鈴林です。発売していたけどずっと買っていなかった、聖女の魔力は万能ですコミカライズ版1巻の感想とネタバレを書いていきます!

聖女の魔力は万能です、ってラノベとしても読みやすいものだったんだけどマンガになるとその読みやすさが増す気がする。

するる~んと読めた。1巻なせいかもしれないけど、特に大きくカットしている場面も無いし。このコミカライズ読んで、もし続きが気になったら小説買うというのも手だよね。

私のように!!w確かコミカライズ読んで、気になって買ってしまったのが始まりだった気がするし…wどっちから入っても楽しいと思われ!

コミカライズの方が、セイが聖女だって後からわかるからわかりやすいかもしれない。

聖女の魔力は万能です ネタバレ 1巻

→聖女の魔力は万能です1巻を読んでみる!←

聖女の魔力は万能です 1巻 ネタバレ

第1話 聖女召喚

「ただいまー」
小鳥遊聖(たかなし せい)は仕事が終わり、一人暮らしをしている家に帰宅した。誰も聖を待つ者はいないが、癖で「ただいま」を言い家に入る。
すると足元に光る模様が現れた。

光が眩しく、目をつむってしまう。もう一度目を開けると、そこは見知った家ではなかった。
周りにはたくさんの人が立っていて、聖を見て「成功したぞ!!」と喜んでいる。

『は!?何この人たち!?この場所もどこなの??』

周りを見渡すと隣には、自分と同じように不安そうな顔をした女の子が近くに座り込んでいた。『自分と同じなの…?』と考えていると、聖がいる大きな部屋の一つの扉が勢いよく開く。

「儀式はうまくいったようだな!」
赤い長い髪の男性が堂々と歩いて部屋に入ってくるのが見えた。赤い髪の男性は聖には全く目もくれずに、隣に座っていた女の子に ひざまずき「あなたが聖女か?」と問いかける。

このスランタニア王国は世界各地で瘴気が発生し、瘴気は一定の濃度になると魔物として世界に生まれる。魔物を倒すことで瘴気も薄くなるため、魔物を倒し続ければ問題なかった。

しかし稀に魔物討伐よりも早く瘴気が濃くなる時代が訪れる。そんなときは、国の中に聖女が現れていた。
聖女が使う術は魔物を滅ぼし、伝説ではその場にいるだけで瘴気も濃くならなかったらしい。

今までどの時代にも現れていた聖女が王国のどこからも現れなかった時代もあった。
そこで時の賢者が構築したのが、彼方より聖女となる乙女を召喚する【聖女召喚の儀】であった。

そして今再び、聖女が必要な時代が到来したが王国から聖女は現れなかった。ならまた再び聖女を召喚しよう…と、召喚されたのが小鳥遊聖(たかなし せい)と、さっき隣にいた女の子だった。

突然入ってきた赤い髪の男性はこの国の第一王子。彼は聖には一切話しかけることもなく、もう一人の女の子、御園愛良(みその あいら)だけを連れて出て行った。

突然よくわからないところに呼び出され、そして無視。聖は近くにいた男性からこの世界の事情を聴きだした。

「二人も呼び出されたのは、それだけ瘴気が濃いからではないかと…!」

セイに胸倉をつかまれビクビクしながらも答える男性。
胸倉をつかみつつ、顔だけは笑顔で「聖女召喚の儀というのはわかったけど、元の世界に戻るにはどうすればいいのかしら?」と問いただす。

第一王子よりも、何よりも優先すべきはここから帰る方法だった。
聞かれた男性は「そ、それは…」と言いつつ目をそらす。続く言葉は無かった。

聖はそれを見て胸倉をつかんでいた手を放し、扉へと進みだす。周りからは「お待ちください!」と呼び止められるが、呼び止めた男性に対しキッと強い目で睨み返す。

騎士のような男性に「どうか…」とお願いされ、しぶしぶ了承した。

ここでお待ちください、と部屋に通され1時間後ノック音の後にメガネをかけた男性が入ってきた。
1時間も放置されたのでつい睨みつけてしまう聖。メガネの男性は少し聖にたじろいだが、この国の現状について説明してくれた。

彼はこの国の高官だという。彼は、スランタニア王国周辺の事情を聖に説明してくれた。
今いる王都を出てしまうと、魔物がうろついている草原に出てしまうし、隣の国までも馬車で1週間はかかる距離だと言う。

途中には盗賊なども出没するらしく、「出ていって、すぐに王宮の外で暮らす」というのは現実的ではない、と説得された。

「それで…あなた様がよろしければこの国になれる間でも、王宮で過ごされるのはいかがでしょうか?」
「…わかりました」

他に選択肢があるようにも思えず、聖はそれを承諾した。もし帰れないのなら、この世界に慣れることが重要だと聖は感じた。

「こちらをお使いください」とメイドさんに案内された部屋はとても広くて豪華な部屋。ソファーもふかふかだ。

日本とスランタニア王国で時差がどれくらいあるのかはわからないが、ここは昼間だが聖がこの国に来る前、日本は真夜中だった。

連日連夜の残業疲れと召喚されたことによる環境の変化のためか、聖はソファに座ったまま眠りこんでしまった…。

「…寝ちゃったのか」
目を覚ますと、かけていたメガネは外され、いつの間にかネグリジェを着て豪華なベッドに横になっていた。

部屋から出て隣の部屋を覗くと、メイドさんが微笑みかけてくれる。着替えたい、と申し出ると豪華な服がたくさんかかったクローゼットを案内してくれた。

聖は、「動いても大丈夫なものを…」と、あまり華美でないものを選ぶ。
昨夜は着替えまでしてもらっていたので、メイドさんにお礼を言うとひどく気を使われているように「とんでもないことでございます」と返されてしまう。

