る決心をする。

椎川は、聡子を見た後遠くを見ていた。

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4話 プレゼント

ある日の帰り道、真修は菜緒ちゃんから貸してもらったハンカチのお礼として、新しいハンカチをもらう。貸してもらったハンカチも返してもらった上に、更に新しいハンカチまでもらって、困惑する真修。

奈緒ちゃんはお礼がしたかったが、お菓子は学校に持ってきてはいけないので新しいハンカチにしたらしい。「なんでお礼?」と聞くと「助けてくれたから」と答える菜緒ちゃん。

その言葉を聞いて思い当たることがあったのか、真修は奈緒ちゃんに「ハンカチありがとう」と伝えて走って去っていった。

 

「はーーーーーー疲れた」と思いながらバスを降りる聡子。バスに乗る前は、どこかでご飯を食べていこうと思っていたのに、バスに座れた途端にそんな気分が失せてしまう。スーパーに寄っていくのもめんどうだし、コンビニで済まそう、と考えつつイヤホンを耳に入れる。

ご飯にするか…麺にするか…と考えていると、気づいたら真修が目の前にいた。イヤホンをしていたので、真修の声が全く聞こえなかった。

「真修、何してるの!今何時!?」と聞くと、真修は「何か欲しいものありますか」と切実そうに聞いてくる。真修は何か聡子にあげようと思ったが、何をあげていいのかわからなかったので本人に聞くことにしたんだという。

「ていうかなんで何かあげる流れに…?」と聞くと、「今までお礼してなかったのを思い出して」と真修。

「お礼なんていらないよ!小学生から物をたかる気はないよ…」と言うも、「お礼します!」と譲らない真修。

たぶんお小遣いでなんとかしようと思っているから、チロルチョコとかにしようか、いや肩たたき券か…でもそれは父の日…など考えていると、真剣にこちらを見る真修が目に入る。

 

「土曜日のお昼って、あいてる?」

 

回転すしを食べることにした聡子。「ごはんを食べるんですか?」という真修に「もしかしごはん食べてきた!?」と焦る聡子だったが、真修はまだ食べていなかった。発券機で予約しようとすると30分待ちだという。

30分も待たせるのは悪いし…と振り返ると、既に真修は順番待ちをする気満々で場所を取ってくれていた。「席、空いてました」

「お礼決まりました?」という真修。聡子は、ずっとこのお店に来たかったけど一人では気まずくて入れなかった、だから真修と一緒なら潜り込めるかと思って誘った、と伝える。

ここで回転すしを一緒に食べるのが、真修の言うお礼、にしてもらっていい?という聡子。「でもお金、あまり持ってない」と焦る真修だが、お金を出させる訳がない。

本当にこれがお礼でいいのか、と戸惑う真修だったが、本当に嬉しそうな聡子を見て、何も言わないのだった。家族4人で来ている人達が目に入る。つい、見てしまう真修。

そんな時聡子に「お父さんに何て言って出てきたの?」と聞かれる。

「お父さんは仕事で朝からいない、弟にも手紙とごはんを置いてきたので大丈夫」という真修。弟がいることが驚きだった聡子。弟の名前は「遼一(りょういち)」というらしい。

遼一くんは真修の2つ下の小学4年生。昼から遊びに行く、と昨日から言っていたらしく「もう家にいないかも」と真修。

弟に「イチ」とつく名前にひっかかる聡子。名前一つで何をひっかかっているのか、とも思うが思考は止まらない。弟のごはんも用意してきた、ということはやはりお母さんはいない。「いない」の意味は未だわからない。

聞いていいことなのかもわからない。試合に来ないお父さん。弟の「りょういち」くん。いないお母さん。どんな家が、真修をつくったんだろうか。

そんなことを考えていたら、聡子たちの番がやってきた。回転寿司が初めてな真修は席につくまで、ついても周りを見渡してキョロキョロしてしまう。

何もかもが初めてな真修。粉が緑茶になったり、お皿が回ってきたり、タッチパネルで注文したお寿司が自分の席のところまで来たり、お寿司以外も食べられたりすることに、全てに感動している。

テーブルにはそれぞれ食べ終わったお皿を入れる穴が開いていた。5皿で1回ガチャガチャが回せておもちゃがもらえる。おもちゃがもらえることを真修に伝えても、あまり食いつかなかった。

聡子も100円の寿司のおいしさにしみじみ感動していると、前に座っている真修は、もっとお寿司の味に感動していた。

一通り食べ終わった後、お皿を穴に入れてガチャガチャに挑戦。なかなか当たりが引けず、次は聡子が引いてみよう、となったが、お皿が足りなかった。真修がもう1皿食べて、ガチャガチャを引くと、なんと当たりが。

