
鈴林です。1巻ではハイネの面談を通して4人の王子の簡単な人となりを知れた感じ。2巻ではもーちょっと踏み込んだり、発展してる。
王様も出てきたけど、もっと「男くさい」感じの王様かと思ったけど
「美男子」というか、速水奨さんの声が似合いそうな王様だったwww
涙もろいザーボンさんみたいな感じ?悪くは言ってないので、ファンの人怒らないで!!w
もくじっ!
王室教師ハイネ ネタバレ 2巻
王室教師ハイネ 2巻 ネタバレ
8話 王子、街へ行く!
グランツライヒ王国の王宮へ招かれた教師、ハイネ・ヴィトゲンシュタインは問題児の王子たちと真摯に向き合いトラブルを乗り越えて彼らと信頼関係を築いた。
そんなハイネの次なる授業は、首都ウィンナーに赴き、国民の生活を知る社会科見学だった。
街に行く、ということで王子とバレないように優雅な紳士風のファッションをすることになった王子たち。
リヒトは普段から街に行っているので慣れているが、他の3人は街に出ることすら初めて。リヒトの手伝いが無ければ仮面を被る、など逆に怪しまれそうな格好をするところだった。
祖母に見送られて街にやってきた一同。首都の主要道路や国立歌劇場など、人通りは多いが公共建物を中心に見学が始まる。
ショッピング街ではレオンハルトが初めての買い物にも挑戦する。お金の計算はできないが、心よい店員のおかげでなんとか目当てのものを買うことができた。
それぞれ思い思いに楽しむ王子たち。露店でソーセージ屋台が出ているのを見て買うことになった。
立ってその場で食べることに対して抵抗感のあった王子たちだが、実際にチャレンジしてみることで良い体験ができた。
そんな時、公園を歩くおばあさんと子どもをひったくりが襲った。
おばあさんを殴りつけてカバンを取っていくひったくり。レオンハルトは自身の祖母を思い出し、追いかけようと心に決めるが…
気づくとカイが既に犯人を捕まえカバンを取り戻し戻ってきていた。
おばあさんからは心配してくれたお礼と、助けてくれたお礼ということで小さなお菓子をもらう王子たち4人。おばあさんにあたたかい笑顔でお礼を言われ嬉しくなるのだった。
王宮への帰り道、馬車の中から首都ウィンナーの灯りが見える。
灯りの一つ一つに人が住んでいる、ということを改めて感じる4人。実際に歩き、見ることで改めて「国」についての考えが変わっていくのだった。
9話 最大の試練、襲来
国王が外遊から戻ったと、夜に兵から報告を受けたハイネ。国王はハイネと王子たちに一度会いたいとのことで、朝に謁見することとなった。
父親と久々の再会で嬉しいかと思いきや、王子たちのテンションはとても低かった。
国王は史上最年少の18歳で王座につき、まもなく軍隊を西の大陸最強へと変貌させた。
その功績からついた異名は『軍神王』。
現国王と国王候補の関係なので、普通の親子とは違う何かがある…のかと思いきや
グランツライヒ国王 ヴィクトール・フォン・グランツライヒは息子たちの挨拶を聞いた後涙を流し始めた。小さかった子どもたちが大きくなり挨拶をしているのを見て感極まったようだった。
しかし本題に入ると、国王は父の顔ではなく”国王”の厳しい顔で話し始めた。
ハイネの報告書を元に4人の王子たちの足りない部分を的確に指摘していく国王。
テストの点が良かったのはブルーノとカイ。
ブルーノはもっと柔軟な考え方ができるように、カイは自分の気持ちを伝えられるコミュニケーション能力を磨いた方がいいと伝える、
国王はリヒトの点数を見て手を抜いた、とすぐに見抜いた。そのようなクセを直すように注意する国王。
レオンハルトの点数は1点。それについて国王は「王位を継ぐ者がこの状態のままでいいはずがないんだよ」と厳しい言葉を告げる。
国王はレオンハルトに「3日後もう一度このテストを受けなさい。60点以上取れなければ、お前の王位継承権を剥奪する」と告げた。
父、国王から王位継承権を剥奪されると宣言され絶望に暮れるレオンハルト。
そんなレオンハルトたちを励ます兄弟たち。足し算も満足にできないレオンハルトの学力アップをすることができるのか!
