ノーゲーム・ノーライフ 7 ゲーマー兄妹たちは定石を覆すそうです 感想・ネタバレ 必ず誰かが死ななければならない世界・・・なのか?

鈴林です。どうしてもノーゲーム・ノーライフは2回繰り返し読んでしまう…!内容をさーーーっと理解するのに1回。もう少し細かいところを理解したくてもう一度読んでしまう。

まぁもう一度読んでも完璧にわかるかって言ったら…また別なんだけどね!!続けて読んでもその時その時で発見とか、「ここではこう考えてたのかな」とか考えることができるのが楽しい。

ノーゲーム・ノーライフ6巻は大戦時の話だった。シュヴィにリク、映画化もした話だった。そこからこの7巻。一体どんな話かと思ったけど…神霊種<オールドデウス>とのゲームがまさか双六とは…。

そしてこんな展開になるなんて思わなかった。毎回「空白」が勝つとは思っているけど…今回ばっかりは「空白」が勝つという訳にはいかないのか!?

ノーゲーム・ノーライフ 7 ゲーマー兄妹たちは定石を覆すそうです

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どう転んでも死ぬ

ジブリールの課題…まさかこんなことになるとは。

そもそも、この双六のルールが難しくて理解するのが大変だったし、もう理解してないかもしれないwあたしもステフ並だわ!!

双六のルール上、止まったマスの課題をクリアする必要がある。ジブリールは、空の考えていることを理解した上で全部に

「課題対象者以外の提示するゲームに、二人以上で直ちに盟約に誓い応じ勝利せよ。」

って書いたんだろうな。空と白と本気で戦って勝つために。

そのための勝負が、戦略シミュレーションゲーム。大戦時を模したフィールドで戦う…。ジブリールは、空と白が、シュヴィとリクの生まれ変わり…だと確信しているからこその、このゲームなんだろうか。

ジブリールに「白の生まれ変わり」について聞かれたとき、あたしの想像通りの答えだった。それの上を言っていた。自分と同じ姿で、自分以外が、空に撫でられるなんて許さない、か。確かにそうだ。

生まれかわりだろうと、それは自分とは別人の話。過去を引きずって生きる必要はどこにも無い。本当に清々しい…!

でもジブリールは、何故あんなゲームを提示したんだろう。敗北すれば死ぬ。首都を陥落されれば、敗北。降参も、敗北となる。この巻の次巻予告だと「空白初の黒星」とかも書いてあるし・・・・!マジ気になる!!(´・ω・`)

夜の王<ノスフェラトゥ>

この単語ってなかなか使わない…!プラムは男だから、そうだよね…「王」でいいんだよね…。特に何も気にしてなかったけど、プラムって神霊種<オールドデウス>とのゲームに参加しなくてもよかったんだよね。

セーレーンとの時には、プラム発信だったからいたけど、東部連合で巫女さんについてるオールドデウスと戦うのに、オーシェンドとか関係ないし…。

いのが負けることには納得…というか「だろうね」って感じがするけど、フィールとクラミーが空たちを裏切ってくるとは思わなかった。クラミーたちは空に勝ちたいと思っていたし、こうなることは想像できても…良いと思うんだけど…。

空たちは読んでたかな!?クラミーが空の記憶を持っているということは、もちろん空も知っている。空だってクラミーの記憶を持っているんだから、それこそ空だって「クラミーがこの先どう動くか」を想像しやすい…はずだ。

空と白のことだから、フィールもクラミーもプラムも出し抜いて勝ってくれる…と信じてるけど…!もしかして空の言う「乱入」ってのがもう既に…東部連合に来ていることで果たされたりしている!?

プラムは進んで魂だけになって、魔法を自由に使えるようにした。

というか魔法って魂を減らして使ってるんだ…!血を吸うことで元気になって、より強力な魔法が使えるようになる、というわけだ。

ジブリールに「大戦時はなかなか」と言わせるくらい、とはいえまさかダンピールがここまですごいとは思わなかった。エルフよりも魔法を使うことに優れているなんて!

