JIN-仁-5巻(文庫版)感想・ネタバレ 京都で江戸でどんどん位の高い人と会って治していく

うおおお!鈴林です!この巻も面白かったーーー!!仁先生が会う偉い人達がマジで天井しらずなんだけど!一体どこまで上の位の人と会うのか!しかし…技術の優れた人ってここまで多くの人に求められるものなんだなぁ…。

この場合は医療・医術。人の体を治すから余計にだとは思うけど、それにしたって日本全国に仁先生の名が広まっていても不思議じゃない。日本全国ではなくても、日本の偉い人たちにはもう仁先生の名前は広まっていそう。

口コミってすごいなぁ…。一般の人の口コミもそうだけど、位の高い人だって世間話はするもんね。その中で「名医」の話があって、誰かを治すとかって話になれば…呼ぶよねw

JIN -仁- 5巻(文庫版)

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西郷さんの人柄

西郷隆盛の盲腸(虫垂炎)の手術は思ったよりもあっさり終わった。まぁ盲腸だし…西郷隆盛を手術したことは黙っていて欲しいって超強気に言われたけど、守秘義務ってやつだね。お医者さんにも患者さんの秘密を守る義務はあるもんね。

仁先生は…本当に心が広いよなぁ…。手術中に入って来た兵2人をしっかり弔ってあげて欲しい、というのが手術の見返りだもの。そりゃ西郷さんだって泣くよ…。しかしここで泣いてくれるような人で良かったよね。

西郷さんが本当にそこまで良い人だったかはわからない。でもきっとこんな人であったと思いたい。

新選組の沖田総司とネコ

村上もとかさんの描く沖田総司は、どことなく…というか見た感じ丸い顔なんだけど、お務めの時とそうでない時の切り替えがしっかりしている。プライベート、の時に仁先生や長州兵の生き残り、修介くんを斬ろうとはしない。

あくまでも「市中で会えば」と言ってくれる。この言葉に優しさを感じる。ネコの治療を頼む間や坂本龍馬と一緒にいるところを会った時も、務めではなく「沖田総司個人」として会ったとしてくれる。

この時、思想の違いにどうこうは無い。ただ人対人、思想とか関係なしで話してくれる。

仁先生が治療したネコのために車いすを考える沖田総司もかわいい…!!!2号も考えているところがかわいい。この漫画の沖田総司はからくりが好きなのかぁ…!かわいいなぁ…。

そして結核に効く薬ってないんだね。悲しい。現実に結核になったら…何が効くんだろう?抗生物質??一応感染症だから、外をうろついてはいけなくなるってのは聞いた。沖田総司のことも、仁先生は助けてくれないかなぁ…。

過去も未来もない。今だけ

これはお龍の言葉。いつもは明るくて強そうでもやっぱり父親が連れ去られてしまったことは重く心に残っているんだな…。お龍の言う、過去も未来も無い、今だけってのがこの時代の多くの人が思っていることかもしれない。

自分に、周りに余裕がないからこの国がどうとか考えられない。だからその話をしている人も嫌い。変わるのが嫌。だから外国とも関わりたくない、ってことになるんじゃないだろうか。

鎖国をしているということは、引きこもっているようなもの。外国と関わらずに来れたのだから、これからもそうしていきたいってのが外国嫌いの人の気持ち…かなぁ…。

仁先生の周りは若い人が多い。沖田総司でさえ22歳。あたしよりも…ずっと「生きようと」している。もちろんあたしも生きているのだけど…何かが違うと感じる。

脚気と江戸とお菓子

脚気ってお米をたくさん食べておかずが雑だからなるんだね!!漫画でも言われているけど、それだけ「お米食べたい!!」って日本人が思っているんだなぁ…。それまでに食べていた雑穀米や麦飯は貧乏食と言えなくも無いしね…。

それまで食べられなかったし、食べるぞ!!という気持ちなんだろうな。しかし脚気は怖い。日露戦争のころにも脚気ってあったんだ…。ビタミンB1を取ればいいらしいけど、確かにご飯がおいしいと思ってるならおかずは雑になるわな。

そこで考えた仁先生のお菓子教室すごい。仁先生なんでも知ってすぎやん。ドーナツにサブレにプリン。そしてわらび餅…。アンドーナツってドラマあったね…w

脚気って昔何かのマンガで…ひざを木のトンカチで叩いてチェックしてて…なんとなく病気になったら足が反応しなくなる?だけの病気かと思ってたw

意地を張る栄さん

咲ちゃんのお母さん、栄さんも脚気になってどんどん弱っていく。京都で生きたくても生きられなかった人がたくさんいたのに、意地を張って死のうとする栄さんにちょっとイラっとしたけど、まぁ気持ちはわかる…。

栄さんは咲ちゃんが作ったお菓子だと気づいていたけど、ずっとお菓子を食べ続けてくれた。娘だもの、嫌いになろうとしてなるものでもない。脚気を治すためではなかったけど、お菓子が結果として命を繋いでくれた。

仁先生もなんとか生きて欲しくてお菓子を考えたんだもんね。栄さんも結局娘を嫌いになれなかった。仁先生に「咲を幸せにしてください」って言ったのは、「嫁にもらって」という意味かと思ったけど…仁先生はそう取らなかったんだねw

野風さんにも言われてたけど…咲ちゃんとの関係はどうするんだろう。野風さんもかわいそうだし、どっちとも子供作って欲しいんだけど←

 とうとう皇女とも出会う

仁先生は、この巻で徳川慶喜にも会う。京都の民を救ってくれてありがとうとか色々激励の言葉をもらう。勝海舟さんや新門辰五郎さんから話を聞いていたんだそうだ。

薄桜鬼プレイしたり、八重の桜を観たあたしとしては徳川慶喜に良いイメージが無いんだよね…wみんなを置いて一人で江戸に逃げ帰って士気を落とした将軍っていうイメージがある。でもこの時点ではまだ徳川ではないし、将軍でもないしね。力を持った一橋慶喜公だよ。

そしてなんと、皇女さまとも会う。天皇のお嬢さんが徳川に嫁入りとかもする世の中なんだね…。徳川すごいな。しかも京都から江戸に来るのに3万人とか。邪魔!!!!小人数で来てよ!!w

この皇女、和宮さまが野風さんがモデルの田之介さんの芝居を観たいってことから事件は始まる。

毒を盛られた皇女

毒を盛ったのは…あの三隅って医者だろうなぁ…w仁先生を陥れるために毒盛ったような気がする。だってそれっぽいフラグしかなかったし。たぶんアンドーナツじゃなくて、お茶に毒が入っていたんじゃないだろうか。

しかしこの時代にもヒ素ってあるんだね…。そしてまさかの胃洗浄を提案する仁先生。胃洗浄って…やったことないけど効果はありそう。

しかし…不快というか苦しいだろうに…(´・ω・`)飲むのはゴムホースだし。和宮さまも18歳でよく耐えてくれたよ…。それだけヒ素が苦しいってことでもあるとは思うけど、でも耐えられるのがすごいわ。

この皇女の毒をなんとか外に出して、和宮さまが持ち直したところで仁先生が疑われて終わり。

しかしどんどん仁先生は会う人の位が高くなっていく・・・・!とうとう皇女!次は天皇にも会えるんじゃないだろうか!wところで医学館の人らは仁先生に嫌がらせしてないみたいだけど…じゃあしてるのは誰なんだろう??

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後々その有難さを感じることになる…!w

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