10話 ホンキの勉強
レオンハルトは勉強に対して先入観のようなものを持っていて、計算を全くできなかったが
レオンハルトの好きな「トルテ」についての計算であればできることを、ハイネは導き出した。挫けそうになるレオンハルトを励ます他の兄弟とハイネ。
そして迎えたテスト当日、制限時間60分の中…
レオンハルトが取った点数は59点だった。
その点数を聞いて大喜びするレオンハルト達。半分以上も正解したことで、大喜びしていた。
しかし約束していたのは60点以上。このままでは王位継承権は剥奪されてしまう…。
そんなとき国王は「このテストは採点ミスかもしれないな。貴殿独自の変わった採点法だと、名前を書けば1点追加になるんじゃなかったかな?」と助け船を出す。
最初のテストの時の採点法を持ち出すことで、なんとか王位継承権を剥奪されなかったレオンハルト。ハイネとこれからも勉強していくと決意する。
その夜、国王に深夜の謁見の申し出があった。兵より「王室教師殿からです」と聞くと、謁見を受け入れる国王。
ハイネはワイン持参で「久しぶりに2人で飲み明かしましょう。ヴィクトール」と話しかけた。
11話 臆病な心
ある夜、ハイネの部屋を「相談がある」と言ってカイが訪れた。ハイネが話しを聞こうとすると、レオンハルト、ブルーノ、リヒトと次々と兄弟たちが集まってしまう。
聞けば、カイは父に言われた「コミュニケーション能力を身に着ける」という課題をどうすればよいか聞きたかったらしい。
家族だからこそカイの気持ちや言いたいことはわかるが、他人からすれば目つきや表情が怖い、と言われて落ち込むカイ。
カイは家族やハイネとは会話することができるが、王宮の人たちとは会話をすることができない。ただ見ていることしかできなかった。
何も話していないのに、いつの間にか勝手にイメージを作られてしまい話すことができなくなってしまうと言う。
早速王宮の人と会話ができるよう、明朝よりハイネの指導が始まることになった。
翌日カイが王宮の者と会話できるよう、笑顔・天気の話から始める…など無難な会話の始め方などを実践するもことごとく上手くいかない。
カイが諦めそうになった時、ハイネがある確認をする。
「王宮の方と話せなくても、きちんとあいさつやお礼をしていますか?」
と問いかける。怖がられると思って、それすらもできていなかったカイ。
人には相性があるから諦めるしかないときもある。しかし逆に相性の良い人もいる。カイ王子とわかりあうことができる人がいるかもしれないのに、1人2人で諦めてしまうのは勿体ない…とカイを諭すハイネ。
カイはその日部屋のシーツの交換にやってきた侍女に初めてお礼を伝えることができた。お礼を言うと、それまで怖がっていた侍女は笑顔で答えてくれるのだった。
12話 兄弟
リヒトとブルーノがはよくケンカをするが、その日は特に荒れていた。
ついにはリヒトが「なんであんたみたいなのが俺の兄貴なんだろう!」と言ってしまう。リヒトにそう言われ、落ち込むブルーノ。
ブルーノのそんな表情を見て自分の言ったことに気づき、逃げるように街に行ってしまうリヒト。
ブルーノもケンカについて反省しているが、一方的に謝って解決とはいかないようにも思えた。いつもなら晩餐前には戻ってくるリヒトだったが、その日は晩餐の時間になっても戻ってこなかった。
外では戻りにくいからとウロウロしているリヒトの姿があった。どんな顔をしてブルーノに会えばよいかわからない…とウロウロしているリヒトの前に突然現れるハイネ。
「どう謝ればいいかわからない」というリヒトに対し、気にせずともブルーノなら許してくれると言うと
「人の気持ちなんて誰にもわかんないじゃん! なんでそんなこと簡単に言えるの!?」とリヒト。
ハイネはそんなリヒトに、勇気を持って素直に謝りたいという気持ちを伝えればよいとリヒトを諭す。そんなとき王宮からブルーノたちが出てきた。
