鈴林です。
これも確かコミカライズの宣伝ツイートか何かを見て気になり、コミカライズを買い、続きが気になったから原作を買ったパターン！（大体いつもこれ）
面白かったと思う！
コミカライズとちょっとした違いもあったけど、コミカライズはわかりやすいようにまとめた・新たに足したところもある…って感じかな。
可愛い義妹が婚約破棄されたらしいので、今から「御礼」に参ります。
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しっかりと「御礼」をしている
「御礼」という名の復讐なんだけれども、敵役…というか悪役？ のオズワルドがまぁ～～～～しっかりと悪役してるんだよな。
絵に描いたような奴、とも思えるｗ
王太子という立場を利用し、周りを良いように使うしそれが当然だと心の底から思っているって奴。
コミカライズでもあったけど、マーガレットがボロボロになる序盤は読んでいて悲しいものがあるな。
そこから先の展開として、マーガレットがひどくやられることが必要なのはわかるんだけれども母の形見のイヤリングを奪い取られて目の前で踏みつぶしてぐしゃぐしゃにするのはつらい。
ドレスに足跡が残るくらいに強く蹴るってのも…貴族の令息が王太子の命令だからって女の子を踏みつけるなんてそんな……ひどい奴らの集まりだよ。
このことがあるからこそ、ロベルトとローゼリアが動き出すわけだけれども…「御礼」をするにあたってしっかり計算したり作戦立てたり外堀を埋めたりしてて読んでて気持ち良かった。
コミカライズであった「婚約破棄された令息たちが集まって、破棄してきた令嬢を傷物にしようとする」という流れの後のロベルトのちょっとした復讐が無かったのは意外だった。
あれはコミカライズのオリジナルだったのかな。
ラノベ版では「ローゼリアに心配かけないように自分だけで済ませよう」的な描写だけで終わってたから、読み飛ばしてしまったのかと思って探してしまったｗ
マーガレットもずっと守られているだけじゃなくて、段々と「自分は何がしたいのか」とか先のことを考えられるようになるし立ち直っていってた。
何よりオズワルドへの復讐が「処刑して終わり」じゃなくて、「どんなに惨めでも長生きしろ」的な方法なのがとても良いと思った！！！
すぐに殺してしまうのはある意味で救いになってしまうから、苦しいままで生きろ…ってけっこういい方法だと思うんだよね！
すーーっと読める
読んでいてよくわからないところも無いし、中身に引き込まれる感じがするから面白く最後まで読めたと思う。
全部終わってみると…
シリウスとマーガレット結婚しないの！？
とは思うけれどもｗ
結婚させてあげても良かったのでは…とは思うよｗ
ローゼリアとロベルトの子ども、3人くらいいるのに2人は未だに結婚してないなんて…いつできるんだよｗ
次に続いてないしサクッと読めて内容も面白いからとっつきやすい作品じゃないかしら。
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後々その有難さを感じることになる…！ｗ
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