そして、2週間後…。
聖は暇をもて余していた。衣食住は保証されるが、ほかにすることもない。誰かが来るわけでもない。気を張っていた聖だが、さすがに緩んできていた。

「そうだ、散歩でも行こう」

メイドさんにはついていく、と渋られたが何とか説得し1人で出ていくことができた。王宮の庭を歩いているとたくさんの花が咲いている。

「あっちは何があるのかしら?」

植物で作られたアーチを通ると、日本でも見たことのあるラベンダーが咲いていた。しゃがみこんでラベンダーを見ていると、「こんにちは」と後ろから挨拶される。

「研究所に何かご用でしょうか?」
「あ、ちょっと薬草に興味があって…」

聖に話しかけてきたのは人懐っこそうなイケメンだった。イケメンはニコニコしながら「色々とご説明しましょうか?」と申し出てくれる。

お願いすると、ラベンダーにアンゼリカ、ローズマリーなど聖がいた世界と同じ名前・同じ効能の薬草を次々に説明してくれる。

「ポーションにすることで、さらに効果が高まるんですよ」
「え!?ポーション!?」

ポーション、という言葉に過敏に反応してしまう聖。ポーションなんてゲームでしか聞いたことがない名前だった。

ポーション、という言葉にはひっかかるがそのまま薬草についての説明を受けた。

「色々お話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました」
「いえいえ。また来てくださいね」

と微笑みかけてくれる。そんな優しい言葉に甘えて次の日から聖は薬草園に通い始めた。

さわやかイケメン、ジュードは薬用植物の研究所で働く研究員で、その日以降も色々な薬草の効能を聖に教えてくれた。

4日目にはジュードの働く研究所に案内してくれた。その研究所でもたくさんの研究員から話を聞かせてもらう。

彼らから聞く話はとても面白く、王都で流行っているものや王宮の人たちについても色々と教えてもらった。

彼らは、聖のことを「セイ」と呼ぶ。ここの人たちの間では苗字は高貴な身分の人にしか与えられないものらしい。

いつもの通り研究所に遊びに来ていたセイだが、ある悩みがあった。
ため息をついていると、ジュードに「何かに悩みですか?」と聞かれてしまう。

セイは王宮から研究所まで毎日往復しているが、王宮の庭園は広くて薬草園や研究所mでは30分ほどはかかる。往復すると1時間くらい。この時間がもったいなく感じていたセイ。

何気なく「もういっそここに住みたいな~って」と言うと、「良いと思いますよ」と思いがけず賛同される。

「僕も含めて何人かはここに住んでますし、ここは王宮を挟んで王都の反対側にあって王宮からもとおいですから。やっぱりみんな同じことを考えてるみたいですよ」
とジュードが教えてくれる。

「やぁセイさん」
ジュードと話していると、薬草植物研究所の所長ヨハン・ヴァルデックさんがやってきた。
ジュードと話していたことを伝えると「君も研究員になりたくなったのか?」と聞かれてしまう。

初めて気づいたことだった。
『確かにここに住んでるのは、みんな働いてる研究員さんで部外者は住めないわよね…。それに王宮を出る時無職よりも職があったほうがいいだろうし。
何よりずっとぼーーっとしてるより、ここで色々知るほうがはるかに有意義だわ!趣味の薬草や知らないことも学べると考えると…うん、すごくいい!』

「研究員!なりたいです!!」セイは所長に元気よく返事をした。

「そうか~じゃあさっそく手続きしないとな~」
所長は、軽く了承してくれてすぐに部屋を出て行った。セイもさっそく王宮の人に相談するために王宮に向かう。

セイにこの国の事情を説明してくれたメガネの高官に、研究所でのことを伝えるとあっさりと許しが出た。
どうやら所長さんがすでに話をつけていたらしく、引っ越しの段階まで話が進んでいた。ゆるい返事だったが、ちゃんと動いてくれたらしい。

そこからさくさく準備は進み、研究所にセイの部屋ができた。
準備など手配をしてくれた高官にお礼を言い、セイは研究所の一室と薬草植物研究員という職を手に入れた。

「改めまして、今日から配属になりました。セイと申します。よろしくお願いします!」

もう顔見知りだが、研究員のみんなに挨拶をする。所長の案で、セイの教育係はジュードになった。

ジュードから研究所での作業を教わる中で、以前もジュードと話したポーションの話題になる。
ジュードは棚から「これが下級ポーションだよ」と言って実物をセイの前に置いてくれた。

ポーションは基本的に飲むもので、毒を治したり患部に塗って傷を治すなど外科にも内科にも使える薬だという。

「小さい傷だと、すぐに消えてなくなっちゃうよ」
「刃物とか、持ってませんか?」

自分で試そうとキョロキョロしたが、刃物はみつからなかった。ジュードに聞いてみたが「だめだよ!!」と怒られてしまう。

ポーションの材料は、薬草と水。単純なようだがかんたんには生成できない。ポーションには、下級・中級・上級とあり上級に至っては材料も手に入りにくく、求められるスキルも高くなる。