もちろんどんな魔法でも、という訳では無いけど、感覚を騙せるって超強力だよね…!!!プラムの絵がエロイけど、プラムって…男なのよね(´・ω・`)尻がエロイわ。

ショタっ子好きはプラムのこと好きだろうな!w

白の策略

サイコロの数の増減で「質量存在時間」が増減するこのゲーム。記憶は一緒に減ったりはしないけど、見た目は子供になったり大人になったりする。

 

始めの方にあるカラーページ読んでる分には「白が敵になってしまうの!?」と思ったけど、違った…w色仕掛けしてたんだ…!!

空はどうして白の想いに気づかないようにしているんだろう。一度…幼い頃に好きになったけど、何か「ダメだ」と思いとどまることがあって、それから好きにならないように心をセーブしているのだろうか?

白はセーブなんてしないで全力投球!!お風呂が嫌、とかよりも空が自分を意識してくれることの方が重要…となってるのが良いね(゚∀゚)

空が…「エロ同人」みたいに白とヤリまくる作品って…あるんだろうなぁw同人誌でありそう。探して読んでみたいなぁ…!空と白はもちろんだけど、空とステフもありそうだし…空と女キャラだったら誰でもありそうだな!

でも一番多いのは白かな?

ジブリールは、空に「恋した」とは言っていたけど、あれは「マスターに」恋をしたってこと…かな?だから白のことも好きな…はず。ジブリールには「恋」というものがはっきりわかっていないから、白のやろうとしていたことを邪魔した「理由」に気づいていない。

気付けない。空も気づけない。

18歳ソウルの白と…18歳の空がイチャついたり、童貞を卒業する分には発禁じゃないんだよなぁ…。まぁぼかしは、入るだろうけど…。

空は、まだ白と「兄妹」でいたいと思っている。強く思っている。白は…これをどうクリアするのか楽しみ。

成長しても、胸が全然大きくなっていなかったことで走馬灯を巡らせるところは笑ったわ…!w

裏切り合い、殺し合うゲーム

いづなたんだけが、オールドデウスの元までたどり着いている。

「神霊種<オールドデウス>が握る七名の魂、手放す一名を選び、上がりマスへ転移されよ」

この課題は…何よりずるい。確かに誰でも達成可能。対象も決まっている。しかしこれだと…7人の内、必ず誰かが死ぬ!

でもその代わりにいづなたんは勝つ…。

7人って、

  • ステフ
  • ジブリール
  • いの
  • いづなたん
  • プラム

で…合ってるかな?ここに巫女さんが含まれないのは、オールドデウスと一緒にいるからかな。巫女さんは「既に死んでいる」ということになってるしね。

いのとプラムはフィールとクラミーと一緒だし、空・白・ステフはジブリールと戦略シミュレーション中…。いづなたんは…この中の誰かを殺せるのだろうか。

この双六の中での死は、本当の死。後で生き返ることができるという「都合の良い世界」じゃない。サイコロを全て無くせば、それは魂のみとなって下界に帰ることができるけど…。この課題ではそれは無さそう。

魂を手放す、ということは「殺す」と同義…だろうしなぁ…。

7巻の感想まとめ

この巻も面白かった…!こうやって感想書くと、「あ、もうこれだけで7巻の魅力終わりじゃん?」って思われそうなので、ここでまとめw

作者の榎宮先生は、アニメも終わった後だしでセルフでハードル上げて、セルフでスランプに入って…自分で全ボツ出しちゃったみたいだけど…!あたしはこれ面白かった\(^o^)/

この感想には書ききれなかったけど、ギャグがたくさんあって…好き!

「お前の罪を数えろ」もあって笑ったwwwこれは確か…仮面ライダーディケイドだったかなwこれを読んでると、オタクの知識が活かされることが多くて、そーいう意味でも楽しい!

いのは…たくさんの女とヤッてきてるけど…いのを主人公にした同人誌ってありそうだなって思ってしまう。だって…もう存在がエロ同人みたいじゃないか…!!

たくさんの女とヤッてるのに、孫はどうしていづなたんだけなんだろう?他にもいるのかな?

空と白が、早々に双六を諦めて家でゲームしてるのが、じわじわ面白いwこんな主人公あまりいないはずだ!

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後々その有難さを感じることになる…!w

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