戻ってこないリヒトを心配して街を探すというブルーノ。
「どんなに腹が立ってもケンカしても、あいつは大切な弟なんだ…!」
というブルーノの言葉を聞いて、姿を現すリヒト。
リヒトとブルーノは仲直りすることができた。
ちなみにケンカの原因は、朝食のデザートのアップルパイをリヒトがブルーノの分も食べたこと…だったw
王室教師ハイネ 2巻 感想
貴族や王族が初めて街に行くイベント
あるあるあるーーー!よくあるやつ!勉強として庶民の生活を覗いて見ましょうって感じで街に行くやつね!「王室教師ハイネ」も王子たちと街に行ってみる。
街に行ってみても、スラム街とかは行かないし(あるかないかはわからない。)、重大事件は起きない。
レオンハルトは自分の国の通貨もわからないんだ…w王子というか人としてどうなんだよwwwwそこは頑張ろう!!w
まぁ、貴族、というか王子だしお金が使えなくても家臣がするんだけどね。
でもこーいうのを見ると、十二国記でのどこかの王様の言葉
「王はそれ相応の責任がある。だから豪華な暮らしをしているのだ」
ってのを思い出す。
庶民よりも豪華な暮らしをしているのは、その分責任があるから。庶民に寄り添うことだけが正解では無いんだろうけど、役目は果たす必要がある。
人より多くを求められているからこその、豪華な暮らし…。
まぁこの漫画では(まだ?)そこまでいってない!!w本当に社会科見学のレベル。でも一度も街に行ってなかったならそうなるんだろうね...w
カイの可能性の高さにびっくりするwww走るんだね!w
王であるとき、父であるとき
ここまで使い分けができると清々しい。どちらかを引っ張らずに完全に切り替えられるなんて本当に有能な王だと思うわ。
父であるときは情けを大いに持つけど、王であるときはそうはいかない。そーいうところはやっぱり「それ相応の責任」を意識してるんじゃないかなって感じる。
レオンハルト…1点だもんなぁ...wバカに任せられることはほぼ無いからね…w運動ができたとしても、そーいったことは兵士がするから…w
頭が良く、運動できるのが一番だけど「頭は最高に悪く運動ができる王子」って確実に他国に利用されるからね!!w弱点でしかない!!w
赤井ヒガサさんの描くキャラの「うるうる顔」というか泣きそうな顔がマジかわいい。リヒトといいレオンハルトといい、かわいい!
まずは挨拶から
当たり前かもだけど、みんな自分の父親好きなんだね!wお父さんに言われたことをみんな直そうとしている。
カイはコミュ障を直したい。
目つきが悪いというだけで仲良くなりにくいのはちょっとかわいそうだよね。実際に悩んでいる人もいるだろう。
でも「相手が怖がるかも」という自分の理由だけで、挨拶もしないのは確かにもったいないし相手にも失礼かもしれない。
ハイネはマジで諭すのがうまい。さすが家庭教師!
自分1人で相手の反応を想像して何もしないのは違う。想像はした方がいいけど、それで終わらせるのは…!w
挨拶なら尚更ね。ハイネの言う通り、挨拶されて嫌な気持ちになる人はそういない。
カイは確かに見た目で他の人よりハンデはあるかもしれないけど、「誰にも理解されない」なんて閉じこもるのはもったいない。常に可能性には賭けるべき!
ハイネと王様
この2人何かあるのかと思ったら、あるんだな!(゜∀゜)
王様のことを名前の「ヴィクトール」と呼ぶってことは相当に仲良いでしょ。王様も「会ったことないなんて!」って言ってるし。
ハイネの過去編とかで、王様とハイネの出会いとかなんか絶対あるだろうね。
アップルパイのことで喧嘩したブルーノとリヒトの回でのリヒトのセリフ「相手が何を考えているかなんてわからない」という叫び。
これに引っかかってるハイネがきになる…。いやそーだろうよwと思ってしまうわw
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