ジュードは下級しか作れないらしい。
実際にポーションを作り始めてくれるジュード。

「こうして、魔力を注ぎながら煮込む…。これで完成だよ」
「…魔力ってどうやって注ぐんですか?」

この世界では魔法は身近なものらしいが、もちろんセイは今まで魔法を使ったことがない。魔法を一切使ったことがないとジュードに伝えると、ジュードは驚いていた。

ひとまずポーションができるまでを見学するセイ。魔力を注ぐといっても、目に見えて大きな変化があるものではなかった。

そうこうしている内に、下級ポーションが完成した。「すごいですよ!」とジュードを称賛すると、ジュードは少し照れたように笑った。

「セイは魔力操作を学んだほうがいいね!ポーション作りでも重要だけど、魔法を使うときにも必要になるよ」

ジュードと魔力操作の訓練をすることになった。
ジュードと向かいあって立って、手を握りあう。少し照れる状況だが、ジュードは至って真面目だった。ジュードが掌から魔力を流してくれるので、その流れを感じる、という訓練だった。

始まってすぐ、魔力が流れてくるのを感じるセイ。そうジュードに伝えると「セイは才能があるね」と喜んでくれる。

ジュードは「早速ポーションを作ってみようか!」と言い出した。魔力操作ができたばかりなだけで不安だったが、セイはポーションづくりに挑むことに。

『爆発したりしないかしら…』
と不安な気持ちもあったが、働かざる者食うべからず!という言葉を思い出し、ポーションづくりを始める。

魔力を注ぐ段階になり、注ぎ始めるが…どれくらい注げばいいのかわからない。
『どれくらい入れたら良いものなの!?入れすぎると爆発したりするんじゃ…!』と混乱し始めたところで所長が現れ、混乱するセイを止めてくれた。

「これが、君の作ったポーションだよ」

そうジュードに言われて小瓶に入ったポーションを受け取る。
セイは、下級ポーションを作るという初仕事をやり遂げたのだった。

→聖女の魔力は万能です1巻を読んでみる!←

第2話 ポーション

聖女召喚の儀によってスランタニア王国へやってきたセイは、今では薬用植物研究所の一員として、毎日ポーションづくりに励んでいた。

「ステータス」と唱えると、自分のステータス画面が術者だけに見えるようになる。ジュードに教えてもらった生活魔法の一つだった。
ステータスを見て、製薬スキルがレベル8になったことを確認する。

『こうやって数値で見えると、カンストしたくなるのよね!』
100本目のポーションを作ったばかりだが、さらに意欲が増すセイ。

ポーションづくりに励んでいると、研究所員から「これってセイのポーションか?」と小瓶を片手に質問される。印を見るに、セイが作ったものに間違いなかった。

彼はポーションを使ってより効果の高いものを開発しているそうだが、ポーションごとに効果が違うということに最近気づいたらしい。今までも多少はあったらしいが、今回みつかった差は段違いだったそうだ。

詳しく調べてみると…セイの作ったものだけ、効果が異常に高いらしい。セイが作ったものだけ、他のものより5割増しの性能があるらしい

ジュードに5割増しのことを伝えたが、やはりジュードにも原因はわからなかった。ジュードに教わったやり方で作っているし、見た目も他と特に変わりはない。
製薬スキルも通常らしい。

「まぁ良いんじゃないかしら!効果が低いわけじゃないし、当たったらラッキーくらいで!」
とセイが言うと、ジュードは「いやいや!ラッキーで済む誤差じゃないよ!」とセイを止める。

「こーいうことを解明するのも俺たちの仕事なんだよ。
セイが魔力以外に何か出しているんじゃないか…って俺は思うけどね」

ジュードに「何かって?」と聞いてみるが、ジュードにもわからないようだった。

原因はわからないが、色々と調べるのも研究者の仕事...というやり取りをしてから数ヶ月が経ち、セイが異世界に召喚されてから3ヶ月が経過していた。

いつものようにステータスを確認する。製薬レベルは21にまで上がっていた。そのせいか、最近レベルの上がりにくさも感じている。

セイが作るポーションは効果が5割増しになると判明してから、より一層ポーション作りに力を入れた。

そんなセイは今では上級ポーションも作れるようになった。上級レベルを作ることができる人材は貴重らしい。

「相変わらず、作ってるね...」
ジュードがたくさん並ぶポーションの1つを手に取りポツリと言う。

「中級ポーションを1日に10本以上作るなんて、セイの魔力は無尽蔵すぎない?」

セイは1日中ポーションを作るようになり、1日に150本以上を作ったこともあるという。しかし当の本人は、きょとんとしているため「魔女ではないか」と思ったこともあるらしい。

イタズラをみつけたように、ジュードが「セイ、これは何本目?」と聞いてくる。

セイがあまりにもたくさんポーションを作るので、保管場所が無いのだ。効果に差があるため、売りさばくこともできず、セイが作ったポーションはどんどん研究所に溜まって行く。

しかもセイがどんどんポーションを作るので「薬草園の薬草が狩り尽くされる...」と所長が花壇の前で嘆いていたらしい...。

バァン!!

