鈴林です。
個人的にはめちゃくちゃ早く6巻まで読んでしまった…!
最速かはわからないけれども早い方だと思う。
それくらいに読みやすいし面白い。
7巻いつ出るのかな…! 今からすごく楽しみ。
もくじっ!
異世界転移して教師になったが、魔女と恐れられている件 6巻 ~教師一筋なので恋愛なんかしている暇はありません~
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全国制覇完了
この6巻で今まで行ってなかった国は無くなった。
アオイはオーウェンに言われるまま教師になったはずだけれども、前世、というか現実世界で教師をしていたこともあって「教師」という職にかける熱意が凄まじいな。
有言実行の女だ。
やると言えば本当にやるし、相手が誰であろうと言いたいことはきちんと伝える。
日本という人種差別の少ない国に生まれたこともあるんだろうけれども、だからこそ差別されてきた平民や獣人たちからすればアオイは救世主に近い気がする。
王族や貴族からすると怪しい女でしかないけれども、そこは魔術の優れた力を見せつけわからせるというか…理解させてどうにかする流れが毎回とても面白い。
場所が変わってもやることは少しも変わらず、カーヴァン王国であってもアオイらしさは少しも変わってなかった。
フィディック学院にカーヴァン王国の王子ジェムソンとカーヴァン王国の魔術師アードベッグが来たのはこれまでとちょっと違う始まりだった。
エルフの王に認められるってそれだけすごいことなんだなぁ。
自分たちだけで暮らしていたエルフたちに近づき、エルフの王に認められ、エルフの王から「種族差別は今後許さない」というお触れを出させた存在として名をとどろかせたアオイが他の国の人から「嫁に欲しい」となるのは理解できる。
でもアオイに好かれようとしているはずなのに情報が半端に伝わっているのか、大体の奴が「貴族風」っていうの?
「私はすごい貴族ですよ?? こんなの見慣れてないでしょ?? 私と一緒になれば見慣れるくらいに贅沢をさせますよ???」
という感じで近づいてくるのがウザすぎるwwww
ナンパにしたって下手くそ!!!!!w
それだけ貴族にとって「身分」と「贅沢できるほどの金」というのはステータスなんだろうけれども、逆に言えばそれくらいしか自慢が無い、ということにもなるからな…。
フィディック学院に殴りこんできたジェムソンとアードベッグも完全に「貴族風」吹かせてて、スペイサイドが「誰であっても学園では平等!」と言い出すくらいにこれまでのフィディック学院にはいない存在だった。
ジェムソンとアードベッグみたいな奴はこれまでのどの巻でもいたけど、この2人が最後までしぶとい…というか最後までみっともないままだった気がするな。
5巻でアオイにケンカ売ってきたヘドニズ(水龍を撃ってきた奴)だって、エルフの王リベットに言われたからとはいえアオイに恭順してたのに…。
アードベッグもジェムソンもアオイに「当時のアオイの視界を共有できる魔術」が無かったら嘘を突き通していたわけだし、こいつらだけ降伏が遅かったな。
カーヴァン王国の王 レイドが落ち込んでたけど、レイド王が外に出ないことで周りから舐められていたのかな。
「上手いこと言えば王もわからない。都合のいいように伝えてしまえ。」
って感じで…。
ジェムソンのこともアードベッグのことも信じていただろうに、2人とも真剣な顔して自分に嘘をついてたわけだしなぁ…そう思うとレイド王が「短い時間だが疲れた」というのもわかる。
民がいてこその国であり王
この世界にはきっと他にも大陸があるんだろうけれども、他の大陸を探しても一国の王に
「王族だから他者よりも優れていて偉いというのは間違い」
と面と向かって言える人はおらんて。
グレンはあの場にいたんだから、心労がやばかっただろうなーw
現実世界でフランス革命が起こったように、特権階級なことを笠に着てやりたい放題していると民衆は逆らうんだよね。
王族や貴族であっても国があるからこそ「王族」「貴族」であるわけだし、他の国に言ったら「なんだこいつ」になるのは間違いない。
国を治める立場にはあるけれども、だからと言ってあまりにも民衆を蔑ろにすると「こんな王などいらない」なるのは自然な流れだよね。
アオイの説明はフランス革命とかのこともあって優しく言っているようにも思えた。
魔術があるからみんな「魔術が使えない平民なんて」と思っているけれども、これからアオイが…平民にも魔術が使えるようにしちゃうからね…。
かりに魔術が使えない平民ばかりだったとしても、生活がつらい国に居続ける理由はない。
ちょっと離れた隣の国では幸せそうなんだったら、みんな逃げるに決まってるしね。
アオイの授業がとうとう国王にも行われるようにもなってしまったのはすごいw しかし流れとして自然だし面白かった!!
アオイがレイド王の「貴人の申し出」を断ったことも、そしてその理由もアオイの「教師として」の裏付けにもなったように見えた。
これでアオイは全ての国の重鎮に顔と名前を知られ、好印象を持たれたことになる!!
すげぇ!!w
揺れる男心
アオイに求婚者が集まったことでロックス・コート・フェルターが3人で集まって会話してるのかわいいな。
コートはアオイのことを女性として好き…かはわからないけど、ちょっと努力したら好きにはなれそう。
ロックスは散々やらかしたしかっこ悪いところも見られているしアオイにやられてもいるんだけれども、それでもアオイに好印象を持ってるのってすごいな。
ロックスはマゾなんだろうか。
それとも「俺を正してくれたひと!!」的な憧れ? 的なものなのかなぁ。
ロックスだけなんか「小学生が初めて人を好きになった感」があって微笑ましいんだよねw
フェルターはこれは…アオイのこと好きだな。
自分のことを負かした人には師事するか結婚する、的なこと言ってたし。
本能的なものもあるかもしれないけれども、フェルターにとってもアオイは自分を負かした人であり、自分を成長させてくれた人だからなぁ。
この3人に共通するのは「アオイに異性として見られることはちょっと難しそう」ってことだね…w
広まるディーンの名声
今回アオイの口から「ディーン君が一番覚えが良い。」的なことを王の御前で伝えたことで、ディーンはこれから色々大変なんだろうな…w
アオイがフィディック学院にやってきたことで、ディーンという少年の未来がこんなにも変わるなんてすごい!!
ある意味ディーンはもう一人の主役と言っても良いくらいにアオイが来る前とそうでない時で差がありすぎる!!!w
安らぐ場所
仕方ないことだったとはいえ、豪華な宿で2週間くらい過ごせたのすげぇ~~~良いなぁ~~~。
やること無いから暇だっただろうし、王に謁見できないモヤモヤはあったんだろうけれども、それにしたってゆっくり過ごせたのは良いことだ。
グレンもアオイもフィディック学院にいたら過ごせないようなゆったりした時間を過ごしたんじゃないだろうか。
1日目の夜にやってきた不審な奴らは…カーヴァン王国でアオイのことを調べていた人? なのかアオイに取り入ろうとした奴なのかはわからなかったけれども、あの執事さんがあれだけ怒ってたんだから…後者かしら。
魔術師の元宮廷魔術師長だった人が来賓をもてなす館の執事をしてて、料理も作ってくれるなんて……すごいよ!!!!
全然ゆっくりできないような仕事な気がするけれども、本人が楽しそうなら良いのかな。
執事さんたちすごく良い人たちだったし、読んでいて和んだ。
アオイが他の人に体を洗われるの照れてるの…わかるよ……!!
それを堂々と受け入れられる日本人、たぶんおらん…w
今回シェンリーの出番少なかったら次回はまた出てきてくれたらいいな!
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後々その有難さを感じることになる…!w
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