景品はけっこうリアルなマグロのストラップだった。真修に持って帰るように渡す聡子。

帰り道、聡子と真修は「何が一番おいしかった?」などお寿司の感想を話しながら帰っていた。真修はどれも「一番おいしい」とたくさんのネタをあげる。

ガチャガチャも当たって「幸せだあ」とつぶやく真修。笑って「あはは大げさ」と言う聡子だが、つぶやく真修の顔は笑顔ではなかった。

菜緒ちゃんに言われたことを思い出して、真修は聡子に「お姉さんも『普通だから?』ですか?」と聞く。

「人にやさしくするのは普通だから、サッカー教えてくれたり車で送ってくれたりお寿司食べていいよって言ってくれたり、してくれるんですか?」と聞く真修。

聡子は笑って「え?普通こんなことしないでしょ。真修にしかしたことないよ」と答える。聡子は真修を送っていこうとするが、真修に腕を引かれ止められる。

 

「聡子さん」

 

「これ、今日のお礼です」と言って、さっきのガチャガチャの景品を聡子の手に握らせて、真修は走って帰って行った。

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私の少年 1巻 感想

「きれい」な話

何といったらいいのか…難しいけど、あたしの第一印象は心がきれいになる…というかきれいにしてくれる?漫画だった。

たぶん、漫画で描かれていることは誰にでもある日常的なこと。会社に行って、同僚が結婚することになって…。そして小学生の日常も出てくる。ただその視点がうまい。

世界をここから見てるんだ…!というか…。

真修が「かわいそうな子」として描かれてないのも、きっと気持ちが良い理由の一つだと思う。真修は父親に育児放棄されている。弟の遼一(りょういち)くんはどんな子なのか一切出てこないけど、あまり…兄弟の仲は良く無さそうに思う。

描写もきれい。聡子が「ハッ」とする時とか、真修の透明感?というか…きれいな感じ、というか。儚い感じというか。そーいうのがすごくきれい。

きれいなものはきれいに、汚いものはそれなりに…という描写の仕方…だったり…するのかな?

小学生怖い

っつーかマジでりおんムカつく~~~!!wなんなの!!いや、きっとよくいる奴なんだろうけども!!後ろの席の真修に気づけよ!読み返してもムカつくわ~~。

始め読んだ時はうさぎ小屋の掃除をさぼっている「美羽」と、服を前後ろ逆に来ていた「りおん」が同じかと思ったけど別人なんだよね。たぶんだけど…真修はクラスで「居ないも同然」みたいな扱いを…されてるのでは…無いかしら…。

りおんもさ、菜緒ちゃんとは友達なのに、菜緒ちゃんが吐いたらそれを掃除もしないで「服が汚れるから無理」って…ええええええ…。友達じゃないのかよ。「服が汚れるから~」のところ、りおんは映ってないけど絶対りおんのセリフだね。

真修が掃除してくれて、菜緒ちゃんが保健室に連れていかれる時「菜緒…」って言ってたけど、いやいやいや、じゃあ手伝えよ。お前は友達より服を選んだんだよ!!って思ってしまう。

小学生だし、これからやり直すにしても…服の方を大事にしちゃうからなぁ…。どうなんだろうなぁ…。

ボーイッシュな女の子も、さらっと真修のことをスルーするよね。あれがいつもの光景なのかな…。菜緒ちゃんがあの日たまたま気づいただけで、毎日繰り返されていたのかも。

だから菜緒ちゃんは「目に映らないものは何も無いのと同じ」とか「気づいてもらわなきゃ」って泣いてたのかな…。

菜緒ちゃん、真修のこと好きになってるじゃん。なるよね~~!あれはなるよ。

椎川さん

この人、何なの??これからも聡子に超絡んできそうじゃん。ってか、婚約者がいるのに誘い方下手かよ。わざとかもしれないけど無駄な駆引き辞めて欲しい。ちょっと聡子にまだ気があるのか…?婚約者がいるのに…?

聡子に婚約者を紹介したのも、その飲み会に誘うのが思わせぶりなのも、過去付き合ったときのことで…何か仕返しをしているんだろうか?ほっといて結婚でも何でもして欲しい、ってのが個人的な感想だなぁ…。

ていうか大学時代の交際も、フったのは椎川だし。これからこいつ絡んできそう~~~。しかも良くない感じで絡んできそう。

読んでてドキドキする

いや、これはあたしだけかもしれないけど、聡子が「このショタコン!」とかって、周りに通報されないかと冷や冷やしてしまう。聡子と真修が一緒にいるのはいいけど、それを他の人から悪く言われそうでドキドキする!!

怖い!!!w幸せになって欲しいけど、悪い未来も想像がついて怖い!!!特に真修の家族が怖い!!!闇が深いよ!真修のお父さんとか、真修に興味無さすぎじゃん!!父親のくせに!

お前の精子から生まれてんだぞ!!!

仕事っていうのも…なんか怪しい。他に女でもいそうな気がする。いや、何も知らないけど。

2巻、3巻ってまとめ買いしてよかった(*'ω'*)

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