突然扉が強く開けられる。王宮騎士団の人がすごい勢いで入ってきて、所長の所在を他の研究員に尋ねる。

所長室を教えると急いで入っていった。

「一体どうしたんだろう...」
セイとジュードだけでなく、他の研究員も不安そうだったがすぐに所長が出てくる。

「緊急事態だ!今すぐ回復系のポーションを集めろ!!」

所長によると、第三騎士団がゴーシュの森でサラマンダーに襲われ負傷者が大勢いるらしい。まだ死人はいないが、ポーションの数が足りないようだった。

「研究所からポーションをありったけ集めろ!!!」

所長の指示で集められるポーション...!セイがたくさん作っていたこともあって、助けを求めにきた騎士も驚くほどの量を用意できた。

ポーションを運ぶ前に、セイはさっきまで自分が初めて作った上級ポーションを取りに部屋に戻っていた。

市場に出せず研究所でも使うことができずしまっていただけのポーション。
『これも持って行こう...!』

ポーションを馬車に積み、所長と何人かで王宮に向かうことになった。セイとジュードも王宮に向かうため、馬車に乗り込む。

 

セイは荷馬車に乗るなんて生まれて初めてのことだった。荷馬車のことも気になるが、所長が言っていたサラマンダーのことも気になっていた。

「ゴーシュの森にサラマンダーが出たって言ってたけど…森には竜が出るの?」と聞くと、ジュードが「竜?」と不思議そうに聞き返す。

セイはてっきり、サラマンダーとは火竜のことかと思ったがジュード曰く「サラマンダーは火を吹くトカゲ」らしい。トカゲとは言っても、大きいうえに素早い。

竜ではないが、魔物のランクとしては上位に入るものだった。それを聞いてセイは『火を吹くコモドドラゴンみたいな感じかしら…』と想像する。

 

研究所と王宮はさして離れていないので、すぐに王宮に到着した。所長が研究所員に声をかけていく。

「ケガ人は王宮の一室に隔離されている!各自ポーションを持って配分に向かえ!」

ポーションの入った箱を抱え、案内された部屋に入ると…そこは惨状だった。多くの人が大ケガをして横になっている。セイはあまりの様子に動けなくなってしまう。

しかし仲間を助けようとする騎士からの「そこの研究員!早くポーションをくれ!」という声で我に返り、セイ以外の他の研究員もそれぞれ動き出した。

 

持ってきたポーションをあげて、回復していく騎士たち。騎士たちは、「どうしてここに聖女さまは来ないのか」と口々に言いあっていた。聖女は回復魔法を使える。

しかしカイル王子が「こんな酷い場面を聖女さまに見せることはできない」と言って、聖女をよこしてくれないらしい。

セイはその会話を治療のかたわら聞いてしまっっていた。

 

『カイル王子って…あの赤い髪の王子よね。そうすると聖女さまって愛良(あいら)ちゃんのことか。確かに彼女にはこの惨状は辛いかもしれない。でも…!』

 

「セイ!上級ポーションを持ってないか!?」突然所長に呼ばれ我に返った。

「はい、それなら…」と、言いかけている最中、所長に「こっちに持ってきてくれ!」と呼ばれる。所長の傍に行くと「団長!しっかりしてください!」という騎士たちの声が聞こえる。

声の輪の中心には、ひどい傷の男性が横たわっていた。

 

「ちょっとどいて!!」

彼らをを押しのけて、団長の傍に寄る。

『私の作ったポーションが持つ5割増しの効果…。ここで発揮しないでどうするのよ!!』

「飲みなさい!!!」

そう言って、上級ポーションを団長の口元に持って行って飲ませるセイ。団長と呼ばれた男性は飲みこむ力は残っているようだった。

ごくごくと上級ポーションを飲み干し、みるみる傷がふさがっていく。

「お嬢さんありがとう!」「すごいポーションだ」「あなたのおかげだよ!」団長を囲んでいた騎士たちからもお礼を言われてしまう。

 

「こいつは俺の古い友人なんだ。本当に助かった。ありがとう、セイ」所長にも改めてお礼を言われてしまう。

人の役に立てたことが嬉しくて、「はい!」と元気に返事をした。

 

 

 

その日の晩、所長はドミニク宰相にポーションの供出について報告していた。効果の強いポーションがあったとドミニク宰相も聞いており、「新しいポーションを開発したのか?」と聞かれてしまう所長。

返答に困ったが、正直に「今回提供したものの大半は、研究員であるセイが作成したものです」と答えた。

ドミニク宰相も、聖女召喚の儀で召喚されたセイのことは知っている。カイル王子が怒らせてしまった聖女の1人、として王宮内では知る人ぞ知る人物だった。

所長はそのまま、セイの作るポーションは、通常のものより効果が5割増しになる旨も報告する。同じ材料・同じ手順であっても5割増しになる能力…。

 

「その原因は、彼女が『聖女』だからだろうか?」

ドミニク宰相に聞かれ、「まだわかりません」としか答えられない所長。セイから「異世界から来た人は特殊な能力を持つことがある」と聞いていた所長。

セイ自身も異世界から来たことが原因ではないかと考えている、と報告する。

セイを聖女だと断定するには、まだ材料が足りなかった。

→聖女の魔力は万能です1巻を読んでみる!←

第3話 料理

セイが異世界に召喚されてから4か月が経った。ある日所長から「何か欲しいものはないか?」と聞かれる。
急にそんなことを聞かれたので「いきなりどうなさったんですか?」と不思議がるセイ。

前回のサラマンダーの1件で、研究所は王宮から特別報酬をもらったらしい。さらに、市場に出すことができなかったセイ作成のポーションも騎士団が買い取ってくれた。

今後セイが作るポーションも買ってくれる「良いお客様」になった。つまり、研究所の予算は潤沢のようだ。そこで、一番の功労者であるセイの希望を聞こうとしてくれたらしい。

日本人らしく「貯めたりは…」と聞いてみるが、「せっかくだしぱーーっといきたいじゃないか!」と所長。

それを聞いて、セイは…お風呂と台所をお願いした。
お願いした1週間後。見事にきれいな台所が研究所にできていた。

所長も、「風呂はともかく台所が欲しいとは。食堂ならわかるんだが。セイが料理を作ると聞いて驚いたよ」と驚いている。

スランタニア王国では、日本の基礎教育ですらかなり上の位で無ければ受けられない教育らしい。そのため、所長はたまにセイが庶民の出であると忘れてしまう。

ここには料理人がつかないわけではない。研究員のために料理人はもちろんいる。本来ならセイが作る必要はないのだ。

セイがどうしても料理を作りたい理由、それは…ここの料理はおいしくないのだ。
素材の味そのままのものが多く、塩・酢で味付けしてあっても口に合わない。王宮の従業員食堂の料理はひどいものだった。

セイはしみじみと、食べ物にうるさい日本人であることを認識した。

そんなことを考えている横で所長は「セイの作る料理か…!食べてみたいな。今日は何を作る予定なんだ!?」とキラキラした顔でセイに聞いてくる。

さっき昼ご飯を食べるのを見ていたが、所長はまだ食べられるらしい…。材料費も出してくれるという意欲。

『そこまで言うなら作ってあげようじゃないの!』

鶏肉の香草焼きとサラダを作ることにしたセイ。レタスをむしりながら所長の疑問に答えていく。
この国では薬草を料理に使おうというのは初めてのことらしく、所長はセイが料理をする様子を珍しそうに見ている。薬草を料理に使うのがとても珍しいようだ。

「ん…うまい!!セイ、すごくおいしいよ!薬草を使うとこんなにうまくなるのか…?それよりこれはもっと別の…?」
「私の故郷では薬草は色々と料理に使われていました。食中毒の予防や消化促進の効果もあったり、薬膳料理といって病気を予防する目的の料理もあります」

そんなやり取りがあり、セイはここの料理人にもレシピを教えるようになった。

ある日、料理人にレシピを教えているとジュードにお使いを頼まれる。ジュードは所長から頼まれたらしく、書類を第三騎士団まで届けるように言われたようだった。

しかしセイはレシピを教えている最中。「今ちょっと手が離せないから、ジュードが行ってくれない?」とお願いすると、「セイに届けてほしいんだって」とのこと。

ひとまず作っていたサンドイッチを完成させ、ジュードと料理人にふるまってから出かけるセイ。

第三騎士団の隊舎に到着し、言われていた部屋をノックする。返事が返ってきて、中に入ると所長ともう一人の男性が向かい合って座っていた。

書類を渡しすぐに帰ろうとするが、所長に隣に座るように勧められる。

「彼女がセイだ」
「そうか、君が…。私は第三騎士団の団長をやっているアルベルト・ホークだ。」

ブルーグレーの瞳を持った、金髪の男性。
『この世界に来てたくさんイケメンを見たけど、一番好みのタイプかもしれないわ…異世界すごい…』

と考えつつ自己紹介を返す。
サラマンダーの一件の時に、上級ポーションを飲ませたのが…今目の前にいるアルベルト・ホーク団長だと所長は言う。

そう言われて傷が残っていないかすぐにアルベルト・ホーク団長を見る。
『あの時の傷がきれいになくなってる…。この世界のポーションって本当にすごいのね…』

重傷だった様子を見ているので、今との違いに驚くセイだった。

「あの時はありがとう。君のおかげで助かった」
ケガの経過を見たいあまり、ガン見してしまいアルベルト・ホーク団長は照れながらそう言った。

隣にいる所長はぷるぷると震えている。2人の様子が面白いようだったが、セイは所長がなぜ笑いを我慢しているのかよくわからない。

「ところで、セイ、お前上級ポーションの材料欲しがってただろ?ちょっと南の森まで取りに行ってこい」

突然南の森に行け、と言われて困惑していると所長はさらに説明をしてくれる。

「本来南の森は研究者だけで行くには危険だが、第三騎士団の連中がお前を守ってくれるらしいぞ。この間のポーションのお礼だそうだ」
「あなたが良ければ是非」
「ですが…お礼は既にいただいていますし…」

とやんわり断ろうとすると、所長が「団長殿が個人的に渡したいそうだぞ」とにやにやしながら言う。
どうやら、もともと南の森に討伐予定があったらしく、そのついで、とのことだった。

上級ポーションの材料が欲しいことは確かだし、ついでということなら…とセイはお願いすることにした。

王都南の森 サウルの森に入る一団。
生まれて初めて森に入ったセイは、歩きづらさを感じていた。

騎士団は魔物の討伐のため森に入ることは珍しくないらしい。しかし最近は瘴気の影響で以前よりも頻繁に森に入っているらしい。

しかし聖女召喚の儀で聖女が来たことで、今ほどひどくはならないだろう…とみんな思っているようだった。

森にはセイだけでなく、他の研究員も来ている。薬草をみつけ、ふらふらっと取りに行こうと列を外れるとジュードから「あんまり離れるなよ!」と声をかけられた。

「魔物が出ないわけじゃないんだから離れるなら一言言わないと」とジュードに注意される。もっともなことだった。

「ちゃんと見ているから、あまり遠くに行かなければ大丈夫だ」とホーク様。

「結構奥まで来ましたけど、魔物出ませんね」とセイが何気なく聞くと、「いつもならもっと遭遇しているんだが…」とホーク様は不思議そうだった。

結局、2時間たっても魔物は1匹も出なかった。

今日の昼食はセイも手伝った、薬草入り具だくさんスープだ。
騎士たちにも好評のようで嬉しくなるセイ。

ホーク団長も、研究所の食堂はおいしいということは聞いていたそうだが、実際に食べてみて感動しているようだった。
薬草を料理に使う、と驚く様子は所長と似ていたな…と思い出すセイ。

昼食をすまし、再び討伐を再開する。午後はもう少し奥まで行く予定。奥へ行くほどに魔物は強くなるので、より一層準備が必要となる。

しかし…その後魔物とは遭遇せず、遠征は終了した。
セイがいた班以外は何度か魔物に遭遇したらしい。魔物と出会わないことを不思議がっていると、一人の騎士が「それより気になることがある…」と言い出す。

「なんだかいつもより体がよく動くようで…」と言い出すと、ほかの騎士も「俺も!」「俺もだ!!」と次々に同意見が出る。

いつもとは何が違ったのか、原因は何か…と話した結果、昼食にある、という結論に至った。

その日を境に研究所は実験の嵐になった。薬草を使った料理に付随する効果を調べるために、作っては食べ作っては食べを繰り返す…。

調査結果:料理スキルを持つ者が作った特定の料理を食べると身体能力が向上する。

ということがわかった、料理スキルは食堂の料理人などは通常持っているスキル。研究所の料理人ももちろん持っているものだ。そして、セイも持っていた。

いつの間にかセイのステータス画面にも料理スキルのレベルが表示されていた。

つまり、ポーションを作るときに発動する効果5割増しの力がスキルを使って作られた料理にも同じように働いた…ということだ。

「5割増しの件はひとまず置いといて…。セイ、今後はみだりに公共の場で料理をしないように」
と所長に注意されてしまう。

『5割増しの力のせいで普通に生活できないなんて…。これからに不安がいっぱいです…』

→聖女の魔力は万能です1巻を読んでみる!←

第4話 図書室

.
「あれ?セイ、メガネはどうしたの?」
「最近視力が良くなったからはずしたの」

セイは異世界に来てから、化粧水が無くて困っていたので…自分で作ってしまっていた。この世界にももちろん化粧水はあるが、どれも「顔に塗って大丈夫なのか?」と不安になるようなものばかりだったのだ。

ラベンダーの精油から化粧水を作り、自分に使っていた。もちろん製薬スキルの影響で効果5割増しも現れている。

「ここに来てから、すごくきれいになった」ジュードが眩しい笑顔でセイをほめる。
「きゅ、急に何言い出すのよ!」と言っても「感じたことを言っただけだよ」とジュード。

『彼氏がいない歴=年齢の私にはイケメンからの誉め言葉に耐性ないのよ…』

しかし、確かにセイの見た目の変化はあった。以前は残業続きで不健康な見た目をしていたが、今では健康的な生活を送り、目の下のクマも消え肌の血色も良くなった。

セイは自分の見た目の変化を楽しむのが日課になっていた。目の周りに塗っていたクリームのおかげで視力も良くなった。

セイは今日はお休みなので、王宮の図書館に出かける。
最近製薬スキルが伸び悩んでいた。上級ポーションを作ってもなかなかレベルが上がらない。

『上級ポーションの上は何を作ればいいのかしら?』

そんな疑問を抱えたセイは、研究所よりも蔵書が多いという王宮の図書室へと向かった。

王宮の図書室は、やはり研究室よりも本がたくさんあり、薬草について、そして製薬について本も多くあった。
セイはこの世界に来てから、翻訳機能が搭載されたのか話すことも文字を読むことも不自由はなかった。

たくさんの本を机に運び読み始める。気づけば3時の鐘が鳴っている。
そろそろ戻らなければ、と考えた頃、金髪できれいなドレスを着たお人形のような美少女が図書室にやってきた。

美少女はセイに気づいたようで、目が合うとにっこり微笑みかけてくれる。

「あの、そちらの本…。難しい本をお読みなので。研究所の方でしょうか?」
「あ、はい…。」
「さすがですわ。こちらの本は古語で書かれているので、私は読むのに苦労しましたの。」

どうやら金髪の美少女も薬草に興味がある…ようだった。
美少女はエリザベス・アシュレイと名乗る。
「またお会いできたらうれしいですわ。」セイも自己紹介をし、研究所に戻るため外に出る…が、
もうすぐ夏のせいか陽もさしてひどく暑くなっていた。

「セイ!」そんなとき、ホークさんから呼びかけられる。ホークさんは白馬に乗っている。セイが王宮から出るところを見かけたらしい。

研究所に戻るところだと伝えると、「良ければ乗せていこう」と申し出てくれる。
しかしセイは馬には乗ったことがない。自信も無いので断ろうとすると、ホークさんは手を差し伸べ「つかまって」と乗るように促した。

そのまま引っ張りあげられ、ホークさんの前に乗せられるセイ。

「それじゃ行こうか」とさわやかな笑顔で微笑みかけられる。
腰に手を回され「大丈夫、ちゃんと支えているから」という頼もしい言葉…。

『バリバリの喪女にこの距離感はきつい~~!』

そのまま研究所に向かう。馬上では、顔が近くなってしまうため恥ずかしくてホークさんの方を向けなかった。

結局、途中まででいいといったがホーク団長は研究所まで送ってくれた。それから度々ホーク団長は王宮からの帰り道に送ってくれるようになった。

そしてエリザベス嬢とも図書館で何度か会うようになり、お互い愛称で呼ぶようになった。エリザベスのことはリズと呼んでいる。

「セイ…セイの肌ってとても綺麗ね」
じっと顔を見られて何かと思えば、突然リズがセイの肌を誉めだす。

「リズのほうが断然きれいに見えるよ?」と返すが、気を付けてはいてもセイにはかなわない…らしい。

「違いは何かしら?」と聞かれたので「化粧品かな?私のは自分で作っているから…」と答える。
セイの作った化粧品を、リズにも今度あげる約束をした。

「私、セイがきれいになった理由に心当たりがありますの。最近恋をしているのではなくて?」
「はい!?」

予想外のことを言われる。どうやらホーク団長と女性がよく二人でいる、と噂になっているらしい。その女性と馬で二人乗りをしているのだとか…。

「私だと思う…。」
「思った通り、セイだったのね!」

リズはくすくす笑っているが、セイは「何かあるわけじゃないからね!?」となんとか否定する。

リズによると、ホーク団長の相手は別の女の子だと噂されていたらしい。そこは最近学園に入った子で。婚約者のいる男性の複数人と仲良くしているらしく、学園の中で軽く問題になっているらしかった。

もちろん婚約者たちが既に注意したらしいが、改善される気配はないらしい。
「それで今度は氷の騎士様にも手を出したのかと、学園では噂でもちきりで…」

ホーク団長は、氷の騎士様と呼ぶ人が多いらしい。氷の魔法を使い、いつもあまり感情を表に出さない無表情な方だと有名なのだとか。

セイは自分の抱いているホークさんの印象とあまりにもかけ離れているので不思議だった。

「安心してくださいませ。ホーク様には婚約者はいらっしゃらないはずですわ」
「そうなのね…って私に言ってどうするのよ…!」
「知りたそうにしてらしたので…」
とリズはニコニコ答える。リズが面白がっていることだけはセイにも分かった。

それから数日後…世間は猛暑だった。異世界ではエアコンなんてものは無い。なので桶に水を入れてそこに足を突っ込んでなんとか涼しさを感じていた…がそれも限界だった。

桶の水はジュードに魔法で出してもらった。ジュードは水属性の魔法が使えるのだ。この世界では女性が素足を見せることは「はしたない」と思われてしまう。

「はしたない…」と真っ赤な顔で言われつつも、水を出してくれた。せっかく出してもらった水もぬるく感じてきたなぁ…という時に「セイ、こちらにいたんですね…」とホークさんが現れる。

はしたない恰好をしている自覚はあったので、急いで元通りにして何事もなかったかのように受け入れるセイ。

しかしホークさんは『恥ずかしいところを見てしまった…!』とでも言うように目を伏せて「すまない…」と言ってくれた。

話を逸らすため、「何かご用だったんですか?」と聞くと、「明日が休みと聞いて…もしよかったら明日一緒に街でもいかないか?もちろん君に予定が無ければだが…」と街へ行こうと誘ってくれる。

「街ですか!?」と嬉しそうに反応したことで、予定は大丈夫だと受け取られる。研究所の所長、ヨハンが「いつもセイは休みでも仕事をしている」と言っていたらしく心配していたそうだ。

日本では休みも仕事をするのが当たり前になっていたので、異世界でも同様だと思ってしまっていたセイ。

「是非、ご一緒させてください!」と笑顔で了承する返事をした。
「じゃあ明日の朝ここまで迎えに来よう」

セイは、スランタニア王国では「氷の騎士様」と呼ばれるというホーク団長と一緒に街に行くことになったのだった。

番外編

騎士団の隊舎で、もともと友人だったという研究所所長のヨハンと、第三騎士団団長のホークが酒を飲み交わしていた。

話題はサラマンダーの事件について。
さすがの所長、ヨハンもホークが黒焦げになったときは驚いたらしい。しかしセイのポーションで事なきを得た。

ホークは、ポーションを飲ませてくれたセイが聖女召喚で呼ばれた人物だと知った。

セイが聖女召喚でよばれた時、第一王子はセイを大変怒らせてしまい、セイに国を出るとまで言わせてしまった。聖女候補という国王よりも重要な人物を手放すわけにもいかず、なんとか日々を部屋で過ごすように城の内務たちは画策した。

そしてセイが、偶然気に入った薬用植物研究に面倒を見てくれないかと頼んできた。ヨハン所長からすれば、「カイル殿下の尻ぬぐいをしろ」と言われていることと同じなのでいい気分では無かったらしい。

しかしセイは真面目で勤勉な他と変わらない普通の人間だった。結果的に研究所としては助かる人材だった。

 

ホークさんは突然「食事はちゃんと取れているのか?」と父親のようなことを言い出した。

最近カイル殿下と一緒の聖女さまは食事をとらなくて問題になっているらしい。あまりにも食べないので、倒れるでのは無いかと心配されているようだ。

 

セイも食は細い…が研究所に台所を作ってほしいと言われたことをヨハンは思い出す。

「一度、彼女に礼をしたいのだが」とホークさんが言い出す。騎士団からの礼ではなく個人的なお礼を…。

ヨハン所長はニヤニヤと笑いつつも「わかった。今度会わせてやろう」と答えた。

 

セイは自室でステータスを見ていた。
小鳥遊聖 レベル55 /聖女
生産スキル 製薬:レベル21
聖属性魔法 レベル∞

セイは、このステータスの意味について考えていた…。

→聖女の魔力は万能です1巻を読んでみる!←

聖女の魔力は万能です 1巻 感想

よりサクっと読める

原作を先に読んでしまったので、感想も何も無いんだけどね…!!w

でも絵がついていることで想像する手間が省けるというかどんどん読み進められる。ラノベの聖女の魔力は万能です、は割と挿絵が無い方だと思うから…キャラの見た目とかはとても参考になる。

カイル王子ってどんな見た目なのか、どうしても想像だけだと限界があったし、愛良ちゃんも「あ、こんな感じなんですか~」という気持ちがしたw

愛良ちゃんの見た目は…ラノベ2巻の最後のほうにある挿絵くらいでしか見られなくて…。どうにも限界があるよね。

ジュードやアルベルト・ホークさんとかは、ラノベの印象のままって感じ。わかりやすい。この人たちは表紙にもいたから印象深い。

ラノベよりも、本当にサクサク進んでいる印象。
読んだくせにちゃんと内容を覚えているわけじゃないけど←

どこか大きくカットされたところがあるってわけでもないんだよね。物語ちゃんと進んでる。ラノベは蛇足が多いと言うわけでは無いけど、うまいこと整頓されていてスッと話が入ってくる。

リズもかわいいし、セイもかわいい。愛良ちゃんの顔はよく見えなかったけど、やっぱりかわいいw

スマホくらいあるんじゃね?

ラノベだとあまり気にならなかったし、たまたまかなって思ったけど…漫画で見ると…セイってスマホくらい持ってても良かったんじゃ?

って思えるw

「ただいまー」って帰ってきたところだったらカバンくらい持ってるだろうし、上着とかに入れてなくてもカバンにはスマホ入ってるでしょ。

持ち物が1つも無くて、身一つで異世界というのが…なんだか変な感じ。

異世界でスマホ持ってると別の話になるし、セイを目立たせたいのはそこじゃないってのはわかるんだけど…説明ゼリフになってでもちょっとその辺を入れて欲しかった。

ラノベではあったかなぁ?覚えてない…w

番外編とカバー裏が楽しい

電子書籍でもカバー裏の漫画が楽しめるの本当に好き!こーいうの読むの本当に楽しいw

カイル王子が、聖女召喚の儀の前に何をしていたか…とか、ラノベであったワンシーンとかがちょっと描かれたりしているのが楽しいよね。

そして作者の方の特別コメント!
確かに語彙が少ないけど…w相当嬉しかったのかなって読んでて伝わるw

ラノベのあとがきでも思ったけど、作者さんって…作品になると書くの上手いのにあとがきとかになると、そうでもなくなってしまうんだよねw

作品が面白いから読むけどさ!!w

ラノベの方を読んだ人でも是非読んで欲しいやつ!!電子書籍だとカラーページもちゃんとカラーなので嬉しい。

藤小豆さんが描くカラーが、ラノベの挿絵の雰囲気ととても似ているというか合ってる感じなので、是非ともちゃんと色付きで見て欲しい!!

細かいことは気にしないでコレが読みたいんだ!という人には…

細かいことは気にしない!良いから早く読みたいんだよ!という方には、機能がシンプルなeBookJapan(イーブックジャパン)がオススメです!

他のと違って、月額いくら~とかレンタル期限が、とか無料期間とか無いし、ぶっちゃけクーポンもしょっちゅうくれるわけでも無い。

しかし、会員登録にお金はかからない!機能自体もシンプル。

初めて買う人はキャンペーンにエントリーすると買った本の50%分のポイントが還元してもらえる。↓これね

本が安く買えるというクーポンを配っているわけじゃないんだけど、キャンペーンは本当に多い。Yahoo!ジャパンIDと連携すると、何かもらえるとかポイントもらえる!ってのは賞品がよく変わる。前はマグロが当たるのもあったw

クーポンを配らない代わりにキャンペーンが多いですね。この漫画今安いよー!ってのが頻繁に更新されてる。読むのに悩んだりしたら探すのも手!

 

アプリで読むのが便利で、他の電子書籍と違って背表紙で集められます。ホントに「電子本棚」を持っている感覚!

こんな感じですね。背表紙が繋がってる系の漫画といえば…ドラゴンボールくらいしか思いつかないけど…w全く無いわけではないんだよね。背表紙で集められるのうまい。

→聖女の魔力は万能です1巻を読んでみる!←

Twitterでフォローしよう

こんなのもオススメですよ